07/06/22 10:10:55 p7+Kh6r3
【洋画/邦画】 洋画。おそらくニュージーランド
【何年前に見た】 十数年前
【どこで見た】 テレビの深夜放送
【覚えてる事】 ファンタジー。
話の始まりは中世の西欧。主人公は十代前半～半ばくらいの少年。
西欧広域に恐ろしい疫病が猛威を振るい、少年らが住む村では自治会が検問を設け、疫病の侵入を水際で防ごうとしていた。
そこへ主人公にとって大切な人である青年が、都市部への出稼ぎから帰って来、都は疫病で壊滅状態になったとの情報をもたらす。
青年は少年の実兄だか、優しくしてくれた幼馴染だか、そんな感じ。
少年は神の啓示を受ける。村を救いたければ下へ向かって穴を掘り進め、その先の世界にある教会の最も高い所に十字架を立てよ、と。
青年の体に異変が起きる。青年も疫病に感染していたのだった。もはや村の中にまで疫病は侵入していたことになり、他人事ではなくなった。
少年をはじめとした村人数人は必死に穴を掘り進めた。その最中、村の方で女性が悲鳴を上げた。
月を背景に死神が姿を現し、上空を横切ったのだった。死神のヴィジョンはペストの象徴であろう。件の疫病はペストのことだと思われる。
穴を掘り続けると、やがて開けた世界へ出た。そこは何故か現代のニュージーランドの港町（ウェリントン？）だった。しかも夜。
地球を裏側まで貫通する穴を掘ったということだろうか。それにしてもタイムスリップを伴って･･･？
ともかく少年ら一行は、浮上してきた潜水艦やライトを点けて走る自動車などにいちいち驚き、逃げ惑いながら（少年らにとっては怪物という認識）も、
教会を発見（教会の建築様式は中世からも大きく変わっていない）する。
教会尖塔に何とかしてよじ登り、村から大切に持ってきた十字架を据え付ける。その後、出た穴から元の世界へ帰る。
ラストで村は救われたのかどうか、覚えていません。