もしも天道総司が涼宮ハルヒの通う高校にいたらat SFX
もしも天道総司が涼宮ハルヒの通う高校にいたら - 暇つぶし2ch424:293
07/01/08 19:08:36 8lOdwjPM0
 こうして今日のバイトが終わったので俺は帰った、どうやらもっと頑張らなければ店には出せないようだ。
 とある公園で空を見上げながらそう考えていて静かな気分に浸っているところだった。
 突如ポケットにしまってる携帯がすごい勢いで震えてきた。
 俺はビックリして飛び上がった、幸い誰もいないようだ。俺は電話に出た。
 「もしもし」
 「俺だ、田所だ」
 どうやら相手は田所さんのようである。
 「ワームが四番倉庫に現れた、至急向かうように」
 こうして会話が終了し、向こうは電話を切った。四番倉庫というのは人気の少ない所にある倉庫のことである。
 俺は大至急向かうことにする、すると向こうに俺のバイクガタックエクステンダーがあった。そういえば岬さんは勝手に来るって行ってたな。
 俺はそれに備え付けられてるヘルメットを被り、バイクに乗って四番倉庫に向かった。

425:293
07/01/08 19:09:46 8lOdwjPM0
 俺はようやくたどり着いた。見ると倉庫の前でゼクトルーパーの人達がサナギワーム達と戦っている、しかし少し苦戦しているようだ。
 どこからかガタックゼクターが飛んできた、ワームと戦う為に俺はそれを掴む。
 「変身!」  
『Hensin(ヘンシン)』
 俺はベルトにそれを着ける、すると俺の体は青と銀のアーマーに包まれマスクドフォームの状態となった。
 『加賀美くん、ワーム達が脱皮する前に倒すんだ』
 田所さんの指令が入る中、俺はワーム達と戦うことにする、一匹一匹殴りまくる。向こうも似たようなことをやって来るがそんなに問題ではなかった。
 『A小隊は接近戦で、B、C小隊は左右からの攻撃で戦うんだ』
 田所さんは指令を出す、すると向こうはその通りに動いた。
 俺は殴るだけでは足りないかもしれないので俺は肩のバルカン砲使うことにする。
 俺はそれの弾丸をサナギワーム達に当てていく、すると当たった奴らは数発だけで爆発して、青い炎と消えていった。
 こうしてここにいるワームは全て倒された。

426:293
07/01/08 19:11:22 8lOdwjPM0
 「負傷者4……死者0です」
ゼクトルーパーのリーダーの男が昨日みたいに参加している人達の状態を田所さんに告げる。
 それにしても岬さんいないな、今日はどうしたのだろう。
  俺はゼクトルーパーの一人に聞いてみる。
 「あの、今日岬さん来てませんけどどうしたんですか?」
 「ん、知らないのか?岬さんはカブトの尋問で今日はいないぞ」
  なんだって!?
 「それどういう事なんですか!?」
 「今日岬さんはカブトを捕らえたらしく何でもベルトも奪ったそうだ。まあどこで尋問してるかは知らないけどな」 
  その話を聞いた俺は田所さんの所に駆け寄る。
 「田所さん、岬さんがカブトを捕らえたって本当なんですか!?」
 「……本当だ」
  田所さんは俺の質問に答えた。
 「岬さんはどこにいるんですか」
 「聞いてどうする」
 「止めるんです、尋問がそもそも間違っていると」
  俺は思ったことを田所さんに言う。
 「ダメだ、本部が場所を極秘にするようにと言っている」
  俺はそれが納得行かなった。
 「田所さん、カブトは一体どうなるんですか?」
  田所さんは少し黙って口を開く。

427:293
07/01/08 19:12:42 8lOdwjPM0
 「本部の決定次第では抹殺されるだろう」 
 やはりそれが納得いかなかった。
 「本部のやることに逆らうわけにはいかない」
 「本部本部って俺達は本部の操り人形ですか!?」
 すると田所さんは数秒間を空けた後、口を開いた。
 「加賀美くん、世の中にはそういったことが山ほど有る」
 「俺はそんな話を聞いてるんじゃありません、やっぱり間違ってると思うんです!間違いを正すのもチームのやる事じゃないんですか!?」
 田所さんは俺に顔を背けている、この人も本当は間違いだと気づいているのか…?
 「新くん、岬さんならこの場所だ」
 聞き覚えのある声がしたので俺は振り向いた、そこにいたのは立川さんだった。
 「立川さん、どうしてここに!?」
 「そんなことより君は彼女を探しているんだろう?場所に印を付けておいた」
 立川さんは俺にこのあたりの図を表した紙を渡してきた、それを見ると右下に印が付いてあった。そこは最近建てられたビルのようだった。

428:293
07/01/08 19:13:31 8lOdwjPM0
「立川、どういうつもりだ?」
「彼の言う天道総司という人間について興味を持ったからです」
 すると田所さんは
「……責任はどうする気だ」
「私が負います。新くん、行きなさい」
「はい、ありがとうございます!」
 俺が行こうとした、その時
「待つんだ、これを」
 立川さんが渡してきたのは小型の銃らしき物とゼンマイで動く車のオモチャだった。
「これは一体……?」
「入り口には警備がいる、それで何とかするといい」
「まあ、ありがとうございます」
俺はそれをポケットに入れ、ヘルメットを被り、ガタックエクステンダーに乗って天道さんを助けるためにビルに向かった。


429:293
07/01/08 19:16:05 8lOdwjPM0
 今俺はビルにある地下の駐車場である。俺は目立たない場所に自分のバイクを置き、ヘルメットを外した。天道さん、酷い目にあってなきゃいいけど。
入り口まで行った、中に入ろうとするが警備兵らしき奴が一人いる。
 立川さんの言う通りだ、突撃するわけにはいかないし……さてどうしよう。
 俺はさっき立川さんから貰った奴をポケットから出した。そうか、これを使うのか。
 物陰から車のゼンマイを回して、走らせた。おお、動く動く。
 すると警備の奴はそれに気づいたのか車の方に向かってきた。俺はその隙をついて背後を取って銃を突きつけた。
 「静かにしないと撃つぞ」
 もちろんこれは脅しである。しかしそれを向こうは本気と取っているのか「やめてくれ!」と言っている。
 これ以上脅すのは可哀想なので俺はよく使われると思う気絶させる方法、相手の首を手刀で叩いた。
 すると本当に気絶してしまった、俺にそんな力があったとは。どうやらガタックとして戦っている内に自然に力が付いてしまったようだ。
 この人をそのままにするのはさすがに後ろめたいのですぐ近くにある更衣室にある椅子の上に寝かせた。
 ってこのままの格好でうろつくわけにはいかないな。俺はその辺にあったゼクトルーパーの制服やヘルメットを着けた。制服は着替えている暇はないので上から重ね着である。
 俺は上の階に行き、天道さんを捜す。それにしても人の気配がない。
 もし天道さんに何かあったら樹花ちゃんが悲しむからな。

430:293
07/01/08 19:17:01 8lOdwjPM0
「岬さん、あなたには失望しました」
向こうから人の声が聞こえる、俺はその部屋をのぞき込んだ。
その部屋には黒いビジネススーツを着た男二人と岬さんがいた。
「あなたのやり方は甘過ぎです、彼がカブトの資格者と言うことはわかってるはずです」
天道さんのことか?見ていると男が天道さんの物と思われるベルトを持っている。
「向こうは一切話そうとしない……言葉による尋問がダメなら体に被害が及ぶやり方でやります」
おいおいそれって拷問じゃないか、この現代社会に拷問なんて許されるのかよ。ZECTってのはそんな行為をも合法にできてしまう組織なのか?
こうしちゃいられない、俺はそこから離れて天道さんを捜した。無事であることを祈ろう。

431:293
07/01/08 19:18:34 8lOdwjPM0
俺は階段を登りまくる、途中ゼクトルーパーの人達が急いでいるように階段を下っていたので俺は上に登った。天道さんは上なのか?俺はヘルメットを外した。
階段をとにかく登っている途中、ゼクトルーパーの一人が立っていた。
「捕らえた男はどこだ?」
俺は天道さんの場所を聞こうとした、しかし向こうは。
「名前は?」
「え…えっと…杉田だ」
向こうは何故か名前を聞いてくる、俺は何故か咄嗟にその名前が浮かんだので使った、何故だろう。
「サバか?」
「え?」
「言え!」
すると向こうは突如銃を構えてきた。おいおい一体なんだと言うんだ。
「サバとカツオ、どっちが好きだ!?」
向こうは何を言ってるんだ?俺はサバの方が好きだ、そう思ってると向こうはヘルメットを外してきた。
「俺だ」
「天道さん!」
そこにいたのは探していた人物、天道さんだった。
「無事だったんですか!」
「お前とは違うからな」
「とにかく急ぎましょう!」
天道さんらしい台詞を聞いた後、俺達は急いで地下の駐車場へ向かった。

432:293
07/01/08 19:19:52 8lOdwjPM0
地下の駐車場へと戻った、途中俺は更衣室にヘルメットや隊員服を戻した。
そこで見た光景は信じられなかった。ゼクトルーパーの人達が倒れていて、そんな中岬さんが乗っていると思われる車が外へと向かっていった。
「一体何があったのでしょう?」
「ワームがZECTの本部に目を付けたのだろう」
本部に?でも本部の場所なんて誰も知りませんが。
「いや、ZECTのメンバーに擬態すれば不可能ではない」
そういえばそうだ、ん?向こうに誰か倒れているぞ。
俺はその人物の元に駆け寄る、それはさっき岬さんと話していた二人だった。まさかあの車にいるのはこの二人に擬態したワームか!?
俺は携帯を出し、岬さんに連絡を入れる。
携帯の着信音が鳴る、岬さん無事でいて下さいよ。
『もしもし』
岬さんの声だ、どうやら無事のようだ。
「岬さんですか!?俺です、加賀美です」
『どうしたの、加賀美くん』
「落ち着いて聞いて下さい、そこにいる二人はワームです」
岬さんは驚いてるかもしれないが電話では確認しようがない。
「今からライダーベルトを持って車から逃げて下さい、何とかしてくれる人がいますから」
『わかったわ』
岬さんはできるだけ小さい声で言う、そして電話を切った。

433:293
07/01/08 19:20:23 8lOdwjPM0
天道さんはそこにあった赤いバイクに乗り、ヘルメットを被った。
「天道さん、あなたは何をしてるんですか?」
「車を追うためだ」
そのまま乗り逃げする気ですか、言っても聞きそうにないので俺は目をつぶる。
俺もヘルメットを被ってガタックエクステンダーに乗り、車を追うことにした。
岬さん、どうか無事でいて下さいよ。

434:293
07/01/08 19:22:49 8lOdwjPM0
俺と天道さんはバイクに乗って車の後を追っている。この辺りはそんなに複雑な道ではないはずだ。
やっと車を見つけた、あそこに岬さんがいるのか。
すると天道さんは信じられないことをやった。どこから出したのかあのゼクトルーパーの使うマシンガンで車のナンバープレートあたりを撃ってきたのだ。
車が大きく揺れる。
「何やってるんですか、天道さん!?」
「こうでもしなければ脱出出来ないだろう」
いや、よけい脱出が困難な気がする。
しかし車から岬さんがケースを持ったまま脱出した、すげえな。
俺達は急いで岬さんの元へ行く。
「岬さん、大丈夫ですか?」
俺はバイクを一旦止めて、岬さんに肩を貸す。
「え、ええ大丈夫よ」
すると岬さんはケースを開けてその中から天道さんのベルトを出した。
「加賀美くん、あなたは奴らを追って」
「わかりました」
俺は奴らを追うために、再びエンジンを動かした。

435:293
07/01/08 19:25:17 8lOdwjPM0
あの車は港へと行っている、俺は追い抜いて止めるためにスピードを上げた。
そして俺は車の前に回った。車は進行を止めた。
中からあの二人が出てくる、俺は戦うためにヘルメットを外し、バイクから降りた。
「ほう、噂に聞いていたガタックの資格者が君のような坊やだとはね」
「その坊やにあんたらの仲間がやられてるんですよ?」
すると向こうは気味悪い笑みを浮かべた後、その体は妖しい光りに包まれて一人は灰色であちこちにトゲの生えたノミみたいなワームとなり、もう一人は羽根がいくつか生えたスズムシみたいなワームとなった。
そいつらを助けるためかあのサナギワームも向こうから五体くらいやって来た。
そして空の彼方から俺に変身させるためかガタックゼクターが飛んできたので俺はそれを掴む。

436:293
07/01/08 19:26:56 8lOdwjPM0
「変身!」
『Hensin(ヘンシン)』
俺はそれをベルトに付けた、いつものように体は青と銀のアーマーに包まれた。
俺は向かってくるサナギワーム三体を投げ飛ばして、起きあがってきたところに肩のバルカン砲を踏ん張りながら数発打ち込んだ、そのお陰かそいつらは消滅した。
マスクドフォームの形態でこのまま戦おうと思うが援軍が来ないとも限らないので早く決着を付けよう。
「キャストオフ!」
『Cast Off (キャスト オフ)』
ガタックゼクターの角を反対側に倒してキャストオフをし、アーマーの重い部分は吹き飛んだ。
『Change Stag Beetle (チェンジ スタッグビートル)』
ライダーフォームとなり、クワガタを彷彿させる姿となり、俺は残ったワーム達と再び戦おうとした。
しかし向こうからバイクのエンジン音がした、その方向を向くとあの赤いバイクに乗った天道さんがいた。
天道さんはヘルメットを外し、バイクから降りた。

437:293
07/01/08 19:28:24 8lOdwjPM0
「お前達に太陽の輝きを見せてやろう」
天道さんがそう言うとカブトゼクターが飛んできて、それを掴んだ。天道さんらしい言葉だ。
「変身!」
『Hensin(ヘンシン)』
天道さんはそれをベルトに着ける、するとその体は銀色のアーマーとなっていった。
天道さんはいつも使っていると思われるあの斧を使ってサナギワーム二体を斬る、すると数回斬られただけでそいつらは爆発した。
残ったのはスズムシのワームとノミのワームだけである。
天道さんはキャストオフのためにカブトゼクターの角を少し反対側に倒した。
「キャストオフ」
『Cast Off (キャスト オフ)』
天道さんの銀色のアーマーは吹っ飛んで、それはあいつら二体に当たった。 
『Change Beetle (チェンジ ビートル)』
天道さんの体は赤いカブトムシを彷彿させる姿となった。
しかしあいつら二体は突如消えていった、クロックアップだろう。
「クロックアップ!」
「クロックアップ」
『Clock Up (クロックアップ)』
『Clock Up (クロックアップ)』
俺達は奴らと戦うためにクロックアップをした。

438:293
07/01/08 19:30:32 8lOdwjPM0
クロックアップをしている中、あのノミワームは遠く離れた船の上へと跳んで逃げていった、天道さんはそいつを跳んで追う。
俺は残ったスズムシワームと戦う、ガタックダブルカリバーで斬りまくる、奴は怯んでいるようなのでどうやら効いているようだ。
さて、早く決着を付けよう。俺は刀を元の位置に戻しライダーキックの準備をした。
『One(ワン)・Two(ツー)・Three(スリー)』
俺はガタックゼクターのスイッチを三回押し、角を反対側に倒す。
「ライダーキック!」
『Rider Kick (ライダーキック)』
もう一度角を反対側に倒して必殺技、ライダーキックを奴に当てる。するとそいつは爆発し、青い炎と消えた。
 天道さんはどうしてるんだろう。
 向こうの船を見ると、天道さんはかなり有利に戦っていた。
 重そうなパンチやキックで敵を押している。
『One(ワン)・Two(ツー)・Three(スリー)』
天道さんはカブトゼクターに付いている三つのスイッチを左から順に押す、そしてカブトゼクターの角を反対側に倒した。
「ライダーキック」
『Rider Kick (ライダーキック)』
天道さんはもう一度倒し、ライダーキックを奴に当てた。そいつは爆発し、青い炎となって消えていった。
『Clock Over(クロックオーバー)』
『Clock Over(クロックオーバー)』
俺達のスピードは元に戻った、って天道さんは船に乗ったままだ。あのまま逃げるつもりか?


439:293
07/01/08 19:31:24 8lOdwjPM0
すると向こうから立川さん、田所さん、岬さんの三人がやってきた。
俺のベルトからガタックゼクターが外れ、元の姿に戻った。
俺は三人の元へ駆け寄る。
「あの、岬さんやっぱり本部に報告するんですか?」
「もちろんよ」
やっぱり逃げられたことをか?
「でも、こう言うわ」
岬さんは続ける。
「私が追っていた人物はカブトではなかった、そう報告するわ」
岬さんは微笑みながら言う、よかった……
ふと天道さんの方を向くと、天に右腕の人差し指を指していた。

440:293
07/01/08 19:41:21 8lOdwjPM0
「そういえば加賀美くん、あなた何であのビルにいたの?」
岬さんは言う、まさか俺がビルに侵入していたのをバレていたのか!?
「いや、これはその……」
「私が言ったのです」
「立川さん!?」
俺の言葉を遮るように立川さんは言う、俺は驚いた。
「私が彼に場所を教えました。だから私が教えなければ彼はビルに行かなかっ……」
「待って下さい!」
俺は立川さんの言葉を遮るように叫ぶ。
「確かに立川さんは俺に場所を教えてくれました、でも元はと言えば俺がしつこく場所を迫ったから立川さんは言ってしまったんです!だから悪いのは俺です!」
立川さんは俺を手伝ってくれた。俺はどうしても立川さんに責任を負わせたくなかった。
「そう言うなら俺にも責任がある」
田所さん!?
「加賀美くんが向かうのを俺は止めなかった、俺が止めれば行かなかったかもしれない。だから俺にも監督責任を怠った責任がある」
「そんな、あなたは悪くありません!悪いのは俺です!」
「もういいわ」
岬さんは話を止めた。
「加賀美くん、あなたが本当に自分に責任があると思うのならこれを約束しなさい」
約束……?
「これからも、ワームを倒すことに力を入れること、手抜きは許されないわ。良いわね?」
「それなら、お安いご用です!」

441:293
07/01/08 19:43:07 8lOdwjPM0
「加賀美くん、私はあなたがビルに侵入したことは最初から攻めるつもりはなかったわ、あなたが連絡をくれなければ今頃ワームに本部の場所がばれていたかもしれないから」
そうですか。
「これからも頑張りなさいよ、加賀美くん」
「はい!」
俺は嬉しかった。これを見ていた立川さんと田所さんも嬉しそうだった。
そして岬さんと田所さんはいつもの車に乗って帰っていった。
気がつくと俺のバイク、ガタックエクステンダーや天道さんの赤いバイクが無くなっていた。
なお、あの赤いバイクはカブトエクステンダーという物らしく今は天道さんの物で良いという。
「あの二つはどこに行ったんですか?」
「ZECTの方で燃料補給をしているだろう。でも安心してくれ、必要と思ったときには向こうから勝手に来る仕組みだ」
そうですか、今更ですがけっこう便利ですね。
「さて、何か食べに行って帰ろうか」
「はい!」
俺と立川さんはどこか飲食店でも探すことにした、さて何が良いかな?




04 終わり


442:293
07/01/08 19:45:06 8lOdwjPM0
続きは後で書くつもりです。
次回新キャラを出す予定です。
こういうネタバレは書かない方が良いですか?

443:名無しより愛をこめて
07/01/08 19:51:15 Y/HZhJZaO
待ってました!
ただ今回のはオリジナル感少ないな・・・
ただ単にカブトのストーリーにガタックが入っただけだし・・・
まあ次に期待するよ
そういえばそろそろ矢車がでる時期だね

444:名無しより愛をこめて
07/01/08 20:00:15 9C59SnUw0
ハルヒキャラはいつ出てくるんですか?

445:名無しより愛をこめて
07/01/08 20:40:27 6ySlILmsO
カブトスレッドだから出ないよ

446:名無しより愛をこめて
07/01/09 01:37:31 qQhZMrJW0
高校生視点のガタック資格者としていいかもね
あと、加賀美 弟のワーム擬態とか
でも、この場合は妹の擬態になるのか

447:名無しより愛をこめて
07/01/10 07:07:24 53b6gU480
天皇格闘家三沢光晴
スレリンク(k1板)
闘神三沢光晴
スレリンク(k1板)
三沢光晴
スレリンク(geinin板)
三沢VSベジータ
スレリンク(slotk板)

三沢光晴VS涼宮ハルヒ
スレリンク(asaloon板)

神人にも快勝!

三沢光晴VSデスノート
スレリンク(csaloon板)

デスノートでも死なない!

三沢光晴VS庵野秀明
スレリンク(eva板)

448:293
07/01/11 15:13:44 9qc7Iv6A0
学校から帰ってきたので
>>441の続きを少し書きます。

 05


現在俺はとある公園でベンチに座りながらのんびりとしている、理由はビストロサルでのバイトの時間までまだけっこう時間があるからである。
 俺はなんとなく空を見上げて風に流れる自由な雲を見る、静かだなぁ。
 ワームと戦わないつかの間の休息と言ったところか、のんびりとできる時間がこんなにも大切とは思わなかった。
 俺が暇と言うことはそれだけワームも活動していないと言うことだろうか、そういえば田所さんや岬さんって休日ののんびりした時間はどんな風に過ごしてるんだろうか。
 岬さんはアパートとかの自分の部屋で音楽を聴きながらファッション雑誌でも読んで紅茶を飲む、あるいは犬と飼っていて一緒に散歩する。田所さんは実は結婚していて家族もいて息子と公園でキャッチボールをしている。
 それが俺に浮かぶあの二人の休日の過ごし方のイメージだ。根拠は一切無い。
 まあ誰にでも少しくらいはこういう息抜きも必要だろう。いつもいつもワームと戦ってばかりではこっちの身が持たない。 
「……お前さあ、いつまで俺について来るわけ?」
「何、こんな可哀想な女の子を見捨てるわけ?」
 ふと話し声が聞こえたので暇だから俺は見てみることにした。一人は二十代前半に見え、茶色い帽子が特徴的と思われるイケメンの男だ。もう一人は歳は二桁にも達していそうにもない黒い帽子を被った女の子である。
 親子ではなさそうだし…妹が社会に出てきた兄の元へと暮らしているのか?女の子はジャングルジムの上から、男はそれに寄りかかっていた。
 男の近くには表面がカラフルで裏が黒いギターを入れるケースがある、ってことはあの人はミュージシャンか?あの女の子は宣伝なんだろうな。

449:293
07/01/11 15:14:35 9qc7Iv6A0
「だいたい柄じゃないんだよね、ガキと一緒にいるの。別に俺じゃなくても良いんじゃないの?」
 「何言ってるの?あんたみたいな奴、私みたいなしっかりとした保護者がいないとダメになるじゃない、あんたのためについてきてるのよ、わかってる?」
お兄さん、ずいぶん酷い言われようですね。
「じゃあそんな奴についていくよりもっと充実したところに行ったらどうだ?あいつの孤児院だったらお前のことを引き取ってくれるはずだ」
「だ~か~ら~私はあんたのために……」
 女の子が話していると、どこからかパトカーのサイレン音が鳴っていた。
 女の子はジャングルジムの上から様子を見るが男は微動だにしない。俺はその方向を見てみる。
 見るとゲームセンターにパトカーが入り口を並べていた、入り口から刃物を持った男がそれを振り回しながら店員と思われる男性を人質にしている。
「大介、大変だ!強盗がいて人質を取ってる!」
「女か!?」
「男だよ!」
「ほっとけ」
大介と呼ばれるそのお兄さんは強盗の話を聞いて反応したが人質が男だと言うことがわかると再びジャングルジムに寄りかかった。
俺は男の元に駆け寄る。
「あのですね、あなた助けようとは思わないのですか!?」
「何ですかあなたは?俺がどうしようと勝手じゃないですか」
男は俺に返事を返す。
「あ、人質が変わった今度は女だ!」
「なに!?」


450:293
07/01/11 15:16:07 9qc7Iv6A0
それを聞いた途端男は女の子の方に向きあのギターのバッグを持った。
「ゴン、行くぞ!」
ゴンと呼ばれるその女の子は「うん」と言った後、男と一緒に電光石火のスピードでゲームセンターに行くのに近道になる階段を下った。てか女の子に「ゴン」とかいう名前で呼ぶのはどうかと思うぞ。
一体なんだと言うんだ?さっきは無関心だったのに人質が女だとわかると急にやる気が出てくるし…………もしや女好き、フェミニストって奴なのか?
 ってこうしちゃいられない、俺もその階段を下り、向かうことにした。

451:293
07/01/11 15:16:48 9qc7Iv6A0
のんびりとした時間から一転、強盗を追うことにした俺。
強盗はあれから車を使って逃走した、走っても追いつきそうにないので先回りをした。この辺りの道路はそんなに複雑ではないからな。
俺は道に出た、するとあのお兄さんがギターを入れるような形のケースをすぐ横に置いて道路の真ん中で突っ立っていてその少し後ろにあの女の子がいる、おいおい危ないだろうが。
 そして強盗が乗ったあの車がやってくる。それでもあの人は動こうとしない、一体何をしようとしているんだ?
車があの人の横を通りすぎようとした、その時だった。
一体どこから出したのか、細い筆のような物を三本手に取った。
するとあの人はとんでもないことをやったのだ。その三本の筆を車の運転席の空いている窓ガラスに投げつけてきたのだ。一体何がしたいんだ?
その筆の毛先は眼鏡をかけている強盗の視界を遮った。それに強盗が驚いて急ブレーキをした。
女の子は開いている窓ガラスから車のキーを抜いて、その辺に捨ててしまった。
俺は車に駆け寄る。
強盗は眼鏡を外してベルトを外し、車から出てきて俺を睨んできた。
「こんな舐めた真似してくれたのはお前か!?」
強盗は俺に筆を突きつける。
「だとしたらどうするんです?」
「んだと、ガキ!これがわかんねぇのか!?」
すると強盗は筆を地面に叩き付け、右手でナイフを俺に突きつける。
しかし俺は手刀で犯人の腕を叩き、ナイフを落とさせた。俺はそれを拾い、犯人に見せつける。ワーム達と命がけの戦いを何回かしているから今更ナイフの一本や二本ではごときではどうと言うことも無かった。


452:293
07/01/11 15:17:43 9qc7Iv6A0
「これがどうかしたんですか?」
「んだとこの……」
「スペシャルメイクを始めます、ちょっと痛いですよ~」
強盗が俺の挑発に激怒しかけたその時、あのお兄さんが後ろから両手で強盗の顔を握り始める。鈍い音がしているのでけっこう痛そうだ。
それが数秒間続いた後強盗は気絶して、道路に倒れ込んでしまった。まぁ自業自得か、同情の余地は一切無い。
するとお兄さんは車に乗り込んで人質にされた女の人の隣に座る。女の人は酷く泣いている。
「ああ、可哀想にもう泣かないで下さい。涙で崩れたあなたの顔は私が直してあげますから……ゴン!」
お兄さんが女の子の名前を呼ぶと女の子はあのケースを持ってきた。何だ?「あなたのために歌を捧げます」とか言って歌で慰めるのか?
しかしそのケースから出してきた物は信じられない物だった。
化粧水の瓶や筆みたいな物がいくつかあった、そこにあったのはメイクに使うと思われる道具がいくつかあった。
「あのさ、あの人ってどんな仕事に就いてるの?」
「メイクアップアーティストとして現在活躍してるわ、私はアシスタント」
ミュージシャンじゃなかったんだ。にしてもこんな小さい子がアシスタントだとは、世の中はよくわからん物だ。
 お兄さんは車の中で女の人にメイクをしているようだ、しかし女の子はどこかつまんなそうだった。


453:293
07/01/11 15:22:35 9qc7Iv6A0
数分後、メイクが終わったのかお兄さんは先に車から出た後、女の人も車から出た。
「さあ、あなたの顔を見て下さい」
 お兄さんは女の人に車の窓ガラスを使って自分の顔を見るように勧める。
「これが…私ですか…?」
「その通りです」
 女の人は自分の顔を確認した後、お兄さんに顔を向けた。俺はふと女の人の顔を見た。
一瞬、心を奪われた。あの人のメイクの腕が良いからなのか女の人の顔はまるでヒマワリのように輝いているような感じがした。
「うん!今のあなたはまさしく………」
お兄さんの言葉は突如止まった。あの~続きはどうしたんですか?
「えっと……え~っと……」
「ダイヤモンドより輝いている?」
「そうそうそれそれ!」
女の子に指摘されてお兄さんは急に元気になった。端から見ると何か面白い気がする。
「さあ、行きましょう」
そしてお兄さんは女の人を抱え上げ、俗に言う「お姫様抱っこ」という奴でどこかへ去っていった。女の子はそれについて行く。
「じゃあね~」
女の子は俺に手を振ったあとお兄さんについていった。俺もとりあえず手を振ることにした。
 そして犯人を追うために来たのかパトカーに乗った警察の人がやってきて、犯人の両手に手錠をかけた。
「き、君が犯人を捕まえたのか!?」
「いや俺は何もしてません、向こうにいる人が……」
 俺は活躍した人を指そうとしたがお兄さんとあの女の子はいつの間にか、かなり遠くに行っていた。
「向こうにいる人達が犯人を倒したんです。あ、これは犯人が使ってた凶器です、では」
俺は警察の人にナイフを渡した、近くにある時計を見るとバイトの時間まで後三十分しかない。
 遅れないように警察の人の横を通り、急いでビストロサルへと向かった。

454:293
07/01/11 15:23:21 9qc7Iv6A0
一旦ここで投下を止めます。
とりあえず大介とゴンを出してみました。

455:293
07/01/11 17:09:42 9qc7Iv6A0
>>448の訂正
あるいは犬と飼っていて一緒に散歩する。→あるいは犬とかペットを飼っていて一緒に散歩する。

456:名無しより愛をこめて
07/01/11 18:58:59 cdxbbyK4O
矢車より先に大介を出すとは…w
面白くなってきたじゃんw

457:名無しより愛をこめて
07/01/13 20:39:07 zuQ7DNJ50
 >>453の続きです。

 俺は何とか遅刻せずに五分前にビストロサルに着いた、現在灰色のエプロンを身につけながら竹宮さんから渡された雑巾でテーブルを拭いている。
 しかしさっきの人は一体何だったのだろう。男が人質に取られているときは動じないで女が人質に取られたら急に活動的になって助けに向かい、メイクをする。まあ腕は一流かもしれないが。
 あの女の子はどうしてアシスタントとしてやっているのだろうか。親に捨てられたところをあの人に拾われたのか?えもあの人は孤児院に行けとかどうとか言っていた気がするがそれをしない、ってことはあの子はあのお兄さんと一緒にいるのが楽しくてついてきてるのか。
 まあ向こうはどこか嫌がってるように思えたが。
 さっきのことを考えてみるドアが開き、本日一人目の客がやってきた。
 俺達はその人に対し「いらっしゃいませ」と挨拶をする。しかし俺はその人に見覚えがある、いやよく知る人物であった。
俺の命の恩人であり『加賀美新』という名前を付けてくれる、新しい携帯を買ってくれたり更には俺がガタックとして戦うための主な理由である人。
 そう、立川大吾さんである。

458:名無しより愛をこめて
07/01/13 20:41:58 zuQ7DNJ50
「頑張っているようだね、新くん」
「立川さん、何でここへ!?」
「君が働いているところを見たくなってね、来てしまった」
微笑みながら言っている、そう言うと立川さんはテーブルに備え付けられた椅子に座った。俺はとりあえずメニューを渡す。
水とおしぼりを渡すために厨房へ行きコップに水と氷を入れ、おしぼりを取ってきてそれらをおぼんに乗せた。
「加賀美、あいつ誰だ」   
「あの人は俺に『加賀美新』という名前を付けてくれた人です」
「じゃああいつがお前が前言っていた世話になった人か?」
「はい、そうです」
俺は食器洗いをしながら話しかけてくる日下部さんの返事に答え、コップが乗ったおぼんをテーブルに運ぶ。
「どうぞ」
「ありがとう」  
コップとおしぼりを立川さんに渡し、厨房に戻った。
 立川さんはナポリタンを注文した。竹宮さんは現在鍋を使ってパスタを茹でている。
 俺はとりあえず食器洗いをすることにした。

459:名無しより愛をこめて
07/01/13 20:43:27 zuQ7DNJ50
「加賀美、ちょっと来てくれ」  
 俺が食器洗いをちょうど終えたところ日下部さんが店の奥から俺を呼んでくるので俺はそこに行く。
 今、店の裏である。ギリギリ太陽の光が当たるくらいのせいかやけにジメジメしている。側には青いゴミ箱が二個ある。
 こんな所で何の用があるというんだ。
「なあ加賀美、お前ここで働く事をどう思ってるんだ」
日下部さんは俺に真面目な顔で聞いてくる。
「いきなり何を言ってるんですか」
「お前、本当はここで働くことが嫌じゃないのか?」
何を言っているのだろうかこの人は。
「もともと天道につれて来られてここで働くように言われた、それを断れば酷い目に遭わされる。それが嫌だから働いてるんじゃないのか」
俺は黙って聞く。


460:名無しより愛をこめて
07/01/13 20:45:48 zuQ7DNJ50
「嫌なら嫌とはっきり言ってくれ、天道やおばさんにはボクから言っておく」
「別に嫌じゃありませんよ」
「え?」
日下部さんは軽く驚いているようだった。
「ここで働くことによって日下部さんや竹宮さんに会うことができました。あなた達は俺の美味しくない料理を正直に感想くれて最後まで食べてくれましたし、感謝しています。ああ、そう言う意味では天道さんにも」
 向こうが驚いている中俺は続ける。
「それに俺には記憶がありません。ですからあなたは今の俺にとって初めての友達みたいな物です」
「友達………?」
「はい、まだ会って数日しか経っていませんが俺はそう思っています。図々しいのはわかってますが」
この気持ちは本当である。日下部さんは今の俺にとって初めての友達と思っている、現に初めてあった日に本音で話したから。
 立川さんや竹宮さん、それに岬さんに田所さんは頼れる相談相手みたいな人、天道さんと樹花ちゃんは知り合いといった感じだ。

461:293
07/01/13 20:49:25 zuQ7DNJ50
数秒間静けさが広がる、向こうは心の中で呆れているのだろうか。
「……ありがとう」
へ、ありがとう?てっきり「お前何を言ってるんだ?」とでも言われるかと思ったが。
「お前がそう言ってくれてボクは嬉しい、ボクもお前のことは友達と思いたかった」
そうだったのか、日下部さんが俺のことをそう思ってくれたなんて。
「同い年の奴と話したのはお前が初めてだ、ボクはこれまで友達と呼べる存在がいなかった。それに両親が死んでいるし独りぼっちだった」
日下部さんは語り続ける。
「だから……これからも友達としていてくれるか…?」
「もちろんです!」
「ありがとう……」
その瞬間、日下部さんはどこか微笑んでいるように見えた。
 こうして俺と日下部さんは『友達』となった。

462:293
07/01/13 20:50:43 zuQ7DNJ50
 「おっとそろそろ戻ります、店の仕事をおろそかにするわけにはいかないので」
俺がドアノブに手を握ろうとした瞬間。
「待ってくれ」
突如呼び止めてくる日下部さん。
「それと、もう一つ」
なんでしょうか?
「敬語はやめないか?ボクたちは友達になったんだ。友達相手に敬語というのは変だろう」
言われてみればそうだな、やっぱりまだ他人行儀の感じが抜けないからだろうか。
「『ひより』って呼び捨てにしても構わない、天道やおばさんにそう呼ばれてるから。それにボクもお前のことを『加賀美』って呼び捨てにしてるからな」
そっちは名字なのに何で俺は下の名前でOKするんだ?まあ細かいことは気にしないでおこう。
「わかった、よろしくなひより」
「よろしく」
俺達は仕事のために厨房に戻った。

463:293
07/01/13 20:51:26 zuQ7DNJ50
一旦投下を止めます。
一部名前が書いていませんでしたがちゃんと同一人物です。

464:名無しより愛をこめて
07/01/13 21:39:13 Ys2Hgl/aO
このへんからまたオリジナルな展開になると予想。
続きが気になる

それと俺個人の意見としては、スレタイも「もしも天道がハルヒの学校にいたら」な訳だし一応ハルヒとカブトのクロスオーバーなんだから、もっと積極的にお互いのキャラを絡ませた方がいいと思うんだ。
機関という組織・未来人・宇宙人なんて最高に絡ませ安いわけだしな。
特に長門とワーム・機関とゼクトとかを絡ませない手は無いと思う。
つまり、カブトストーリーを再現してるだけじゃなくもっとオリジナル要素を入れた方がいいということだ。
実際最初の頃は完全オリジナルな展開で、誰も先が予想できなかった。だから続きが気になって皆たくさんコメントしていた。

ひどい事を言うようかも知れんが最近のはただカブトストーリーを再現してるだけ。だからその先の展開も簡単に予想できる。そのせいで読者は減り、コメントも減る。
原作を元に手を加えていくのは別にいいと思うが、ほぼ原作通りでは楽しみが減る
だからこれからの「あんただけのシナリオ」に期待してるよ。

ろくにSSを書ける訳でもないのにでしゃばってすまないな。
だがそう思っているのは俺だけじゃないハズ。最近コメントが少ないのもそういうことだと思う

まあ俺個人の意見だから聞き流してくれて構わないが。
これからも続き頑張ってくれ


名もない読者より

465:名無しより愛をこめて
07/01/14 14:28:07 nn7XQ+Pe0
「カブトをノベライズ化するスレ」って感じだが、面白いので良し。

466:w
07/01/14 14:32:57 buq0UW9s0
URLリンク(myhome.cururu.jp)

467:293
07/01/15 18:15:07 +tic+ds+0
>>462の続きをちょっと書きます。

 店の裏での話を終えて現在、ビストロサルでバイト中である。ただ一人の客である立川さんは注文して出されたナポリタンを食べている。
今俺達は客を待っている。この店は来る客が多かったり少なかったりと異なったりする。この店の経営は大丈夫なのか?
 それにしても暇だ。
そんなときドアが開いて、俺は入ってきた人に「いらっしゃいませ」と頭を下げて挨拶をした。
ふとその人の顔を見た、さっき話に出ていた人、天道さんである。
 天道さんはいつも通りにテーブルに備え付けられた椅子に座る。
するとナポリタンを完食した立川さんは天道さんが来た途端妙に真剣な表情となった。

468:293
07/01/15 18:16:09 +tic+ds+0
「…あなたがカブトの資格者、天道総司ですね」
立川さんは天道さんに話しかける、すると天道さんはそっちに振り向いた。
「ほう、俺の正体を知っているのか」
何かやばい感じになりそうだ、俺は二人に小さい声で言う。
「二人とも、その話はここでしないで下さい」
立川さんはテーブルから立ち、ナポリタンの料金980円を払って天道さんと店を出た。
 俺はひよりに「ちょっと客引きをする」と言い、二人の後を追った。

469:293
07/01/15 18:17:25 +tic+ds+0
 今、俺達は店の外にいる。俺は体に店のエプロンを巻いたままだ。どうも天道さんは立川さんに聞くことがあるという。
「立川とやら、俺の正体を知っていると言うことはお前はZECTのメンバーか?」
「だとしたらどうします?」
天道さんと立川さんは向き合って会話している。
「ZECTについて話して貰おうか」
そう来たか。
「私はZECTについて語ることはできません」
やっぱりそうだろうな、言ったら何が起こるかわかったもんじゃない。
「これだけは言っておきます。人間がライダーとなってワームを倒してくれなければ我々ネイティブは困るんです」
「「ネイティブ?」」
俺と天道さんは同時にその言葉を口から出した。

470:293
07/01/15 18:19:27 +tic+ds+0
 天道さんは俺も今できた疑問を立川さんにぶつける。
「今はまだ何も言えません、ただこれだけは言っておきましょう」
立川さんは何か理由でもあるのか天道さんの疑問に答えない。
「我々はZECTの協力者であり、平和のために活動していることを。そして人間がライダーとなって戦うことがあなたにとって大切な人の為になることを、では」
 「待て、どういうことだ!?お前の言う大切な人というのは……!」  
天道さんが聞いている中立川さんはどこかに去っていった、天道さんは後を追うがすぐに見失ってしまったようだ。
 一体立川さんは何が言いたいんだ、普段の立川さんはあんな煙に巻くようなことは言わないはず。
 それにネイティブとか言う組織も何なんだ、ZECT以外にもあのワーム達と戦う組織がいるのか?でもこんな所で考えていても仕方がない。
「天道さん、店に戻りましょう」
俺は天道さんを連れて、店に戻ることにした。
 それにしても立川さんの言っていた天道さんの大切な人とはどういう意味なんだ。たった一人の肉親である樹花ちゃんのことなのか?

471:293
07/01/15 18:22:45 +tic+ds+0
 あれから天道さんはひよりの作ったサバ味噌を食べたあとその代金を払って帰っていった。 
  俺の方はいろいろな謎を抱えたまま、今日のバイトは終わった。
マンションへ帰る途中だがちょっと寄り道をしてみたくなったのでその辺をぼんやりと歩いている。
しかし今日はいろいろなことがあった。女の人を強盗から救いその人をメイクする男とそれについていく女の子。バイト先で新しい友達ができる、ZECT以外の謎の組織『ネイティブ』と言うのについて。
  今日はもうこれ以上何も起こって欲しくないと願ったがその願いはこれから見事に打ち砕かれることとなる。

472:293
07/01/15 18:27:41 +tic+ds+0
ここで一旦投下を止めます。
ちょっと勉強してからまた書くのでそれから投下します。

>>464
ご指摘どうもありがとうございます。
現在の段階は天道、ひより、大介といったメインキャラを出している段階です。
天道達とハルヒ達の絡みは七話からを予定しています。

473:名無しより愛をこめて
07/01/15 19:21:39 VQQpG/PD0
乙。

このスレの所為で、今までスルーしてきたハルヒに手を出しそうだ…

474:名無しより愛をこめて
07/01/15 20:52:00 AwlDHuSU0
タイムグリーンは宇宙人であり未来人


475:名無しより愛をこめて
07/01/15 21:15:09 jTq2XQQw0
>>293
GJ!
続きが楽しみだ。


476:293
07/01/15 21:41:05 +tic+ds+0
>>470の文の一番上にこれを付け加えて下さい。
「ネイティブとは何だ」

477:名無しより愛をこめて
07/01/15 22:22:24 TzZRhpo3O
もうすぐハルヒーヌが出るのかwww
続きに期待!

478:それも名無しだ
07/01/16 00:49:04 Iz+u8T9eO
GJ。いい感じだね。
地獄兄弟溺愛の俺としては矢車や影山のストーリーも画いて欲しいなw
にしても、>>464の言う通りハルヒが出るって聞いてレスだいぶ増えたなw

>>33 >>48 今更だが今思えばこんなのもなかなかいいネタになると思うんで参考程度にどうぞw

そして>>285の続きも気になる今日この頃…

479:それも名無しだ
07/01/16 00:51:27 Iz+u8T9eO
>>378
安価間違えたorz

×>>48
>>49

480:名無しより愛をこめて
07/01/16 05:34:12 NN9mro8e0
つーか完全に私物化してるよ

481:293
07/01/16 06:39:11 ULS1dVWd0
>>471の続きをちょっと書きます。

 何気なく歩いている人気のない公園、朝みたいで静かなものだ。虫の鳴き声、静かに聞こえる風の音、噴水から勢いよく出る水、いやあ平和だねぇ。
 俺は何気なくベンチに座り朝みたいに空を見上げる、鳥が何羽か飛んでいた。
 とりあえず強盗とかが現れて騒動が起こりませんように、ぼんやりと空を見上げながら俺は願った。
そう思った瞬間突如どこからか悲鳴が聞こえた。俺はビックリして気を取り戻す。
向こうの広場を見てるとサナギワーム十体とそれぞれ黒、茶色、だいだい色の異なる同じ姿のしたコガネムシのような成虫体ワーム三体が女の人数人を襲っていた。
俺はベンチから急いで広場に向かった。
サナギワーム一体を突き飛ばし、女の人達に駆け寄る。
「逃げて下さい、こいつらは俺が片づけます!」
そして女の人達はここから逃げ出した。
空の彼方からガタックゼクターが飛んでくるので俺はそれを掴んで変身する。
 やれやれ静かな感じに浸っていたのにそれをぶち壊されるとは。っとこんなこと考えている場合じゃない。


482:293
07/01/16 06:41:50 ULS1dVWd0
 「変身!」
『Hensin(ヘンシン)』
ベルトにそれを付けた。体は青と銀のアーマーに包まれる。
ワーム達は大人数で向かってくる、しかし俺はそいつらを難なく蹴散らした。
コガネムシのワームは三体で左腕に付いている巨大な鉤爪で俺を攻撃してくるがそんなもの軽く避けて逆にパンチを一発お見舞いしてやった。どうやら効いているようである。
 さて、これだけのワーム相手だと例えライダーフォームで戦っても逃げられる可能性がある。どうすればいいのだろう。
その時だった。
 向こうから誰かがやって来たので俺はその方向に向いた……ってあれはさっき女の人を強盗から助けたお兄さんじゃないか、しかも側にはギターケースを持ったあの女の子もいる。
 何でこんな所に来ているんだ!?
「女は花、俺がこの世で許せないのは花を傷つけることだ!」
それを言うとお兄さんはどこから出したのか水色の機械質のグリップを出してきて、手に持った。
それの上に付いていると思われる蓋が開くと高い音のような物が響いてどこからか機械でできた水色のトンボのようなものが飛んできてそれはグリップの上に止まる。
「変身!」
『Hensin(ヘンシン)』
その瞬間、信じられないことが起こった。

483:293
07/01/16 06:43:39 ULS1dVWd0
 お兄さんの体は天道さんのと似ている電子音が鳴った後、手に持ったがグリップから徐々に体が金属質のアーマーに包まれていき、完全に包まれたあとそれは胸の中央部分が赤いのを除くと水色と銀色のアーマーとなった。
そしてあのグリップは銃のような形になってそれを使ってサナギワームを撃っている、てかあの人はライダーだったのか!?
あの女の子はワームとの戦いに巻き込まれないようにギターケースを持って離れた。
お兄さんはワームの攻撃を避けながら銃で撃っていく、おっと俺も戦わないとな。
 俺達は背中を合わせている。俺は聞きたいことがあった。
 「あなたはライダーだったのですか!?」       
 「お前はさっきのあいつか?」
 どうやら向こうは俺の正体に気づいたようである。
 「とにかく戦いましょう、話はそれからです!」
 「言われなくともわかっている!」
 俺達は再び戦い始めた。

484:293
07/01/16 06:45:31 ULS1dVWd0
 援軍が来てくれて助かった、この分だと逃げられずに済むかもしれない。
俺は格闘技と肩のバルカン砲を使う、お兄さんは銃を使って必死で戦う、そのお陰か俺はサナギワームを二体撃破、お兄さんは三体撃破してサナギワームは五体だけになった。
しかしどこから来たのか援軍と思われるあのサナギワーム七体と成虫体のハエみたいなワームが一体やってきたのだ。
 これで敵はサナギワームは十二体、成虫体は四体だ。
 おいおい、これじゃキリがないぞどうすりゃいいんだ。
さすがにやばくなってきそうだったがその時、向こうに車が止まる音が聞こえてきたので俺とお兄さんはそっちを向く。
それは大統領とか偉い人がよく乗っていそうな黒いリムジンだった。
 その後ろの席からドアが開いて誰かが降りてきた、今度は何なんだ。
降りてきたのは俺と歳が似ていそうな茶髪で白いスーツを着た男だった。

485:293
07/01/16 06:47:32 ULS1dVWd0
「そこのお前達、手を引け!」
リムジンから降りてきていきなり大声で怒鳴ってくる、何なんだ?
 そいつは持つところが紫色の剣のようなものを左手に持っている。
「全てのワームは俺の獲物だ、誰にも邪魔はさせん!」
 いきなり現れて何を言ってるんだこの人は?
 「なんだあいつは?」
 お兄さんは俺と同じ疑問を口に出す。 
『Standby(スタンバイ)』
突如謎の音がすると突如地中から何かが出てきてそれは突然出てきたあいつの元へと向かい、ホバリングみたいな機能を使って浮いた。
 あいつはそれを右手に掴む。よく見るとそれは機械質で尻尾の紫色の部分以外銀と黒が中心のサソリのようだった。
「変身!」
『Hensin(ヘンシン)』
そいつは剣の凹んでいる部分にサソリをはめる、するとそいつの体は手に持った剣から徐々に体がアーマーに包まれていく。
 それは頭にアンテナみたいなのがついていて胸の紅色の部分以外紫色が中心のアーマーとなった。肩から腕、腹の部分には黄色いチューブの束もある。


486:293
07/01/16 06:49:05 ULS1dVWd0
 そしてそいつは戦うためかワームに向かっていった、おいおいまたライダーかよ。手に持っている剣を使ってワームを斬っている。
俺は再び肉弾戦で戦うことにする、お兄さんも銃でワーム達を撃ち続けている。
 徐々に蹴散らしていった。突如乱入してきたあいつも剣でワームを斬りまくっている、その効果か一瞬でサナギワームを五体も倒してそいつらは爆発した。すげえな。
 しかしこのままではワーム成虫体にクロックアップで逃げられてしまう恐れがある。俺はキャストオフしようとした。  
「二人とも、キャストオフで一掃しましょう!」
二人に頼む、しかし
「俺に指図するな!」
「お前に言われるまでもない!」
お兄さんと乱入してきたあいつは俺に怒鳴る、ああそうですか。

487:293
07/01/16 06:53:59 ULS1dVWd0
「キャストオフ!」
 「キャストオフ!」
 「キャストオフ!」
俺はガタックゼクターの角を、お兄さんはグリップに付いてあるレバーを、乱入してきたあいつはサソリの尻尾の部分を本体まで押し込んでいる。キャストオフだろう。
『Cast Off (キャスト オフ)』
『Cast Off (キャスト オフ)』
『Cast Off (キャスト オフ)』
俺だけ異なる電子音が鳴った後アーマーは吹っ飛んでそれは残ったサナギワーム達にぶつかってそいつらは爆発した。
『Change Stag Beetle (チェンジ スタッグビートル) 』
『Change Dragonfly (チェンジ ドラゴンフライ)』
『Change Scorpion (チェンジ スコーピオン) 』
俺達の重いアーマーが吹き飛んで俺はライダーフォームの形態になった。 
俺はいつも通りの青いクワガタを彷彿とさせる姿、お兄さんは胸に左肩の方までに偏った羽根のような形のしたプロテクターが付いている水色のトンボのような姿、乱入してきたあいつは紫色のサソリのような姿になった。
  あの二人も恐らくライダーフォームの形態だろう、やっぱりこの二人はライダーか。

488:293
07/01/16 06:55:53 ULS1dVWd0
俺達は残ったワーム成虫体と戦う。俺は茶色のコガネムシみたいなワームと、お兄さんは同じ姿のだいだい色のコガネムシワームと、乱入してきたあいつは残った黒いコガネムシとハエみたいなワーム二体と戦う。
 おいおい二対一で大丈夫なのか?まあまずはこっちの敵を始末しよう。
俺はこいつの皮膚はなんとなく硬そうに見えたのでガタックダブルカリバーを使って戦うことにする、奴の攻撃を避けながらその度にどんどん硬そうな皮膚を斬っていく。どうやら効いているみたいだ。
お兄さんの方は軽い身のこなしでワームの爪を避けながら銃で撃っている、ワームに効いているように思える。
そして二対一の状況下で戦っているあいつはその状況にも関わらずかなり有利に戦っていた。ワームの攻撃を剣ではじき返してそこからまた斬っている、いや強いな。
しかしワーム達は不利と見たのか少し後ろに跳んだあとクロックアップをした。俺達はその後を追う。
「クロックアップ!」
「クロックアップ!」
「クロックアップ!」
俺達三人はベルトの脇側に付いてあるスイッチを押し、ワームを追うためにクロックアップをした。


489:293
07/01/16 06:57:46 ULS1dVWd0
ここで一回投下を止めます。
剣も出したのでそろそろハルヒ達、矢車、影山を出す予定です。

490:293
07/01/16 20:49:00 ULS1dVWd0
2ちゃんねるが閉鎖されるという話を聞くけど本当に閉鎖されるんですか?
あといつ閉鎖するの?
まあもしも閉鎖されたら上の続きは別の掲示板に持っているブログでひっそりと書きますが。

491:名無しより愛をこめて
07/01/16 21:05:31 Iz+u8T9eO
2ちゃん閉鎖なんて年に一回は騒がれてるよw

それより続きかなり楽しみだwww
もうすぐハルヒ達と絡むんだなぁ
矢車・影山と剣・ハルヒ達との絡みが楽しみだwww

492:名無しより愛をこめて
07/01/16 23:57:45 L+7hDMai0
天道のちょっとかっこいい台詞
・いいか、過去、現在、未来、全ての時代において俺は最も完璧な人間だ
・何人たりとも俺のコーヒータイムを邪魔することはできない
・ひよりはおろか、全人類は俺が救っている
・ならば、地球上のあらゆる生き物を護るのが俺の仕事だ。人間からアメンボまでな。
・安心しろ。春のやってこない冬はない…
・俺を誰だと思っている。俺様だぞ。
・星がどれだけ輝いても、太陽にはかなわんぞ
・だが、これだけは覚えておけ。例えどんな敵が相手でも、俺はおまえを守る!永遠にな
・究極か。俺にふさわしい言葉だな
・そんなに顔を近づけるな…ツバが飛ぶ…
・やはりおまえは腐っている!放っておくわけにはいかん!

493:名無しより愛をこめて
07/01/16 23:58:30 L+7hDMai0
天道のちょっとかっこいい台詞
・いいか、過去、現在、未来、全ての時代において俺は最も完璧な人間だ
・何人たりとも俺のコーヒータイムを邪魔することはできない
・ひよりはおろか、全人類は俺が救っている
・ならば、地球上のあらゆる生き物を護るのが俺の仕事だ。人間からアメンボまでな。
・安心しろ。春のやってこない冬はない…
・俺を誰だと思っている。俺様だぞ。
・星がどれだけ輝いても、太陽にはかなわんぞ
・だが、これだけは覚えておけ。例えどんな敵が相手でも、俺はおまえを守る!永遠にな
・究極か。俺にふさわしい言葉だな
・そんなに顔を近づけるな…ツバが飛ぶ…
・やはりおまえは腐っている!放っておくわけにはいかん!

494:名無しより愛をこめて
07/01/17 00:10:44 9V4YLz6X0
>>493
続き
・真実を知るのは天の道を往く者だけだ。雑魚は黙ってろ
・ひよりを守るためなら俺はワームも人間もすべて倒す!それだけのことだ。
・どっちを選ぶ!俺の言うことを聞くか、それとも今ここで俺に倒されるか!
・キミはぁ…誰だったかな?
・奴等がいては、ひよりはひよりとして生きていけない!
・ライダーは俺一人でいい
・無茶をしやがって。俺がなんとかするからそこを動くな!
・俺はすでに未来をつかんでいる。そしてこれからも、つかみ続ける
・よく見ておけ。本物の太陽の輝きがどんなものか
・ほぉう…何故俺がキミごときの了解を得なければならない?
・とぼけるな!言っておくが、俺が今その気になればゼクトを潰すこともできる!
・次元の違う旨さだ…!
・お前達…俺の力を侮っているな…
・ここじゃあ店に迷惑をかける。表に出ろ
・お前がいたら俺に迷惑をかける
・とぼけるな!お前は俺が倒す!
・野暮なことはやめておけ…お前の出る幕はない

495:名無しより愛をこめて
07/01/17 00:23:14 9V4YLz6X0
>>494
続き
・それがどうしたゼクトが胡散臭い組織だという事はわかっていたはずだ。だがワームを倒すという目的に変わりはない。今更騒ぐな。
・あんたもその道を往くというのなら、俺はあんたを信じよう
・言っておくが俺は負けた借りは必ず返す
・なぜ父親の投げたボールを息子のお前が受け止めてやらない
・父親の想い、お前が受け止めてやれ
・豆腐は醤油に限る。豆腐はヨーグルトでもチーズでもない。豆腐は豆腐だということだ。
・お前を倒し、ひよりも助けてやる!
・やるな。だが所詮お前は過去の俺に擬態しただけ…俺はすでに未来を掴んでいる
・俺に擬態するのは一万年早い
・俺たちが力を合わせればだれにも負けない…
・安心しろ。俺がいればすべてうまくいく
・のぼる太陽に勝てる奴などいない…
・好きにするがいい…


496:名無しより愛をこめて
07/01/17 00:25:51 SCWKKLci0
VIP印の同人ゲー

古泉一樹の消失

パスはhandball URLリンク(haruhi.yukimituki.net)
RTP URLリンク(www.enterbrain.co.jp)

497:名無しより愛をこめて
07/01/17 00:37:00 9V4YLz6X0
今度は剣です
・歩きたいときに歩く。車が避ければいいだけの話だ
・同情は…最大の侮辱だ!
・作法を知らない男め…
・それが俺のノブレスオブリージュ
・バカな…うちはイギリスの名門ディスカビル家の末裔。金なら近所におすそわけするほどある。
・死ね!ワーム!
・どんな調味料にも勝る俺の愛情がたっぷり入ってる。食べてくれ
・ショ・ミーンの服をくれ
・ショ・ミーンもなかなかやる…だが腹が減っていなければ俺が勝っていた…
・友達の友達は、エヴリバーディ友達だ!だから、俺と君とも、友達だ!
・俺と共に学べることを、誇りに思え
・ヤキ・ソーバ?それは、カケ・ソーバの親戚か?
・何でもあるぞ~!俺のサソードゼクターを勝手に使うとは、許し難い!

498:名無しより愛をこめて
07/01/17 00:48:18 9V4YLz6X0
>>497
さらに続きです
・おい!どういうつもりだ!?世界で一番大事な恋人をおいてどこへ行く!
・そうか!すべては、俺と、ミサキーヌとの、愛の試練だったんだな!
・傷つき…捨てられたゴミの山…ブロウクンハートの俺にぴったりだ…。このまま錆びて朽ち果てよう…
・ゴゥ…トゥ…ヘェルッ!!
・これは遠慮なく貰ってゆく!
・うまぁ~い!今度、いばり寿司も食してみたい
・その汚らわしい手をはなせ!
・じいや!俺は退院するぞ!俺は、完璧に回復したぁ!
・今日、ここに、ミサキーヌを守る会の結成を、宣言する!
・我々はミサキーヌを守る会だ!
・喜んでくれミサキーヌ、これで、君の安全は、より強固なものとなったぁ~
・ハハッ…勝手にするがいい!

499:名無しより愛をこめて
07/01/17 00:52:28 9V4YLz6X0
こうして見ると剣はどんどんバカキャラになってましねぇ。

今後SSを書く方の役にたてばと思います。

500:名無しより愛をこめて
07/01/17 00:55:53 VahwWzf60
今までを読む限り

天道、大介
  |
加賀美(キョン)、坊ちゃま、ひより

ときたか、天道ではなく
加賀美(キョン)とひよりと剣を同年代にしたか
おもしろいじゃない~

坊ちゃまと加賀美(キョン)の友情も気になるな


501:名無しより愛をこめて
07/01/17 00:59:02 bGh5f5POO
次はキャラ同士の絡みを書きます。

剣「天ぷらそば。540円だ」
大介「ごくろうさま」
渡した千円を持っていく剣
大介「ちょ、ちょっと、待って下さい!おつりは」
剣「寄付金として貰っておく!何しろ俺は、名門ディスカビル家の財政を、この手づ立て直さなければならないのだからな」
大介「はぁ?」
剣「寄付金が足らん!もっとよこせ!貰ってやる!」
大介「ちょっ…ちょっと!」

502:名無しより愛をこめて
07/01/17 01:05:52 bGh5f5POO
剣「はぁ~い、ハハ、はぁ~い、はぁ~い、はぁぁい!ハハ、はぁ~い、はぁ~い!」
岬「じゃあ…神代君…」
剣「はい!」

剣「諸君に名誉を与える。この問題、俺に変わって解く者はいないか」
じいや「はい!」
剣「では、じいや!」

剣「家臣が答えれば、俺が答えたも同然!そうだな、ミサキーヌ?」

503:名無しより愛をこめて
07/01/17 01:09:08 bGh5f5POO
樹花「好きな人ができたから…」
天道「なぁにぃぃぃ~…!?」
天道「つ、ついに…この日が来たのか…」

天道「どこの誰だ!どんな奴だ!えぇい面倒だ!今すぐここに…連れてこい!!」

504:名無しより愛をこめて
07/01/17 01:12:48 cbUYIGOk0
キャラの絡みが出てくるなら、各キャラの戦闘力の
設定がこのSSの流れを決めるのだろうね

ガタックになったキョンと長門の戦闘力が
ほぼ同じであれば、キョンも男を上げるのだろうけど

どうなることやら~


505:名無しより愛をこめて
07/01/17 01:17:29 bGh5f5POO
矢車「いいよなぁ…おまえは…」
影山「全くねぇ…俺も一度でいいからお坊ちゃまクンって呼ばれてみたい…」
剣「勝手にクンをつけるな…」
矢車「笑え」
剣「なんだ、おまえは…」
矢車「失恋は…最高の暗闇だ…」
影山「地獄に墜ちようよ…」

そして

剣「最悪だぁ…」
影山「最悪は、最高なんだよ剣クン」
矢車「お前も俺の弟になれ…」

剣「兄さん…」

506:名無しより愛をこめて
07/01/17 01:23:23 bGh5f5POO
そういえば長門さえいれば簡単にキョンの記憶を取り戻せそうですねぇ。
記憶を取り戻したらまたキョンはみくるちゃんにベタベタするのでしょうか…w
加賀美になってからこのキョンちょっと固いですからねぇ

とりあえず地獄兄弟投下

矢車「お前はいいよなぁ…正義の味方の燃えカスがまだあって…」
影山「でも、兄貴だって昔は…」
矢車「そんなモン、蛆虫にでも喰わせちまえ!…生きてるって虚しいよなぁ」

507:名無しより愛をこめて
07/01/17 01:28:02 bGh5f5POO
矢車セリフ投下

・どうせ俺達は、日なたの道を歩けない…
・闇に身を任せればいい…
・相棒…お前まだそんな事言ってんのか…
・俺の相棒を笑ったのはお前か…俺も笑って貰おう

508:名無しより愛をこめて
07/01/17 01:37:23 bGh5f5POO
影山セリフ投下

・裏切り者め…抹殺する!
・返せ!俺のザビーゼクター返してくれよぉ!返せよ!返してくれよ俺のザビ…ぐえぇ!

・じゃあお前…俺と友達になってくれよぉ…
・うわぁぁん…だって俺、天道さんと友達になりたかったんだもん
・フン!お前なんか元々大嫌いだったんだ!それをわざわざ弟子になってやろうとしたのに…何さ!
・これ以上の地獄がどこにあるというのさ…

・へっへっへ…
・汚してやるぅ!太陽なんてぇ!
・それは俺だ…俺も粉々に砕けてしまった…
・すごいよぉ、兄貴すごすぎるよぉ

509:名無しより愛をこめて
07/01/17 01:45:32 bGh5f5POO
とりあえず色んなキャラのセリフや絡みを投下したので、今後SSを書く方に参考にしてもらえれば幸いです。

510:名無しより愛をこめて
07/01/17 06:23:49 ng/UEXMOO
誰も求めてないことを得意げに連投すんなよ



511:名無しより愛をこめて
07/01/18 00:15:41 fEp5Yb5QO
蓮華タンはどうなんのやら・・・

512:名無しより愛をこめて
07/01/18 17:33:32 qwZFwD8Y0
キョン(というか杉田)の歌う「俺の青春」・・・・




言ってみただけ

513:名無しより愛をこめて
07/01/18 21:39:37 /8Tc8BzjO
>>512
何だっけ?その歌

514:名無しより愛をこめて
07/01/19 00:40:05 NbtJF4hA0
ブラックのキャラソンのようなもの。
映画の終わりに突然歌いだして何それwwwwwww
と大爆笑。
2番目の映画もシャドームーンがやたらと夕張をほめちぎってたのがワロス。
こんなんシャドームーンじゃねぇ!とも思ったがw

515:名無しより愛をこめて
07/01/19 07:41:22 pIyhBA96O
ああ、あのBLACKの最終回で歌ってた曲?

516:名無しより愛をこめて
07/01/19 13:05:33 OvlgGvY90
それじゃキョンがバイクに乗る時は建物を破って外に出るのか。

517:293
07/01/19 19:33:53 yuDI6qXS0
>>516
そのネタ、使っても良いですか?

518:名無しより愛をこめて
07/01/19 19:47:32 pIyhBA96O
>>516じゃないけどいいんじゃない?
続き楽しみにしてるよ!www

519:名無しより愛をこめて
07/01/19 22:27:17 s5Ag9LyP0
ライダーブレイクか~それいいかも

520:名無しより愛をこめて
07/01/19 23:30:18 kXADuFaL0
>>517
もう書くな

521:名無しより愛をこめて
07/01/20 01:42:15 D56e38by0
君は見たか ●が真っ赤に燃えるのを~♪

522:名無しより愛をこめて
07/01/20 07:46:52 aQLSIN25O
この流れはつまりSSにブラックも参戦させろということだね。
それもゴルゴムの仕業か!

523:293
07/01/20 07:51:03 6qubk2Xy0
>>488の続きを少しだけ書きます。


 俺達は今、クロックアップによる高速移動をしている。
 俺は二本の刀で茶色のコガネムシワームの硬そうな皮膚を斬り続ける。お兄さんは銃を撃ちまくってだいだい色のワームと戦っている。
 乱入してきたあいつはハエと黒いコガネムシワームの皮膚を剣で斬りまくっている。
俺の方はこんなもので良いだろう。刀を元の位置に戻してライダーキックの準備をした。
 『One(ワン)、Two(ツー)、Three(スリー)』
ガタックゼクターのスイッチを三回押して角を反対側に倒した。
「ライダーキック!」
『Rider Kick(ライダーキック)』
もう一度角を反対に倒してワームに跳び蹴りを食らわした。それでそいつは爆発し、青い炎と消えていった。



524:293
07/01/20 07:52:13 6qubk2Xy0
他の二人の戦っている所を見てみた。お兄さんはワームの爪を避けてそこから一発蹴りを入れてそいつは倒れた。乱入してきたあいつは相変わらず剣を使ってワームの皮膚を斬り続ける。
そしてお兄さんはトンボの羽根の部分を数回倒して、後ろのグリップを一回引いた。
「ライダーシューティング」
『Rider Shooting (ライダーシューティング)』
お兄さんは銃を構えて、銃口をワームに向けた。
 銃口からは青い光の玉が出てきてそれはどんどん大きくなっていく、多分チャージでもしてるかもしれないがどうも時間が掛かるように見える。
ワームはその隙をついてお兄さんを襲おうとするので俺は手伝う、ワームの爪を避けながらそこにパンチやキックを入れてダメージを与える。
「おい、避けろ!」
お兄さんが怒鳴ってくるので振り向くとあの光の弾が発射されたので俺は咄嗟に避ける。
 そしてそれはワームに当たってワームは爆発して青い炎となって消えていった。

525:293
07/01/20 07:52:51 6qubk2Xy0
残っているのはあいつと戦っている黒いコガネムシとハエのワーム成虫体だけだった。
 あいつは刃で黒いコガネムシの皮膚を斬り続ける、斬られまくった結果そいつは倒れた。
「ライダースラッシュ」
『Rider Slash(ライダースラッシュ)』
剣に付いているサソリの尻尾に付いている針の部分を押し込む。
そして構えに入った。
コガネムシワームは飛びかかってきたのでそいつはワームをメッタ斬りにする。
トドメの一発が終わったあと、ワームは爆発した。あいつの持つ剣はよく見ると毒みたいな液体が滴り落ちてるように見える、ちょっと怖いぞ……
斬られまくったワームは爆発して跡形もなく消滅した。
『Clock Over(クロックオーバー)』
『Clock Over(クロックオーバー)』

526:293
07/01/20 07:53:24 6qubk2Xy0
『Clock Over(クロックオーバー)』
俺達はクロックアップの状態が解けて元の速さに戻った、残る奴はあのハエワーム一体だけである。
しかしそいつはこの状況の中で不利と見たのか再びクロックアップをして公園の近くにある森の中へと逃走した。
 まずい、逃げられてしまう。
そう思った瞬間、奴が逃げた先から爆発音がした。
俺達は森の中へと走ると誰かいた、赤いカブトムシのライダーカブト、もとい天道さんである。


527:293
07/01/20 07:55:05 6qubk2Xy0
天道さんは逃げようとしたあいつを倒してくれたのか。
こうしてワームは全滅した。
俺と天道さんのベルトからはガタックゼクターとカブトゼクター、お兄さんのグリップからはあの水色のトンボ、乱入してきたあいつの持っている剣からはサソリが、それぞれ外れてアーマーが消滅し、俺達は元の姿に戻った。
そして向こうからはお兄さんに付き添っているギターケースを持ったあの女の子、更に黒いスーツを着た六十代くらいの老人が白い服を着たあいつの元に駆け寄る。
「お見事でございます、坊ちゃま」
老人はあいつに言う、てかあれで坊ちゃまかよ。あいつは金持ちなのか?
「ほう、見かけない顔だな。お前達はZECTのメンバーか?」
天道さんはお兄さんとあいつに訪ねる。


528:293
07/01/20 10:23:02 6qubk2Xy0
「残念ですが違いますね」
お兄さんは天道さんの質問に答える。
「お前達、一つ言っておく」
白い服を着たあいつがお兄さんが質問に答えたあと話を出してくる。
「全てのワームは俺の獲物、それを覚えておけ」
あいつはさっきも言ったことをまた口に出してくる。
「お前は一体何者だ?」
天道さんは名前を聞いてくる。
「俺は神に代わって剣を振るう男………神代剣だ」
神代とやらは天道さんみたいな自己紹介をする、こいつも自分にかなりの自信を持っているのか?
「俺は天の道を行き総てを司る男………天道総司」
天道さんは以前俺に言ってきた自己紹介をそのまま返してくる。

529:293
07/01/20 10:24:32 6qubk2Xy0
「お前達は何者だ」
神代は俺とお兄さんに名前を聞いてくる、俺は答えることにする。
「加賀美新だ」
「風間大介」
俺は立川さんから貰った仮の名前で答える。そしてお兄さん、いや風間さんは嫌々ながら答えているように見える。
「お前達、もう一度言う。全てのワームは俺の獲物だ、誰にも邪魔はさせん」
神代はそう言うと車の中に戻っていった、老人も車の運転席に行く。
そして車は去っていった、一体あいつは何だったのだろう。

530:293
07/01/20 10:27:12 6qubk2Xy0
 今、この森の中には俺、天道さん、風間さん、そして風間さんに付き添っている女の子がいる。
「風間さん……ですね、手伝ってくれてありがとうございます」
俺は手伝って貰った風間さんに礼を言う、しかし向こうは
「俺はお前のためにやった訳じゃない、花を守るために戦ったんだ」
花ってさっきの女の人達のことですか?
「そうだ、女は花だ。俺は全ての女性を守るために戦うんだ」
そうですか、そういえばさっきの人達は見えないがどうしたのだろう。
「ってそう言えばゴン、あの方達はどうしたんだ!?」
風間さんは俺も思っていたことをゴンと呼ばれるあの女の子に聞く。

531:293
07/01/20 10:29:18 6qubk2Xy0
 「もう帰っちゃったよ」
ゴンは風間さんの質問に答える。もう『女の子』と呼ぶのは面倒なのでゴンと呼ぼう。
 それを聞いた風間さんは頭を抱え
「なんてことだ、あのまま待っていれば俺がメイクなり何なりできたというのに」
それを聞いたゴンは呆れている、俺もだけど。
そして天道さんはそんな風間さんを見ている。
「……お前は全ての女性を守るために戦っていると言うな?」
「そうですが何か?」
「俺は地球上のあらゆる生き物を守るために戦う、人間からアメンボまでのな」
天道さんは偉くスケールのでかいことを言う、何故かは知らないが本当にやってしまいそうな予感がする。


532:293
07/01/20 10:29:56 6qubk2Xy0
 「あなた、ちょっとおかしいんじゃないですか?」
「それはお前だろう?」
いや俺にはどっちもどっちに見えるのだが。
そして風間さんはあのギターケースを持ったゴンと一緒にどこかに去っていった。
それから天道さんはどうも買い物に行く途中だったらしいので買い物のためにスーパーへと向かった。
ここにいても仕方がないので俺はマンションへと戻ることにした。

533:293
07/01/20 10:33:18 6qubk2Xy0
一旦ここで投下を止めます。
続きはまた後で書くつもりです。

534:名無しより愛をこめて
07/01/20 23:00:20 D56e38by0
BLACK=キョン
シャドームーン=ハルヒ
ダロム=長門
バラオム=みくる
ビシュム=古泉
ビルゲニア=朝倉
創世王=情報統合思念体
バトルホッパー=シャミセン
信彦の妹=キョンの妹
信彦の恋人=ミヨキチ
大門親子=谷口、国木田
藤堂先輩=鶴屋さん
EP党=コンピ研の皆さん
黒松教授=新川さん


うん、上手い事当てはまるね

535:293
07/01/21 08:29:47 JAv7fJtU0
いや~カブト終わっちゃったよ。
でもここの文章は書くつもりです。

536:名無しより愛をこめて
07/01/21 08:30:57 2VBlguII0
いやもういいから本当に

537:名無しより愛をこめて
07/01/21 09:27:22 Bt1axpl3O
続きは気になります

538:名無しより愛をこめて
07/01/21 09:55:11 wkRm1FJgO
続き楽しみに待ってます。

539:名無しより愛をこめて
07/01/21 10:05:20 XC5Kc5+M0
あんたもしつこいな。
こなきゃいいのに。何かレスするたびにきてるよね。
粘着なんて百害あって一利なしだよ。

540:名無しより愛をこめて
07/01/21 11:43:04 Bt1axpl3O
>>539
アンチはスルー。わざわざレス返ししなくていい

何か言われたからといっていちいち返していては言い争いになるだけです
大人の対応を心掛けましょう。


はい、この話はここで終了
以後アンチレスを見つけてもスルーするように

541:293
07/01/21 14:59:42 JAv7fJtU0
>>532の続きです。

 森から出て、公園の噴水辺りへと出た俺の前にいたのは立川さんだった。
ちょうどいい、俺はどうしても立川さんに聞きたいことがあった。
「立川さん、俺はあなたに聞くことがあります」
「……まずは座ろう、話はそれからだ」
俺達はそこに備え付けられていた木製のベンチに座った。




 「……それはドレイクとサソードだろう、ドレイクの方はZECTに協力していないから動きは読めない、サソードは君のようにZECTに間接的に協力している」
俺は立川さんにさっき見たトンボとサソリのライダーについて話した。
 お兄さんが変身したトンボの方を『ドレイク』、神代とやらが変身したサソリの方を『サソード』とそれぞれ呼ぶらしい。しかしそれより俺は気になることがあった。

542:293
07/01/21 15:00:58 JAv7fJtU0
「立川さん、あなたさっき何を言いたかったのですか?それに『ネイティブ』って何なんですか?」
俺はさっき立川さんが言ったことがどうしても理解出来なかった、普段の立川さんはあんな謎めいたことは言わずにしっかりと説明するはずだ。
 しかし立川さんは
「すまない新くん、ネイティブについては今は説明出来ない。でもこれだけは覚えて欲しい」
立川さんは続ける。
「我々ネイティブは人類と共に活動していることを、そしてマスクドライダーシステムの多くはネイティブが関与していること。それを覚えて欲しい」
立川さんは偉く真面目な顔をしていたので俺は覚えることにした。

543:293
07/01/21 15:03:47 JAv7fJtU0
「わかりました、これ以上は聞かないことにします。必要以上に詮索しようとするとロクな事にならないですから」
「ありがとう……新くん」
「そろそろ帰りましょう」
強盗を捕まえる、アルバイト、ワームとの戦いとかいろいろなことがあったから今日はもう休みたい。
「わかった、そろそろ帰ろう」
俺達はベンチから立ってマンションに向かった。

544:293
07/01/21 15:05:35 JAv7fJtU0
公園から出ようとしたその時だった。
「やっと…やっと見つけた……!」
聞き覚えのあった声がしたので俺達は振り向いた。
見るとそこにはこの前の四人、いや今度は腰に届くくらいに長い髪をして俺より一つ年上に見える頼れるお姉さんみたいな人がもう一人いた。
五人は俺を見て驚いている、俺も向こうには用があった。俺の記憶にとって重要な鍵であることに間違いないはずだからな。
「ほ、本当にキョンくんなのかい!?」
あのお姉さんは何か特徴のある喋り方をしている。
「……見つけた」
「キョンくん……!」
「ようやく見つけましたよ」
 無表情フェイスの女の子、幼い顔のした女の子、ハンサムスマイルのした奴は俺に話してくる。  

545:293
07/01/21 15:06:18 JAv7fJtU0
「あんたねぇ、今までどこをほっつき歩いてたのよ!?」
カチューシャを付けた女の子は俺に怒鳴ってくる、ああそういえばこの前話している途中に消えちゃったっけなぁ。
って今回はそんなことないだろうな、また思い出しかけて意識を失うのか勘弁したい。
「キョン、ついてきて貰うわよ」
そんなことを考えていると女の子は俺についてくるように言ってくるのでそれに従う。てかやっぱりキョンって誰なんだよ……

546:293
07/01/21 15:08:09 JAv7fJtU0
俺と立川さんがついていった先はどこにでもありそうだけど何か見覚えのある一軒家だった、何でもここは俺の家らしい。
立川さんも来た理由は「監督責任」らしい。
「入りなさいよ」
女の子がインターホンを鳴らして家の中の人と話したあとドアを開ける、俺と立川さんは玄関へと入る。
中に入ると玄関に歳が樹花ちゃんと近く見えるような女の子が一人いた。女の子は俺を見て驚いている。
「お父さん、お母さん!キョンくんが、キョンくんが帰ってきたよ!」
女の子が喜んだような声をですと家の奥へと走っていった、てかこの女の子も俺のことを『キョン』って呼ぶのか。
すると奥からあの女の子が連れてきたのか中年の男の人と女の人がやってきた。
「本当に……本当に生きていたのね……!」
「お、おお………」
二人は俺を見て驚いているようだった。

547:293
07/01/21 15:11:00 JAv7fJtU0
 その後、聞くところによるとあの人達は俺の両親らしく女の子は俺の妹らしい。ちなみにあの五人はもう帰ったようだ。
 立川さんはリビングで俺の両親に今の俺についていろいろと話している、俺が記憶喪失になったこと、そして『加賀美新』という名を付けたことを。
 まあさすがにライダーとかについては話していないだろうが。
俺は今、自分の部屋にいる。この部屋もどこか見覚えがある。
 備え付けられた学習机にベッド、通学鞄など初めて見た感じがしない。ふと俺はリビングに戻ることにした。
 リビングに行くが立川さんの姿はない。俺はどこに行ったのかと夕食を作ってる母さんに尋ねる。
「あの、立川さんはどこに?」
実の親を前にしているのに敬語になってしまう、これをどうにかしないとな。
「あの人ならもう帰ったわよ、あんたのことを任せるって言って」
何だって……!  
俺は家を飛び出して立川さんの後を追った、途中家の人が俺のことを呼んでいたが俺はそれを無視する。


548:293
07/01/21 15:14:34 JAv7fJtU0
 家の外に出て、走って立川さんを捜した。
そして数分走ったあと、ようやく立川さんを見つけた。
「立川さん、待って下さい!」
 俺の呼びかけに答えるためか、立川さんは振り向いた。
「新くん……」
「どうして急にいなくなるんですか?」
「これだけ言っておく、ZECTやライダー、ワームについては秘密にしておくように」
 立川さんは俺の質問に答えようとしない。
「俺はそんなことが聞きたいんじゃありません!どうして急にいなくなったんですか!?」
立川さんは数秒間が開いたあと、口を開く。

549:293
07/01/21 15:15:46 JAv7fJtU0
 「…すまない、君はもう本当の家族と再会出来たんだ、だからもう私は必要ないと……」
 「そんなこと言わないで下さい!」
立川さんの言葉を遮る、向こうは驚いているようだ。
「俺は立川さんが必要ないと思ったことは一度もありません、立川さんはこんな俺の世話をしくれたんです」
俺は続ける。
「それに立川さんに出会わなかったら俺は自分のことがわからず独りぼっちのまま死んでいたかもしれません、だからそんなことは言わないで下さい」
「新くん……!」
立川さんは嬉しそうだった。


550:293
07/01/21 15:18:30 JAv7fJtU0
「そうか、まあそうは言っても君には本当の家族がいる、だから私は時々遊びに来てくれるペースで良い、家族の方達を心配させないように」
「はい、俺も行こうと思います!」
立川さんは微笑みを浮かべた。
「おっと、私はそろそろ帰ろうと思う。君も今日は家族と一緒に過ごすと良い」
「はい!」
そして立川さんは去っていった。俺も家に戻ることにした。
 今日は家族みんなで過ごそうと思う、だって俺は今まで実の家族を心配させてきたから。
 そのせめてもの罪滅ぼしのつもりで今日はいっぱい語り合うつもりだ。
 思い出はないかもしれない、でもこれからそれを取り戻せばいいだけの話だ。





05 終わり

551:293
07/01/21 15:20:32 JAv7fJtU0
これで五話は終わりです。
次回はハルヒ達がメインの話の予定です、でも天道はちゃんと出ます。
気がつくとこのスレも550を突破したので2スレ目を目指して頑張ります。

552:名無しより愛をこめて
07/01/21 16:03:24 Bt1axpl3O
今までで1番続きが楽しみですねw
天道とハルヒ、お互い世界の中心系キャラなのでどう絡むのかワクワクします

553:名無しより愛をこめて
07/01/21 16:30:40 xO317qJnO
ここまで来たらこのスレはいいけど2スレ目はどうなんだ?
やっぱ板違いだしネタ雑談とかに移るべきだろ

554:名無しより愛をこめて
07/01/21 17:51:01 v08rZRT70
カブトのキャラが出てるんだから別にいいんじゃない?
他に移られても面倒だし。

555:名無しより愛をこめて
07/01/21 22:55:35 wXeXDKBF0
>>554に同意

556:名無しより愛をこめて
07/01/21 23:51:29 wXeXDKBF0


電王ネタになってしまうがだが・・・

野上良太郎の紹介が・・・
----------------------------------------------
とてつもなく不運つづきの人生を送る男。
毎日が不運のオンパレードであり、
ほとんどの時間は何かに巻きこまれて翻弄されている。

そんな彼の最大の武器は、アンラッキーな人生を
送りすぎ、並大抵の事態には動じなくなっていること。
ある意味肝が据わっているとも言える。
----------------------------------------------

キョンだね、こりゃ、つまり・・・

キョン=野上良太郎

その他団員=イマジン

となるか

557:名無しより愛をこめて
07/01/22 00:50:43 ZnGTzjSb0
南光太郎とも絡ませてくれ。あいつの思い込みはハルヒ並みだ

558:名無しより愛をこめて
07/01/22 18:07:36 PrKQtdpD0
加賀美(キョン)「教えてくれ~っ!俺は誰だ!?」

559:名無しより愛をこめて
07/01/22 19:15:45 ZnGTzjSb0
加賀美(キョン)「これもハルヒの仕業に違いない、おのれハルヒ!」

560:名無しより愛をこめて
07/01/23 15:46:33 2WzjkYLE0

ハルヒ厨、こんなところにまで沸いて来てるのか

561:名無しより愛をこめて
07/01/23 21:57:07 BcLdKYw80
なんだかんだ愚痴りながらも美人に囲まれてちやほやされてるぬるま湯にいるキョンと加賀美は違いすぎ

562:名無しより愛をこめて
07/01/23 23:59:25 o9SXuIhZO
なんつーかこのキョン固いんだよな。
キョンはもっと口悪いし、回りくどい言い方するし、
つまりこのキョンはただのオリジナルキャラクターなんだよ
天道もなんかおかしいがそれ以前に加賀美がおかしいんだよ。
文章も子供っぽいし。
まあストーリーは面白いんだけどね。

563:名無しより愛をこめて
07/01/24 02:00:32 LDu/PBsD0
ハルヒと関わり記憶が戻るにつれ
キョンの口も悪くなるかとw

カブト+ハルヒな時点で無理は出る
その無理をいい意味で楽しんでみるのも一興

564:名無しより愛をこめて
07/01/24 10:29:29 HSqvr7nn0
天道は古泉から「いい男」と看做されて狙われないことを願う

565:293
07/01/24 19:38:19 nAVH6vtm0
>>562
ご指摘ありがとうございます。
言われてみれば確かにおかしい点がたくさんありました。
次回からはもう少し考えてから書き込みます。

566:名無しより愛をこめて
07/01/24 19:55:02 OcuxIKtO0
ハルヒを読んだことも観たことも無い俺にとっては、このスレのSSに出てくるキョンが全て。

567:名無しより愛をこめて
07/01/26 20:26:33 Puqqyd3s0
>>293 まあ気楽にいこうや~

568:名無しより愛をこめて
07/01/26 20:53:09 esJ1AQ3CO
俺は今古泉と一緒に町の工場にいる。
今行けば面白い者が見れるとか言われ半ば無理矢理つれてこられたのだ。

それにしても…何だこいつら…?
そこには緑色の気持ちの悪い化け物がいた。
「7年前の渋谷隕石に乗り地球にやってきた地球外生命体。我々はワームと呼称しています。」
これもハルヒのせいなのか?
「彼らの目的はまだ不明ですが、おそらくそうでしょうね」
俺はこんなときにでも爽やかスマイルで説明する古泉を無性に殴りたくなったが、今はそんな場合ではない。
クソ、古泉め。俺はこんな奴らがいることをできれば知りたく無かったぞ。

と、そうこうしてる内にワームとかいう連中が迫って来た。
おい!どうするんだ古泉!
「大丈夫です。もうすぐ彼らがきてくれます」
彼ら?こいつらと戦ってくれるヒーローでもいるのだろうか?

その時、白い服を来たなかなかハンサムな男がバッタみたいな変なバイクに乗って工場に乗り込んで来た。

「ゴルゴムの仕業かッ!!」

男は登場するや否やいきなり訳のわからん事を言いやがった…
おい、お前の言う彼らってのはあの男のことか?
「はて?あのような人物は私の知り合いにはいませんがね…」
じゃあ誰なんだよ…

569:名無しより愛をこめて
07/01/27 05:41:25 +d8r3lEj0
>>568
ワロスwww

570:293
07/01/28 19:40:43 LOzlgLSJ0 BE:510260639-2BP(0)
>>550の続きがまだ当分出来上がりそうにないので
その間を埋める外伝のような物を投下します。


EX 01

「樹花の好きな人は加賀美(キョン)!?」

 
今日はバイトの日ではないのだが俺は洋食店ビストロサルへの道を何気なく歩いている。何故かって?それはひよりが店を掃除するみたいでその手伝いのためだ。
ワームと戦わない平和な一日、いつもあんな化け物甲虫共の害虫駆除をやってばかりではこっちの身が持たない。戦士のつかの間の休息と言ったところだろうか。
 しかしまああのゼクトルーパーの人達も大変だな、あんな化け物甲虫達相手に命がけの戦いをしなきゃいけないなんて。
 これで命を落としたら死んでも死にきれないな、俺だったら未来永劫成仏出来ずに自爆霊となってこの世を永遠に彷徨うかもしれん。


571:293
07/01/28 19:41:42 LOzlgLSJ0 BE:680346094-2BP(0)
ってそう言えば前に岬さんは俺が入る前は死者が普通に出ていたとか言っていたな、だったらあんな化け物相手になぶり殺しにされた奴らもいるってのか?
 考えてみるとそれで犠牲になった人達はとんでもなく可哀想だ、ワーム相手に犠牲になった人達へ、あなた達が成仏出来るようにこの俺が今ここで心の中でお祈りを捧げてあげます。
 そしてこれからもあなた達の分までガタックとなったこの俺が頑張りますから安心して成仏して下さい南無。 
我ながら不謹慎なことを考えているといつの間にかバイト先の店の前にたどり着いていた。
俺は扉を開いて中に入った。
その瞬間、先にこの店に着いていたと思われる俺をこの店に連れ込んでバイトをさせた張本人、天道さんに突如首を捕まれブレーキの壊れた暴走機関車のような勢いで俺は壁に追い込まれた。


572:293
07/01/28 19:42:36 LOzlgLSJ0
「いきなり何するんですか!?」
俺は天道さんに怒鳴る、しかし向こうは
「加賀美、お前はどんな風に死にたい?」
天道さんはまるで般若(よくお面になっている鬼のことである)を連想させるような怖い顔で俺に迫ってくる。おいおいこの人は人の話を聞いているのか?
「な、何を言ってるんですか!?」
「お前の死に方についてだ、さあどう死にたい?生身でワーム相手に神風特攻、ヒモ無しバンジーで高層ビルの屋上から飛び降りる、体中に肉を巻き付けて動物園のライオンの檻に放り込まれる、サハラ砂漠のど真ん中に放り出される、背中に漬け物石を背負い太平洋にダイビング、
それとも俺の手で加賀美の丸焼き、加賀美和風ステーキ、加賀美天ぷら定食、加賀美シチューのうちいずれかに料理されるさあこのどれかから選んでみろ」
天道さんは真顔で右手に持った包丁を俺に突きつけながら訳のわからないことを機関銃のような勢いで言っている、おいおい危ないだろうが。


573:293
07/01/28 19:43:13 LOzlgLSJ0
「お前ら何やってるんだ」
店の厨房から不思議そうな顔をしたひよりが来る、助かった今のお前は俺の救いのエンジェル様いや、救いの女神様だ。早くブレーキの壊れた暴走機関車のようなこの人をどうにかしてくれ。
「ひより、葬式の準備をしてくれ今日は加賀美の命日だからな」
厨房から出てきたひよりの方を向いてとんでもないことを言ってくる、何を酷いことを言ってるんだこの人は。
これはさっきワーム相手に死んでしまったゼクトルーパーの人達に対して成仏して下さいとか不謹慎なことを考えたバチが当たったのか?
 ってこんなことを考えている場合じゃない、俺は包丁を持った天道さんの手を払う。

574:293
07/01/28 19:43:50 LOzlgLSJ0
「天道さん、さっきから何を言ってるんですか?俺にはあなたが何を言っているのか全く理解出来ないのですが」
すると天道さんは俺の方を振り向いて
「ほう?お前は樹花を傷物にしておいて良くそんなことが言えるな」
樹花ちゃんを傷物に?何を言ってるんだ
「あなたはさっきから一体何を言ってるんですか、」
「加賀美、お前はどこまでシラを切るつもりだ」
天道さんはなおも俺のことを般若のような怖い顔で睨み付けてくる、これじゃあ話が終わらないぞ。
「天道さん、とりあえず何があったか話してくれませんか?これじゃあ話に収拾がつきそうにないのですが」
すると天道さんは数秒間を開いてから口を開いた。
「いいだろう、冥土のみやげとして聞かせてやる」
天道さんの一人語りが始まる。


あれは昨日の晩飯の時だ――

575:293
07/01/28 19:46:53 LOzlgLSJ0
天道の家にて

 いつものようにリビングのテーブルで樹花と晩飯を食べていた俺、今日はうな重である。
 これに使われている魚。ウナギは高タンパクで消化もよく、日本料理の食材としても重要で、ウナギ屋と呼ばれるウナギ料理の専門店も多い。
 よく夏バテ予防に食べているかもしれないが実際のウナギの旬は冬で、秋から春に比べても夏のものは味が落ちてしまう。
 作り方としては皮に生息地の水の臭いやエサの臭いが残ってるため、天然もの、養殖もの、問わずきれいな水に1日~2日いれて、臭みを抜いたものを料理するといいぞ。
 なおウナギの血液にはイクシオトキシンという毒が含まれるため、生で食べることはできない。ただし熱を加えると変性し毒性が消えるので、加熱調理した分には危険はない。 
ちなみに生で食べたい場合は血液を完全に抜いて酢でしめれば刺身で食べることができるぞ。


576:293
07/01/28 19:48:33 LOzlgLSJ0
 「お兄ちゃん、今日も美味しいね!」
樹花は嬉しそうに食べている、この笑顔を見ることができれば作った甲斐がある。樹花にはいつまでも笑顔でいて欲しいからな。
 ちなみにウナギを食材とする料理はうな重だけでなく次の料理も存在する。

まずもっともポピュラーな物は魚を切り裂いて中の骨を取り除きタレをつけて焼く料理をかば焼き、これはよくご飯の上に乗せてうな重に使われる。
ちなみにタレをつけない白焼きというのもありこれは炭火で焼いてワサビ、おろし大根またはショウガ醤油などをつけて食べるぞ。

 次にウナギ巻き。う巻きとも言う、これはウナギの白焼きまたはかば焼きを芯にして卵を巻いた卵焼きのことだ。作り方としてはとき卵に出汁を入れて出汁巻き卵をつくる要領でウナギを巻く。
更に「ウナギのゴボウ巻き」というのもありそれをう巻きと呼ぶこともある。
とまあ他にもウナギを使った料理はあるがキリがないのでこの辺で止めておこう。

577:293
07/01/28 19:49:23 LOzlgLSJ0
 俺がうな重を食べていると突如携帯電話の音が鳴った。どうあら樹花の携帯のようだ。
 樹花はそれに出る。
「もしもし?……うん………うん……え!本当!?」
「コラ、食事中に電話をするんじゃない」
行儀の悪い行動をしているので俺は一旦食事を中断し、小さな声を出してそれを止める。すると樹花は俺の言うことを聞いてくれたのか「食事中だからあとでかけ直すね」と言って電話を切った。
俺達は再び晩飯のうな重を食べている。すると樹花が突然箸を止めて
「そういえば、さっき電話してたの好きな人ができたから……」

578:293
07/01/28 19:50:46 LOzlgLSJ0
 その瞬間、俺は箸を落としてしまい一瞬頭の中が真っ白になった。
「な…な…な…なぁにぃぃぃ~…!?」
そして俺は椅子から立ってしまい右手で頭を抱えながら左手を壁に押し込んだ。
樹花に好きな人ができた、つ、つ、つ、ついにこの日が来てしまったのか…い、一体どこの誰だ!?どんな奴なんだ!?えぇい面倒だ樹花に直接聞く!
いや待て、俺の間違いかもしれないそうだ落ち着くんだ俺。おばあちゃんも言ってたじゃないか、男はクールであるべき………沸騰したお湯は蒸発するだけだって。
 ここは落ち着いて樹花に聞いてみよう。
俺は再び椅子に座り、水を飲んで平静を取り戻す。
「すまない樹花、変なところを見せてしまって」
「いいよいいよ、いつものことだし」
「ところでさっき言ってた好きな人ってのはどんな奴なんだ?」
俺が棒読みで話していると樹花は数秒間を空けてから話した。

579:293
07/01/28 19:51:48 LOzlgLSJ0
「ん~まあ加賀美さんにもいっ……」
か、か、か、か、か、加賀美~!?加賀美ってあの加賀美か!?まず記憶喪失でZECTの協力者でもあり、あの日家の近くで倒れているところを樹花が見つけて俺と樹花で協力して適当な部屋に寝かせて
 次の日俺がそいつに朝飯を作り、その恩返しのために俺がサルへと連れ込んでそこでバイトとして使わせた、そしてガタックの資格者でもあるあの加賀美か!?
俺は再び樹花に聞く。
「樹花、一つ聞くが加賀美というのはあの加賀美なのか!?」
「そ、あの加賀美さんよ」
なんと言うことだ……樹花の好きな人があの加賀美だとは……
「あ、続きを言うけど何かこの前公園に呼び出したの、そこで『俺には君しかいないんだ』って告白したの!」
こ、こ、こ、告白~!?『俺には君しかいない』~!?

580:293
07/01/28 19:52:30 LOzlgLSJ0
「それにね、チューもしたんだって!」
ちゅ、ちゅ、ちゅ、チュー!?チューってあれか!?あの男と女が唇同士を重ねるっていうあれですか!?おばあちゃん!?
その瞬間、俺の脳中に公園の広場にいる加賀美と樹花が映ってくる。
『樹花ちゃん、今だから言う、俺には君しかいないんだ』
  待て…待て……止めろ加賀美、何を言ってるんだ。  
『加賀美さん……ありがとう……』
樹花もそれ以上は止めるんだ、止めろと言っている。太陽であるこの俺が許さんぞ。
それから二人は抱き合い……って待て一体何をしているんだ二人とも止めろと言うのがわからないのか。
そして二人の唇が近づいて……
うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ…………………(エコー)

581:293
07/01/28 19:53:42 LOzlgLSJ0
  そして俺は床に倒れ、意識はそこで消えた……
「お兄ちゃん、お兄ちゃん!?どうしちゃったの!?ねぇ起きてよ!」
ああ、樹花の呼ぶ声が聞こえる。でもね樹花、お兄ちゃんはもう天に行くんだ。
何故かって?だってお兄ちゃんは天の道を行き、総てを司る男だから……
「お兄ちゃん!?お兄ちゃーん!?」



数分後俺は蘇った、樹花は驚いているようだ。
「お、お兄ちゃん!?」
「樹花、心配かけたな。さあ食事の再会をしよう」
「う、うん……」
そして俺達は再びうな重を食べ始めた、幸いにも冷めていないようだ。



その晩、樹花が寝たあと俺は台所で包丁を研いでいた、え?何故かって?決まっているだろう加賀美への制裁のためだ。
「加賀美、覚悟しろ~樹花を傷物にした罪は重い、明日はお前の命日だからな~」
よし、こんな物で良いだろう。さて明日は奴をどんな風に料理しよう?和風ステーキ?ラーメン?シチュー?天ぷら定食?
  ってそれは明日決めればいい、俺は包丁を研ぎ終わったあと、ベッドで眠り明日を待った。


582:293
07/01/28 19:55:54 LOzlgLSJ0
 天道さんの話をまとめるとこうだ、なんでも樹花ちゃんの好きな人が俺のようである日俺が樹花ちゃんに公園に呼び出して『俺には君しかいない』と告白をしそれからキスをしてしまったという。
とりあえず一言言う
そんなことは絶対していない。てかそれ以前にここ一週間樹花ちゃんとは一切会ったことがないしもし仮に告白するとしても俺はそんなことは言わないはずだ。てかそれ以前に俺は年下には興味ない。
「加賀美、お前樹花ちゃんに対してそんなことをしたのか!?」
ひよりは驚いた顔で言ってくる。
「してない、してない!神や仏様そしてキリスト様に誓って絶対してない!もしも宇宙の彼方に放り出されたとしてもこの意見は百パーセント変えない!」
「ほう、ならば昨日言っていた樹花の話はどう説明つけるつもりだ?」
天道さんは俺が必死に否定しているところをお構いなしに蛇のような目で睨みつけてくる。てか昨日言ってた樹花ちゃんの話なんか俺は一切知らんぞ。


583:293
07/01/28 19:56:59 LOzlgLSJ0
 「加賀美、天道、このままじゃ話が終わりそうにないから樹花ちゃんに直接聞くのはどうだ?その方が一番早い」
ひよりはそんな中提案を出してくる。おお、考えてみれば確かにその通りだひよりよお前は良いこと言うな~ってちょっと考えてみれば単に俺の頭が悪いからそんな考えが浮かばないだけかもしれん。
「ひより、確かにその通りだな。よし、二人とも今から俺の家に来い。樹花は家にいるはずだ」
店の掃除はどうするんですか。
「そんな物後回しにしろ」
この人は相変わらず無茶苦茶なことを言う。
そして俺達は天道さんの家に向かった。

584:293
07/01/28 19:58:00 LOzlgLSJ0
 現在俺は天道さんの家のリビングにあるテーブルに備え付けられた椅子に座っている、理由は言わなくてもわかると思うが俺が本当に樹花ちゃんに告白をしてキスをしてしまったのかと。
天道さんは俺の隣に座っていてこの騒動の鍵である自称「天の道を往き、樹と花を慈しむ少女」天道樹花ちゃんは現在二階で勉強しているのだという。
ひよりはテーブルには座っていない、理由はホットケーキを作っているからだ。
 何故作っているのかというと俺達が家に着いてからいきなり天道さんが「樹花にホットケーキを作ってくれ」とひよりに言ってきたからキッチンでフライパンを上手に使ってホットケーキを作っている。
 文句を言いながら作っているがその割には俺や天道さんの分も作ってくれている、よくやるねぇこの方は。


585:293
07/01/28 19:59:22 LOzlgLSJ0
「加賀美、これから出るホットケーキはじっくり味わった方が良いぞ、何せそれはお前の最後の晩餐だからな」
酷いことを言ってくれるなこの人は、まるで俺がこれから処刑されるような言い方じゃないか。
ちなみに最後の晩餐とはイエス・キリストが処刑される前夜、十二使徒とかいう連中と共に摂った夕食、またその夕食の席で起こったことをいうらしい。
とまあ俺がそんなどうでもいいことを考えているとひよりの作ったホットケーキが白い皿に乗ってやって来た、湯気が出ていてあったかそうだ。
ホットケーキの作り方としては小麦粉に卵やベーキングパウダー・砂糖、牛乳、水などを混ぜ、フライパンで両面を焼くのが一般的な作り方だ。
  ホットケーキという名前は料理の日本での通称で英語圏では一般にパンケーキと呼ばれるらしい。まあ詳しくは知らないが。

586:293
07/01/28 20:00:38 LOzlgLSJ0
  天道さんは二階にいる樹花ちゃんを呼び出してくる。それに反応した樹花ちゃんはドタドタと音を立てて二階から降りてくる。
そして樹花ちゃんは椅子に座りナイフとフォークを使ってホットケーキを食べ始めた。そしてひよりも自分の分のホットケーキを備え付けられたナイフとフォーク二点を使って食べ始めた。
俺と天道さんもこの二点セットを使ってホットケーキを食べることにした、おお結構美味いな。その辺のレストランに出る物よりも美味いかもしれない。
「そういえばひよりさんに加賀美さんは何でウチに来たの?」
樹花ちゃんは俺達に尋ねてくる。
「樹花、お前の好きな奴というのは加賀美なのか!?」
天道さんはストレートに聞く、樹花ちゃんは驚いているようだ。
「え、お兄ちゃん何言ってるの?」
「お前の好きな人はこの加賀美じゃないのか!?昨日言っていたはずだ!」
天道さんは叫んでいる、俺とひよりはその様子を驚きながら見ている。
すると樹花ちゃんは軽く笑い始めた。


587:293
07/01/28 20:01:36 LOzlgLSJ0
 「え~お兄ちゃん、もしかしてあれを私の話だと思ってたの!?」
「へ?」
天道さんは呆気にとられていた。
「昨日の話は私の友達のこと!友達は私に好きな人ができたのを教えてくれたの」
「じゃああの加賀美というのは……」
「加賀美さんにこの前この話をしたってこと!前聞いたでしょ?」
天道さんが動揺している中樹花ちゃんは答える。ああ、確かにこの前聞いたような気がするな~たまたま街を歩いているところを樹花ちゃんと会って友達に好きな人ができたって聞いたな。
  まあ俺にとっては他愛のない世間話にもならないくらいにどうでもよかったが。
「もう、お兄ちゃんっておっちょこちょいなんだから~」
天道さんは驚いた顔をしている、そして樹花ちゃんはジュースを取りにキッチンへと向かった。
「じゃあ加賀美のあの告白とかそう言うのは……」
「全くの誤解と言うことになるな」
俺とひよりは向き合いながら言う。

588:293
07/01/28 20:02:24 LOzlgLSJ0
 そして俺達は驚いている顔のした天道さんを凝視した、向こうは未だ驚いた顔をしている。
数秒間その状態が続いたあと信じられないことが起こった。
何と、天道さんが突如パッと消えてしまったのである。
俺とひよりは驚いて周りをキョロキョロ振り向いた、するとその数秒後同じように向こうのドアの近くにパッとその姿を現したのだ。
「樹花、買い物に行ってくる。そのホットケーキは食べても良いぞ」
「ありがとう!お兄ちゃん行ってらっしゃ~い」
そして天道さんは部屋から出て行った。てか樹花ちゃんはこの異常事態を何で驚かないんだ?
「じゅ樹花ちゃん、あれは一体……」
「ああ、あれ?天道マジックって言うの」
て、天道マジック!?


589:293
07/01/28 20:03:15 LOzlgLSJ0
 「そうよ、お兄ちゃんが最近開発したマジックなの、多分マジシャンを目指してると思うから自分で開発してるの。最近よく練習してるから」
そ、そうなんだ……
「それでね、それが完成したらあたしにも教えてくれるの!私はその日を待ってるから!」
で、ではあれは
「その中の一つ、天道テレポーテーションって言う技なの!」
樹花ちゃんは自慢げに話す。
「テレポーテーションってことは……」
「逃げたな、あいつ」
俺とひよりは向かい合いながら話す。
「まぁ誤解が解けてよかったじゃないか、冷めない内に食べよう」
「あ、ああ……」
どこかスッキリしない気持ちを抱えながら俺はひよりの作ったホットケーキを蜂蜜やシロップをスプーン一杯分の量をかけて再び食べることにした。
うん、美味いな。

おしまい

590:293
07/01/28 20:06:46 LOzlgLSJ0
上の外伝「天道マジックシリーズ」は気まぐれに制作をしています。
>>550の続きも現在作っています。
今回は天道をちょっとギャグに走らせてみました。

591:名無しより愛をこめて
07/01/28 20:34:53 j+gRbrUzO
GJ!
相変わらず天道は妹の事となると暴走するよなw

592:名無しより愛をこめて
07/01/29 02:38:05 xACg8Pg50
「兄貴ぃ、俺達の出番は無いのかなぁ~?」

「どうせ俺なんか・・・・・」

593:名無しより愛をこめて
07/01/29 02:41:09 tZjINTlr0
>>592

地獄兄弟はハルヒに汚されたくない

既に加賀美は293にレイープされてるし

594:名無しより愛をこめて
07/01/29 09:01:00 8wiyIYsNO
>>285で地獄兄弟出てるけどね。
ってかこれの続き書く人いないのかよ

ゴルゴムって…www

595:名無しより愛をこめて
07/02/03 06:30:39 mK7WVE980
hosu

596:名無しより愛をこめて
07/02/03 07:44:08 kvUxHTURO
誰でもいいからなんか書こうぜー

597:293
07/02/03 16:02:33 VyEyxWc+0
>>550の続きは現在製作中です。
まだ当分かかると思います。
能率の悪いリア厨の書く文章でゴメンナサイ・・

598:名無しより愛をこめて
07/02/03 19:11:57 kvUxHTURO
正直俺はちょっと前のゴルゴムネタのが1番気になるwwww

599:名無しより愛をこめて
07/02/03 19:30:16 ZJnUK02L0
>>597
期待しとるぜ!


関係あるのかないのか知らんが、今日初めてアニメのキョンを観た。
声が想像してたより格好良くてワロタ

600:名無しより愛をこめて
07/02/03 20:01:08 n/aXyePY0
あげついでにいらん知識

キョンの声の人は結構歌がヘタらしい。聞いた事無いから分からんが。

601:名無しより愛をこめて
07/02/03 20:01:43 n/aXyePY0
あげられなかったのでもっかい

602:名無しより愛をこめて
07/02/04 03:44:59 GWPFIqGk0
朝倉「私たちの出番、なさそうね・・・・・」

喜緑「どうせ、私なんか・・・・・・」

603:名無しより愛をこめて
07/02/04 04:14:58 TkpOVDLGO
カブトとキモオタアニメを繋げんなよ見ていて吐き気がするスレだな

604:名無しより愛をこめて
07/02/04 20:20:11 6meFeur90
つかどっちも知らん新参大杉。最低限どちらも原作なりDVDなり買ってからこのスレ見ればいいのに。

605:名無しより愛をこめて
07/02/04 20:56:10 Jnb8XPJQO
自分は前からちょっと気になってたから小説を読んでからこのスレ見つけた。
やっぱり元ネタがわかると面白さが増すよね。

606:名無しより愛をこめて
07/02/04 21:06:23 bivSN8zLO
>>568


誰なんだよあいつは…

「お前達、ゴルゴム怪人か!?」
いきなり現れた男はこれまたできれば関わりたくない事を言い出す。
この手の奴に関わったらろくな事にならんからな。
「ふむ…。彼はもしかして…」
ん?何か言ったか古泉…?「いえ、何でもありません。ほら、彼、何かするみたいですよ」
何だと?こんなところに現れた時点でまともな人種じゃないのは分かるが今度は何をするっていうんだ。

「変、身!」

次の瞬間、男はどこぞで見たことがあるような変身ポーズをとり、体がみるみる内に黒いボディに変わって行く。
まぁ今更何を見ても驚かんが…まったくこれもハルヒが望んだ事なのかよ…

「仮面ライダー、ブラァックッッ!」

…おいおい…。
男は仮面ライダーブラックと名乗りまたしてもポーズを決める。

「ふむ…どうやら彼は改造人間のようですね。」
改造人間?やれやれ…。勘弁してくれよ。
で、なんなんだよ改造人間って?
「詳しい経緯は僕にはわかり兼ねますが、恐らく何らかの組織に拉致られ、改造手術を受けるのですが、脳改造をされる直前に逃げ出し組織と戦っているクチでしょう。」
古泉は何かのストーリー的な事を語り出す。そういやこいつ、こういうの好きなんだっけ。

何でお前にそこまでわかるんだ?
「フフ、定番ですよ」
楽しそうな表情でムカつくスマイルを浮かべながら言う。だいたい何だよ定番って…

607:名無しより愛をこめて
07/02/04 21:51:03 bivSN8zLO
>>606

そんな話をしてる間にブラックは肉弾戦でワーム共を蹴散らして行く。いやぁ強いなぁ

「さすがブラックサンですね…!」
横で古泉が何故か熱くなって見入っている。
つか、サンって何だよ。
「敬意を表してのさん付けです。僕は皆さんのこともさん付けで呼んでいるつもりですが?」
いや、お前のは別なニュアンスのサンな気がするが…。
まぁいい。で、どうするんだよ?身動きが取れないぞ。
今俺達は工場の物陰に隠れている。当然今出ていけばワームの餌食になるわけだ…
「さて…どうしましょうか…。大幅に予定が変わってしまいましたね…」
予定?一体何を考えているんだこいつは…

そして調度ワーム連中も全滅しそうな頃、一匹のワームが赤くなり、個性的な姿へと変貌を遂げる。これまた気色悪い映像だ。
次の瞬間そのワームは俺の視界から消え失せる。

そして見えない攻撃を受けるブラック。おいおい、これはヤバイんじゃないか?

「ク…!ゴルゴムめ!こんな恐ろしい怪人を生み出していたのか!」

…何を言っとるんだあいつは。
「これは、まずいですね…彼では敵いませんよ」
どういうことだ?状況を分かりやすく解説してくれ
「あれはワームの成虫の超高速移動。通称クロックアップです。ただの改造人間では太刀打ちできません」
ほぅ…つまりやっぱりヤバイことは間違いないんだな…

608:名無しより愛をこめて
07/02/04 22:49:12 VIFKxPs20
>>603
特撮板でハルヒをしってる必要は皆無

カブトは見とけ

609:名無しより愛をこめて
07/02/05 00:32:28 hMLhdtGxO
>>607 続きかな

ブラックは今も俺の目の前で見えないワームの攻撃を受け続けている。
そろそろ本格的にヤバいんじゃなかろうか?ゲームで言うならばHPゲージがレッドゾーンへ突入した感じだろう。
そしてついに変身が解け、膝をつきそのまま倒れてしまった。
おーい。ブラックさーん。
ヤバい…。ブラックが居なくなったらどうやってあんな化け物倒せって言うんだよ

と、その時一人の男が工場内へ入ってくる。入口から堂々と歩いて入って。
誰なんだあいつは。
「ようやく到着ですか。これでもう大丈夫ですよ」
古泉が笑顔で言う。ーーまぁこいつはいつも笑顔だがーー

「おばあちゃんが言っていた。天の道を往き総てを司どる男。俺の名前は天道総司。」

おいおい。また電波キャラかよ。
言うが早いか男は赤いカブトムシをベルトに装填し銀のアーマーに包まれていく。
そして変身が終わった瞬間今度は銀のアーマーが弾け飛び、その姿は消えた。
古泉、解説を頼む。
「彼は天道総司。このエリアの司令官で、カブトの資格者です。」
カブト?
「ええ。ZECTが対ワーム用に開発したマスクドライダーシステム。その第1号です。最初に変身したのはマスクドフォーム。今クロックアップしているのがライダーフォームと呼ばれています。まぁ、その辺はおいおい分かって行くでしょう」
なるほど。つまり今カブトはワームと戦っているんだな。速過ぎて全く見えんが。
「はい。ワームはカブトに任せておけば大丈夫です。それより今はブラックさんを…!」
そういえばブラックの事忘れてたな…
どうするんだよそいつ。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch