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お騒がせ女優・石原真理子の初メガホン作の陣容が固まった。同映画は昨年１２月に出版された石原の同名自叙伝が原作。自叙伝には石原が過去に交際した１３人の大半が実名で明かされているが、
映画では元恋人の玉置との愛憎が中心に描かれ、他の１２人は出てこない。
公開オーディションで石原マリコ役に選ばれたのは、「ポカリスエット」のＣＭなどで知られる後藤理沙と、ティーン誌を中心に活躍する堀澤かずみ。１０代を堀澤、２０代を後藤が演じる。
元恋人、玉置浩二をイメージした相手役は河合龍之介。安達祐実の母・安達有里、元ドロンズの大島直也ら。
石原は「リアルさが出せる方を選んだ。ビジュアルもそうだが、心を重視した」と選出理由を説明。一時休業という、
石原と同じ経験を持つ後藤は「監督に（交際）当時の気持ちを聞きながらやっていきたい」と意気込み、若き日の石原を思わせるワンレンの髪をかき上げた。
自叙伝では玉置のＤＶが描かれているが、石原は「あくまで純愛として撮りたい。（暴力の）トラウマで気持ち悪くなることがあったが、本を出してすべてを客観的に見られるようになった」と淡々と語った。
制作会社「サイディレク」の笠原正夫プロデューサーは「Ｒ指定にするつもりはない」と過激演出を否定するが、そばかす後藤のベッドシーンやＤＶの場面も登場する予定だという。
３月にクランクインして約１カ月で撮了、東京・銀座シネパトスで初夏に公開される。
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