07/07/11 21:37:15 GV1ErnhB
「一筆啓上脅迫が見えた」
盗っ人と攣るんだ目明しが隠し部屋を巡って老大工と対立、
事態は大工の娘のレイプへと発展し、リベンジを意図した老大工は召し捕られてしまう。
最終回も近いのに池波正太郎風のダークでスリリングな出だしながら、
(OP前、本編開始後もしばらくの間は仕置屋メンバーが一切登場しないのは異色だ)
本格的に本編開始後は、印玄が怪力と押しの強さで一気に牢名主にのしあがるシーン、
捨三の主水身代り雪隠詰め、主水大江戸夜のマラソンマン仕置等々、
明らかにドリフ劇の影響がある意識したコメディタッチの演出が多く、
老大工は牢内で病死、目明しに騙された娘は吉原へ売り飛ばされてしまうという悲惨な
展開であるにもかかわらず、後期作品の如く気楽に見られる松野監督作品らしい
仕上がりになっている。
仕置のターゲットとなる目明しに扮するのは、凄味がある悪役として鳴らした山本麟一氏、
ああ見えても六大学OBである。(ケン高倉の先輩、東映でも)
早逝が惜しまれる存在感がある役者であり、健在であれば、後期必殺にも多く登場
したと思われる。
しかし、百叩きシーンで明らかになる印玄の30歳という年齢には驚き(w
絶倫ぶりを見ても、もっと若い設定かと思うていたのだが。
では、高校野球埼玉大会終了後の7月31日にまたお会いしましょう。
再会の日を、各人心して待て!