07/06/03 13:11:42 /CvfuA0+
あまりに情報が少なく、評判も錯綜してるので、つい見てしまいました。トンデモ
アホ映画の誕生かと思いましたが、結論から言うと、これは予想外の傑作です。
というか、1作目としてはあまりに計算・完成されすぎていて、強力なスタッフの
力も大きいんじゃないかと思いました。とにかくカメラアングル、カット割りなど相
当なものです。CGも邦画としてはトップレベルでしょう。音響もすごい。ギャグも
シュール・独善的にすぎることもなく、GOODです。観客の反応。最初は?
??という感じ。徐々に笑いが起こり、例の獣漫才のあたりから、爆笑、映画
も加速度を上げて、そして例のラストの決戦(笑)はものすごく好きでツボにはま
りました。このラストがなかったらこんなにいい点数はつけなかったかも。 DVDで
はラストの戦いのCGバージョンもおまけにつけてくれないもんか。外人には松本
のギャグや関西漫才の独特の間合いやおかしさのニュアンスは字幕では絶対わ
からないでしょう。カンヌでは殯の森が賞をとったらしいですが、(BSですでに観ま
した)私は完成度、面白さから、こっちを断然推します。ただおもしろいだけでな
く、痛烈な風刺や皮肉もあります。松本を見直しました。