07/12/02 21:33:15 5THVVD910
角川の元ヤク中の馬鹿が、60億を目指すとか無謀な事言うから
コケたとか言われるだけで、今の時代、時代劇でこれだけ客が入れば
十分ヒットした部類だろ。大ヒットとは言えないけれども。
そもそも、存在感で三船に勝てる役者なんて現代の俳優では誰ひとり
いない訳で、比較するのは、あまりにも可哀相だ。挑戦しただけでも
織田は賞賛に値すると思うけどね。
テレビの無い、映画こそが娯楽の王様だった時代は、現在を遥かに
凌ぐ本数の映画が作られていた訳で、そんな状況でなければ、三船
の様なアクの強い個性派俳優が世に出る事はない。今ではもう無理
なのだ。
このオリジナルを最初に見たときの感想は、極めて良くできた脚本・
ストーリー展開だなあという事。この脚本なら、別に黒澤監督でなく
ても、よほど下手糞な監督で無い限り、面白い映画が作れるはずだと
思った。
織田の三十郎も、やっぱり面白かったよ。オリジナルと比較さえ
しなければ十分楽しめる映画だった。