08/01/02 01:35:29 9oqkqzff
フランス国内新生児の60%(第1子では80%)が法的未婚母から生まれている。
保守的な田舎を含めているが都市部高学歴のリベラル家庭では90%以上が未婚母らしい。
入籍しているのは旧植民地のアフリカやアジアなど途上国出身者が多くフランス人は少ない。
逆に言うと子供ができて入籍しているフランス人夫婦は非常識で世間体が悪いらしい。
フランスの入籍は日本のように紙切れ一枚即日で手続きできるものではない。
離婚裁判で使う資料のような離婚の場合の財産分与や子供がいた場合の手続きなど
大量の法的書類や健康診断、役所での面接(偽装防止目的らしい)を経た後
一定の長期間役所に公開貼り出し(重婚防止らしい)して何も無ければ
やっと受理されるので手続きに最短でも何ヶ月もかかる。しかも手続き期間中に
半数が婚約解消になるので時間をかける事に意義があるらしく短縮化の動きはないらしい。
そこまで煩雑な入籍をわざわざする夫婦は金銭目当て等目的が違うんじゃないか
とすら見られる。愛だけで繋がっている未入籍の方が純粋とみなされて世間体が良い。
また移民でないフランス人にはカトリック信徒が多いため離婚・再婚(避妊・中絶も)
はカトリックの教義上認められていない。結婚は1回のみ可能なので離婚した場合
(しかも少数の入籍者の半数強の離婚率)再婚はできず事実婚しか選択肢がない。
だからゴクミはフランス社会では最も一般的&常識的なスタイルにすぎない。