07/11/20 23:24:32 BtclzR+H
物理学者がメイルで登場するのは、2作目か。
最初は、トリックの阿部寛演じる、上田次郎だった。
物理学は、我は苦手だ。エントロピーの法則ぐらいで止まってる。
昔、物理学の勉強をしてたら、何故か数字的な発想をしてしまい、
偶数界に交わったロープは引いてはいけない。というトポロジーに悩まされ、止まった。
湯川教授を演じる福山雅治は、役者としてはなかなか凄い。
カッコイイ人って役が限定されがちなのだが、彼は、今回の役で、カッコイイけど変人という新しい役を貰い、ハマった。
物理学は馬鹿馬鹿しさが必要だ。アインシュタインの相対性理論は、アイザック・ニュートンの古典力学を否定した事に始まる。
当時は、馬鹿馬鹿しいと言われてた。
湯川教授もそういった馬鹿馬鹿しさを兼ね備えてる。
で偏屈で変人。絶妙だ。
恐らく、パート2と続くだろう。名作故に。
因みに、作者の東野圭吾は、白夜行だったりテーマの重い作品が多い。
今回のガリレオは、彼の才能の幅広さを証明した作品でもある。