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「問題児」視しないで
千歳市のNPO法人ゆうびは16日、市社会福祉協議会で障害者支援研修会を開いた。
「発達障がいの理解と支援」をテーマに、汎性発達障害(PDD)と診断されている本人が
少年期の経験を話し、「『問題児』と片付けないで」と訴えた。
PDDは、脳機能障害の一つで通常は低年齢で発現、
自己中心性が特徴のアスペルガー症候群や衝動的な行動が特徴の
注意欠陥多動性障害などがある。
講演したのは20代後半の男性で、成人してからPDDと診断された。
子供のころから「なぜ他の人と同じようにできないのか」
「なぜ努力に比例した評価を受けないのか」などと疑問を感じていたという。
小学校時代、極端な自己中心性から仲間外れにされ、
親にもしかられて「周囲にびくびくしながら暮らしていた」といい、
極端な不器用や思い付きの行動で周囲から「浮いた」存在となった経験を話した。
こうした経験を踏まえ、問題行動を起こした場合、
「一方的に否定せず、なぜそうしたか話を聞いたり、なぜいけないかを繰り返し説明してあげて」と
自ら考える対応方法を説明していた。
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