08/05/28 01:15:12 w/DPSwzg
「ウタダさん、こういう音楽きくんですか?」
「いや、でもすごくいい曲じゃない!最後まで聴きたいよ!」
「いい曲ですよね。自分たちの曲ですけど、
私もそう思います」
カシノが携帯を操作し、今度は口ずさみ始めた。
「振りもついてるんです」
カシノの右手がスッと上に伸び、星のきらめきを表現する。
かわいい。
アップテンポになった途端、ビックリするくらい
軽やかなステップ。
かっこいい。
かわいくて、かっこよくて、やっぱりかわいい。
なんだこのダンスは。なんだこの音楽は。
「フォーッ!!」
やばい、思わず叫んでしまった。
カシノが照れくさそうに笑う。
気がつくと手拍子をし、足を踏み鳴らしていた。