08/06/22 11:36:51 P2hsNaY8
この人を見る前から気づいていたことだが、木村拓哉が一般の人と交流する時に決まって取る行動の中でいつも感心するのは
人が自分と会う事はその人にとってはほんの一瞬の出来事であると同時に、
かなりのイベント(事件)的要素を含んでいることを彼が充分理解している事だ。
そして、自分との出会いはその人にとって重要であり、周囲の人々へと語り接がれるという事も分かっている。
だから、彼は誰にでも同じレベルで自然に接する。彼はまた、イヤミなく西洋文化の社交辞令を巧みに身に付け、
必ず立ち上がって自分から握手の手を差し伸べたり、ボディーコンタクトを試みる。
そして、別れ際には再び握手をする。それは彼が自らに自信を持っている事の証しでもあるのだ。
更に好感が持てたことには、彼が話し手の目をしっかり見て話を聞き、要所要所できちんと相槌を打つことだった。
例え彼にとっては些細な事であっても、真剣に相手の話を自分に置き換えて理解しようとしている様子がここから覗える。
彼は知っている。自分が重要人物である事を。
でもそれは「オレは木村拓哉だ」、「オレはトップスターだ」的な類の驕りではなく
単に自分は有名人なんだという事実を冷静に受け止めているに過ぎないように感じる。
あの年齢でごく自然にトップスターへの道を歩んで来られたのは、彼が単に芸能の才能に長けているだけではなく、
研究心や好奇心が旺盛で、趣味も多く、人と一対一のコミュニケーションが出来、友人も多いからではないだろうか。
そして何よりも、彼の知性が高い証しだろう。
これからの彼の活躍に期待したい。