08/01/30 01:44:18 jbDszh/a
>>506
京極堂シリーズと言えば憑き物落としがメインになる。
憑き物落としで「なるほど、そう言われてみれば、この事件の謎は分かった」と得心する。
原作ファンである人は、この部分が欠如しているので駄作だと怒る。
原作未読の方は、事件を解決するでもなく、主人公達が謎解きもせず、結局この映画は何がしたいのか分からないので大変収まりが悪い。
中国でロケも不評だ。どこからどう見ても中国にしか見えない農村付近は、日本でロケをした方が良かろう。
最後の大きな箱も、全く意味不明な研究所の設定だ。
登場人物の行動も支離滅裂。何の理由もなく犯罪を犯し、何の理由もなく言うことを聞き、何の理由もなく事件解決。
ただの猟奇映画に過ぎない映画を褒めることは難しいモノだ。
褒めるのが難しい。残る道は、駄作だという人に文句を言うしか方法はないって所だな。