08/01/22 12:30:25 SHwG6QCd
絞めるの獣も跳ねるの獣も、ただ習性によって動いているだけであって、
大佐藤がそれと戦う必然性が無いというのがこの映画のキモである。
獣の方は、ただ本能のままに生きているだけなのに、勝手に
「人食い○○」だの「川の主」だのとあだ名を付けて一方的に
殺している人間への皮肉や揶揄も込められている。
それを滑稽で惨めな大佐藤というかたちで表現しているのだ。
俺が思うに、この映画のアンチって、魚釣りが趣味の奴(リリースするタイプ)か、
猟友会の工作員なんじゃないかな。
凄く良い映画だと思うよ。駄作 ってのはエバンゲリオンみたいな、
隠されたテーマも何も無いのにあるかの様に錯覚させて無いものを解釈
させ続けることで「深い」と誤解させる詐欺的映画だと思うよ。
「ヒーローの否定」というテーマと向き合う大日本人と初代ガンダムと
逆シャアは偉大だと思うな。