08/07/06 18:23:35 Qji2nyQQ
そもそも邦画バブルっていうやつも、もののけVSロストワールドで
映画館に行列するっていうことがイベントと化し（当時ほぼ全ての
マスコミは「ロストワールド」の配収100億突破だけを話題にして
もののけが勝つなんてことを言っていた者はほぼ皆無だった）、
タイタニック→踊る１と劇場がイベント会場と化す下地があって、
そこに千と千尋でリピーターが何度も予告を見せられた東宝映画が
スマッシュヒットを飛ばし続けて
「邦画はダサいからデートムービーに不適格」
というイメージが払拭されて起こったもの。(「黄泉がえり」のヒットも
そうした流れの中で必然的に起きたものでバブルの出発点でも何でもない)
「鉄道員」がおっさん相手に大ヒットしたら、そこで予告が流れていた
映画のうち、おっさん向けだった「金融腐蝕列島」が予想外のヒットを
飛ばしたのが1999年。
「相棒」のヒットやジャニ映画の大コケを見ても分かるように、
「見たい人の所に見たいものが届く」ということが出来ているかどうかが
ヒットの決め手。無理やりテレビＣＭでゴリ押しするっていうやり方を
撮ったおかけで邦画バブルがあっけなく崩壊したっていう現実をどれだけ
作り手や宣伝部隊（ついでに言えば、数を書き込めばいいと思い込んでる
東宝工作員）が認識できるかが泥沼脱出のカギになるだろうね。