07/12/03 18:44:05 nmFc4WFj
だから、それこそエンタで笑ってるような子たちはこの映画のCG部分にはそれなりの満足を覚えそうだが。
むしろ映画慣れしてる人間の方が、インタビューシーンの一見退屈な部分に価値を感じられるような気がする。
(この場合、映画慣れとはハリウッド系対大作ではなくインディーズ系とかヨーロッパ映画とか)
松本が何だかんだシネマ坊主で叩いているハリウッド大作を口では否定しながらも
プロの映像技術に擦り寄ってしまったのが違和感があるし、
お笑いのクオリティーからも微妙に遠ざかることになった。
ハリウッドのいわゆる馬鹿っぽいドタバタコメディーの方がよっぽど笑いに正面から取り組んでる。
テレビの延長というのは部分的にインタビューとラストのコント部分だけで、
CG部分は映画で今回初めての挑戦だったろうし。
何か、辻褄があっていない不可解さが残る出来。
劇場映画だからと言って、一般大衆に擦り寄るななんて言い訳をしないで
松本ワールドを作ればコアな人気が出て、伝説になると思うが。
今回のは中途半端で作家性が濃いように見えて薄い。
これが目が肥えた一癖あるオタを逃がした要因。