07/10/24 14:43:31
岩波書店は23日、「広辞苑」第6版を来年1月11日に刊行すると発表した。
現行の第5版を10年ぶりに全面改訂するもので、収録項目数は新たに1万を加えた24万になるという。
同社によると、新たに加わるのは「ニート」「ブログ」「メタボリック症候群」「いけ面」「うざい」などで、カタカナ語や外来語のほか、情報通信、金融、経済、環境などの分野での増加が目立つ。
また、今回加わる「逆切れ」は、お笑いタレントの松本人志さん(44)が広め市民権を得た言葉であり、芸人が若者向けに発信した言葉が正式な辞書に掲載されるといったこの現象は、注目されている。
さらにまた、「ウルトラマン」や「サザエさん」など、昭和40年代までの世相を映し出す言葉も積極的に取り入れた。
書籍版は、普通版と大型の机上版の2種類で、DVD-ROM(読み出し専用メモリー)版も併せて発売する。
広辞苑」は1955年に第1版を発行。累計部数は1100万部に上る。