07/11/16 12:03:00 OfAIrHGj0
世界支配を企む悪の組織に敢然と立ち向かう正義の戦士たちの活躍を描いたシリーズ。
ある漫画家が原案を担当し、自ら漫画版を手がけたことも知られている。
(漫画版において、敵はコンピュータを用いて人間社会を支配しようと企んでいた。)
正義の戦士たちは、普段は戦士としての素性を隠して普通の人間として生活しているが、
敵が現れた際には掛け声も高々に変身し、常人を遥かに越えた力や技で敵に立ち向かうのである。
特に変身シーンはお茶の間の子供は勿論のこと、大きいお友達までもが熱狂する、いわば男の浪漫だろう。
(余談だが、変身しても鼻と口が生身のまま出ている者もいる)
平成に入ってから製作された作品は、フォームチェンジの多彩さを大きな特徴としている。
例えば平成の第一作の主人公は、炎のごとく邪悪を打ち倒す赤色の姿、
流水の技で邪悪を無に返す青色の姿、疾風の力を身に付け超感覚が研ぎ澄まされる緑色の姿、
そして地割れのごとく邪悪を倒す大地の戦士などに変身して戦った。
それに続く平成第二作では、大地や炎・風などのフォームに変身する主人公のほかに、
主人公の亜種である緑色の戦士、そして人類の科学が生み出した強化服の戦士が登場した。
さらに平成の作品では、鏡面の中の異世界に移動して互いに闘い合った戦士たち
(その作品では恋人が意識不明になるとか、味方と思われた東条が敵として立ち塞がるなどした)や、
携帯端末を変身アイテムとする戦士たち(狼の怪人に変身するヒーローの葛藤がドラマとなった)、
音楽で敵を浄化した戦士たち(ジュブナイルの成長物語という一面もあった。時代劇もやった)、
人間を越えた超加速能力を持つ戦士たち(傍若無人なヒーローの言動に誰もが振り回され……)
などが登場する。
現時点で最新の作品では、主人公は仲間たち(人間ではないが人間同等の意思・個性を持つ)の
力を状況によって使い分けて(フォームチェンジして)戦う。
その仲間たち皆の力を全て結集した、なんともクライマックスなフォームもある。
DVD化してくれないかなあ、コレクター・ユイ。