08/05/13 00:36:03 eXAPdc5w0
「あ・・・・・あふっ」
今、吾郎の下で頬を紅潮させ息を荒げている北岡から目が離せない
あの高慢で、プライドのかたまりのような我侭な人間が、今ここでこうして自分の愛撫に声を上げているということ
ぞくぞくと、背から快感に似たものがかけのぼっていく
「あっ、あぁ・・・・・・・・・・っ」
北岡の手が吾郎の背に回り、それで吾郎の理性が完全に飛んだ
北岡の、細い両足を広げさせ、あらわになった蕾に手をふれる
つ・・・と、無理にこじあけるように指を奥へと押し入れると、北岡がまた声を上げた
「あぁっ、あ・・・・ふ・・・・・・・・・・」
感じるのだろうか
その声も、顔も、吾郎を冷めさせるものではあり得なかった
どうしてだろう?
あの女達とは違う何かがある
北岡の表情は、快楽に溺れているものではない
高貴を崩さず、彼はこんな格好でこんな風に犯されながらも上位なのだ
こうして北岡を組みしき、声をあげさせている吾郎よりもまだ上位
吾郎の奉仕で快楽を得て、それを楽しんでいる表情
まるで余裕で、まるで綺麗だと、
吾郎は感じて またゾクリとした
(・・・・・・かなわない)
無意識の下でそう思う
北岡の中を指でかきまわして、そのまま容赦なく彼の中に己を突き立てた
「ひ・・・・・・・・・・っ」
咽を鳴らして、背を反らせて、
北岡が吾郎の背中を強く抱きしめる
「あ・・・・・・あぁぁぁぁぁっ」
一気に奥まで貫くと、切ないような悲鳴に似た声が上がった