08/07/30 14:40:09 jYY/czl4
>>525
単に芸術芸能の本質帰りしているだけだろう。
神話とか原初的な物語、美術、舞踏、音楽(劇)、
もともと「ストーリーベース」じゃないわけ。多くは「現実ベース」でさえない。
「抽象的で躍動的な動き(の表現願望)」があって、そこに申し訳程度のリアル化のために現実的な人間の造形をあてはめる。
「リアル」「ストーリー」など本質ではない。というかそういうものは結果、制度取り込まれ的で不自由で気色悪い。
最近のパヤオは全くその前者の根っこ還り映画。それによって何らかの「奥」のあるものを作ろうとしている。
そう見りゃすんなり受けられるし、ポニョは相当成功作だろうに。
で、そういう(神話とかの)中からわかりやすい勧善懲悪やメロドラマ部分が抜き出されて、
それが「エンタメ」として大衆のストレス発散娯楽に供される一群のもの。
それだけしか受け付けない輩は実際まあ大人しく木曜ロードショーだけ見てりゃいいだろうにと。
簡易すぎるたとえを出すのも何だが、ピカソのキュビズムあたりの絵を見て
「何だこれw」「絵画教室の子供の方がまともな絵描くだろwww1円も払うかこんな絵w」
「しっかりしろよ画家w」「終わったなww」
「どうせやるなら完全抽象画の方が潔いな」
どだい筋を付いているとは言い難い。