08/05/21 14:16:39
吉本芸人が次々と叩かれはじめた件
URLリンク(gendai.net)
どこが面白いのかサッパリわからない。フジテレビのバラエティー「はねるのトびら」である。
キングコング(西野亮廣、梶原雄太)、ロバート(秋山竜次、馬場裕之、山本博)、ドランクドラゴン
(塚地武雅、鈴木拓)、インパルス(板倉俊之、堤下敦)、北陽(虻川美穂子、伊藤さおり)という
若手芸人たちがレギュラーを務める。深夜の30分枠から3年前にゴールデンの1時間枠に昇格し、
コンスタントに18%前後の高視聴率を記録している人気番組だ。
もっとも、内容はお粗末の一言。かつては、若者文化を絶妙にチャカすような笑えるコントが
中心だったが、ここ数年はゲストを交えたゲームが大半になっている。
先月23日の放送では、100円で買える安価な商品の中に交ざっている見分けがつきにくい
高額商品を避けながら、100円の商品を選んでいくコーナー「ほぼ100円ショップ」が放送された。
高額商品を選んでしまった場合は自腹で買い取らなければならないため、ゲストの永井大、
いとうあいこを交えたメンバーたちが、「高い」だの「安い」だのとハシャギまわっていた。
7日は外国人に扮したメンバーとゲストの志田未来による「回転SUSHI」を放送。ベルトコンベヤー
の上を流れているネタをそのまま箸を使って順番に食べていき、つかみ損ねたら罰ゲームを受ける。
ネタをポロッとやるたびに大騒ぎするバカバカしさである。「ギリギリッス」のコーナーでは、巨大扇風機が
起こす風速25メートルの強風の中で、どれだけ多くのこいのぼりを付けてポールを立てられるかに挑戦した。
いずれも、失敗したときのリアクションや罰ゲームを笑うスタイルで、“芸”と呼ぶにはほど遠い。
作家の吉川潮氏はこう言う
「同好会の仲間が居酒屋のコンパで余興を披露し、自分たちだけでバカ騒ぎしているような番組です。
出演しているコンビはそれぞれが面白い漫才やコントをできるのに、この番組でユニットを組むとレベルが
いきなり低くなる。内容がコントからゲーム中心になって、仲間内だけで面白がっている傾向に
拍車がかかりました。大して面白くもないのに、スタッフのわざとらしい笑い声が聞こえるのも興ざめだし
部外者である我々が見ても楽しめません」