俺は、君のためにこそ死ににいくat CINEMA
俺は、君のためにこそ死ににいく - 暇つぶし2ch176:名無シネマ@上映中
07/07/10 03:21:08 DBTomvkb
>>174
>そこに至るまでの日本の選択は正しかったと?

なにをもって正しいというか、だけど、負ける戦争はするべきではなかった、という観点から言うならば、選択をまちがえたと思う。
しかし、どこの時点でまちがえたかは、正直、見当がつかない。
少なくとも真珠湾攻撃はするべきではなかった、とは思うが、これも後知恵にすぎない。

しかし、当時の日本国民が、真珠湾の勝利を大歓迎したことは確か。
戦後に書かれたものではなく、戦前、戦中に書かれたものを読むことをお勧めする。開戦当時のものではなく、終戦当時のものだが、例えば、山田風太郎の「戦中派不戦日記」だとか。

以下は昭和12年当時、海軍兵学校にいた宮野善治郎(後、戦闘機隊長。ルンガ泊地航空戦で戦死)の北支事変(日中戦争)に対する感想。
「又、新聞、ラジオの報道する所、一つとして皇軍の勝利たらざるなく、嚇々たる皇軍の武威に国民は有頂天にならんとする傾向あり。
而して此の傾向が昂ずればやがては支那を侮るの心なるべし。
思うに新聞、ラジオの報道が、事変戦況の全貌とも信ぜられず、必ずや苦戦、難戦もあらん。
且又、支那国民の抗日思想は蒋介石多年の中央集権工作により醸成せられ、根強きこと思の外なりと聞く。
一方、ソ連邦は機を見て積極的に支那を援助するやも量られず。
斯くの如き事情を考察し見るに事変の終局は予断を許さず。
熱しやすく冷めやすき我が国民性に大いなる不安を感ず」

以上は宮野氏の兵学校の夏休みの宿題の所感。(神立尚紀著「零戦隊長」より)


なお現在の北朝鮮には、別の選択肢はありえない。
なぜなら、韓国という同じ民族の国が隣にあるから。
ベトナムは南ベトナムを呑み込んで、多数の亡命者、難民を出した後に、ようやく開放路線をとることができた。
ソ連時代の東欧で、もっともきびしく自由を制限していたのは東ドイツ。なぜならば、西ドイツがあったから。


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