08/05/12 22:48:07 VkR6vqYQ
~ある引きこもり青年の物語~
ある時、ある国の、ある東京都に、一人の引きこもりの青年「イツジくん」が居ました。
彼はふとしたキッカケで家に引きこもるようになり、人生のすべてに絶望し、
あらゆることに意欲を失っていました。
己ではどうすることも出来ない焦燥感に苛まれ、自ら命を絶とうと考えたこともあったのです。
しかし、そんな彼にも心の支えとなる存在がありました。
それが……「ダウンタウン」です。
イツジくんは幼い時よりダウンタウンのファンで、得に松本人志(44)のことが大好きでした。
そんな人志が作りだす「笑いの力」に、彼は何度も励まされ、救われてきたのです。
ですが、彼はテレビで見る松本人志しか知りませんでした。
あるとき、放送室というラジオ番組の存在を知ります。
「一体どんな話をしているんだろう?」
彼は期待に胸を膨らませ、ラジオのスイッチを入れました。
……そこから流れてきた会話を聞いて、彼は何かいいようのない、心が締め付けられるような、
今まで信じてきた物が、音もなく崩れ去るような……、冷たい感情に襲われました……。
翌日、彼の部屋から一枚の遺書と共に、自ら命を絶った彼が発見されました。
その遺書にはただ一言だけ……こう書かれていました。
「なんでやねん」