08/04/01 20:12:25 VRZiMu2a
500人ほどの観客はいい意味でも悪い意味でもファンタスティック映画祭の観客だった。
「魍魎の匣」は競って声を張り上げスクリーンに語りかけることで盛り上がる映画ではない。
字幕でプロットを追い掛けるのに汲々としている観客の戸惑いを感じた。ぼく自身も、久しぶりに「魍魎」に接し、
努めて字幕情報で映画を見た。その結果、導入部の30分でかなり退屈した。
ブーイングはなかったが共感の笑いや拍手もなかった。50人以上の観客が途中で退席したと思う。
「魍魎の匣」の海外での一般公開がむずかしいだろうということはよくわかった。