08/01/06 04:23:31 /k8J/jTZ
礼儀が基本の世界に生きているので、まず新年の挨拶から。
新年あけましておめでとうございます。
>>484
時代(上・下関係)が変わり、今や薬売りは「金儲けが下手な無能」が金に困って使う最後の手段。
国が毒を堂々と売り付けて国庫を潤す煙草とは違う。
薬売りの主な危険。
1・標的になりやすい。
2・現場のつまみ食いは不可避。1にも関連する。使用者責任という概念はむしろ内々で広がる。
3・需要量を供給する為には石油同様「輸入」に頼らざるを得ず、輸出元である「OPEC」の影響を受ける。
今の時代、薬売りはトップを取れない。
>>485
「珍しい壷の世界」は閉じた世界なので、競争が緩い。
競争の無いところに「枕」は無い。
珍しい壷は通常の壷のように良い素材を用意し、海外に行ったり有名な職人に依頼せずとも、珍しい素材さえ用意すれば、そこらへんでそこらの兄ちゃんが適当に作れば、通常の壷の倍近くで買ってくれる馬鹿信者がいる。それだけで十分。
こんなボロ儲けに大手が表だって手を出さないのはそれだけ名誉が傷つくからで、逆に言えば名誉より平気で金を取る連中は薬中と同じ位危険で、賢明な人間なら関わりを避けるのが常識。
「枕」はさらに成立しにくい。
しかし・・非常に低俗な世界であるが故、俺や同類が苦笑してしまうほど低レベルの駆け引きや、駆け引き以前の暴走が飛び交っている。
例えば「カモ釣り」やあからさまな壷偽装、そして「賢い生産者」の姿を見て育ったが故に壷自身がより抵抗なく行える「小遣い稼ぎ」だ。
周囲を見れば、わざわざ掲示板など使わなくても「客」がいる。賢い生産者は自分の損得に関わる時は壷を厳しく監視するが、己の快楽で頭が一杯になれば平気で壷を放置し消える。よって自由な時間もある。最適な環境が整っている。
だから商品によっては「同じような臭い」がするのも当然だ。個人でするか組織でするか、そこしか変わらない。
「さらに賢い」生産者には、裏商売の事実が発覚しても、そのまま店に壷を置き続けたり別の店に移すなどして、まだ壷で稼ごうとする守銭奴がいる。目先の売り上げしか見えないのだろう。
同じ環境に置けば再発は確実なのだが、この手の生産者は己の責任を棚に上げ、預かり主に責任を押し付ける。
そうまでして売られる壷の心中がわからない。その空虚感がさらに壷を小遣い稼ぎへ走らせる。
そして・・例えば俺の仲間はそこに付け込み、壷をさらなる裏へ持ち込もうと画策している。
珍しい壷の世界は成功例もあるようだが、近い将来必ずその「成れの果て」も見えてくる。
それは裏で「相当使える看板」だからだ。
俺が珍しい壷だけでなく「若い壷の世界」を見て一番思うのは、それが虐待だと世間の非難と失笑を買う中、同じような服を着せ尻を突き出して踊らせても、その若い壷が例えば「氷の上」にあるだけで「名誉」がついてしまう、社会の馬鹿らしさだ。
「名誉」がつくからこそ、そこには珍しい壷の売買など足元にも及ばない金と欲が動いているのだが。