07/08/07 02:40:56
テレビ局が負担しているのは、B-CASを使った暗号放送の使用料だけ。
であるが、B-CASカード発行枚数に応じてデコードにも使用されていると見做して、カードの
出荷枚数比例で使用料を掛けてくるので、放送局主導で機能限定した地上デジタル専用B-CASだの
ワンチップB-CASだのを推し進めようとする。が、カード代や暗号コストを含めたイニシャルコストの差は
大きくないため、家電メーカは知ったことではないとして非協力的。
で、肝心のカード代やB-CASシステムの特許利用料は放送局も一部負担するが、
もともとB-CASは有料放送サービスのためのデコーダとして開発されたものなので、
基本的にはWOWOWデコーダなどと同じ解釈。
一応、メーカ負担とはされているものの、最終的には価格転嫁されて消費者の負担。
さらに、B-CASシステムではない範囲であるものの、B-CASカード発行要件を満たすための
視聴にはまったく必要性のない余計な仕組み(暗号回路など)は、100%消費者の負担。
これら全てを「原価」とするなら、5000円なんて原価だけで突破する。
どうやっても無理。