07/11/04 01:19:38 w6lbe7bX
511さん、俺なりにお答えします。
子供が怖い話に夢中になるのは、無意識に社会への恐怖を予習しようとするあらわれだと思ってる。
ここで「心理学の先生がそう言っている」という逃げはしない。あくまで俺の考え。
映画のトラウマとは、それと同様に、様々な創作者達の闇を垣間見る、つまり創作とは奇麗事
ではすまされない。残虐性をはやいうちに認識できるということ。もちろんそれらを頭では
なく、感覚として受け止める。子供なので理論的に解釈できないので、長年つきまとう。
それが、創作への好奇心として次第に芽生え、同時に幼い頃に受けた恐怖を自ら具現化して、
ある意味、逃避を図る。そして結果的に人間の深層部分の意味を知る作業となる。
つまり、長い目の創作活動の原動力にも成りえる、力のことです。
恐ろしい夢を見た画家が、すぐさまそれを絵にして自分に深層心理を知ろうとする行動にも
似ている。
じゃあ創作以外ならどうなるか、という話となると長くなるのでこのへんで。