08/06/28 12:42:49
今回の問題について、コミュニケーション論を研究する社会学者に話を聞いた。
「ベルリンの壁の落書きは元々、ドイツが東西に分断されていた状況下で、一種の政治運動として注目されたものです。
ベルリンの壁や旧ソ連の崩壊、東欧革命等を通じて、人々が手にした「自由」の意味については、政治学や社会学でも見解が分かれています。
しかし、現在なされている落書きは政治的文脈を離れ、観光目的で来た人々が、単に記念に書いていくものが大半になっているようです。
それらはモラルに反するという意見も、多くあります。
特に日本の場合、著名人の活動は人々に大きな影響を及ぼしがちですから、軽率な行為は非常に残念です。」
自由の象徴として壁に描かれたアートも、観光客らの心ない落書きが一因で風化していると、産経新聞で先頃報じられたばかりだ。
「おぎやはぎですけど、何か問題でも?」という得意ネタも、今回ばかりは通用しそうにない。
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