06/12/24 12:36:10 CJjkVKVy0
翌日俺は立川さんに答えを話すことにした
「立川さん、俺は自分の答えを出してきました!」
「言ってみてくれ」
「俺、あのワームとか言う奴らと戦います!」
立川さんは驚いているようだ。
「……引き返すのなら今のうちだぞ、格好いいとかそんな気持ちでやってもらっても困るだけだ」
深刻な表情で言う。
「そんな気持ちは微塵もありません、俺は自分の気持ちでやるんです立川さんは俺の世話をしてくれました、だったらその立川さんの望みを叶えるためにやるんです!」
「新くん……!」
立川さんは嬉しそうだった。
「新くん、君の答えはよくわかった。よろしく頼むぞ」
「はい!」
俺達は固く握手を交わした。
「おっとそろそろ引っ越し屋が来る時間だ、引っ越しの準備はすませたかね?」
「はい、いつでもできます」
俺は新たな決意を固め、引っ越し屋が来るのを待った。
プロローグ 終わり