08/07/22 00:35:29 sLLyGU9/
>>13
その1
「いやぁっ!」
自分が置かれている状態を知った知子は悲鳴を上げた。ベッドの上で大の字に縛りつけられ、身動きひとつ取れず、そして一切の衣服をはぎ取られているのだ。その恥ずかしい姿を見知らぬ男たちがニヤニヤしながら取り囲むように眺めていた。
「お目覚めですか、小郷知子アナ」
男の一人が知子の名前を口にした。
「な、なんで私の名前を?」
「何でも知ってますよ。NHKのアナだってこともね。ほぉ、大人しそうな顔してますけど、けっこういい身体してるじゃないですか。学生時代には、相当遊んでたんじゃないですか?」
男は、左右に大きく広げられた知子の股間を覗き込んだ。
「アソコ自体は綺麗なピンク色ですけれど、クリトリスはずいぶん大きいみたいですよ。こりゃ、男と遊んでいたというよりも、オナニーばかりしてたのかな」
「い、いやっ、そんなところ見ないで!」
さすがに処女ではないものの、男性経験は少ない知子にとって、自分の身体をここまであからさまに眺められたことはない。信じられないほどの羞恥が知子を襲っていた。
そして自分のオナニー癖を見破られてしまったことにもショックを受けていた。
「見ないでと言っても、もう無駄ですよ。小郷アナが気を失っている間に、身体の隅々までじっくりと見させてもらっただけじゃなく、こうやって写真にも撮らせていただいてますからね」
その男の隣で、もう一人の眼鏡をかけた男がデジタルカメラを知子に見せた。液晶画面には、男の指で秘裂を広げられ、桃色の肉壁までさらけ出している知子の恥態がはっきりと映し出されていた。気を失って目を閉じていても、それが知子の顔であることは明白だった。
「ひ、ひっ。いやっ、消して! そんな写真、消して下さいっ!」
「ああ、いいですよ。こんな写真はもういりませんから」
そういうと眼鏡の男はなにやらデジタルカメラを操作した。
「ほら、消しましたよ」
予想もしなかった男の行動に、知子は一瞬ほっとした。しかし、男はそのカメラのレンズを知子に向けた。
「これから、もっと楽しい写真を撮りますからね。気絶している時の写真じゃ、いまいち迫力にかけますよね」
もう一人の体格のいい男が知子の頭をつかんで、むりやりカメラの方を向かせた。
「い、いやっ」