07/04/15 19:52:45 Uc6UWsTm
石原の映画をなめちゃいけない。
60年代に松竹で作った篠田監督、石原原作の「乾いた花」は超名作。
しかしアウトローを美化してるという理由でオクラ入り。
だが試写を見た石原があまりにもできがいいのでプッシュ。
石原主催の試写会半年後無事公開で大ヒット。
その主演の池辺良が二枚目スターから新境地で東映からスカウト。
高倉健というまだ売れない役者をスターに押し上げる路線につながる。
それは昭和残侠伝シリーズという東映の任侠ドル箱路線を生んだ。
いっぽう海外でも目を付けてマイフェイバリットフィルムにした若き映画人がいた。
フランシス・フォード・コッポラである。
クラシックのBGMでセリフなく池辺良が相手を殺すために階段を上ってゆく。
ゴッドファーザーパートⅡで似たような場面があった。