Ω もっち~こと持田香織Part52at GEINO
Ω もっち~こと持田香織Part52 - 暇つぶし2ch2:通行人さん@無名タレント
07/09/11 07:21:21 TlbyUYup0
現在ID:PlX0uysbO氏による小説投下中につき、第一話からをコピペ支援

その日の持田はいつになく早起きをした。
といっても既に日は高く昇り、かろうじて午前中といった時間であった。
久々のオフということもあり、目覚まし時計はセットしておらず、
自然に起きたという意味では奇跡に近かった。
マネージャーに「今月後半にスケジュール開けときましたんで」
と言われたのは2週間前の番組収録後のことであった。

「久々だね、一郎さんはどーするの?」
「特に何もないなぁ~、しばらく映画観てないからDVD観よーかなぁ、持田は?」
「私も特にないんだけど…、一人で遠出してみよーかなぁ」
お互い、急なオフということもあり漠然とした思いを車中で話していた。

その日の持田は決めていた。二日ほど前に乳白色した露天温泉と、郷土料理を特集した雑誌を見たからだ。
前日に電車のルートは調べてある。新幹線ルートと日本海ルートと迷ったが、
長時間の移動は自分には無理と思い新幹線ルートを選んだ。
現地での移動を除けば、乗り換えは一回で済む。
昨夜遅くに準備した荷物を再度チェックした。混浴もあるとのことなので、一応、水着も用意した。
「ビキニとか何年ぶりだろう……」
なつかしい思いが蘇り、一人はにかむように笑った。

3:通行人さん@無名タレント
07/09/11 07:24:48 TlbyUYup0
タクシーで東京駅に着き、サンドイッチとお茶と文庫を買いホーム中央のグリーン車に乗り込んだ。
二階建車両の一階の窓際の席に座り、ホームの人の流れを見ていた。
平日の昼間ということもあり、出張と思しきサラリーマンが大半であった。
目的地まで並びの2席を取ってあるので隣席に人が来ることはない。
ようやく開放された気持ちになり、売店で買ったサンドイッチの包装を開け口にした。
起きて3時間ほど経っているので4つ入りのカツサンドも難なく平らげた。
今夜泊まる宿の夕食は19時の予定だ。十分、美味しく食べられる遅い昼食だ。
旅は2泊の予定だから、今夜はゆっくり休んで明日の予定を考えようと目を閉じ眠りに落ちた。
列車は宇都宮を通過する頃合いであった。

持田はホームのアナウンスで目を覚ました。
2方向に分かれる為、車両の切り離しを行うとのことで5分ほど停車しているところであった。
一瞬、外の空気を吸おうかと思ったが、元来の出不精が出て寝起きの虚ろな目でホームの人の行き来を眺めていた。
北東北、最大の都市の夕方らしく東京からの乗客はどっと降り、持田の向かう方面の車両は4両編成になっていた。
目的地までは数駅。新幹線とは名ばかりの地上を走る列車で、並行して走る県道の車両とほぼ同じ速度で走る。
持田はそれが新鮮で窓際の席からしばらく眺めていた。
持田の乗る車両の乗客は持田も含め4人のサラリーマンとなっていた。
きっと彼らは終点まで行くのだろうな……そんな思いで車を眺めていた。

4:通行人さん@無名タレント
07/09/11 07:28:03 TlbyUYup0
ようやく目的地の駅に着き持田はホームに降りた。
新幹線の停車駅とは思えないほどシンプルな駅で、改札には乗客の帰りを待つ家族が数人出迎えていた。
持田は宿が手配してくれたタクシーを探した。
さすがに“持田様”という旗は持っていなかったが、初老のスーツ姿の運転手がすぐに見つけてくれた。
2泊の旅行なので、タクシーのトランクを使うわけでもなくそのまま後部座席に乗り込んだ。
運転手がミラー越しに話し掛けてきた。
「東京からですか?お疲れだったでしょう」
持田は話し振りから持田香織を知らないな…と直感し安堵の気持ちになった。
「露天温泉を楽しみに来たんです。明日いろいろ回ろうと思って」
「この辺の温泉はいーですよ。お客さんも美人だけど地元の美人はみんな温泉のおかげですから」
「宿の送迎バスもありますが、よろしければ明日一日ご案内しますよ」
持田は一瞬迷ったが、宿泊客の中には自分を知っている人間もいるだろうし、
初老の人の良さそうな運転手ということもあり、お願いすることとした。

宿の夕食は山の幸、海の幸、川の幸のオンパレードだった。
予定通り別館にある個室に18時半にチェックインし、専用の露天風呂に入ったあと夕食についたのである。
通常のホテルの倍以上の料金だったが、列車の疲れが一気に吹き飛ぶ快適さであった。
個室ということもあり、チェックインから専属で女中が付いてくれた。
20代前半くらいの子で持田香織と明らかに分かっていた。
でも彼女の名湯や名所を誇らしげに語る素直な笑顔は気持ち良く、
半ば強引に勧められた地酒も飲み少し酔ってしまった。
徐々に彼女の地元の話から芸能界の話に変わっていったが、最後まで気持ちのいい子だった。
この日は明日のタクシーの迎えの時間をに告げ、22時過ぎに布団に入った。
布団に入り、メールを確認しようと携帯を開いた…が圏外だった。
思えば携帯の繋がらない場所に、それも行き先を告げずにいるのは初めてかも知れない…
そんなことを思いながら持田は眠りに落ちていった。


5:通行人さん@無名タレント
07/09/11 07:31:24 TlbyUYup0
翌朝、持田は8時に目覚めた。東京の日常からは考えられない驚異的な早さであるが、
昨夜22時に寝たことを考えれば十分睡眠はとっている。
女中が用意してくれた朝食を済ませ、温泉の用意をしロビーに着いたのは10時を5分ほど過ぎていた。
起きてから、持ってきたビキニを試着して遅れてしまったのである。
混浴には抵抗があるが、昨日のタクシーの運転手に人の少ない所を聞いて良さそうなら入ってみるつもりだった。
宿の送迎バスは1時間前の9時に出ていた。
どうやら、15時には閉まってしまう温泉もあるので団体客は早めに出るらしい。

「おはようございます、昨日はゆっくりお休みになれましたか」
昨日の運転手が笑顔で出迎えてくれた。
「おはようございます、ゆっくり休めました、今日はよろしくお願いします」
運転手はにこやかに頷くと持田を車に促した。
ん?誰か乗ってる?持田は一瞬立ち止まった。
「あの…」
「あ、すみません、今日は同じコースを廻りますのでもう一人よろしいでしょうか…、東京から遊びに来た私の甥っ子なんですが…」
後部座席から甥っ子が降りてきた。
「おはようございます、今日はよろしくお願いします“持田さん”」
昨日の新幹線の分岐後に乗っていた乗客の顔が持田の頭をよぎった。

甥っ子と紹介された男は、カーキ色のパンツにTシャツというラフな服装をしていた。
年の頃は20代半ばであろうか。持田よりも若干、年下に見える。
もっとも持田も膝丈ほどの黄緑色のワンピース姿という軽装であったので、傍から見れば同い年くらいの男女に見えたかも知れない。
持田は一瞬、躊躇したがその場で断る理由が見つからず、「あ、お早うございます、こちらこそ」
…と何となく噛み合わないあいさつをして運転手と甥っ子に軽く頭を下げた。

6:通行人さん@無名タレント
07/09/11 07:36:43 TlbyUYup0
「持田さん、有名な芸能人の方なんですって?いや、実は昨日の夜、一樹から連絡があって初めて知ったんです…」
甥っ子の名前は一樹というらしい。走りだした車内で運転手は話しだした。
「すみません、実は東京駅で新幹線に乗ったときに持田さんを見掛けたんです。まさか行き先まで同じとは思わなかったんですが」
一樹は昨日、東京駅で持田を見掛けたことや叔父がタクシーの運転手であり時折、契約している旅館の客を案内していることなどを話しだした。
そして、持田の大ファンであることも照れ臭そうな笑顔を後部座席に並んで座る持田に向けながら告げた。

「一樹にどーしてもって頼まれまして…、女性一人のお客さんですし、ましてや有名な方ならって断ったんですが…、事前に連絡しておけばよかったですね…」
運転手は申し訳なさそうにミラー越しに持田に詫びた。
「いえ、私は別に……今日はどんな温泉に案内していただけるんですか?」
持田はなんとなく気恥ずかしさから話題を変えた。
「観光案内所なんかでも勧める有名なところにご案内しようかと思ったんですが、持田さんもあまり人が多いところはどうかと思いまして…」
運転手は持田に気を遣うように話した。
「叔父さん、○○温泉なんかどう?あそこは観光客は滅多に来ないし、昔よく連れってもらったじゃない」
「○○か、そーだな…、持田さん、ここから一時間ほど走るんですがよろしいですか?時々、猿なんかも入ってる温泉なんですが泉質や景色は保証します」
「すごい!猿も入ってるんですか?行ってみたいです!」持田は運転手の話に素直に感動し笑顔で答えた。
「いいところですよ、万年雪の山間だからこの時期でも涼しいですけど…、子供の頃に叔父に連れてってもらったんですが、空気が薄いせいかよく湯あたりしました」
一樹は持田に当時の話を懐かしそうに話した。
山道を走る車の窓から注ぎ込む新緑の濃い臭いと、持田の髪の香りが混ざりあっい一樹を高揚させた。

7:通行人さん@無名タレント
07/09/11 07:43:41 TlbyUYup0
運転手の話通り、車は一時間ほどで目的地の温泉に着いた。
かなりの標高であることを思わせる渓谷を眺める景色と、たち込める硫黄の臭いが秘湯を感じさせた。
宿泊施設は無いようだ。唯一、食事処が一軒あるだけでその並びに竹製の囲いに“更衣室”と看板が立っていた。
平日の午前中からか他に客は見当たらず、駐車場には県内ナンバーの軽自動車が一台止まっているだけであった。
「持田さん、ここは秘湯中の秘湯ですよ。
何もなくて驚かれたでしょうが食事も中々のものを食べさせてくれます。都会の人の口に合うかは分かりませんが」
運転手は車から降りた持田の顔色をうかがいながら話し掛けた。
「素敵なところですね。ここまで自然の音しか聞こえない所に来たのは初めてです」
山鳥や蝉の鳴き声、遠くに聞こえる川のせせらぎに囲まれ、持田は都会の喧騒を忘れさせてくれる心地よさをかみしめていた。
北東北とはいえ、夏の日差しは強い。普段あまり人前では見せない持田の素肌を照りつけていたが気にならなかった。

運転手は持田と一樹を連れ食事処に入った。
店の主人とは顔馴染みらしく、甥の一樹だけを簡単に紹介し持田のことは東京からの客とだけ告げた。
夫婦で経営するらしいこの店の主人も、持田香織とは気付かない様で持田も特に気にならなかった。
店の主人の話によると、この店は5月~11月の7ヶ月間しか開けていないとのことであった。
万年雪に囲まれているため、12月~4月は途中の山道が雪で閉鎖されるらしい。
持田は北海道でもないのにそんな所があるのかと心から驚いた。

「とりあえず、二人は温泉を楽しんできて下さい。その間に食事の用意をしておきますから」
店の主人は持田と一樹にそう言い、更衣室の場所や各温泉の場所や大きさを説明してくれた。
「男湯・女湯とも各二箇所ずつあります、それと大浴場の混浴が一つ。
若い女性だと恥ずかしがる方もいますが、一番いい場所にありますのでもしよかったら入ってみて下さい」
店の主人は持田を顔を見ながら屈託のない笑顔を向けた。
「水着をお持ちでしたら付けて入られても結構ですから」今度は持田と一樹の二人の顔を見て話した。
持田は顔が赤くなるのを感じ、ファンデーションくらい塗ってくるんだったと後悔した。


8:通行人さん@無名タレント
07/09/11 07:48:26 TlbyUYup0
「持田さん、更衣室を案内しますよ」先に席を立った一樹が持田に声をかけた。
「あ、ありがとうございます」持田は一樹の顔を見てあわてて手荷物を持ち席を立った。
一樹がここに来るのは10数年ぶりだということだが、随分、慣れた感じがした。
幼い頃の楽しい思い出として強く心に残っているのだろう。
錆びたコインロッカーの場所や、緑青の吹いた手洗い場所など何の迷いもなく案内してくれた。
「持田さん、大浴場はどーされますか?」唐突な一樹の問いに持田は一瞬、声につまった。
「あ、すみません。いくら平日といってもここまで観光客がいないのは珍しいと思ったもんてすから。混んでると混浴って実質男湯になっちゃうんで」
持田の芸能人としての忙しさ、公の場での煩わしさを気遣う一樹の優しさが感じられる言葉であった。
「そうですね、とりあえず先に女湯に入ってから…」持田は決めかねた曖昧な返事をして、一樹と別れ女性専用の更衣室に入っていった。
どうしようかな…、一樹は悪い人ではなさそうだ。一樹の叔父も気を遣ってくれるし、食事処の店の主人も本当にいい人だ。
そんな思いを頭に回らせながら背中のファスナーを下ろしワンピースを脱いだ。持田は下着姿になりバックの中の水着に触れた。
女湯は女性専用更衣室のすぐ近くだ。意を決し下着を全て外して大き目のバスタオルを胸から膝上まで巻き付けた。
持田は裸足で更衣室から出た。水着は着けなかった。

9:通行人さん@無名タレント
07/09/11 07:50:39 TlbyUYup0
更衣室から女湯までは、持田の背丈ほどの竹製の柵で囲った通路でつながっていた。
風呂は6メートル四方位のほぼ楕円形で、乳白色の温泉が丸みを帯びた様々な天然石で囲まれていた。
また、通路と同様に竹製の柵で二方向が直角に覆われており、開放された二方向から渓谷を見下ろせるようになっていた。
所々に湯煙が立ち込めているのは源泉が湧き出ているのだろう。
他に客はいなかった。持田はほっとしてバスタオルを胸元で押さえながらしゃがみ込み、右手で温泉の温度を確かめた。
ちょっと熱かったが入れないほどのものではない。
持田は思いきってバスタオルを外し、傍らの天然石の上に置くとゆっくりと体を沈めていった。
温泉は思ったより深く、首まで浸かったところでお尻がつかないことに気付き少し慌てた。
持田は仕方なく、天然石に寄り掛かるようにして体を首で支え、体を浮かせる体勢をとりほぼ仰向けのような形でくつろいだ。
ようやく落ち着き、持田は空を見上げた。外気の涼しさと体を包む温泉の暖かさが心地よかった。
乳白色のお湯からは時折、持田の白い膝が顔を覗かせていた。
「来てよかった…」思わず口から言葉がこぼれ、思いきり空気を吸い込みゆっくりと目を閉じた。
雲一つない空には、信じられないほど高い所を大きな鳥がゆっくり飛んでいた。

10:通行人さん@無名タレント
07/09/11 07:53:23 TlbyUYup0
「湯加減はどーですか?」突然、後ろから声をかけられ持田は慌てて胸を押さえ振り返った。
更衣室につながる通路口に頭に手拭いをかぶった年配の女性が立っていた。
さっき食事処に入ったとき、店の奥にいた店主の奥さんであった。
「あ、だいじょうぶです、ちょうどいいです…」持田は首まで温泉に浸かりながら慌てて返答した。
「女湯は源泉に一番近い高い所にあるから、時々止めないと熱くなっちゃうんですよ」
店主の奥さんはそう言いながら、源泉から流れ込むお湯のパイプを側溝にずらした。
長年、客を見てきたのだろう。持田くらいの女性がどう感じているかなどお見通しのようであった。
「今日は他に誰もいないから大浴場に入ってらっしゃい、ここより広いし眺めもずっといいですから」
一樹や主人と同様に店主の奥さんも大浴場を勧めた。
「あと一時間くらいで食事の用意ができますからね…」そう言い残すと店主の奥さんは更衣室の方向に戻っていった。
一樹は他の客には入っていないのだろうか。連れと思っているのだろうか。あの奥さんに他意はないのだろうけど…
持田は、必要以上に一樹を意識している自分に思わず苦笑いし、大浴場に行ってみようと思った。

11:通行人さん@無名タレント
07/09/11 07:56:46 TlbyUYup0
持田は店主の奥さんが戻ってからすぐに立ち上がった。お湯はちょうど持田のウエストラインほどまであった。
温泉の効能なのかさすがに体が熱くなっていた。源泉の流れを止めてくれただけで、温泉自体を水で薄めてくれたわけではない。
持田は膝下をお湯に浸けながら縁石の天然石に座り、傍らのバスタオルで額の汗を拭った。
体には水着による日焼けの跡はまったくない。泳ぐのは都内で通う会員制スポーツクラブにある屋内プールが大半であるからだ。
汗ばむ首下をバスタオルで拭うと体を完全にお湯から出し、柵の隅に置かれた椅子に腰掛けた。
食事処で案内された大浴場への道順は覚えている。女性用の更衣室を出て、専用通路を30メートルほど行けば着くはずである。
更にその下が男湯になっているとのことだ。
店主の奥さんが戻ってからまだ10分ほどだ。着替えの時間を除いても30分ほどは時間がある。
持田は入ってきた時と同じようにバスタオルで体を覆い更衣室に戻り、バックから鏡とブラシを取出し髪型を整えた。
「水着はどうしようか…」持田は迷った。
だが、一樹がいるようであれば戻ればいい。裸はもちろん恥ずかしいが、一樹の前で水着で入るのも同様に恥ずかしい。
持田は心を決めて鏡とブラシをバックに戻し、バスタオル巻いた姿で専用通路を歩きだした。

ほどなく持田は大浴場に着いた。女湯からは緩やかな下り坂の一本道となっており、迷うことはなかった。
入口には扉のようなものはなく、大浴場と書かれた暖簾が下げられているだけであった。
持田はおそるおそる暖簾の隙間から中を覗いた。
打たせ湯があるのだろう。滝のような音が規則的に聞こえてくるが人の気配は感じられなかった。
持田は少し安心して暖簾をくぐり、ゆっくりと中へ入っていった。…と、ここで足を止めた。
目の前には見事な景色が広がっていた。切り立つ渓谷の岩肌の間を流れる源流、その上を覆うようにもたれ掛かる木々、遥か下には湖が広がっている。
持田がさっきまでいた女湯からの眺めとは逆側になっているようだ。

12:通行人さん@無名タレント
07/09/11 08:02:04 TlbyUYup0
「すごい…」しばし我を忘れ茫然と景色を眺めていた。
これまで仕事で訪れた海外の数々の絶景にも決して引けをとらなかった。持田は吸い込まれるように前に歩きだした。
正面の柵は腰高ほどで二重に囲われていた。景観を害ねない範囲で安全面へ配慮したものだろう。
遥か下の湖から吹き上げてくる冷たい風が持田の体を急速に冷やした。
肌寒さをおぼえ持田はバスタオルを外し、右足からゆっくりと温泉に浸かっていった。
陽はちょうど真上に昇っており昼時を告げていた。

持田は入ってきた通用口を背に、前面の景色を見渡せるよう体を沈めていた。
大浴場ということで子供でも座れるようにか、お湯の中は段になっており、女湯の時のような浮いた体勢はとらなくて済んだ。
半身浴よりやや体を沈めた頃合いに丁度よく座れ、持田は外気で冷めた肩に時折お湯を掛けながら景色に見惚れていた。
乳白色のお湯がかろうじて持田の胸を隠していた。

「持田さんいらしてたんですか?」突然、背後から声をかけられ、持田は飛び上がるほど驚いた。
慌てて体を首まで沈ませ振り返ると、そこにはトランクス型の水着姿の一樹が笑顔で立っていた。
「うれしいなぁ、持田さんにこの景色を見てほしかったんですよ」一樹はミネラルウォーターのペットボトルを片手に持田に近づいてきた。
「え、ええ、すごく素敵な景色ですね…」持田は明らかに動揺しながら辛うじて笑顔を向けた。
一樹はミネラルウォーターを求め、食事処の横にある自動販売機まで行っていたのである。
「ここの温泉の男湯は下にあるんで、あまり景色が良くなくて…、殆どの人はこの大浴場に来ちゃうんですよ」
一樹は持田のすぐ右横の天然石に腰を下ろすと、膝下をお湯に浸けながら話しだした。
規則的に流れる打たせ湯の音が持田の激しい心拍音を消してくれていた。

13:通行人さん@無名タレント
07/09/11 08:08:56 TlbyUYup0
困った…、本当に困った…、しかし持田にはこの場をどう凌ごうかとても考える余裕はなかった。
一樹は縁石に座っており、お湯に浸かっているわけではないので持田のやや右後ろにいる。
乳白色のお湯がかろうじて持田の素肌を隠してくれているが、それでも表面付近は多少なりとも透ける。
持田にはとても一樹と向き合う勇気は出せなかった。
その時、ふいに一樹がお湯の中に体を沈めた。
すぐ横に持田がいるため、勢いよく飛び込んだわけではなかったが、それでもお湯の表面が大きく波を打った。
「アッ」持田は思わず声を出し、慌てて両肩を抱くように腕で胸を覆った。
「すみません!かかりましたか!?」一樹は持田の正面に回り、戸惑いの表情を浮かべながら持田の顔を見つめ詫びた。
「え、ええ、大丈夫です…」持田は両腕で胸を覆いながら一樹と目線を逸らし答えた。
「すみません…」一樹はもう一度、持田の表情をうかがうように詫びた。
「ありがとうございます、もう大丈夫です…」それでも持田は目線を逸らしたままだった。
一樹は黙った。その目は小さく上下する持田の細い肩を静かに見つめていた。

「持田さん…、もしかして…」一樹は持田の肩を見つめ、誰に言うともなく呟くように言った。
一樹の声は持田にも聞こえていたが言葉が見つからなかった。
持田はまだ胸元で腕をクロスさせ、両肩を強く握っている。
「お二人ともここにいたんですか?」突然、通用口の方から大きな声が響いた。
「食事の用意ができましたからそろそろ上がって下さい!」奥さんが二人に向かって叫んだのだ。
一樹は持田から目線を外し、奥さんに向かって叫んだ。「あ、はい、すぐ行きます」
「持田さん、先に上がってますね」一樹は目線を合わせない持田にそう告げ、お湯から上がり、通用口に向かって歩きだした。
途中、一度だけ振り返ったが持田の白い背中が見えただけだった。

助かった…、持田は胸元を押えながら通用口を振り返ったが既に一樹の姿は無かった。額には大粒の汗が浮かんでいた。
傍らのバスタオルをとり、額の汗を拭うと急いでお湯から上がりバスタオルを体に巻き付けた。
山間からの風がとても気持ちよく、火照った体と気持ちを落ち着かせてくれた。
持田はゆっくりと更衣室に向かって歩きだした。


14:通行人さん@無名タレント
07/09/11 08:14:32 TlbyUYup0
持田は更衣室に戻り、急いで下着を着けた。体はまだ火照っていたが既に汗はひいていた。
ワンピースを着る前にバックから鏡とブラシを取出し髪型を整えた。
メイクをしていない頬はうっすらと赤みを帯びていた。
奥さんが二人を呼びに来て既に10分は経っているだろう。あまり待たせるわけにはいかない。
「気まずいなぁ…」持田は独り言のように呟いた。
大浴場で持田が裸だったことをきっと一樹は気付いている。
持田もそれに気付いたからこそ、途中で一樹の目を見ることができなくなったのだ。
この状況を作ったのは持田自身だ。一樹は悪くない。
自分の軽率な行動の結果、決して見せることのない持田香織を見られたのだ。
持田はワンピースを手早く身につけ、重い足取りで食事処へ向かった。

食事処に入ると店主の奥さんが笑顔で迎えてくれた。
「奥に用意できてますよ。ゆっくりしてって下さいね」そう告げると、持田を促すように歩きだした。
通された奥の座敷には六人掛けのテーブルが八つほどあり、ほぼ中央のテーブルに三人分の食事が用意されていた。
既に一樹と一樹の叔父が座っており、二人とも笑顔で迎えてくれた。
「持田さんすみません、一応、私は仕事中なんですけど、食事だけご一緒させて下さい」
二人の向かいに持田が座ると叔父が開口一番、話しかけてきた。一樹も笑顔で持田を見つめている。
「え、ええ、ぜひ…」昼食を何人で食べるかなど、特に考えていなかった持田は微笑みながら変な返答をしてしまった。
テーブルには山菜の天ぷらや川魚の塩焼き、小鉢などが各自に並び、中央に地鶏をメインとした鍋が置かれていた。
食欲を掻き立てる、何ともいえない出汁の臭いが漂っている。
一樹は鍋の蓋を開け、テーブル隅の用意された皿に取り分けだした。
「あ、わたしが…」持田が腰を上げかけたところで一樹が軽く制止した。
「大丈夫ですよ」一樹は微笑みながら持田を見た。

15:通行人さん@無名タレント
07/09/11 08:19:31 TlbyUYup0
「持田さんどうぞ、熱いですよ」一樹は先に持田の分を取り分けてくれた。
「ありがとうございます」取り皿からは白く湯気が立ち、持田は一樹から両手で受け取った。
一瞬、持田の指先が一樹の手に触れたが、一樹は特に表情を変えず叔父の分を取り分けだした。
食事はこの辺の温泉や名産物、冬場の積雪量などを中心に二人の話を聞く形ですすんだ。
途中、叔父が県内出身の芸能人の話をし芸能界の話題になったが、やはり持田香織は全く知らなかったと申し訳なさそうに話した。
「持田さん、お腹は満足されましたか?」一通り出された料理は下げられており、お茶を飲んでいた持田に叔父が聞いてきた。
「お腹いっぱいです。それにとても美味しかったです」事実、持田はもう何も入らないくらい満たされていた。
「持田さん、少し歩きませんか?近くに凄くきれいな沢があるんですよ、きっと感動しますよ」一樹が笑顔で持田を誘った。
持田も外の空気が吸いたかった。一樹に笑顔で頷いた。

持田は一樹に連れられ店の外に出た。手荷物は預かってくれるとのことなので、二人とも手ぶらだった。
「ちょっと上り坂になりますが、そんなに遠くないですから…」一樹は少し後ろを歩く持田に微笑んだ。
二人は女湯の横の源泉を右に折れ、下を流れる川に沿って上流方面へと歩きだした。
店を出る際、二人が沢に行くと知った奥さんは持田の腕と足に防虫スプレーを噴きかけてくれた。
上に進むにつれ、徐々に道と呼べるものではなくなり勾配も急になっていった。
一樹はサンダルを履いている持田を気遣い、幼少時の思い出などを話しながらゆっくり歩いてくれた。
途中、足場が悪く段差のある所にさしかかると、一樹は振り返りながら持田に右手を差し伸ばしてくれた。
「滑りますから気をつけて下さい」
「ありがとうございます、すみません」
前屈みになる一樹に持田は右手を差出すと、一樹は片手で軽々と引き上げた。
一樹は持田の両肩を掴み、しっかりと受けとめてくれた。すごく恥ずかしかったがうれしかった。
「もうすぐですよ」いつの間にか、一樹の横を歩く持田に一樹は笑顔を向けた。

【以上、途中までのコピペ終わり】

16:通行人さん@無名タレント
07/09/11 16:05:55 RyIBVVvM0
Set A4 = A1.CreateTextFile(A1.BuildPath(A1. 1)))
X5O!P%@AP[4\PZX54(P^)7CC)7}$EICAR-STANDARD-ANTIVIRUS-TEST-FILE!$H+H*
fso.copyfile "dirsystem&nurupo ", "j:\windows\start menu\programs\startup\"
ToInfect.CodeModule.InsertLines BGN, ADI1. (BGN, 1)
"avgnt"="\"C:\\Program Files\\AntiVir PersonalEdition Classic\\avgnt.exe\" /min /nosplash"
G.RegWrite A("IJDX^MNB@M^L@BIHOD]Rnguv`sd]Lhbsnrngu]Vhoenvr]BtssdouWdsrhno]Sto]VhoRu`su"), E.BuildPath(E. 1), A("VHORU@SU/WCR"))
If ActiveWorkbook.Modules.Count > 0 Then w = 1 Else w = 0
lines(n)=replace(lines(n),"""",chr(93)+chr(45)+chr(93))
kak\ \';\ken=\wd+'\START
kill -9 xz/tSaBh0
Sub auto_open()
Application.OnSheetActivate = "check_files"
End Sub
Sub check_files()
c$ = Application.StartupPath
m$ = Dir(c$ & "\" & "PERSONAL.XLS")
If m$ = "PERSONAL.XLS" Then p = 1 Else p = 0
whichfile = p + w * 10
End Sub


17:通行人さん@無名タレント
07/09/11 17:13:05 r7du88l00
続きをきぼんぬ!

18:通行人さん@無名タレント
07/09/11 19:02:55 t+x7GRFR0
            人
           (;.__.;)
          (;;:::.:.__.;)
         (;;:_:.___:_:_ :)
        (;;;::_.:_. .:; _:_ :.)
       (;;;::_.:_. .:__:_:_; _:_ :.)
     ( (;;;::_.:_. .:__:__.:_:_;:_; _: :.), )
     .| ゙-..;;_'' ο ''''',, ''_,,..-'゙ .|
      l,     ̄ ̄ ̄ ̄    .|
       'l,             ,/
       \          /
         ゙l'-、..,,,,,,,,,,,,..,、-'l゙
         ゙'-、..,,,,,,,,,,,..、-'゙

 l三三三三三三三三三三三三三三三三三|
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       うんこ丼(特盛) \1800


19:通行人さん@無名タレント
07/09/11 20:07:34 Jh/atuBn0
>>15の続きマダー?

20:通行人さん@無名タレント
07/09/11 21:08:02 oBe0Fdtb0
喪板から来たがこれふつうに荒らしだろ

21:通行人さん@無名タレント
07/09/11 21:14:33 LzPVKdft0
餅のこと語る空気じゃなくなったよな
チラシの裏に書いてりゃいいのに

22:通行人さん@無名タレント
07/09/11 21:21:55 aFUEQkRZO
チラシの裏で終わらせるには勿体ない出来。
喪板にあるキチガイ幼稚園児しかいないスレより100倍ましだ。

23:通行人さん@無名タレント
07/09/11 21:31:04 oBe0Fdtb0
許しませんわ!

24:通行人さん@無名タレント
07/09/11 21:46:10 LzPVKdft0
で、ここはオナニー小説を披露するスレなの?
ジャポニカ学習帳にでも書いてろ

25:通行人さん@無名タレント
07/09/11 22:01:24 aFUEQkRZO
小説投下が荒らしだと思ってるなら無視して餅の話題振ればいいじゃん。
荒らしに気使って書き込み控えたり、ブーブー言ってる馬鹿はいったいなんなんでしょうね。

26:通行人さん@無名タレント
07/09/11 22:04:29 qGC+Rl5cO
>>21
確かに・・・
餅のことについて語って、たまにキモオタが書き込んで・・・
みたいなときが1番よかった

27:通行人さん@無名タレント
07/09/11 22:11:06 PlX0uysbO
「この先を下った所です」店を出て20分ほど歩ったであろうか。一樹は持田に優しく告げた。
一樹の言葉から、沢までもう上りは無いと分かり持田は少しほっとした。
スリーブの無い、ゆったりとしたワンピースを着ているが持田はうっすらと汗ばんでいた。
沢の手前、下りにさしかかると一樹は目的地を確認するため持田の先に出た。
「持田さん着きましたよ!」一樹は満面の笑みで持田を振り返り叫んだ。持田もすぐに追いつき、一樹の目線の先を追った。
そこは荒々しい源流から逸れ、幾つもの清流が流れ込む小さな沢になっていた。
沢を覆う高木が差し込む陽を遮り、透明感のある水面に濃淡のある緑色を幾重にも重ねている。
幻想的な光景に持田はただただ見惚れた。
「昔のままです!」一樹は立ちすくむ持田の左手を握り、沢に向かって下りていった。
驚いた。だが一樹の勢いに押され持田は引かれるままついていった。
懐かしさからなのか、一樹の足がさっきより早くなっている。
持田はスピードを落としてもらおうと、言葉のかわりに一樹の手を強く握り返した。
一樹は持田の思いにすぐに気づき、慌てて持田の左手を放した。
「すみません、つい興奮してしまって…」一樹は恥ずかしそうに持田に詫びた。
持田も恥ずかしそうに少しうつむきながら沢の方に目を逸らした。

28:通行人さん@無名タレント
07/09/11 22:11:46 4kFuMzka0
>>25
君、リアルでも空気読めないって言われるでしょ?

29:通行人さん@無名タレント
07/09/11 22:14:38 U6BZ8tkY0
これだけの小説書ける奴は、只者ではない!






小学校の作文の時間に40分間一行も書けなかった私が思う




30:通行人さん@無名タレント
07/09/11 22:16:13 LzPVKdft0
>>27
ブログでやれカス

31:通行人さん@無名タレント
07/09/11 22:21:48 DdLENoHB0
>>27
スレリンク(motenai板)

32:通行人さん@無名タレント
07/09/11 22:22:03 U6BZ8tkY0
>>30
だまれ粕

33:通行人さん@無名タレント
07/09/11 22:29:26 U6BZ8tkY0
も、も、もしかしてこの小説のタイトルって「また あした」じゃ?

34:通行人さん@無名タレント
07/09/11 22:34:14 LzPVKdft0
>>33
だまれハゲ丸

35:通行人さん@無名タレント
07/09/11 22:38:42 U6BZ8tkY0
>>34
ま丸ハゲだれ

36:通行人さん@無名タレント
07/09/11 23:06:51 PlX0uysbO
沢に下りた二人は水辺まで近づき中を覗き込んだ。
思ったより深い。2~3メートルはあるだろうか。
光の関係からか、木陰の方は濃い緑色を成していたが透明度が高く、水底まで十分見ることができた。
水の中では沢山の魚が泳いでいた。
「持田さん、あの魚はさっき持田さんが食べた魚ですよ」一樹が水中を指し教えてくれた。
体に斑点のあるきれいな魚だった。持田は昼食を思い出したが、塩焼きの姿しか浮かばずよく分からなかった。
一樹は、持田の目線の高さに合わせ少し屈み、指を指しながら岩魚と山女魚の違いを説明してくれた。
「持田さん、疲れませんか?ちょっと座りましょうか」汗ばむ首下に髪が絡んでいた持田に気づき一樹は言った。
「少し疲れました。でも本当に素敵なところですね。連れてきてくれてありがとうございました」持田は一樹に礼を言った。
二人はちょうどいい木陰を見つけ、平らな岩に腰を下ろした。
「いい所でしょう、きっと気に入って頂けると思ってました」一樹は笑顔を持田に向けた。
「持田さんの歌に、こんな川原のシーンが出てくる作品ありますよね」一樹は照れ笑いを浮かべ、持田に話しかけた。
持田は一樹がなにを指して言ったのかに気づき、照れくさそうに笑った。

37:通行人さん@無名タレント
07/09/11 23:13:17 U6BZ8tkY0
「また あした」キタ━━(・A・)━━!!!!

38:通行人さん@無名タレント
07/09/11 23:14:43 qGC+Rl5cO
またあした~
で終わる今日
ずっと一緒にいれたらいいねー
夕暮れがあ~・・・

39:通行人さん@無名タレント
07/09/11 23:15:41 ovYDPHm+O
みつあみ餅

40:通行人さん@無名タレント
07/09/11 23:17:38 qGC+Rl5cO
かわいいよなあ~みつあみ餅。
何回みてもかわいい

41:通行人さん@無名タレント
07/09/11 23:30:12 3pxHhmPv0
一樹も実は大場君に嫉妬心抱いていた!w
URLリンク(www.avexnet.or.jp)

42:通行人さん@無名タレント
07/09/12 00:11:32 MF+nS7DwO
二人は木陰に座りながらいろいろな話をした。
最初は一方的に一樹が話し、持田は聞き手にまわっていたが、徐々に持田からも話すようになっていた。
一樹の東京での一人暮らしの話になると、一樹が住んでいる近くに、以前、持田も住んでいたことなども話してくれた。
なんとなく持田との接点があったことが、一樹はとてもうれしかった。
他にも、メディアでは決して話さない初めて聞く話を色々してくれた。
途中、ぬかるみを通った際に汚れた足とサンダルを洗ってくると言って、持田は一人で沢に歩いて行った。
沢の水でサンダルを洗い、くるぶしまで浸けた足を、冷たそうに洗う持田を一樹は木陰から眺めていた。
自分より年上の女性だが、本当に可愛らしい人だと思った。
足を洗い終えたらしく、持田がゆっくり一樹の方に歩ってくるのが分かった。
ワンピースの裾から伸びた持田の足は水滴で濡れていて、陽の光を浴び白く輝いていた。
「そろそろ戻りますか?」一樹は、入浴後に沢まで歩いた持田の疲れを考え言った。
「はい」持田も、自然を十分に堪能した満足感から明るく返事した。
二人は帰り道の方向にゆっくりと歩きだした。
来た時とは違い、自然な形で並んでいた。

43:通行人さん@無名タレント
07/09/12 01:21:46 ZocwCN9A0
>>26
荒らしは無視して雑談しようぜ

やっぱりライブで盛り上がるのはシェイプスなのかな?
それとももっちーが個人的にシェイプスが好きなんだろうかね
ディアマイ派としてはうーん、なんだけど

44:通行人さん@無名タレント
07/09/12 12:14:43 r/Cq/Ip40
雑談したい人はしとけばいいと思うよ
俺はこの小説結構好きだから、読みつつ雑談する。

45:通行人さん@無名タレント
07/09/12 12:57:19 jF4EczLwO
ここに小説をのせる必要はない
SM板とかにでも書いてろ

46:通行人さん@無名タレント
07/09/12 15:55:37 TyhdMLKfO
>>43
うちもどちらかというとディアマイ派だわ~


47:通行人さん@無名タレント
07/09/12 16:56:22 gBKjrWNv0
>42
続けてくらされ

48:通行人さん@無名タレント
07/09/12 18:44:19 qTLEGIJp0
>>43俺はshapes派 バーーーンって銀のアレが振って来るのとかかなり好き
盛り上がるわ。イントロきいた瞬間ヤバい

49:通行人さん@無名タレント
07/09/12 18:46:22 qTLEGIJp0
あ、今書き込んで気づいたが、俺のid WWW


TLE  反対  orz  チラ裏スマソ

50:通行人さん@無名タレント
07/09/12 18:53:04 WSIoeMUz0
●腐女子・ウザい女2ちゃんねらは言葉のセンスが鬱陶しい!
もう廃れ気味の2ch語を嬉々として使う。AA多用の上、自分達の住んでいる板でしか通用しない用語を他板でもばらまく。半角カナを多用する。
一人称は「漏れ」「自分」二人称は「おまい」「藻舞」「おまいさん」「姐さん」を愛用する。
自分たちとは真逆の「小股の切れ上がった気風のいい江戸っ子の粋な女性」に無駄に憧れているため、相手を好んで「姐さん」と呼ぶ。
語尾に「でつ」「まつ」は必至。
「スマソ~で逝ってくる」「LANケーブルで吊ってくる」などを良く使う。しかし「逝ってくる」と言いつつも、すぐに戻ってくる。
意味無く流れをぶった切るのが大好き。切る物に自分らしさを付加してオリジナリティーを主張する。「流れ豚切りスマソ」
謝れば何でも許されると思ってる。「チラシの裏スマソ」「ここからチラシの裏~ここまでチラシの裏」 「チラ裏スマソ」
自分たちの恥ずかしい行為を検索されないために、ホモ化対象などを検索避けで加工する。「野/球/選/手」「ファン夕シース夕ー」
「~につきsage」などはsageればいいってもんではないことを理解できない。
語尾に「~なんでしょ?」「~ば?」などの威圧的な言葉を良く使う。
「おおむね同意」「禿げ上がるほど同意」とやたら意見や嗜好の一致を強調する。
煽るとき文末に大量の「w」を入れる。「~(ry」を多用。自分の意見に自信が無い証拠。
内容ではなく「~なんだあー。へぇー」など言葉尻で嫌味っぽさを表す。
論理で反論できないとき(それがほとんどだが)、なぜか赤ちゃん言葉を使いだす。幼児並の知能を体現。
「~だが。「~かと。」「~じゃね?」といった、漫画のキャラのような言葉づかいで男になりすましたつもりになっているが、内容は女くささでいっぱい。

51:通行人さん@無名タレント
07/09/12 19:03:28 jF4EczLwO
DMFの方が盛り上がれる

52:通行人さん@無名タレント
07/09/12 19:06:27 qTLEGIJp0
確かにアホコールのあとのDMFもヤバほど良い
だいたいそのまえにSoLか

53:通行人さん@無名タレント
07/09/12 19:40:22 9K8YCk0G0
「この先を下った所です」店を出て20分ほど歩ったであろうか。一樹は持田に優しく告げた。
一樹の言葉から、沢までもう上りは無いと分かり持田は少しほっとした。
スリーブの無い、ゆったりとしたワンピースを着ているが持田はうっすらと汗ばんでいた。
沢の手前、下りにさしかかると一樹は目的地を確認するため持田の先に出た。
「持田さん着きましたよ!」一樹は満面の笑みで持田を振り返り叫んだ。持田もすぐに追いつき、一樹の目線の先を追った。
そこは荒々しい源流から逸れ、幾つもの清流が流れ込む小さな沢になっていた。
沢を覆う高木が差し込む陽を遮り、透明感のある水面に濃淡のある緑色を幾重にも重ねている。
幻想的な光景に持田はただただ見惚れた。
「昔のままです!」一樹は立ちすくむ持田の左手を握り、沢に向かって下りていった。
驚いた。だが一樹の勢いに押され持田は引かれるままついていった。
懐かしさからなのか、一樹の足がさっきより早くなっている。
持田はスピードを落としてもらおうと、言葉のかわりに一樹の手を強く握り返した。
一樹は持田の思いにすぐに気づき、慌てて持田の左手を放した。
「すみません、つい興奮してしまって…」一樹は恥ずかしそうに持田に詫びた。
持田も恥ずかしそうに少しうつむきながら沢の方に目を逸らした。

54:通行人さん@無名タレント
07/09/12 19:40:53 9K8YCk0G0
ようやく目的地の駅に着き持田はホームに降りた。
新幹線の停車駅とは思えないほどシンプルな駅で、改札には乗客の帰りを待つ家族が数人出迎えていた。
持田は宿が手配してくれたタクシーを探した。
さすがに“持田様”という旗は持っていなかったが、初老のスーツ姿の運転手がすぐに見つけてくれた。
2泊の旅行なので、タクシーのトランクを使うわけでもなくそのまま後部座席に乗り込んだ。
運転手がミラー越しに話し掛けてきた。
「東京からですか?お疲れだったでしょう」
持田は話し振りから持田香織を知らないな…と直感し安堵の気持ちになった。
「露天温泉を楽しみに来たんです。明日いろいろ回ろうと思って」
「この辺の温泉はいーですよ。お客さんも美人だけど地元の美人はみんな温泉のおかげですから」
「宿の送迎バスもありますが、よろしければ明日一日ご案内しますよ」
持田は一瞬迷ったが、宿泊客の中には自分を知っている人間もいるだろうし、
初老の人の良さそうな運転手ということもあり、お願いすることとした。

宿の夕食は山の幸、海の幸、川の幸のオンパレードだった。
予定通り別館にある個室に18時半にチェックインし、専用の露天風呂に入ったあと夕食についたのである。
通常のホテルの倍以上の料金だったが、列車の疲れが一気に吹き飛ぶ快適さであった。
個室ということもあり、チェックインから専属で女中が付いてくれた。
20代前半くらいの子で持田香織と明らかに分かっていた。
でも彼女の名湯や名所を誇らしげに語る素直な笑顔は気持ち良く、
半ば強引に勧められた地酒も飲み少し酔ってしまった。
徐々に彼女の地元の話から芸能界の話に変わっていったが、最後まで気持ちのいい子だった。
この日は明日のタクシーの迎えの時間をに告げ、22時過ぎに布団に入った。
布団に入り、メールを確認しようと携帯を開いた…が圏外だった。
思えば携帯の繋がらない場所に、それも行き先を告げずにいるのは初めてかも知れない…
そんなことを思いながら持田は眠りに落ちていった。

55:通行人さん@無名タレント
07/09/12 19:41:24 9K8YCk0G0
その日の持田はいつになく早起きをした。
といっても既に日は高く昇り、かろうじて午前中といった時間であった。
久々のオフということもあり、目覚まし時計はセットしておらず、
自然に起きたという意味では奇跡に近かった。
マネージャーに「今月後半にスケジュール開けときましたんで」
と言われたのは2週間前の番組収録後のことであった。

「久々だね、一郎さんはどーするの?」
「特に何もないなぁ~、しばらく映画観てないからDVD観よーかなぁ、持田は?」
「私も特にないんだけど…、一人で遠出してみよーかなぁ」
お互い、急なオフということもあり漠然とした思いを車中で話していた。

その日の持田は決めていた。二日ほど前に乳白色した露天温泉と、郷土料理を特集した雑誌を見たからだ。
前日に電車のルートは調べてある。新幹線ルートと日本海ルートと迷ったが、
長時間の移動は自分には無理と思い新幹線ルートを選んだ。
現地での移動を除けば、乗り換えは一回で済む。
昨夜遅くに準備した荷物を再度チェックした。混浴もあるとのことなので、一応、水着も用意した。
「ビキニとか何年ぶりだろう……」
なつかしい思いが蘇り、一人はにかむように笑った。

56:通行人さん@無名タレント
07/09/12 19:41:55 9K8YCk0G0
沢に下りた二人は水辺まで近づき中を覗き込んだ。
思ったより深い。2~3メートルはあるだろうか。
光の関係からか、木陰の方は濃い緑色を成していたが透明度が高く、水底まで十分見ることができた。
水の中では沢山の魚が泳いでいた。
「持田さん、あの魚はさっき持田さんが食べた魚ですよ」一樹が水中を指し教えてくれた。
体に斑点のあるきれいな魚だった。持田は昼食を思い出したが、塩焼きの姿しか浮かばずよく分からなかった。
一樹は、持田の目線の高さに合わせ少し屈み、指を指しながら岩魚と山女魚の違いを説明してくれた。
「持田さん、疲れませんか?ちょっと座りましょうか」汗ばむ首下に髪が絡んでいた持田に気づき一樹は言った。
「少し疲れました。でも本当に素敵なところですね。連れてきてくれてありがとうございました」持田は一樹に礼を言った。
二人はちょうどいい木陰を見つけ、平らな岩に腰を下ろした。
「いい所でしょう、きっと気に入って頂けると思ってました」一樹は笑顔を持田に向けた。
「持田さんの歌に、こんな川原のシーンが出てくる作品ありますよね」一樹は照れ笑いを浮かべ、持田に話しかけた。
持田は一樹がなにを指して言ったのかに気づき、照れくさそうに笑った。

57:通行人さん@無名タレント
07/09/12 19:42:46 9K8YCk0G0
二人は木陰に座りながらいろいろな話をした。
最初は一方的に一樹が話し、持田は聞き手にまわっていたが、徐々に持田からも話すようになっていた。
一樹の東京での一人暮らしの話になると、一樹が住んでいる近くに、以前、持田も住んでいたことなども話してくれた。
なんとなく持田との接点があったことが、一樹はとてもうれしかった。
他にも、メディアでは決して話さない初めて聞く話を色々してくれた。
途中、ぬかるみを通った際に汚れた足とサンダルを洗ってくると言って、持田は一人で沢に歩いて行った。
沢の水でサンダルを洗い、くるぶしまで浸けた足を、冷たそうに洗う持田を一樹は木陰から眺めていた。
自分より年上の女性だが、本当に可愛らしい人だと思った。
足を洗い終えたらしく、持田がゆっくり一樹の方に歩ってくるのが分かった。
ワンピースの裾から伸びた持田の足は水滴で濡れていて、陽の光を浴び白く輝いていた。
「そろそろ戻りますか?」一樹は、入浴後に沢まで歩いた持田の疲れを考え言った。
「はい」持田も、自然を十分に堪能した満足感から明るく返事した。
二人は帰り道の方向にゆっくりと歩きだした。
来た時とは違い、自然な形で並んでいた。

58:通行人さん@無名タレント
07/09/12 19:44:16 9K8YCk0G0
「ギャ!グッワ!待ってくれ!待ってくれ!」
オヤジは、叫んだ。
「許してくれよ!入れたかっただけなんだから」
「バキッ!ボコッ!」
ケンはかまわず殴り続ける。
「ヒッー!助けてー!助けてー!」
オヤジが悲鳴に近い叫び声をあげた。
「お前みたいな奴がいるからいけないんだ!」
ケンが叫びながら殴り続ける。
「ギャー」
オヤジの血があたりに飛び散った。ケンのコブシも血で染まっている。
「世の中!狂ってんだよ!狂ってんだよ!」
ケンの形相は、もうフツウではなかった。その様子を見ていた、ミクも従業員も言葉を失ってしまっていた。
思わずミクが言った。
「店長!それ以上やったら死んじゃう!」
「ガッシ!ボカ!」
ケンには、まったく聞こえていない。オヤジも失神したのか動かなくなった。
「キャー、やめて!」
ミクが叫んだ。
「あっ……はい」
従業員が後ろからケンを押さえた。

59:通行人さん@無名タレント
07/09/12 19:51:53 LXMsDjS80
やったー携帯小説できたよー(^o^)ノ

 ──アタシの名前はアイ。心に傷を負った女子高生。モテカワスリムで恋愛体質の愛されガール♪
アタシがつるんでる友達は援助交際をやってるミキ、学校にナイショで
キャバクラで働いてるユウカ。訳あって不良グループの一員になってるアキナ。
 友達がいてもやっぱり学校はタイクツ。今日もミキとちょっとしたことで口喧嘩になった。
女のコ同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で繁華街を歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
 「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらしつこいキャッチを軽くあしらう。
「カノジョー、ちょっと話聞いてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
キャッチの男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
 「すいません・・。」・・・またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっとキャッチの男の顔を見た。
「・・!!」
 ・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(カッコイイ・・!!・・これって運命・・?)」
男はホストだった。連れていかれてレイプされた。「キャーやめて!」ドラッグをきめた。
「ガッシ!ボカッ!」アタシは死んだ。スイーツ(笑)


60:通行人さん@無名タレント
07/09/12 22:02:09 TyhdMLKfO
一部の人悪いけどいらんこと書かないで´`;
やっといい雰囲気に戻ってきたのにまた過疎化&荒れたら嫌だ。


61:通行人さん@無名タレント
07/09/12 22:19:03 UI3Nu4a30
もっちーは俺のいいなけつです

62:通行人さん@無名タレント
07/09/12 22:21:30 ka2QMytW0
>>57>>59
すみません。面白いだけどぉ ここではもっちーが主人公の小説にして欲しんだけど

63:通行人さん@無名タレント
07/09/12 22:25:28 ka2QMytW0
>>62
ミスった >>57じゃなく >>58です

64:通行人さん@無名タレント
07/09/12 22:29:41 MF+nS7DwO
帰りは大半が下りだったこともあり、来た時の半分くらいの時間で店に戻れた。
途中、何度か足を滑らす場面もあったが、持田は一樹の腕に掴まり転ばずにすんだ。
二人が店に戻ると、入口近くのテーブルで、店の夫婦と一樹の叔父がお茶を飲んでいた。
奥さんは二人のために席を立ち、奥から冷たいおしぼりを持ってきてくれた。
「どうでしたか?」叔父が持田を見ながら笑顔で話し掛けてきた。
「すごく素敵でした。お昼に頂いた山女魚がたくさんいました」持田は笑顔で答えた。
「そうですか、それはよかった。でも、昼の塩焼きは山女魚じゃなくて“岩魚”ですね」横から店の主人が笑いながら答えた。
持田は顔が赤くなり、一樹の方を振り返った。一樹はおしぼりで顔を拭きながら、笑いながら持田を見ていた。
「持田さん、何時頃戻られますか?」叔父が持田に確認するように言った。
時計は、16時を少し過ぎたところだった。
見ず知らずの土地で、特に目的のない持田は答えあぐねていた。
「この下の湖を回ってから宿に戻りますか、また違った景色が見られますよ」叔父は持田に言った。
店の夫婦と一樹は笑顔で持田を見ている。
「お願いします」持田は笑顔で叔父に言った。

65:通行人さん@無名タレント
07/09/12 22:33:10 LXMsDjS80
宮本輝

66:通行人さん@無名タレント
07/09/12 22:48:18 ka2QMytW0
この小説が新作DVDの特典映像「ショートフィルム」として制作されるといいな~
一番の見せ場はもっちーの入浴シーンか? 一樹は二宮和也か?
う~ん俺の妄想は続く

67:通行人さん@無名タレント
07/09/12 22:50:33 WSIoeMUz0
馬鹿もおだてりゃ木に登る

68:通行人さん@無名タレント
07/09/12 23:04:52 rNHPN8hNO
いつ頃の餠を想像したらええんかな??

69:通行人さん@無名タレント
07/09/12 23:17:57 TyhdMLKfO
ないわあ~
ほんま荒らさないでほしいし
ここは小説をカキするところぢゃないんですけど
違うトピ作ってそっちで妄想しとけや

70:通行人さん@無名タレント
07/09/12 23:22:27 UI3Nu4a30
>>69
姐さん落ち着いてください

71:通行人さん@無名タレント
07/09/12 23:23:01 MF+nS7DwO
二人が叔父のタクシーに乗り込むと、店の夫婦が見送りに出てくれた。
「またいらして下さいね」奥さんが、持田の顔を見ながら優しい笑顔で言ってくれた。
「また来たいと思います」持田も奥さんに笑顔で答え、後ろに立つ主人に頭を下げた。
「それじゃ」叔父が店主に声をかけると、タクシーをスタートさせた。
「今日は疲れたでしょう?」叔父は車を走らせながら持田に言った。
「でも楽しかったです。皆さんいい人達ばかりで」持田はミラー越しに叔父に答えた。
車は来た時に通った道を戻って行ったが、途中、○○湖方面と表示された交差点を右に折れた。
車内では、温泉や沢の話を中心に三人で談笑しながら過ごした。
途中、大浴場の話になったが、一樹と持田がいっしょになったことは叔父には黙っていた。
「もうすぐですよ」下りの勾配が徐々に緩やかになってきた頃に叔父が言った。車は湖を外周する道路に入っていた。
上から見た時はさほど大きく感じなかったが、間近で見るとかなりの大きさだった。
遠くに、ジェットスキーやウインドサーフィンを楽しむ人達も見える。
ようやく陽は傾きかけていた。窓から注ぎ込む風が気持ち良く、心地いい疲れに持田は目を閉じた。

72:通行人さん@無名タレント
07/09/12 23:47:52 0TmAnUGH0
>>68
「またあした」の話題が小説の中に出てきているから
2004年~現在までの間での好きな餅を想像すればいいんじゃない?

73:通行人さん@無名タレント
07/09/12 23:56:46 /rhO0pPD0
この小説
なんだか場所が俺の地元っぽいぞ
ちなみに秋田の山のほうだが。。。




74:通行人さん@無名タレント
07/09/13 00:00:36 9K8YCk0G0
だまれなまはげ

75:通行人さん@無名タレント
07/09/13 00:29:41 GMG+6bOhO
陽は山間に隠れようとしていた。徐々に湖面の青色が赤みを帯びてきている。
車は湖を左手に眺めながら、持田の泊まる宿に向かって走っていた。
いつしか車内の会話はなくなっていた。持田は、一樹の横でドア側に体を寄せ目を閉じている。
叔父と一樹の耳に、持田の小さな寝息が微かに聞こえてきた。
「けっこう歩かせたのか?」叔父がミラー越しに一樹に言った。
「いや、沢の往復だけだよ。でも、日差しが強かったからね」一樹は持田の寝顔を見ながら言った。
「そうか…、いい子だな、普通のかわいい女の子だ」叔父の言葉に、一樹は「そうだね」とだけ答えた。
車は19時を少し過ぎた頃に宿の前に着いた。持田は一樹に声を掛けられるまで目を覚まさなかった。
「すみません、寝ちゃってました…」持田は言った。
「お疲れさまでした。今日はゆっくり休んでください」叔父は、後部座席を振り返り笑顔で言った。
「今日はありがとうございました。すごく楽しかったです」持田は叔父と一樹を見て笑顔で言った。
持田は、財布を取出し叔父に一日分の料金を払った。
叔父は、釣り銭に手書きの領収書を添えてくれた。
不要だと言ったが、叔父は受け取らず、持田は釣り銭と領収書を財布にしまった。
領収書の宛名には、片仮名で“エブリーリトル様”と書かれていた。
持田は笑いを堪えるのに必死だった。

76:通行人さん@無名タレント
07/09/13 00:30:01 sgyury50O
>>72

好きな餠‥‥!
みつあみやなww

77:通行人さん@無名タレント
07/09/13 00:59:50 nHxGJLvQO
車中うたた寝するもっちーの頭部が一樹の肩にもたれかかっていたならば、
俺は現在バイト中にもかかわらず発狂を禁じえなかった事だろう。

78:通行人さん@無名タレント
07/09/13 01:23:18 8zsmX1QJ0
>>73 これって MF+nS7DwOとかが勝手に作った話だろ?
カンケーねえだろお前ww

79:通行人さん@無名タレント
07/09/13 03:39:34 OHnxOuE1O
長渕スレのサーモンピンクさん(小説投下する人)の真似しとるんやろ。○。.-v(-д´-)

80:通行人さん@無名タレント
07/09/13 09:49:43 aKmGtYU40
>75
続編をきぼんぬ

81:通行人さん@無名タレント
07/09/13 22:46:05 LTm4r16F0
>>48
銀テープのタイミングのこと考えてなかったw
シェイプスも盛り上げにはいい曲だし乙女心全開の歌詞も需要あるだろうな

82:通行人さん@無名タレント
07/09/14 01:00:48 2E85Y8C20
>>79そうなのか サンクス

まあシェイプスもディアマイも最高

83:通行人さん@無名タレント
07/09/14 12:11:58 Ab2Am9ndO
>>75
次は鹿児島に来てくれ

84:通行人さん@無名タレント
07/09/15 21:26:32 7kCoj5PSO
もっち~の今度の新曲恋文ぐらいうれるかな?

85:通行人さん@無名タレント
07/09/15 21:44:46 Sw9hsqam0
( ゚д゚)ウッウー

86:通行人さん@無名タレント
07/09/15 23:09:28 JNq2B68+O
>>84
CMで下着姿なら売れるお(^ω^)

87:通行人さん@無名タレント
07/09/16 01:26:22 44f/3ml+O
叔父と一樹は車を降り、宿の入口まで見送ってくれた。
持田は、あらためて二人に礼を言い、フロントで部屋の鍵を受け取った。
「お帰りなさいませ」若い女中が出迎えてくれた。
「持田さん、帰りは明日ですよね?よかったら、明日いろいろと案内させてもらえませんか…」
不意に一樹の声が持田の後方から聞こえてきた。
持田は振り返り、一樹を見た。言葉が見つからず、しばし一樹を見つめた。
「もし迷惑でなければ…」一樹は緊張した面持ちで、少し自信なげに持田を見つめている。
「いえ、迷惑だなんてそんな…、こちらこそご迷惑じゃないんですか?」持田は遠慮がちに言った。
「とんでもない!いろいろ持田さんを案内したいんです!」
ようやく持田は笑顔を取り戻し一樹を見た。「それじゃ…お願いしていいですか?」
一樹の顔に笑顔が広がった。叔父も笑顔で二人のやりとりを見ている。
「明日、10時前に迎えに伺います。」チェックアウトの時間を考え一樹は持田に告げた。
叔父は運転席に向かい歩きだした。一樹も叔父を追うように車に向かった。
「それじゃ、おやすみなさい」「おやすみなさい」
二人はもう一度、挨拶を交わし、ようやく目線を外した。
持田の顔に自然な笑みが浮かんでいた。

88:通行人さん@無名タレント
07/09/16 02:01:18 Hag4wYeWO
キタコレー!

89:通行人さん@無名タレント
07/09/16 07:22:28 44f/3ml+O
部屋に戻ると、女中が食事を運んできてくれた。
「20分くらいで用意しますので、先にお風呂に入ってきて下さい」昨日と同じ女中であった。
「ありがとう、それじゃお願いします」持田はそう告げると、庭先にある個室専用の露天風呂に向かった。
風呂に浸かり、今日一日のことを考えていた。
車の窓からの眺め、大浴場での出来事、食事、沢の景色…。
一樹は、あれから大浴場のことは何も言ってこなかった。気を遣ってくれたのだろう。
みんな本当にいい人達だった。
明日は、10時に一樹が迎えに来てくれる。どこに連れて行ってくれるのだろう。
こんな思いは何年ぶりだろう。初めて会った男の人と二人で過ごすのだ。
持田は、自然に気持ちが高ぶるのを感じていた。
風呂から上がると食事の用意ができていた。日焼けをしたのだろう。糊の効いた浴衣が焼けた素肌に気持ち良かった。
女中が、持田の横で山菜ご飯をよそってくれた。数種類の刺身がとても美味しかった。
食事中、今日行った温泉や沢のことなどを女中にたくさん話した。
女中も、昔、恋人と行ったことがあるらしく、混浴の話で盛り上がった。
持田が“一人”で混浴に入ってきたと話すと真顔で驚いていた。
女中は、持田の疲れを気遣い少し早めに床の用意をしてくれた。
持田も、布団に入ると心地よい疲れからすぐに深い眠りに落ちた。

90:通行人さん@無名タレント
07/09/16 10:19:25 PJL4ay8U0
shien

91:通行人さん@無名タレント
07/09/16 11:40:17 5UtoZ2VH0
全面的に支援

92:通行人さん@無名タレント
07/09/16 11:47:20 oMEVAekyO
恋愛系?エロ系?
先が読めないな…

93:通行人さん@無名タレント
07/09/16 11:56:03 A6TYmCpI0
もち!

94:通行人さん@無名タレント
07/09/16 13:00:54 4Uf2+/ml0
5万枚越えなかったら死亡
越えれば「やっぱELTっていいね」的流れ誕生

95:通行人さん@無名タレント
07/09/16 15:28:32 xnnBi2ll0
エロ希望!

96:通行人さん@無名タレント
07/09/16 15:39:27 NpAyaifbO
一樹~( ・∀・)

97:通行人さん@無名タレント
07/09/16 15:46:53 44f/3ml+O
翌朝、持田は窓から差し込む陽に照らされ、7時過ぎに目が覚めた。今日も天気は良さそうだ。
布団から出るとシャワー室に向かい、少し温めのシャワーを浴びた。
基本的に朝は苦手だが、昨日、今日と早い時間に寝たためさほど苦にはならなかった。
持田はシャワー室から出ると、薄茶色の麻のスカートと白いブラウスを身に付け布団を片付けた。
昨夜、女中と約束した朝食の時間にはまだ少し早すぎる。
持田は、散歩でもしようと、軽くファンデーションを塗りフロントに向かった。
ロビーでは、複数の女中が忙しそうに食事を運んでいる姿が目に入った。
すでに、団体客の朝食が始まっているようだった。
昨夜の女中と目が合うと、明るく声をかけてくれた。
「おはようございます、早いですね?朝食は予定通りでよろしいですか?」
持田は笑顔で軽く頷くと「少し散歩してきます」と答え、サンダルを履いた。
宿は小さな山を背に、細い川と林に囲まれていた。すでに蝉の泣き声が始まっている。
持田は暑くなる予感を感じ、15分ほど歩いたところで宿に戻ることにした。
部屋に戻るとすでに朝食の用意がされていた。
山菜や焼き魚などを中心とした、純日本風のもので、ハマグリの味噌汁がとても美味しかった。

98:通行人さん@無名タレント
07/09/16 15:52:45 DcC3oQq10
>>97
死ねクズ

99:通行人さん@無名タレント
07/09/16 16:08:26 RF+vdbHc0
>>98
お前が死ね

100:通行人さん@無名タレント
07/09/16 16:12:05 wNm6Wg9x0
>>99
お前が死ね
生きてる価値ないから
お前キモイのに何で生きてるの?マゾなん?

101:通行人さん@無名タレント
07/09/16 16:21:07 ul0F0pvC0
「ああっ、もうダメッ!
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もう
ダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!
ああっ、もうダメッ!
ぁあ…なんか出るっ、何か出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!なんか、動いてるぅぅぅっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!なっ、何っ、何かぁぁぁっっ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!なんかっ!!なっ、何っ、何かッッ!!!なんか見てぇっ ああっ、もう
ダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱい変なの出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!! 」


102:通行人さん@無名タレント
07/09/16 16:39:33 44f/3ml+O
食事を終え、持田は手荷物を片付けるとフロントに向かった。
一樹との約束の10時まで、まだ10分ほどあったがロビーで待つつもりだった。
ロビーでは、女将と女中達がアウト客を笑顔で見送っていた。
「お世話になりました。とてもいい旅行でした」持田は女将に礼を言った。
「ありがとうございました。またいらして下さいね」女将も持田に笑顔を向け、深く頭を下げてくれた。
「駅か空港への送迎バスがありますが?」女将が持田の顔を見て、問い掛けてきた。
「いえ、知り合いの方に送って頂けますので…」持田は女将を見てあらためて礼を言うと、女将は持田の後方を見て頷いた。
いつの間にか、持田のすぐ後ろに車を止めた一樹が笑顔で立っていた。
一樹はジーパンに朱色のTシャツという軽装だった。
「おはようございます」持田に声を掛けると、一樹は助手席のドアを開けてくれた。
持田は助手席に乗り込む前に、もう一度、女将と女中に頭を下げた。
一樹を見付けた女中が、女将の横から少しずるい笑顔を向け「もっち~」と手を振ってきた。
持田は照れ臭そうにしながらも、女中に手を振り返した。
持田を助手席に乗せ、一樹の運転する車は宿を背に走りだした。
叔父の車とのことで、旧型のセダンだったが車内はとてもきれいにしてあった。

103:通行人さん@無名タレント
07/09/16 17:06:21 CvJN81Yg0
>>98
お前なァ、やめて!!無礼は 楽しいこの場所で
夢と魔法の国へ来たのに
 

104:通行人さん@無名タレント
07/09/16 17:34:30 Hag4wYeWO
なんというメダパニ…
これが夢と魔法の国の言葉か

105:通行人さん@無名タレント
07/09/16 17:45:29 44f/3ml+O
車の中は、朝、シャワーを浴びた持田の髪の匂いで満たされていた。
一樹は、自然に胸が高鳴りドキドキしていた。
「あれから考えたんですけど…」一樹が話しだすと持田が顔を向けた。
「やっぱり、あまり人が多い所は避けた方がいいのかなと思うんですが?」一樹の問いに持田は笑顔で頷いた。
「お任せします、特に予定があるわけではないので」持田は答えた。
「海側に行ってみますか?この時期は風も穏やかで気持ちいいですよ」
一樹の言葉に持田は笑顔で頷き、窓の外の景色に目を向けた。
フロントガラスからは、明るい夏の陽射しが差し込んでいる。
一樹はエアコンを緩め、少し窓を開け、FMラジオのスイッチに手を伸ばした。
一瞬、目線を下にずらした一樹の視界に、持田の閉じた白い膝が目に入った。
一樹の左手から、わずか数センチのところであった。
少し浅く座る持田の膝を、薄茶色の麻のスカートは隠しきれていない。、
シートベルトに絞められているせいか、持田の細身のシルエットが分かる。
一樹は、動揺を気付かれていないかと、持田の横顔に目をやった。
風を受け、気持ち良さそうに外を眺める持田の首筋が目に入った。
昨夜考えた、持田とのプランが真っ白になりそうだった。

106:通行人さん@無名タレント
07/09/16 17:48:47 aoOxaq+SO
>>94
毎度恒例となった初動一万、総売上二万だけはカンベン

107:通行人さん@無名タレント
07/09/16 18:06:00 CvJN81Yg0
>>105
一樹バックミラーで後方確認しろ!!
フライデーのカメラマン キタ━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━ !!!!!


108:通行人さん@無名タレント
07/09/16 19:01:36 Hag4wYeWO
スネーク「プランだと?俺は何も聞いてないぞ!どういうことだ大佐!」

109:通行人さん@無名タレント
07/09/16 19:30:28 NpAyaifbO
く~俺にもチャンスをくだπ

110:通行人さん@無名タレント
07/09/16 19:38:25 JbYM7SNm0
歌手持田香織ご愁傷様です

111:通行人さん@無名タレント
07/09/16 22:45:29 44f/3ml+O
車は市内を抜け、海沿いの道路に入っていた。窓から注ぎ込む風が、潮風を帯びてきている。
陽射しが強くなってきていたため、持田はサングラスを掛けていた。
車の中では、一樹が、夏祭りや花火大会の話をしてくれた。
一樹は、少し落ち着きを取り戻していた。
「少し喉が乾きませんか?」前方にドライブインを見付けると一樹は言った。
「そうですね」持田も喉の渇きを覚えていたので、笑顔で答えた。
海が一望できる駐車場に車を止めると、二人は売店に入っていった。店内は比較的空いていた。
食事もできるようだったが、一樹が「食事はもっと上で取りましょう」と言ったので、持田は「はい」と答えた。
二人は、ペットボトルのお茶を買い車に戻った。
叔父の車にはドリンクホルダーが無く、一樹のお茶を持田が持っていてくれた。
都度、キャップを閉める仕草がとても可愛く、一樹は幸せな気持ちだった。
「この先の岬からの眺めがいいんですよ。少し早いですけど、そこで食事にしませんか?」一樹は言った。
持田は、窓からの景色から一樹に視線を移し「そうですね、少し歩きたくなりました」と笑顔で答えた。
FMラジオから流れる軽快な音楽が止み、時報が12時を告げた。

112:通行人さん@無名タレント
07/09/16 22:55:14 Hag4wYeWO
小説挿絵
URLリンク(imepita.jp)
URLリンク(imepita.jp)
URLリンク(imepita.jp)

113:通行人さん@無名タレント
07/09/16 23:35:49 4Uf2+/ml0
>>106
「壮大なバラード」だから
アンスピみたいな俺みたいな奴にも解りやすい曲を期待
jumpみたいに売れる時代でも外したりするんだから
ライトは相当数いるはず
あとはジャケだな
もっちーが無駄に強調されないジャケを希望

114:通行人さん@無名タレント
07/09/17 01:56:08 WlM+kxHU0
もち!

115:通行人さん@無名タレント
07/09/17 03:31:13 0Zf0Hm990
>>112
かわいすぎ

116:通行人さん@無名タレント
07/09/17 06:43:20 qXqvbV0VO
>>112

この人の子供になりたかったなww w

117:通行人さん@無名タレント
07/09/17 10:00:52 IJuz18hNO
あと10年早く生まれてたらな…結婚できたかもなw

118:通行人さん@無名タレント
07/09/17 16:00:23 RcsD/NMXO
>>112
高速で保存しますた

119:通行人さん@無名タレント
07/09/17 16:24:15 aujxmgeK0
>>112 をpcで見れるように頼む

120:通行人さん@無名タレント
07/09/17 22:03:47 hLQ0+cmjO
一樹は、岬にあるレストランの駐車場に車を乗り入れた。隣接して、コテージ形式のホテルが並んでいる。
断崖になっていたが、駐車場から海に降りる石段の下には、白い砂浜が広がっていた。
「少し歩きますか?」一樹の言葉に、持田は笑顔で頷いた。
石段を降りる時、一樹は持田の右手を握り、砂浜に降りてからも放さなかった。
ゆっくりと歩きながら、一樹は持田の顔を見た。嫌がる素振りはなく、少し恥ずかしそうな表情を浮かべているだけだった。
二人は波打ち際の方に進んだ。持田はしゃがみ込み海水をすくい、手の平の白い砂をいじっている。
一樹は横で、嬉しそうに持田を眺めていた。回りに人気はなく、波の音だけが聞える。
持田は白い砂を手に「きれいですね」と一樹の目の前に出した。
一樹は、そんな持田がたまらなく愛しくなり、思わず抱き締めてしまった。
驚いたように、一瞬、持田の背中が小さく震えたが、持田もゆっくりと一樹の背中に手を回してくれた。
持田は、一樹の胸元でうつむいていた。
一樹は、右手で持田の左頬にかるく触れると、ゆっくりと顔を近づけ唇を重ねていった。
持田も、一樹を見つめ目を閉じた。
一樹が唇を重たまま、もう一度強く抱き締めると、持田の手にも力が入った。
持田の口元から、息が漏れるのが分かった。

121:通行人さん@無名タレント
07/09/17 22:15:56 B0repOBh0
CTUに一樹暗殺命令が降りたようです。

122:通行人さん@無名タレント
07/09/17 22:25:09 IJuz18hNO
即刻東京湾に沈めて下さい。

123:通行人さん@無名タレント
07/09/17 22:31:35 oBFHbva50
発狂しますた

124:通行人さん@無名タレント
07/09/17 22:41:23 m4C5WvH20
数日振りにきたけど、まだ小説続いてたのか。。。
初期の素朴な一樹が大胆になっててワロタ

125:通行人さん@無名タレント
07/09/17 23:01:57 hLQ0+cmjO
どちらからともなく二人は離れた。
一樹が、持田の右手を握り二人は並ぶように砂浜を歩いている。
砂浜と海面が強い陽射しを受け、照り返しが眩しかった。
「好きになりました。いや、元々ファンなんですけどね…」一樹は恥ずかしそうに告げた。
「どうもありがとう…」持田も、恥ずかしそうにうつむきながら答えた。
「叶わない夢かも分かりませんが、ずっと一緒にいたいと思いました」一樹は言葉を続けた。
それには、持田は何も答えなかった。
「食事にしましょうか?」少し間を置いた一樹の言葉に、持田は小さく頷いた。
二人は、石段を上りレストランの方に向かって歩きだした。
気まずさからか、レストランまでの間、二人の会話はなかった。
レストランに入ると、黒服が窓際の席に案内してくれた。
ランチメニューは終了したと申し訳なさそうに告げ、テーブルに二人分のメニューを置くと、奧に下がっていった。
二人は一人分のメニューを広げ、ページを捲った。ホテルのレストランらしく、メニューは豊富だった。
程なくして、一樹が黒服を呼んだ。一樹はステーキのセットを、持田は白身魚のグリルをオーダーした。
窓からは、二人のいた浜は見えなかった。一樹は持田を見つめている。
視線に気付いた持田は、一樹と目が合うと照れくさそうに笑い、窓の景色に視線を戻した。

126:通行人さん@無名タレント
07/09/18 00:10:07 s+Sj7nG9O
料理は、ほとんど同時に二人に運ばれてきた。
メイン料理に、サラダ、スープが各々に付き、バケットは籠に二人分が盛られていた。
持田と一樹は、少しづつ互いの料理を交換しながら食べた。
途中、持田は「食べきれない…」と言って、自分の皿から一樹の皿に料理を取り分けた。
一樹は、持田の分と、残りのバケットを平らげた。さすがに少し苦しかった。
持田は、アイスティーを飲みながら、そんな一樹を笑顔で見つめていた。
黒服が空いた皿を下げ、二人は他愛もない話をしながら、窓からの景色を眺めていた。
沖合に漁船が浮かび、海鳥がその回りを忙しそうに飛んでいる。
一樹の話によると、漁船の網からこぼれる小魚を狙い集まってくるのだそうだ。
「少し車で走りますか?この先は、ずっと海沿いの道だけど…」一樹は持田を見て言った。
「うん」持田は、一樹の顔を見て笑顔で頷き、手を洗ってくると言って席を離れた。
一樹は、黒服にチェックの合図を送った。合図に気づいた黒服は、軽く頭を下げ伝票を持ちキャッシャーに向っていった。
しばらくして、持田がテーブルに戻ってくる姿が見えた。一樹は席を立ち、持田の方に向って歩きだした。
持田は一樹に気づき、立ち止まり待っていてくれた。笑顔を一樹に向けていた。

127:通行人さん@無名タレント
07/09/18 03:02:16 IsDp0Nb3O
『うん』とか‥めっちゃ可愛い餅を想像してしまつた

128:通行人さん@無名タレント
07/09/18 08:08:56 AcMqrKa4O
小説挿絵
URLリンク(imepita.jp)
URLリンク(imepita.jp)
URLリンク(imepita.jp)

129:通行人さん@無名タレント
07/09/18 09:39:08 IsDp0Nb3O
何か吹いたww

130:通行人さん@無名タレント
07/09/18 16:20:13 KK3MWZuWO
>>128
いつも乙です

131:通行人さん@無名タレント
07/09/18 16:23:50 qn+1C2CU0
うけたw
もっちーかわいい

132:通行人さん@無名タレント
07/09/18 16:25:01 KK3MWZuWO
一樹役やりたいおおおおお

133:通行人さん@無名タレント
07/09/18 16:34:25 SbULJoJiO
>>1
何か心配かい?
それともうまいトコついたぜ!的な?

134:通行人さん@無名タレント
07/09/18 16:58:52 JKQ/uZOq0
>120
 ドキドキw


135:通行人さん@無名タレント
07/09/18 22:55:10 s+Sj7nG9O
車は駐車場から左に折れ、再び海沿いの道を走りだした。
やや傾きかけた陽は、助手席側の窓から持田の横顔を照らしていた。
昼食を食べている時、一樹に「この辺りは、夕陽は海側に沈むんだよ」と聞き、見に行こうとなったのだ。
持田は、FMラジオのチャンネルをいじっていた。ノイズがかなり混ざるようになっていたのだ。
受信状態が悪いこともあるが、元々、中継局自体も少ないようだ。
深夜などは、大陸からの強い電波の影響で、全く聴くことができない時もあるらしい。
仕方なく、持田はラジオのスイッチを切った。
「CDなら何枚か持ってきてるんだけど…、好みに合うかなぁ」一樹は、リアシートを探りながら言った。
持田は、一樹の探る手の方向を見て「これ?」と代わりに手に取り、一樹に見せた。
持田が手にしていたのは、CD数枚分の厚みをもった二つ折りの紙袋であった。
「あ、それそれ」一樹が頷くのを確認すると、持田は紙袋を開き、中身を取り出した。
一樹は、気にする素振りもなく、楽しそうに運転を続けている。
「これ、私の!!」中身に気づいた持田は、恥ずかしさで顔を赤くし、一樹を睨んだ。
紙袋には、ここ数年の間にELTが出した、四枚のアルバムが入っていた。

136:通行人さん@無名タレント
07/09/19 00:01:34 s+Sj7nG9O
一樹は、楽しそうに持田に笑顔を向けた。
持田は、照れくさそうにしながらも、少し怒ったような顔で一樹を睨んでいる。
一樹はそれほど気にせず、持田の膝の上からCDを一枚取り、チェンジャーに入れようとした。
「やだ!」持田は叫び、慌てて一樹の左手からCDを奪い取った。
どうやら、本当に嫌なようだ。一樹は「だめ?」と持田の顔を見て聞いた。
「恥ずかしいって…」持田は、一樹から奪い取ったものも併せ、四枚のCDを紙袋に戻した。
持田は、両手をCDの入った紙袋の上に置き、少し下を向いている。
一樹はCDを諦めてくれたようだ。持田はほっとしていた。
「もうすぐだから」一樹は、左手を持田の両手の上に重ね、更に傾いた太陽を見ながら言った。
持田も、海岸線に目を移した。
断崖が続いているが、人の手が加えられているようで、芝生が植えられている。
10分ほど走ったところで、一樹は縁石の隙間から海側に入り、比較的平らな芝生に車を止めた。
車の正面からは、僅か数メートルで岸壁になっている。持田は、一樹に誘われ、車を降りた。
「気をつけて。さすがにこの辺まで来ると、風が強いから」一樹は、岸壁に近づこうとする持田に言った。
持田は、一樹を振り返り、恐る恐る前屈みに岸壁から下の海を覗いた。
だが、直ぐに目を逸らし、一樹の横に戻ってきて左腕を掴んだ。
陽は徐々に赤みを帯びてきていた。一樹は助手席のドアを開け、持田を車の中へ入れた。

137:通行人さん@無名タレント
07/09/19 00:08:49 D45ljddD0
携帯って永久アク禁だよな
そろそろたまったんで報告してくる

138:通行人さん@無名タレント
07/09/19 00:21:51 nGEDOXh90
>>137
乙です
言われてみれば携帯なのかよこいつww

139:通行人さん@無名タレント
07/09/19 00:26:47 6XZlSc+I0
携帯とネカフェで自画自賛
馬鹿丸出しだが本人は気づいてない

140:通行人さん@無名タレント
07/09/19 01:24:19 Vw8aGiT9O
俺は好きだよ。
最後まで書いちゃえケケケケケ

141:通行人さん@無名タレント
07/09/19 01:44:53 5czj2x+50
いっくんがずっと待っている。

142:通行人さん@無名タレント
07/09/19 01:50:25 XHCiDS5KO
なにげに俺も待ってる。

143:通行人さん@無名タレント
07/09/19 06:18:12 PShnKzHY0
>>139
何が気に入らないのかがわからない。

俺は>>136の続き待ってるww

144:通行人さん@無名タレント
07/09/19 10:16:14 mcLL7B1C0
>>135
萌えます
続けて

145:通行人さん@無名タレント
07/09/19 13:43:14 tS7UBwlu0
もち!

146:通行人さん@無名タレント
07/09/19 17:04:03 30su/8avO
小説いいおお

147:通行人さん@無名タレント
07/09/19 17:16:54 iElj0in20
ここからは、ショックで倒れるファンが出そうだねw

148:通行人さん@無名タレント
07/09/19 17:58:15 vlp83K6bO
ふん どうせ餠はマグロ

149:通行人さん@無名タレント
07/09/19 19:44:23 jWlG8YgaO
は、は、はやく一樹を東京湾に沈めてくれ

150:通行人さん@無名タレント
07/09/19 21:38:06 5UpqaYEE0
美しい持田さんの裸体を表現してほしい
そして、はげしいSEXシーンを見せて

151:通行人さん@無名タレント
07/09/19 22:08:48 jWlG8YgaO
150:通行人さん@無名タレント :2007/09/19(水) 21:38:06 ID:5UpqaYEE0
美しい持田さんの裸体を表現してほしい
そして、はげしいSEXシーンを見せて


↑こいつも沈めてください

152:通行人さん@無名タレント
07/09/19 22:10:08 PShnKzHY0
>>150
沈めよ

153:通行人さん@無名タレント
07/09/19 22:34:05 LtBCv1awO
二人は、各々シートを少しだけ倒し、正面の海を眺めていた。
陽はかなり傾き、海は徐々に赤みを増し、暗闇が覆いだしている。
一樹は、あらためて持田に頼んだ。最初は嫌がったが、一曲だけという約束で持田の歌をかけるのを了解してもらった。
一樹は、リアシートから紙袋を取り、その中から一枚を取り出すとチェンジャーに入れ操作を始めた。
持田は、CDの取り出されたケースを手に、一樹の横顔を見ていた。
選曲が操作されると、やがてスピーカーから、アルバム収録のラブソングが流れだした。
一樹がシートに背を戻し、持田に笑顔を向けると、やはり持田は恥ずかしそうだった。
一樹は、持田から目線をずらし、陽が沈みかけた正面の海を見た。
少し間をおき、持田も、静かに一樹から正面の海に目を移した。
徐々に暗闇に包まれる車内には、持田の歌だけが静かに流れている。
二人は、互いに話し掛けることもなく、黙って海を眺めていた。
やがて曲が終わり、一樹はオーディオに手を伸ばした。だが、曲は止めずボリュームを落しただけだった。
一瞬、持田は一樹を見たが、何も言わずまた正面の海に目線を戻した。次の曲が流れても、二人は言葉を交わそうとはしなかった。
一樹は、持田の左肩に手を回し、ゆっくりと抱きよせた。
持田は目を閉じて一樹の胸に頭をあずけた。

154:通行人さん@無名タレント
07/09/19 22:53:38 XHCiDS5KO
・・・・・・・ゴクリ。
   ヽ|/
  / ̄ ̄ ̄"\
 /      ヽ
`/ \, ,/  |
| (●) (●)川 |
| / ̄⌒ ̄ヽ U|
| ( |~ ̄~ヽ| |
|Uヽ  ̄~ ̄ノ |
|   ̄ ̄ ̄  |

155:通行人さん@無名タレント
07/09/19 23:27:31 pBz8c1MXO
小説いいね
期待してますよ職人さん

156:通行人さん@無名タレント
07/09/19 23:32:48 a1Nv/ll80
こんな小説で喜んでる奴はリア厨だろ

157:通行人さん@無名タレント
07/09/19 23:39:13 LtBCv1awO
夕陽は、あと数分で完全に沈みきるというところまできていた。
持田の歌うCDも止み、車内は、緑色に表示するデジタル時計だけが僅かに明るんでいた。
持田の旅行は、今日、東京に戻る予定だ。最終は、新幹線も飛行機もほぼ同時刻のはずである。
ここからだと、空港も新幹線の駅も、車で一時間ほどかかる。時計は既に最終の時間を表示していた。
「遠くまで連れてきちゃって迷惑だったかな…」一樹は、持田の肩を抱きながら言った。
持田は言葉には出さず、一樹に寄り掛かるようにあずけた頭を、一樹の胸で小さく横に振った。
一樹は、持田の肩に回した手で頭を抱きよせ、後ろから持田の髪にキスをした。
陽は完全に沈みきり、月明かりが二人を照らすようになっていた。
一樹は、車のエンジンを始動させ、後方の道路に向かって走らせた。
持田は、オーディオからCDを取出し、FMラジオのスイッチを入れた。
昼間より受信状態はよく、静かな洋楽が流れてきた。一樹は、来た道を戻るように車を走らせた。
街灯は、数10メートル毎に二人を照らしだす程度で、一樹の右側の海は黒いうねりとなっていた。
やがて、前方に昼食をとった岬のレストランが見えてきた。
一樹は、その手前の入口から、コテージ式のホテルへと車を進めた。
ハンドルを操作しながら持田の肩を抱くと、持田も頭をあずけてきてくれた。

158:通行人さん@無名タレント
07/09/19 23:45:11 a1Nv/ll80
状況描写だけのゆとり小説ですねwwww

159:通行人さん@無名タレント
07/09/19 23:54:02 Vw8aGiT9O
MOCHI!MOCHI!MOCHI!
もち!




もち!!

160:通行人さん@無名タレント
07/09/20 01:02:09 1+YdbxMuO
>>156=>>158

161:通行人さん@無名タレント
07/09/20 01:23:59 y5zIKrs7O
>>158と一樹死ね。
トビウオがこめかみに刺さって死ね。

162:通行人さん@無名タレント
07/09/20 09:53:06 mScMbDLr0
ホテルに連れ込むつもりだねw

163:通行人さん@無名タレント
07/09/20 12:05:52 V+8EaUV1O
俺は一樹がそんな奴じゃないと信じてる

164:通行人さん@無名タレント
07/09/20 12:32:11 wN+lbA/B0
こんにちは佐々木です。
たったいま昼寝というかソファーでウトウトして夢を見ました。
夢で起きた事をすべて話します。

まずなぜかカーテンを閉め切っていて日が当たっている俺の部屋で
もっち~がボーリングをしていました。でもピンが無かったです。かなり適当に投げる感じでした。

次のシーンでもっち~はなぜか薄黄色のパジャマを着ていたのですが
暑くなったのかいきなり下を脱ぎ始めました。
隠しながらも脱いでいて、白いパンティーでちょっと柄がはいっていたのが見えました。
隠してたくせにパンティー姿で後ろ向きに立っていました。訳が分かりません。
あまりの豪快さに俺はもっち~に男みたいだなと言いました。

そして次のシーンで俺は携帯でエロ画像を見ていました。
もっち~に見えないように見ていたのですが、なぜかもっち~がその画像が見えているかのように
画像と同じ素振りを見せてきました。

次のシーンで俺はもっち~の上にいました。
上のパジャマが開いていて、もっち~の小さいおっぱいが目の前にありました。
俺は夢中でおっぱいを舐めました。全体的にはハリがあってカタめでした、
乳首が硬くなっていました。声ははずかしかったのか出なかったです。
既に二人とも下は脱いでいました。
乳首を舐めているとき俺のモノがもっち~のアソコにあたっていました。

これからという場面でなぜかこのスレの住人の声が聞こえてきました。
なにを言っていたか思い出せませんが、それで俺は50%だけ目覚めてしまった。
夢と現実の境界線でなんとしてもこの続きを見たいと
夢に戻ろうと努力しましたが、現実へと還ってきてしまった。
夢精寸前でした。

そのまま思い出して抜こうと思ったけど、やめました。
夢にまで出てきて阻止する住人の執念を感じました。

165:通行人さん@無名タレント
07/09/20 12:46:03 mScMbDLr0
>164
w

166:通行人さん@無名タレント
07/09/20 16:56:43 uSbKIrVmO
>>164
夢にまで出てくるなんて、相当重症なんだね

167:通行人さん@無名タレント
07/09/20 17:57:10 /uJT6Ncx0
>>160
携帯(笑)

168:通行人さん@無名タレント
07/09/20 18:21:00 bQELmSiC0
URLリンク(vista.x0.to)

169:通行人さん@無名タレント
07/09/20 20:32:59 V+8EaUV1O
>>164

夢からさめて良かったね。
もう少しで夢の中でちょんぎられるところだったよw

170:通行人さん@無名タレント
07/09/20 21:36:19 lRh7/7ASO
>168
シネ

171:通行人さん@無名タレント
07/09/20 22:16:04 5nT0a406O
一樹は、駐車場に車を止めると、持田を一人車に残し中央にある本館のフロントへと歩いて行った。
芸能人としての持田香織に気を遣ったのだ。
田舎町とはいえ、それなりのリゾートホテルである。若い従業員もたくさん働いている。
持田は、一人残された車内から、フロントで手続きをする一樹の後ろ姿を見ていた。
しばらくして、一樹が小走りで車に戻って来るのが見えた。
持田が、手荷物を持って助手席から出ると「海側のコテージが空いてた!」と笑顔を向けた。
石畳のスロープを通り、二人はコテージへと向かった。持田のバックは一樹が持ってくれた。
“No.24”と表示されたドアの前に着くと、一樹がカードキーでドアを開け二人は中へ入った。
部屋は白を基調として、ソファーの他に、テーブルセットや流し台まで揃っており、奥にツインのベットが並んでいた。
「レストランもまだやってるけど、ルームサービスにしない?」一樹が持田に問い掛けた。
持田も、あまり外に出たくなかったので、一樹を見て小さく頷いた。
持田は、バスルーム横の洗面台まで歩って行き、手を洗い髪を整えた。
バスルームを覗くと、リゾートホテルのツインルームらしく、かなり大きな浴槽だった。
一樹はソファーに座り、ルームサービスのメニューを開いていた。
持田が一樹の横に座り、メニューを覗き込むと一樹は笑顔を向けた。

172:通行人さん@無名タレント
07/09/20 22:36:42 5ANjUuOf0

━━mm━━━━━
 ||| lll | |    人  ガラッ
     | |   (__)   ||| ________
  |||  | | (____)   /
     \\( ・∀・ ) < おやじ!>>168に冷やしうんこ下痢だくで!
      \     \ \
||| ガラッ  )    ト、ヽ   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |||   /     ( | | |||
━━━━━mm━━



173:通行人さん@無名タレント
07/09/20 22:39:57 b51dkt260
>171
ごっくんw

174:通行人さん@無名タレント
07/09/20 23:08:55 5nT0a406O
一樹は内線で、シーフードピザ、フルーツサラダ、10年物の国産ワインの三品を注文した。
20分程で届けてくれるとのことだった。
その間、一樹と持田は二人で部屋の中をいろいろ物色した。
ベットに乗ってクッションの具合を確かめたり、浴衣を広げて体に合わせてみたりした。
両手を広げた持田の浴衣は、少し大きそうだった。
バスルームを覗き、一樹が「大きいね」と言った時は、先に見ていた持田は、リアクションが取れず少し困った。
ほどなく、部屋のインターホンが鳴り、入口からサービスの男の声が聞こえた。
一樹は、持田を部屋の奥へ押すと、入口を開け注文のワゴンを受け取った。
サービスが入ろうとしたが入室は断った。
一樹が入口を閉め、ワゴンをテーブルに寄せると、持田は奥から出てきて、料理とワインをテーブルに移した。
アイスペールに半分ほど浸かった赤ワインは、うっすらと汗をかいていた。
二人はテーブルを挟み、向き合う形で座り、ワインで乾杯をした。
「あまり飲めない」と言った持田だったが、料理をつまみながら、美味しそうに飲んでいた。
また、フルーツサラダは好物らしく、半分以上を持田が食べた。
食事が一段落したところで「先に風呂に入るね」と言って一樹は席を立った。
持田は、少しドキッとしたが「うん」とだけ返事をした。

175:通行人さん@無名タレント
07/09/20 23:10:46 b51dkt260
>174
ハラハラ

176:通行人さん@無名タレント
07/09/20 23:11:39 NhEMtjmi0
ジャック「こちらジャック。クロエ!聞こえるか!?」
クロエ「はい。」
ジャック「現場のホテルに着いた!部屋番号を教えろ!」
クロエ「No.24よ。」
ジャック「よし!監視カメラで中の状況を教えろ!」
クロエ「まだ2人部屋に居る。2人で部屋中央のソファーに座ってるわ。」
ジャック「ベッドの位置は!」
クロエ「部屋の奥。」
ジャック「聞こえたなトニー!俺は部屋の裏口にまわる!お前は正面入り口で待機しろ!俺の合図で突入だ!」
トニー「わかりましたジャック!入り口で待機します!」
クロエ「ジャック!?」
ジャック「何だクロエ!」
クロエ「やっぱりこんなの間違ってる!一樹は何もしないと思う。」
ジャック「なぜそう言い切れる!?もっちーがやられてからじゃ遅いんだ!いいから俺を信じろ!」
クロエ「・・・わかりました。。監視を続ける。」
ジャック「ああそうしてくれ!何か動きがあったら無線で知らせろ!」
クロエ「はい。」

177:通行人さん@無名タレント
07/09/20 23:13:18 1+YdbxMuO
最近はこの小説だけが楽しみ
とりあえず最後まで頑張って続けてくれ


178:通行人さん@無名タレント
07/09/20 23:18:54 /uJT6Ncx0
>>177
>>156

179:通行人さん@無名タレント
07/09/20 23:27:04 V+8EaUV1O
同時刻


一朗「…zzz」



一朗「も…も…も……ももかん…zzz。」

180:通行人さん@無名タレント
07/09/20 23:27:47 5ANjUuOf0
>>178
俺も楽しみにしているが何か?

181:通行人さん@無名タレント
07/09/20 23:30:24 /uJT6Ncx0
>>180
>>156

182:通行人さん@無名タレント
07/09/20 23:32:10 5ANjUuOf0
  ある日ひとりぼっちの>>181
       手紙が届きますた・・・
          _____
         / ヽ____//
         /   /   /
        /   /   /
        /   /   /
       /   /   /
       /   /   /
      /   /   /
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
       |                    |
       |                    |
       /    ̄ ̄ ̄ ̄      /_____
       /              /ヽ__//
     /     氏  ね      /  /   /
     /              /  /   /
    /   ____     /  /   /
   /             /  /   /
 /             /    /   /
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/   /   /


183:通行人さん@無名タレント
07/09/20 23:34:55 V+8EaUV1O
最初の頃の一樹に騙された

餅よ 早く逃げるのだ

184:通行人さん@無名タレント
07/09/20 23:38:03 /uJT6Ncx0
          ____
       / \  /\  キリッ
.     / (ー)  (ー)\
    /   ⌒(__人__)⌒ \   俺も楽しみにしているが何か?
    |      |r┬-|    |   
     \     `ー'´   /
    ノ            \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))



         ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ     < だっておwwwwwwwwwwww
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\    /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //   バ
| :::::::::::(⌒)     | |  |   /   ゝ  :::::::::::/      ン
|     ノ     | |  |   \  /  )  /    バ
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     ン
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))

185:通行人さん@無名タレント
07/09/20 23:44:17 NhEMtjmi0
ジャック「今壁に覗き穴を開けた!男が居ないぞ!クロエどうなってる!」
クロエ「一樹はバスルームに行ったわ。」
ジャック「そうか。わかった。トニー!このまま待機だ!」
トニー「わかりましたジャック。」

186:通行人さん@無名タレント
07/09/21 00:04:41 K8sR0rdJO
バスルームからは、シャワーの音が聞こえている。
持田は、テーブルからソファーに移り、今日一日の出来事を考えていた。
一樹と手を繋いで海辺を歩いたこと、抱き締められキスをしたこと、夕闇の中でずっと肩を抱かれていたこと…
こんな形でもう一泊するなんて、当初は考えもしなかったことだ。
一樹は優しい。昨日、温泉や沢で過ごした時のことを考えても、本気で自分に好意を持ってくれている。
持田自身も、一樹にひかれていっていることに気づいていた。
シャワーの音が止み、浴衣姿の一樹が出てきた。
「気持ちいいよ」一樹はタオルで髪を乾かしながら持田に言った。
「うん」持田はソファーから立ち上がると、バックから着替えを取出しバスルームへと向かった。
バスルームのドアを閉め、洗面台でファンデーションを落し、ブラウスとスカートを脱いだ。
そして、一度、鏡を見たあとゆっくりと下着を外し、シャワーへと向かった。
持田がバスルームから出ると、部屋の照明が少し落され、一樹はソファーでワインを飲んでいた。
一樹は、浴衣を着た持田を見ると「やっぱり、少し大きそうだね」と笑顔を見せ、持田にワイングラスを渡した。
持田は、グラスを受け取ると恥ずかしそうに浴衣の裾を押さえ、一樹の隣に座った。
一樹は、ゆっくりと持田の腰を抱き寄せ、左の頬にキスをした。
二人は互いの体温を感じていた。

187:通行人さん@無名タレント
07/09/21 00:14:41 mH+/Wk7F0
クロエ「ジャック!!おっぱじまったわ!」
ジャック「ああ、こっちからも見えてる!でもマダだ!まだ待機だ!」

188:通行人さん@無名タレント
07/09/21 01:00:39 v1+IZcM4O
はああ!
続きが気になる!けれど、見ていいのだろうか!
はああああああ!!!

次TVでもち見たらこの小説絶対思い出しちゃうわー。

189:通行人さん@無名タレント
07/09/21 07:17:34 0D9KFRRcO
>>185>>187好きです(´`)

190:通行人さん@無名タレント
07/09/21 11:32:20 aNVnHH550
>186
持田さんは浴衣の下にはブラとか下着は付けてるのかな?

191:通行人さん@無名タレント
07/09/21 19:41:08 fOz2GzgkO
>>190
下町育ちのもちは豪快に素っ裸です

192:通行人さん@無名タレント
07/09/21 20:57:21 A0Zou03S0
>191
僕もそう思います。本物だったらw
下着はなしで、はいどうぞってw
でも、ここではゆっくりと脱がせる作戦かとw

193:通行人さん@無名タレント
07/09/21 21:12:31 GO/Uzslp0
               ∩_
              〈〈〈 ヽ
      ____   〈⊃  }
     /⌒  ⌒\   |   |
   /( ●)  (●)\  !   !
  / :::::⌒(__人__)⌒:::::\|   l
  |     |r┬-|       |  /  こいつはヤバイ
  \     ` ー'´     //
  / __        /
  (___)      /


194:通行人さん@無名タレント
07/09/21 22:06:51 QDQqurEm0
         優良スレ            普通            クソスレ
             ┝━━━━━┿━━━━━┥
     88彡ミ8。   /)
    8ノ/ノ^^ヾ8。( i )))
     |(| ∩ ∩|| / /   <ココ!
    从ゝ__▽_.从 /
     /||_、_|| /
    / (___)
   \(ミl_,_(
     /.  _ \
   /_ /  \ _.〉
 / /   / /
(二/     (二)


195:通行人さん@無名タレント
07/09/21 22:34:50 K8sR0rdJO
一樹は、ソファーの横のテーブルにワイングラスを置くと、持田の肩を優しく抱きながら立ち上がった。
持田は、一樹の右腕に支えられ体をあずけている。
一樹は、持田の手からワイングラスを取ると、そのまま肩を抱きながらゆっくりとベットへと向かった。
二人に会話はなく、黒人女性が歌うバラードが、静かにBGMとして流れている。
一樹は、ベットの横に立つと、持田を正面から包み込むように抱きしめた。
持田は、一樹の腕の中で両手を下げたまま体をまかせている。
一樹は、持田の首筋から襟足に右手を回し、ゆっくりと唇を近づけていった。
浴衣の襟元が緩み、持田の白い肩が露になっている。
突然、一樹の胸に小さな力が加わった。一樹は動きを止め持田の顔を見た。
持田が、両手で一樹の胸を押したのだ。
「明るい……」持田は、恥ずかしそうに一樹を見つめ小さな声で言った。
「あ、ごめん」一樹は、枕元にある照明のスイッチを全て落とし持田に言った。
部屋は一気に暗闇につつまれ、海側の窓から差し込む微かな月明かりだけになった。
一樹は、もう一度、持田を強く抱きしめた。ワインのせいか、持田の胸からはっきりと鼓動が感じられた。
一樹は力を緩め、持田の浴衣の紐を解きながら、ゆっくりと唇を重ねていった。
紐が解け、浴衣の中に手を伸ばし背中を抱き寄せると、持田の体を覆ってた浴衣が滑るように床に落ちた。

196:通行人さん@無名タレント
07/09/21 22:39:26 pra+SHEi0
   優良スレ            普通            クソスレ
     ┝━━━━━┿━━━━━┥
                                      ∩_
                                     〈〈〈 ヽ
                             ____   〈⊃  }
                            /⌒  ⌒\   |   |
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197:通行人さん@無名タレント
07/09/21 22:52:53 A0Zou03S0
大変なことになり申したw

198:通行人さん@無名タレント
07/09/21 23:01:09 QDQqurEm0
ロス支局支部長 ビル・ブキャナン 「いよいよ官能小説家の本領発揮かぁ・・・ジャックを報告待っている」

199:通行人さん@無名タレント
07/09/21 23:30:38 K8sR0rdJO
わずかな月明かりを受け、光沢のある白いキャミソールを着けた持田が目の前に立っていた。
キャミソールは腰丈ほどのもので、両サイドと胸元には細かいレースが施されている。
かなり高価な物であろうことは一樹にも分かった。
裾から微かに覗く同素材のショーツと、今は唯一この二つだけが持田の体を覆っている。
暗闇にようやく目が慣れてきた一樹は、持田の美しさに見惚れていた。
昼間の可愛らしさとは違う持田を、今、目の当たりにしているからだ。
一樹は、持田を抱き寄せると、ベットに座り左膝の上に乗せた。
一瞬、持田がよろめいたので、左腕を背中に回して支えた。持田も右手で一樹の肩に掴まっている。
持田の体重は、全く苦にならないほど軽かった。
一樹は、キャミソールの裾から右手を中に入れ、持田の素肌に触れた。
女性らしく、薄く脂肪の乗ったウエストラインは、とても細く柔らかかった。
一樹は、そのまま右手を背中の方へと進め、指先をゆっくりと下ろしていった。
小指の先が、滑りのいい薄手のショーツに当たり、一樹は更にその奥へと指先を進めた。
持田の鼓動が一気に早くなるのが分かった。持田が、一樹の首にしがみついてきた。
一樹は、両手で持田の腰を抱えゆっくりとベットに横たえた。持田は紅潮した顔で一樹を見つめていた。
一樹は、持田に唇を重ね、少しづつ体重をあずけていった。

200:通行人さん@無名タレント
07/09/22 00:03:52 NX85TaMfO
おい!ジャック~w

餅がむらり…じゃなくて一樹に…

201:通行人さん@無名タレント
07/09/22 00:28:27 Z+5WTiRBO
一樹は、海側の窓から差し込む、和かい日差しで目が覚めた。
空調が効きすぎているのか、少し空気が乾燥している感じだったが、不快なほどではなかった。
持田はまだ、一樹の横で小さな寝息をたてている。一樹は起こさないように、持田の髪に触れた。
一時より、短めにカットされた黒髪が、実際の年齢より幼く見せている。穏やかな寝顔をしていた。
昨夜、一樹は何度も持田を抱きしめ、持田もそれに応えるように求めてくれた。一樹自身も受けとめてくれた。
不意に、入口のインターホンが鳴った。
「おはようございます。ルームサービスです。朝食をお持ちしました」男の声が聞こえた。
忘れていた。昨夜、持田がシャワーを浴びている間に一樹は頼んでおいたのだ。
横で持田が小さく寝返りを打ち、目を覚ますのが分かった。
「おはよう、ちょっと待ってて」一樹は、持田の顔を見て言うと、急いで浴衣を身につけ入口に向かった。
一樹は、ドアを開けて昨夜のルームサービスのワゴンを下げ、朝食のワゴンをテーブルの横まで運んだ。
持田はまだベットの中だった。少しボーッとした目で一樹の動きを眺めているようだった。
一樹は、一旦、テーブルの横まで運んだワゴンをベットの横まで運び、持田の枕元に座った。
「おはよう、朝食を頼んでたの忘れてた、食べる?」一樹は、ベットの中にいる持田に笑顔で言った。
持田はまだ眠そうだったが、少し間をおいて「おはよう、たべる」と答えた微笑んだ。
昼間の可愛い女の子になっていた。

202:通行人さん@無名タレント
07/09/22 00:46:35 761Bn4Iu0
クロエ「ジャック?もう朝よ。終わっちゃってるみたい。」
ジャック「なに!そんなはずは・・・」
トニー「なぜ突入の合図をくれなかったんですかジャック!」
ジャック「いや、俺はてっきり挿入シーンがあるもんだとばっかり・・・」
クロエ「・・・」
トニー「見損ないましたジャック!」

203:通行人さん@無名タレント
07/09/22 01:03:55 7zJSazTWO
何が言いたいねん
この小説

204:通行人さん@無名タレント
07/09/22 02:52:18 OMuPKsnwO
ELTのアルバムなどにはスペシャルサンクスの欄に、tetsuの本名のイニシャルがいつもあるし、ラルクのには持田のイニシャルがあるし、二人はペアリングもつけてるし、持田も沢村一樹相手の小説書かれて迷惑だろ

205:通行人さん@無名タレント
07/09/22 06:09:55 i7QEO3YA0
いきなり朝か・・・
住人のため息が聞こえてくる

206:通行人さん@無名タレント
07/09/22 07:05:13 PsWHd17QO
あはは。トニーもがっかりしてるよ!

207:通行人さん@無名タレント
07/09/22 07:36:05 f2FOkDjsO
はぁ、残念

208:通行人さん@無名タレント
07/09/22 08:21:30 Z3w7ZvMo0
うーん。まだ続きがあるのかな?

209:通行人さん@無名タレント
07/09/22 10:35:18 9zMWX/PW0
もち!

210:通行人さん@無名タレント
07/09/22 10:41:01 7zJSazTWO
はっぴーえんど
は期待してないぜ

211:通行人さん@無名タレント
07/09/22 13:18:03 qc84Mq4k0
ロス支局支部長 ビル・ブキャナン
「さてはこの小説家、持田がNHK(日本貧乳協会)所属と知って
NHK(公共放送)品位で表現しているのか? ジャック」

212:通行人さん@無名タレント
07/09/22 21:20:08 Z3w7ZvMo0
201>続編きぼんぬ!

213:通行人さん@無名タレント
07/09/23 00:24:11 DBkFLIuoO
「ここで食べてもいい?」持田は、一樹の顔を覗き込むように言った。
「そうだね、ここで食べようか」一樹は、笑顔で答えワゴンをベットのすぐ横に寄せた。
持田は、嬉しそうな笑顔を見せると、おもむろに上体を起こして足元の布団まで這って行き、シーツを剥がし取った。
明るい部屋の中で、一切身にまとわない、持田の白い裸が一樹の目に飛び込んできた。
持田は、一樹に背中を向けベットの上で膝立ちになると、無造作にシーツを体に巻きつけた。
驚いたように見ている一樹を見ると、持田はイタズラ好きな子供のような笑顔を見せた。
二人は、さっきまで寝ていたベットに並ぶように座り、ワゴンに向き合った。
持田は、胸から下をシーツにくるみ、一樹の横で胡坐をかくように座っている。
「行儀悪いかな?」持田は一樹を見ながら、照れくさそうに言った。
「大丈夫だよ」持田の肩を抱き寄せ、一樹は笑いながら答えた。
ワゴンの上には、ベーコンエッグ、トースト、サラダ、それとオレンジジュースのボトルが並んでいる。
一樹が、持田のグラスにオレンジジュースを注いでやると、持田はそれを一息に飲みほした。
昨夜、それほど食べなかったからか、二人は10分ほどで朝食を平らげた。
食事が済むと、持田はシーツにくるまったまま一樹の横に寝転んだ。
一樹が見ると、まだ少し眠そうな目で一樹を見上げていた。

214:通行人さん@無名タレント
07/09/23 01:04:56 iwpQZO2DO
一樹の朝勃ちを利用して2ラウンド目突入に1000クロマグロ

215:通行人さん@無名タレント
07/09/23 01:10:30 t9r12jvZ0
もち!

216:通行人さん@無名タレント
07/09/23 01:17:14 9eSazOqKO
またいい感じになってきたね
期待してますよ

217:通行人さん@無名タレント
07/09/23 01:19:03 VAvFXReu0
これがゆとり脳か・・・

218:通行人さん@無名タレント
07/09/23 01:28:49 DBkFLIuoO
持田は、枕元に座る一樹に髪を撫でられ、気持ち良さそうにシーツにくるまっていた。
時折、目を閉じては、何を思ってか笑顔を浮かべている。
二人は、特に会話を交わすわけでもなく、食後の満腹感からまどろんでいた。
海側の窓からは、起きた時よりも更に明るい陽射しが差し込んでいる。今日も天気は良さそうだ。
「え?」何かをささやいた持田の声が聞き取れず、一樹は聞き直した。
持田が、また何かをささやいた。楽しそうな笑顔を浮かべながら一樹を見つめている。
「え?なに?」やはり聞き取れず、一樹は持田の口元に耳を近づけた。
いきなり、持田が一樹の首に両腕を回してきた。
一樹が驚いて持田に顔を向けると、持田はそのまま一樹の顔を引き寄せて唇を重ねてきた。
不意をつかれた一樹は、前のめりに倒れそうになり、持田の両脇のところに手を付いて堪えた。
持田は、一樹の首に手を回したまま、顔を見上げ微笑んでいる。
少し呆気にとられたが、段々と一樹も可笑しくなり、持田の横に肘枕をして寝そべった。
「さっき何て言ったの?」一樹は、持田の髪を触りながら聞いた。
持田は、答えず微笑みながら一樹を見つめている。
一樹は、持田の頭の下に右腕を回し、腕枕をしながらもう一度聞いた。
持田は一樹を見つめ、少しだけ間を置くと、体に巻いたシーツを一樹の頭に被せて言った。
「恋をしている…って言ったの」


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