08/06/03 23:31:27 h1UrCmzh
(別スレに誤爆してヒンシュクを買ってしまったけれど、こっちにも転載しときます。)
上の方で、最終章で子供達が死んでしまうのを、
欝だって言ってる人が居たけど、
あれはそんなに悲しいものではないんだよ。
彼らは最終章で、より良いナルニアに永住するんだ。
今までは、戻りたくなくても現実世界に戻らなくてはいけなかった。
でももう、戻らなくてよくなるんだ。
死に別れた古い友人たちとも再会して、
より良いナルニアで常しえの幸せを与えられるんだ。
生涯を良きナルニアの友として過ごした彼らにとって、
その死は悲しいものでも、まして苦しいものでもなくて、
喜ばしいものなんだ。
世界の終わりに死者は墓からよみがえる。
そして良き人は永遠の天国に迎え入れられる。ってね。
それが天国に迎えられる人々に対しての、
キリスト教徒の考え方なんだよ。
スーザンが彼らと共に行けなかったのは、残念だったけど。
でも彼女にとっての世界はまだ終わっていない。
他の兄弟達は自分達の役目を果たし終えたけれど、
彼女にはまだやるべきことが残っている。
見失った彼女自身のナルニアを、
もう一度、取り返すという役目が。
だから、いつか彼女がそれを成し遂げたなら、
彼女もより良きナルニアに迎え入れられて、
再び兄弟や友人達と幸せに暮らせるはずだよ。
アスランはいつまでも彼女を待っている。
どんな過ちも悔い改めれば許されて癒される。
それが。ナルニアの常に変わらない教えだから。