06/09/20 22:22:53 TW0UIX5J0
>>69の続き。
正義側の基地にヒロインが磔になっている映像を流し「返して欲しくば…」とブルーを誘い出す。
誘い出されたブルーは戦闘の末ヒロインを奪還する。
助け出されたと思ったらブルーに突如襲い掛かるヒロイン。
女幹部が現れて言い放つ。
「そいつは洗脳済みさ!そんなヤツをわざわざ助けるとはご苦労なこったねぇ、アッハハハ」
ブルーはさらに力を振り絞り、ヒロインをコントロールしているパーツの除去に成功する。
「まさかここまで…覚えていろ!次こそ必ず!」
捨て台詞をはいて消える女幹部。
「私…どうしていたの?」呆然としているヒロイン。
思わず抱きしめるブルー。「もういい、もういいんだ…」
ようやく仲間を、想い人を取り戻し、感無量でヒロインを抱きしめる彼には知る由もなかった、
抱きしめられたヒロインが邪悪な笑みを浮かべていたことに。
女幹部が戻ってきたアジト。
男幹部が「それ見たことか」と口々に非難するが、女幹部は涼しい顔。
「これを見ても同じことが言えて?」
指差した先には縛られたヒロイン。困惑する男幹部。
「首尾は上々のようだな…」首領の声に
「ハッ」と短く答え跪く女幹部…ではなかった。
女幹部を光が包んだかと思うと、光が消えた後跪いていたのは
女幹部が最近呼び寄せて自分のボディーガードにしたという女スパイだった。
「これでヤツら、万が一にもヒロインが女幹部殿の変装したニセモノとは思いますまい」