おにゃのこが改造されるシーン 素体6人目at SFX
おにゃのこが改造されるシーン 素体6人目 - 暇つぶし2ch251:The oneway ticket
06/11/28 16:35:16 dEs8aE7W0
 吉岡夏美

  親友だった松田薫にハメられて拉致され、改造実験用のサイボーグ手術と、
高圧電流による耐久実験とを幾度もなく繰り返す日々が始まってから、一ヶ月余が経っていた。
 一ヶ月余前に、催眠状態のままで最初にカラダにメスを入れられてから、6度目を数える今回
の改造手術は、夏美は初めて覚醒したままの状態で終了した。
 つ数分前まで、例えようもない苦痛と不快感に苛まれていたカラダ中が、手術が終了すると、
にわかに軽くなり、しばらくすると、段階的にではあるが、体内の節々にパワーが漲り始めるのを
実感するようになった。
 改造手術と、耐久実験。これらの間のインターバルの時間だけが、夏美にとっての至福の時間
(…というか、普通はこの状態がフツーなはずなのだが)である。

 やがて、体を拘束していた手かせ足かせが外されると、夏美はゆっくりと金属の手術台から身をおろした。

白衣の男が夏美に言った
「1時間後に実験室で、今回のお前のカラダの耐久テストが行なわれる。遅れることがないように実験室に
向かえ。助手が二人でお前を案内する。それから、廊下に出るときは"制服"を着るのを忘れるな。」


252:The oneway ticket
06/11/28 16:36:33 dEs8aE7W0
 吉岡夏美

白衣の男が夏美に言った
「1時間後に実験室で、今回のお前のカラダの耐久テストが行なわれる。遅れることがないように実験室に
向かえ。助手が二人でお前を案内する。それから、廊下に出るときは"制服"を着るのを忘れるな。」

 この組織で使用されている女性改造人間達の"制服"とは、いわゆる『超ビキニ』である。
これには主に2つの意味があり、一つは「逃亡」を防ぐため。そしてもう一つは、改造手術に携わる男性技術者
に対する配慮である。すなわち彼らは、毎日来る日も来る日も、改造素体の内臓やサイボーグ体のメカニックと
対峙している為、こういう刺激がないと、女性の肉体に対するイメージが歪んでしまうのだ。

 また、これらの"制服"は、それぞれの持ち場によってカラー分けしてある。
吉岡夏美や、彼女を拉致する前の松田薫、すなわち「改造実験用のサイボーグ」は純白の超ビキニ。
素体拉致の為などの「外回り業務」=すなわち現在の松田薫=は、黄緑色の超ビキニ。
その他にも、「戦闘用サイボーグ」はエンジ色。「女スパイサイボーグ」は漆黒、などなど。

 至福の?時間が、1時間余りしかないことを知った夏美は、拗ねる様な表情を 白衣の男に向けると、
言われるがまま、改造実験用の女であることを示す "純白超ビキニ" を付けると、助手の2人に左右を
囲まれつつ、薄暗い廊下へと一歩踏み出した。

253:The oneway ticket
06/11/28 16:39:17 dEs8aE7W0
  松田薫

 本日の「組織」の命令は、ある屈強な男の拉致であった。 
薫はどちらかと言えば年下系優男が好みだったので あまり気乗りがしなかったのと、
その男性の年齢に合わせたつもりで、OL風の制服を選んで着ていってしまったのだが、
どう見ても15歳程度のルックスの少女にはあり得ない風であり、ターゲットに怪しまれて
結局 拉致は不成功に終わったのだ。

 ガッカリして組織に帰社?した薫は、信賞必罰のボスになんと言い訳しようかと
考えながら、コスチュームルームでOL服を脱ぎ、組織の制服(=黄緑の超ビキニ)
姿にて 薄暗い廊下へと歩いて行った。

 薫の成績は、全くもって芳しくなかった。マトモに拉致して来れて、
且つ素体として組織の役に立っていそうなのは、皮肉にも親友の吉岡夏美だけなのだ。
このままだと、再び改造実験用サイボーグに戻されてしまうかもしれない…。
そんな不安が薫の頭を過ぎった時、不意に斜め前の手術室の扉が開いて、
白衣の男達に囲まれた、純白超ビキニ姿の吉岡夏美が現れた。

 思わず夏美と目が合った薫は、固まりながらも叫んでいた。
「あ、夏美!ゴメン!本当に……」
 白衣の男達を振り切って、薫の目の前に走り寄った夏美を見て、
薫は思いっきり殴られることを覚悟した。
いや、殴ってもらえれば、それで少しは罪悪感から逃れられそうで、
無防備のまま座り込んだ。

 だが予想に反して、近づいてきた夏美は薫の耳元にこう囁いた。

「白鳥晶子、白鳥晶子覚えているでしょ! 今、アタシと同じ高校にいるの。
彼女を拉致してきて!絶対、素体として合格だから! 
彼女だったら、絶対アタシ達以上の素体だから!」

254:The oneway ticket
06/11/28 16:42:41 dEs8aE7W0
  松田薫

  薫は小学生時代の記憶の糸を辿っていた。
白鳥晶子…。おぼろげに覚えてはいるが、自分とは直接のつながりがない。
確か小学校は同じだったけど、中学から私学に通い始めた彼女は、
地元の公立中学に進学した薫や夏美とは、その後縁遠くなっているはずだった。
 夏美とは小学生時代に同じクラスになったりして、親しい時期もあるようだったけど…。
 
 そうそう。白鳥晶子は、確か常に中傷めいた悪いウワサが後を絶たない少女だった。

成績も夏美並みに優秀だったし、スポーツ万能。 ルックスも大人びていて、
薫や夏美が同級生男子の視線を一身に浴びているのに対し、
晶子は近所の中学生、高校生や、若い先生たちに色目を使われているような少女だった。 

 悪いウワサというのは、彼女=白鳥晶子は、小学校の低学年の時に、
痴漢からレイプされたのがキッカケで性に目覚めてしまい、以来 大人の男性から
お金をもらってカラダを触らせていると言うようなものだった。
 そう言えば、小学校卒業間近に、夏美から聞いた話だったと思うが、
「アッ子、この頃へんな事言うのよ。『大人の男の人のオチン○ンを舐めてあげたら、お金くれるよ』だって。キモ~イ」
薫も想像するだけで不快感が溢れてきた。
「ぎょぇ~、へんな子!」
薫も夏美も、性に目覚めては来ていて、男性対する興味は旺盛でないとは言えない年頃ではあったが、
さすがにそのようなことでお金を払う男性もいるとは思わなかったし、
好きでもない♂と、自分の同級生♀とが付き合っているというと言うのが信じられなくて、
きっと彼女の美貌と才能に嫉妬した誰かの悪い中傷だろうと、薫は信じて疑わなかった。

 そして白鳥晶子は、仲間のほとんどが進学する校区の中学を避けて、隣町の私立中学に一人進学した。

255:The oneway ticket
06/11/28 16:44:37 dEs8aE7W0
 白鳥晶子

  帰宅すると、いきなり玄関のピンポンが これでもかッ!てくらいに鳴りだした。
 部活動で疲れているのに、うるさいなぁ~。 でも家には誰もいないから、アタシが出るしかないか!?

 扉を開けると、小悪魔のような顔立ちの、中学生のような女子が満面に笑みをたたえながら立っていた。

 どこかで見たような…会ったような… でも思い出せない。

 「ヒッさし振りぃ!元気してた?あたし、わかる?松田薫よ! わぁ~、白鳥さん、大人っぽくなったわねぇ~。
夏美から聞いたけど、ひそかにグラドルやっているんだって? ねぇねぇアタシ、遠くに行っていたんだけどさぁ、
白鳥さんにお土産あるのよ。これ、イヤリング。似合うと思うよぉ。すぐにしてみて・・・・」

 話を最後まで聞く気にもなれず、バタンと思いっきり扉を閉めた晶子は、無言のまま施錠して、自分の部屋へと向かった。
 "なんなのだこの子は。 押し売り?ヘンな宗教? イヤリング?知らない人にそんなもの貰う筋合いはないわ。" 

 そんなことを考えていた晶子の背後で、いきなり 何かがドアにぶつかる音がした。ガツン!ガツン!
そして 振り返った晶子の眼前で、メキメキッ! バリバリッ! と 見る見るドアが破れ、先ほどと同じ笑みで、
招かれざる少女が、穴の開いたドアの向こうから涼しい表情のまま侵入してきた。

 松田薫と自称したその少女の両手で首の辺りを掴まれたところで、晶子の記憶は飛んでいる…

256:The oneway ticket
06/11/28 16:47:15 dEs8aE7W0
  松田薫

  「…お前の処置は、白鳥晶子の改造手術が終わってから、追って通達する。
  それまでは、基地を出ないように待機しておくこと。」

 組織のボスに、いろいろなことを言われた薫だったが、ほとんど意味が理解できていなかった。
 仕事が成功したわけだから褒められたはずだったのだが、あまりその実感がわかないまま、
薫は司令室を後にした。

  薫が拉致してきた白鳥晶子は、改造人間の素体として、1億人に一人という、類稀なる肉体であったようだ。
それを知った薫が、天にも昇るような気持ちで舞い上がっていた時、薫の前に、純白の超ビキニを身につけた夏美が現れた。
 一瞬 ギくッ!とした薫だったが、夏美の推薦してくれた白鳥晶子嬢は、類稀なる改造素体であり、彼女の拉致が成功したことで、
間違いなく夏美も改造手術に明け暮れる毎日から逃れられると思うよ! と、まくし立てるように説明した。

 無言の夏美に、薫は心配そうに呟いた。

「ねぇ、夏美。やっぱ怒っている…よね。」

 視線を落とし、沈黙していた夏美はしばらくして答えた。

「もちろん怒っているわよ。友達として許される裏切りじゃないもんね、こんなの。
でも、怒っても恨んでも、状況が変わるワケじゃないし、『貸し』にしておくと言うことで、仲直りしようと考えているトコ」

 薫は、このような状況でも、感情を抑えて冷静な判断が出来る夏美に 心底感動してしまった。
 
 「ありがとう。夏美も絶対すぐにそのビキニ、アタシみたいな黄緑色のになるよ。・・・・・」
 そう言った薫の目から、大粒の涙が零れ落ちた。

257:The oneway ticket
06/11/28 16:49:12 dEs8aE7W0
吉岡夏美

 薫の両瞼から零れ落ちる涙を見たとき、吉岡夏美は薫に対して一抹の哀れみを感じざるを得なかった。

 薫自身は、今回の白鳥晶子拉致が、自分の手柄で賞賛されていると勘違いしているが、
白鳥晶子を選んだのが夏美であることは、組織の誰もが知っていることであり、知らぬは薫だけ。
 それに拉致の時に、扉を破って侵入するなんて手段は言語道断!
 そんなことで、不法な改造人間実験の存在が嗅ぎ付けられないとも限らない。

 さらに、改造前の生身の人間に対し、放電ショックで気絶させるという手段も愚かな極みである。

 ハイパーサイボーグとなった薫が発した電流は、優に致死量を超えたものであり、
通常であれば失神どころか即死状態だったはずである。 今回はたまたまそのミスが功を奏し、
白鳥晶子が改造素体としての逸材であることの判明に繋がったのだが、明らかにこれは偶然であり、
もはや薫は、拉致用サイボーグとしては不適当であるとの決定が下されたのだった。

 すなわち今現在はまだ純白の超ビキニを着ている夏美だったが、晶子の改造が成功次第、強制的に薫と夏美は、
お互いの超ビキニを交換させられる=少なくとも薫には純白のビキニが着せられる= 運命にあったのだ。

 「貸し」の意味も理解できない、単細胞な親友に同情しつつ、夏美は涙を隠して薫を抱きしめた。

258:The oneway ticket
06/11/28 16:51:57 dEs8aE7W0
白鳥晶子

  白鳥晶子は目覚めた時、金属で出来た椅子に、全裸姿で両手両足を拘束されていた。
最初に開いた瞳にまず写ったのは、自分の体に無数に繋がれているケーブルコードだった。
きつく絞められた首輪からは4本 、グラドルとしての自慢の胸には、それぞれ両乳首に針穴が通され、
太めのケーブルがヘソの穴に、また極太の突起物が 股間にはめ込まれ、翡翠色の光を放っている。

 ゆっくりと首を上げて、視線の焦点を前方に合わせると、動き回っている白衣の男達に混じって、
ビキニ姿でこちらを見つめている2人の少女が見えた。
 腕を組んで、小悪魔的な笑みでこっちを見ている黄緑色のビキノニ少女は…間違いなく自分の部屋を訪問した女の子だ。
その隣に、こちらを申し訳なさそうにチラチラ見ながら、目をあわさないように横を向いている純白のビキニは…
あ、彼女、吉岡夏美!間違いない。

 状況を飲み込もうとする晶子だったが、理解できぬまま、白衣の男の一人が助手達に命令を下した。

 「ただ今より、改造素体に対する高圧電流耐久テストを開始する」

 その言葉の意味も理解できぬ間に、体にはめ込まれ、埋め込まれているあらゆるアイテムから、
高圧電圧が体に注ぎ込まれた晶子は、蝦反りになって苦痛を全身で受け止めた。

259:The oneway ticket
06/11/28 16:54:37 MbqGFM9J0
  吉岡夏美

  目の前で、高圧電流を体中に流され、蝦反りになって絶叫しながら苦痛に耐えている晶子の姿を見ると、
夏美にも罪悪感が芽生えてきた。

 "これでは、アタシが薫にされたことを、そのままソックリ晶子にしているだけではいか?"

 となりの薫を見ると、こっちは相変わらず小悪魔的な笑みを満面に浮かべながら、
「うわぁ~、すっごーい! 晶子さんって、この高圧電流に、生身のカラダで耐えているぅぅぅぅぅ~。
この電圧って、アタシが最初の改造手術を受けた直後に、アタシが受けた耐久実験とほぼ同じ電圧じゃない!
サイボーグ体でもあんなに苦しくて、少しだけどダメージも喰らったあの電圧に、こんな長時間耐えられるなんて!」

 相変わらず薫のキャラは楽天的である。

「ねぇ夏美、いま思ったんだけど、晶子ってもしかして、改造実験サイボーグじゃなくって、戦闘用のサイボーグにされるんじゃないかな? 
ホラ、廊下なんかですれ違う"エンジ色"の超ビキニの制服を着ている彼女達よ。
一度、戦闘用サイボーグの手術室を覗いたことがあるけど、とてもじゃないけど見ただけで恐くて泣き出しちゃったよ。 
普通の改造手術室だって確かに恐いけど、戦闘用の手術室は、手術室っていうよりも、機械部品修理工場って感じなのね。
私達の手術は レーザーメスやハサミを使って改造が施されるでしょ。でもそれとは全然違うの。 
大型ドリルで両足の間から串刺しにされたり、巨大な電気ノコギリで胴体を裂かれたりして、機械を埋め込まれたりするのよ。 
アタシも次にはここで手術を受けるのかと思って、座り込んで泣いていたら『お前はここで改造してもらえるほどのエリートではない』
ってバカにされて…でもホッとしたのよ。
でも、晶子さんならきっと耐えられると思うよ! うん、間違いない! すっごいなぁ~!!!・・・・」

260:The oneway ticket
06/11/28 16:57:15 MbqGFM9J0
  吉岡夏美

 おめでたい薫の恐ろしい話を横で聞きながら、夏美は徐々に青ざめてきた。

 薫がバカなのは最初から解っていたが、ここまでバカだとは考えてもみなかった。
 大体、誰かを身代わりにして自分だけ助かろうと言う発想に至るのに、夏美は数日しかかからなかったが、
薫は2年もかかったと言う。 拉致の失敗にしても、幼稚である事はなはだしい。
 自分の運命を知らない薫は喜んでいるが、このまま薫の予想通り、晶子が戦闘用サイボーグとしての改造が決定すれば、
薫自身は間違いなく"改造実験用改造素体"に戻ってしまうことは想像に難くない。
 夏美もまた、何の理由もなくサイボーグにされた晶子の恨みを買うだろう。
 そう、戦闘用サイボーグは、他のサイボーグ等に比べて、格が上であり、改造手術に携わる助手達に 指示、命令が出来る立場であるという。
 夏美がもし晶子の立場なら……間違いなく、薫と夏美に二人とも、永遠に"純白の超ビキニ"を着るように、図るに違いない……

 因果応報、という言葉が、夏美の脳裏を過ぎった。

 2年前に薫が手にした片道切符は、呪いのネックレスのように、手にした美少女たちの運命を変えていく。

 晶子の体を流れる電圧が更にUPしたらしい。 青白い火花が、花火のように晶子の体を包んだ。
 それでも失神せずに、慟哭のうめき声とともに苦痛に耐えている晶子。
 こんなスーパー女を敵に回してはならない。
 ここはなんとしてでも、アホな薫に全ての十字架を背負ってもらおう。

 電流のスパークによる青白い光がゆらゆらと揺れ動き、苦痛に耐える晶子、小悪魔的笑みの薫、満足そうな白衣の男達、
そして思索にふける夏美、のそれぞれの表情を、不気味に描き分けていた。

 

                                  完

261:The oneway ticket
06/11/28 17:07:19 dEs8aE7W0
 ふえぇ~ 完読お疲れ様でした。
こっちも朝10:00amから 書き続けで眼真っ赤状態ですぅ~

 誤字脱字み満ち溢れているかもですが、ご勘弁くださいねぇ~


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