07/03/24 05:53:31 8kNKaa3D0
>>335
そもそも、『ウルトラマンA』の超獣は“怪獣より強い異次元人の生物兵器”
というのが売りで7・8話に怪獣を登場させたのは、超獣の強さを示す
サンプルとしてだった。
ところが、シナリオではシーゴラスを起用する予定が、用意できる
スーツの都合でムルチに変更になってしまった。
劇中設定としてムルチが弱いかどうかは議論の余地があるが、
「怪獣使いと少年」はそのドラマの性質上、ムルチの怪獣としての
強さは全く演出されていないので、少なくとも怪獣を代表して
超獣と戦うようなタイプではない。
そのため、ドラゴリーとムルチの戦いは「超獣は怪獣より強い」と
いう証明のタイトルマッチにはならず、適当に強いドラゴリーが
通行人程度のムルチを生きたまま三枚におろしたという強烈な
演出だけが印象に残ってしまった。
ムルチには酷な評価だが、明らかな『A』への客演は明らかな
ミスキャストだった。