08/01/12 18:11:51
>>276
左右田さんは、あの親しみやすい風貌なので悪役のオファーが
あまりこなかったのかもね。
悪役も多くやるようになったのは平成に入ってからじゃないかと思う。
左右田さんのカッコいい役で印象的なのが2本あるんだけど、
中村梅之助版・遠山の金さんの「殺しを見られていた男」という話では、
ガマの油売りの役で、近所の仲の良いシジミ売りの少年が
誘拐されてしまい、クライマックスでは少年を助けるため単身で
誘拐犯達のアジトに殴り込みをかけて、得意の柔術で悪党達を
ボコりまくるという、品田万平を彷彿とさせる強い役だった。
少年の母親とのほのかな恋愛模様が描かれていたのも良かった。
伝七捕物帳・第2シリーズの第18話「ほくろのある女」では、
仇討ちを狙う武家娘を、陰ながら何かと助ける深編笠の謎の浪人で、
クライマックスでは、悪党に囲まれて武家娘が大ピンチという場面に
颯爽と現われて、深編笠をとって自らの正体を明かし、悪者達を
バッタバッタと斬り捨てていく、これまた強い役だった。
カッコイイ左右田さんが見られるゲスト作品はこの2本がオススメ。