07/05/26 00:20:49 HNnjgv3F
就職して初めて買った車。結構ボロだったし、パワーも無かったけど、
初めて手に入れた自分の車と言う事もあって、
こまめに洗車したりメンテナンスしていた。本当に可愛がっていた。
ドコに行くのもその車で行っていた。日本半周した事もあった。
ちょうどその頃走り屋が流行していて、話の種にと思い、真夜中に峠に行ってみた。
そしたらベンツ3台組の走り屋潰し?が現れた。
自分は関係ないと思っていたら、ボロ車で潰しやすいと思ったのか、ピンポイントで
狙われた。ぴったり煽られて、並走され、鉄パイプでドアやボンネットも殴られた。
そのうち並走ベンツが見せしめのためか知らないが、峠途中の待避所に入れろと恫喝してきた。
これ以上車を壊されたくなかったのとビビっていたので素直に車を入れた。
本当の走り屋が2台いたが、こっちも見るなりフルスピードで逃げて行った。
今考えれば自分の体も危なかったのだが、何より大切にしていた愛車を壊されて、
悲しくて震える手でハンドルを握っていた。そして運転席から引きずり出され、
更に車を壊そうとしてきた。自分も怖くて仕方なかったが、我慢が出来なくなり
車を殴ろうとした相手を突き飛ばした。そしたら今度は血相を変えてこちらに殴りかかってきた。
もう駄目だと思った時、そのボロ車が、
「ツォルァンスゥウウウウ フォオオオオオオム!!!」の気合と共にロボットに変形し、
マスターを守るため反撃するシーン。泣ける。