【CG】特殊・視覚効果 SFXVFXを語るスレ2【特撮】at MOVIE
【CG】特殊・視覚効果 SFXVFXを語るスレ2【特撮】 - 暇つぶし2ch254:名無シネマさん
06/10/25 20:41:14 i30h7qxo
それを言うなら、最近の「VFX」の濫用も駄目だろ。
25年くらい前は「SFX」がその地位にあったが…。

255:名無シネマさん
06/10/25 21:12:35 BBVMSTpL
Pマンの特撮は、色んな手法を使っていて面白いw

256:名無シネマさん
06/10/25 21:53:21 coCwBaYo
>>251
『アポロ13』でデジタル・ドメインがサターンⅤのミニチュアを作るとき、本物のサターンⅤは汚れていなくて、
そのまま再現したのではミニチュアがリアルに見えないのでわざとミニチュアに汚しを入れたそうです。
 その記事をシネフェックスで読んで本物のリアルとSFXとVFXのリアリティーは違うということを知りました。
VFXは上手いウソを見せるというのも技術の一つなのですね。
>>254
私も昔はSFXの乱用をしていたから、今当時を見返すと恥ずかしいです。
>>253
タイタニックでオスカーを受賞したロブ・レガート氏は風のような自然なVFXを
目指している、という話を思い出しました。


257:名無シネマさん
06/10/26 00:35:05 orgmAuCi
SFXの乱用出来る立場にある人って・・・一体何者?

258:名無シネマさん
06/10/26 00:39:12 +l90qnHO
>本物のサターンⅤは汚れていなくて
昔の写真を見ると十分汚れているような気がしますが。

>ミニチュアがリアルに見えないのでわざとミニチュアに汚しを入れたそうです。
これはサターンⅤに限ったことではないですね。
スケールが違うので影を強調したりするのは、当たり前のテクニック、
なんですが日本人はここで思考停止しているマニアが多いです。

重要なのはカメラなんですよね。何ミリのレンズでどういう天候で
どこからカメラで撮影するのか、それに合わせてミニチュアが作られる。
そういう理由で、サターンⅤのミニチュアには汚しが入ったのでしょう。

ハリウッドのメイキングで驚くのは、そのへんの割り切りですね。
たいして作りこんでないミニチュアやセットも本編ではリアルに存在している。

259:名無シネマさん
06/10/26 01:00:02 AeX3EP4l
>>258
>>昔の写真を見ると十分汚れているような気がしますが。
 シネフェックスの記事によると、雨や風に絶えたような汚れが無いということらしいです。
汚れといっても2001年とスター・ウォーズのミニチュアの汚しではだいぶ違います。
おそらくVFXクルーとしてはSWのような汚れを期待していたら、かなり違う汚れだった
ということではないでしょうか?

>>これはサターンⅤに限ったことではないですね。
スケールが違うので影を強調したりするのは、当たり前のテクニック、
なんですが日本人はここで思考停止しているマニアが多いです。

 同感です。ターミネーター2のLA破壊のシーンのメイキングビデオを見たとき
「日本のゴジラ映画とミニチュアの出来は同じで、なぜフィルムになるとあれほど違うのか」
と驚きました。
 映画としてのリアリティーをどうやって見せるかが問題では。
日本も最近はミニチュアワークは改善されましたが、今度TVで放映される「亡国のイージス」
のイージス艦沈没の特撮のように改善すべきところがまだ多いです。
 基本のミニチュアワークのレベルを上げるのも日本の特撮&VFX業界の課題ではないでしょうか?


260:名無シネマさん
06/10/26 01:15:57 cD7EIiSt
ミニチュアの汚し、と言えば…。
汚れてりゃリアルだろう、と言う思いこみ(?)で無様な姿を晒した
平成ゼブンのウルトラホーク1号。

1、デザインがそもそも汚し向けでない
2、映画撮影に向かない、ディスプレイモデル向けの汚し塗装
のコンボでひどいことに…。

261:名無シネマさん
06/10/26 01:22:24 orgmAuCi
>>258
>何ミリのレンズで
これはコンテに合わせてカットごとにミニチュアを作るという事を意味するのだと
思いますが日本特撮でそれはほとんどありませんね。一つのミニチュアをどの
カットにも使い回すのが普通です。
>どういう天候で
アメリカと違い日本の天候は変わりやすくオープン撮影に向きません。いい天気
になるのを待つ事はスケジュール的にほとんどの場合無理です。ならばセットか
と言うとやはりホリゾントはカットに合わせて描かれる訳でもなく、太陽光並みの
照明がなされる事も無いでしょう。

日本人スタッフは思考停止している…と思考停止するのは簡単ですが私はもう
少し根深い事情があるように思いますね。まあただの客にはそんな事情は知った
こっちゃ無いですが。

262:名無シネマさん
06/10/26 01:42:20 9g66+ns9
自分はよくプラモとフォトデジカメとパソコンでそれっぽい画面作るけど、汚しについては確かに悩みどころです
生で見てもらう、写真にして見てもらう、WEB上で見てもらうそれぞれの場合、汚しの度合いはどう変えていくべきか

肉眼で十分汚したと思ったのに、写真にしたらうっすらとしか写ってなかった
その場合、しっかり写るようになるまで汚すのか、写真でうっすらだったらそれでいいのか
フィルム動画である特撮プロップとは違うのか、と


263:名無シネマさん
06/10/26 01:47:56 9g66+ns9
例えばガンヘッドのミニチュアはメイキング写真で見ると油の流れ出しその他でデロデロに汚れてるけど、
実際の映像だとそれほど目立たない(映像ではない別の写真でさえ既に目立たない
これは画面に映ってない=失敗なのか、汚さなかったらもっとのっぺり綺麗になってた失敗だった

264:名無シネマさん
06/10/26 01:55:12 9g66+ns9
失礼
これはせっかくの汚しが画面に映ってない=失敗だったのか、
汚さなかったらもっとのっぺりとした不自然なものになってた=あれだけの汚しがやっぱり必要だったのか、
薄暗い設定の舞台だったし、汚しは画面上で目立つべきではない=画面の通りで成功だったのか、などなど

自分はあの画面は良く出来てたと思いますが、そういった疑問は多いです

265:名無シネマさん
06/10/26 02:14:24 cD7EIiSt
飛行機のプラモデルなどでありがちな、やたら目立つ筋彫りは、
写真、映画を問わず、「本物のように見せる」という点ではマイナスだよね。
そこらへんが、模型的デフォルメと写実的デフォルメの違いなんだろうね。

ガンヘッドに関しては、あの汚しなら見えても大して問題なさそう見えるけど。
平成セブンはマジやばい、俺はあれで汚し信仰を捨てたw
ガンヘッドはそれ以前にミニチュアの巨大感が…。

266:名無シネマさん
06/10/26 02:23:32 9g66+ns9
巨大感あったと思うのだが・・・

267:名無シネマさん
06/10/26 08:09:28 ggH5KO4H
>日本人スタッフは思考停止している

アポロ13のサターンVのミニチュア作ったのは日本人ですけどね。
NHKの新電子立国で紹介されてたよ

268:名無シネマさん
06/10/26 09:09:11 oydLZ6Lb
つまり優秀な人材は海外に流出しているという事ですね。

269:名無シネマさん
06/10/26 09:36:48 cD7EIiSt
特撮の善し悪しは、ミニチュア自体の出来不出来もあるが、結局は撮り方次第だな。

270:名無シネマさん
06/10/26 09:41:10 +l90qnHO
>>267が象徴してますね。
撮影+ミニチュアってことが分かってない。

271:名無シネマさん
06/10/26 12:28:52 WwiftVm2
アメリカとかだとプリプロに一番時間をかけてるような気がする。
日本の場合、ポスプロでなんとかしちゃえ!!みたいな感じ。

272:名無シネマさん
06/10/26 13:14:07 GqHJZhEQ

まさにその通り。
で、まずいのは、実際になんとかなったような気にさせる位の
技術はある、って事。
CM業界の方がプリプロには数倍力入れてるよ。

273:名無シネマさん
06/10/26 13:40:08 R2w2ldOI
まあ映画やドラマの本編よりもCMにスタッフも金もかけるような歪な構造の日本でろくな特撮映画が
出来るはずも無いんだよね
作る側もCMと映画を同列あつかいしてるし 目的が全然違うんだが

274:名無シネマさん
06/10/26 15:57:25 WwiftVm2
日本の場合、一つのプロダクションがCMだろうが映画だろうが、それこそVPまで作ってたりするけど、
アメリカなんかの場合そのへん、ちゃんと専業化されているのだろうか?

275:名無シネマさん
06/10/26 19:14:54 8QMaBkk1
日本沈没の発表から公開まで、ほんの1年くらいだったように思うが、
どれくらい十分に時間をかけられたのだろう。

ウルトラ兄弟の発表から公開まで2,3年は経ってるように思うが、
どれくらい十分に時間をかけられたのだろう。

276:名無シネマさん
06/10/26 20:23:24 AeX3EP4l
>>274
アメリカは以前はILM,DD,SPI,R&Hなどの大手VFXカンパニーが
CM、PV(プローモーションビデオ)のVFXを映画と平行して手がけていました。
 しかし数年前にTV局の大きなストライキがあり、CMやPVのVFXはカナダ、オーストラリアなどの
コストの安い海外のVFXカンパニーに移ったそうです。
 今でもハリウッドの大手VFXカンパニーはCM、PVの仕事をやっていますが、
仕事の量は以前に比べると微々たる物だそうです。
 ハリウッドの大手VFXスタジオは映画の仕事でも収益を上げることが出来るので
経営は何とか大丈夫らしいです。(大変なところもありますが)。
>>275
『ウルトラ兄弟』は知りませんが『日本沈没』の最初の撮影は2005年のお盆で空港で撮影して、
日本を脱出する人たちのシーンはお盆の帰省ラッシュを撮影したのが最初だそうです。
 日本沈没は邦画としてはポスプロには時間はかかっています。
>また、白組も『三丁目の夕日』のポスプロには時間をかけています。
 邦画全体がもっとポスプロに時間をかけてほしいですね。

277:名無シネマさん
06/10/26 20:53:13 AeX3EP4l
>>276の続き。
 CM,PVの仕事が減ったおかげで、SPIは『スターシップ・トゥルーパーズ』
のときに社内にあったモデルショップを維持できなくなり、『スパイダーマン』では
他のモデルショップにミニチュアを外注で出したそうです。
 また、DDもマイケル・ベイがオーナーになってからモデルショップを閉鎖して、
CG専門のVFXスタジオにするそうです。
 ソースはこちらURLリンク(blog.so-net.ne.jp)

>現在、ハリウッドでモデルショップがある総合的なVFXカンパニーはILMとWETAデジタル
とさびしい状況になりました。

278:名無シネマさん
06/10/26 20:56:10 E8j7B7na
>273
ろくな
ねえ

279:名無シネマさん
06/10/26 21:47:44 kedUzexn
てか、ガンヘッドの場合はどんなスタッフが撮ってもあの辺が限界でしょ。
ミニチュア自体がスケール感を出せるほど大きくなかったし
それを大きく写せるようなレンズもレンタル料が高かった上に性能的に十分じゃなかったんだから。
あの当時はまだイノビジョンさえ無かったんじゃない?
イノビジョンが存在したとしても実用に耐える開放値はf11くらい。
それプラス高速撮影って事になると物凄い光量が必要。
今みたいに高感度フィルムが実用に耐えた時代じゃないもんね。
恐らくミニチュアに仕込んだ電球などの電飾が写らなくなるほどライトを当てなくちゃならなかったんでは?
あの映画の特撮では電飾が良い雰囲気を出していたと記憶している。
あれが無くなったら画面からかなり生彩が失せたんじゃないかなぁ?
標準の機材を使った特撮としてはかなり良い線を行ってたと思うよ。

280:名無シネマさん
06/10/26 22:08:30 orgmAuCi
>>275
ウルトラ映画は人知れず毎年作られてるので全工程に一年以上かけて
るはずは無いでしょう。特に昨年のULTRAMANがこけて次のリアル系
ウルトラマンの企画が潰れ急遽作られたのがウルトラ兄弟企画だから
全然かかってないんじゃないかと。
もっと問題なのは低予算ながらリアル特撮とシリアスドラマに挑戦した
ULTRAMANが失敗作と判断された事ですな。スタッフが渾身の力を込
めて作っても受け入れる土壌が無いというのは悲しい事です。

281:名無シネマさん
06/10/26 22:57:20 AeX3EP4l
>>280
確か、今年に入ってメビウスが始まって『ウルトラ兄弟』の製作が決まりました。
確かに>>280さんの言うとおりでしょう。

>もっと問題なのは低予算ながらリアル特撮とシリアスドラマに挑戦した
ULTRAMANが失敗作と判断された事ですな。スタッフが渾身の力を込
めて作っても受け入れる土壌が無いというのは悲しい事です。

 日本の特撮がハリウッドのSFX、VFX映画のような市民権を得るのが
難しいのを実証している事実ですね。
 仮面ライダーもイケメン俳優や群像劇で何とか年齢層を上げていますが、
やはりVFX映画のような市民権を得てはいません。
 ガンヘッドは失敗作ですが、あのての作品や『三丁目の夕日』のように自然なVFXを
使った映画がもっと成功するといいのですが。
 果たして将来そこまで行くことが出来るだろうか。

282:名無シネマさん
06/10/26 23:40:07 WECr3R4P
>>281
>あのての作品や『三丁目の夕日』のように自然なVFXを
>使った映画がもっと成功するといいのですが。

現存するものを特撮で本当に自然にやってしまうと今度は話題にすらならない。
交渉人真下のミニチュア特撮なんて殆ど誰も話題にしないでしょ。
だけどちょっとCGっぽい部分が目に付いたりすると「日本の視覚効果は」という話になる。
亡国のイージスなんてその好例だね。
ラストの沈没シーンだけ抜き出してアレコレ言う人が公開時には多かったが
殆どバーチャルで作られた護衛艦vs.イージス艦に関しては完全にスルーだった。
「実物のイージス艦を使って航行シーンを撮った」という予備知識があるためか
本物のイージス艦とCGのイージス艦を入れ替えたカットが意外に多い事に関してもスルー。
その他、「VFX」という言葉に縁遠そうな映画、スウィングガール、フラガールなんかのVFXも話題にならない。

283:名無シネマさん
06/10/27 00:00:51 AeX3EP4l
>>282
>本物のイージス艦とCGのイージス艦を入れ替えたカットが意外に多い事に関してもスルー

それは気が付きませんでした。どうしても本物のイージス艦とCGのミサイルの組み合わせと、
ラストシーンの沈没シーンが印象に残ってしまって。
 逆に言うと沈没シーンの失敗で『イージス』は損をしているのか。

スウィングガールは見て、自然なVFXがある程度解りました。
フラガールは見ていません。すみませんでした。

284:名無シネマさん
06/10/27 00:36:40 zrVJyMow
なんだ、だれもわかっちゃいねぇ。

あれは、敢えてあーゆー画をクライマックスに持ってきたんだよ!

つまり神谷監督のエアフォースワンへのオマージュなんだよ!!!

285:名無シネマさん
06/10/27 00:55:11 QdgTLmE9
スウィングガールズのVFXは分からんなぁ。アナログ特撮はあるけど

286:名無シネマさん
06/10/27 01:18:40 7o2wEXUG
>交渉人真下のミニチュア特撮
ってクモ以外になんかあるの?

287:名無シネマさん
06/10/27 07:26:45 w0RVMDm3
>>285
線路を歩いている女の子達が列車に追われて田んぼに飛び込む一連はデジタル合成。
一歩間違えたら人身事故になることだからJR側も役者の事務所も一発撮りは承知せんでそ。

>>286
普通の地下鉄もかなりのカット数がミニチュアで処理されている。
いくら神戸の交通局が協力的でも、地下鉄は軌道内に電気が流されているので
地下鉄が走っている間は軌道内には部外者は入れて貰えないのですね。

288:名無シネマさん
06/10/27 11:40:48 2nHQ31XX
>>276
>邦画全体がもっとポスプロに時間をかけてほしいですね。
ポスプロもそうだが…
プ リ プ ロ は さ ら に 時 間 不 足 で す !orz

289:名無シネマさん
06/10/27 13:53:44 ymnN6wpZ
>288は現場の人間か?

290:名無シネマさん
06/10/27 22:48:39 QdgTLmE9
まあそれ言い出すと脚本ももっと練れよって話になる訳で。こんな脚本で
製作スタートするなと。何から何まで時間不足ですなぁ。

291:名無シネマさん
06/10/27 22:58:41 aGjhmwMr
時間不足でもイン出来たらまだラッキーなわけで。
本当にイン出来るか分からないから人も集められない、
でも準備だけはコツコツと進めなくてはならない、
で、インが確定した時は既に問題山積み、
でも時間は足りないし、人数動員で切り抜けるほど予算がない。

・・・ちとスレ違いですな(w
でも以前よりポスプロに時間を割くようになったのは良い傾向だとは思う。

292:名無シネマさん
06/10/27 23:23:13 KbMJEWaw
ハリウッドの場合、プリプロの段階でこの映画のVFXの開発、
研究が出来るという利点があります。
 先に、『妖怪大戦争』でストップモーションを使わずにCGでクリエイトしたのも
ポスプロに時間が避けないのも理由の一つでしょうね。
 うろ覚えで申し訳ありませんが、昔『帝都物語』でストップモーションを担当した人が、
「ゴーモーションも使いたかったのですが、時間が無くて使えなかった」という趣旨のことを
言っていました。
 日本特撮でモーションコントロールが普及しなかったのもポスプロの短さが関係しているのでしょう。

>>290
確かに邦画バブルで一見調子がいいように見える邦画ですが、現実はお手軽な
TV企画を使ったフィルム(映画)ならぬ番組を映画館で上映しています。
脚本を練る、ということをやらないとやばいのは目に見えています。
最も、最近のハリウッドも何でこんな脚本が通ったのかという作品が増えていますが。
>>291
 でも以前よりポスプロに時間を割くようになったのは良い傾向だとは思う。

賛成。でも、調子が悪くなってポスプロを短くする可能性があるから邦画には不安を持っています。


293:名無シネマさん
06/10/27 23:41:42 7o2wEXUG
帝都物語は護法童子のSFXが酷かったのしかおぼえてないなー
無理やりアナログハイビジョンシステムを使うもんだからノイズは酷いし
テレシネのせいか輪郭が青くボケてるし。お金も時間もなかったろうなー

294:名無シネマさん
06/10/27 23:58:49 KbMJEWaw
>>293
アナログに限らず走査線方式のHDTVは合成が荒くなる傾向がありますね。
『仮面ライダークウガ』でもHDTVで製作しましたが、合成の出来は悪かった。
『SW EP2』以後のHD24Pは自然な合成が出来るようになりました。
現在の『仮面ライダーカブト』も24Pなので合成は上手いです。
 HDを使うのは帝都物語の時は時期尚早だった。こうやって見ると24Pが完成するまで
SWにHDを導入を待っていたルーカスの判断は正しいことが解ります。
 日本は新しい技術を使うのは好きですが、それを使いこなすのはあまり上手くない感じがします。

295:名無シネマさん
06/10/28 03:18:44 PD8q5NMK
早いうちから使ってたからノウハウがたまったんじゃないかな
帝都の映像も独特の雰囲気がいい効果だったし

VSモスラのコスモスもHDだったっけ

296:名無シネマさん
06/10/28 06:49:13 Qa/xrECP
>294
クウガは撮影だけHDだけどポスプロと編集はSDだった気が

297:名無シネマさん
06/10/28 13:35:38 JEBKpnyj
>>294
ルーカスはジェダイの復讐のあと、CG技術が発達したら
こんな事がしたいって事を大学や研究所に相談しに行ってる。
そうしたら教授たちに「そんな夢みたいなこと出来るわけないだろ」って鼻で笑われた。
(当時のログインにそういう記事が出ていた。記事は教授よりのスタンスだったけど)

結局ルーカスは自前で投資してILMのCG部門を作り現在の状況を自分で作り上げた。
HP24Pもルーカスの意向が強く働いたからこそ、あのクオリティが達成できたんじゃ
ないかと思います。

298:名無シネマさん
06/10/28 19:52:01 iBN1M6jY
イージスは大人の事情という反則必殺の判定を使わないと
判別できないシーンが多いんだが(こんなに都合よくヘリがこの位置に飛ぶかよとか)
出来の悪い所だけは延々いわれるんだよな。ローレライもそうだった

299:名無シネマさん
06/10/28 22:40:30 2AyvhtNY
スターウォーズのEP2、3で使われHDたカメラはハイスピードじゃないんだよなぁ。
そりゃCG映画のスターウォーズには必要ないかもしれないけどハイスピードの
HDが普及する前にフィルムに絶滅されちゃ困る。
ルーカスみたいに発言力ある人がハイスピード撮影の重要性をメーカーに広めて
くれないものか。現状じゃ需要が少なくて全然値が下がらないよ。

300:名無シネマさん
06/10/28 23:00:13 DncJh60A
ジェネシスはハイスピード可能じゃないの?
「スーパーマンリターンズ」スレで読んだ気がする。

301:名無シネマさん
06/10/28 23:17:25 ebi5GHQ0
まずこのスレの過去レス>>104を嫁

302:名無シネマさん
06/10/28 23:36:44 iBN1M6jY
人間を撮るカメラと高速撮影用カメラは
役割も求められる機能も違う。
必要に応じて使い分ければ良い、
万能選手である必要は無い。
HDでも高速撮影カメラは今現在ある。

303:名無シネマさん
06/10/28 23:52:12 UO/W5bMR
出始めのSONY24Pカメラはちょっとした問題があって、
アメリカの有名人じゃルーカスとあと2人くらいしか万歳しなかった。
他は見向きもしなかった・・・。 

所詮ビデオ屋の発想の延長なので、
従来のメーカーがきちんとしたデジタルカメラを出すと、
映画界ではみんな、そっちに行った。



304:名無シネマさん
06/10/28 23:58:33 ebi5GHQ0
kwsk>ちょっとした問題,あと2人

305:名無シネマさん
06/10/29 00:18:46 NmbKWNdd
いまVFXオタのおじさんがシネフェックスとかググって
必死に探してるから
ちょい待てw

306:名無シネマさん
06/10/29 01:51:22 l4OsuyWc
とりあえずNHKの「プラネットアース」で使われているカメラは超スローモーション可能
ただし、一度撮影したらパソコンに取り込みが時間かかる

307:名無シネマさん
06/10/29 11:05:51 /p1pyJOS
>>306
これかな。
URLリンク(www.youtube.com)

308:名無シネマさん
06/10/29 13:39:21 XXMRSkjV
>>298
>出来の悪い所だけは延々いわれるんだよな。ローレライもそうだった
同意。それで他の良いところがあまり語られなくなったりするということが起こるわけだな、イージスみたいに
関係ないけど、アニメの作画が語れる時も似たところあるね。
綺麗とかハイクオリティな作画への賛美よりも、崩れた作画への批判の方が大きいという

>>283じゃないけど、イージスの特撮は例の沈没シーンで損している様なところあるからね。
イージスの場合は本物との判別がしにくい特撮が多いということもあるだろうけど
海戦シーンだって、実際に護衛艦が射撃していると思っている人も何気に多そう。

309:名無シネマさん
06/10/30 03:40:58 ZC2wOrNT
東京国際映画祭で「犬神家の一族」を観てきた
セルフリメイクなだけあって構図からライティングから前作のまま殆ど何も
変わってないのは金田一ファンの自分にとっては逆に嬉しい限りなのだが、
菊人形にすげられたスケタケの生首まで前作と同じく蝋人形っぽくて作り物
臭いのはこの手の造形物の特殊効果が30年間何も進歩してないという事なの
だろうか? それともこれもワザとなのか???

310:名無シネマさん
06/10/30 05:32:45 vkz5JaHk
イージスの沈没がひどいひどいと聞いていたから身構えていたら、「アレ、案外と良いじゃん」と思ってしまった。
艦内が水没するミニチュアや、爆発する艦橋なんてなかなか良いじゃない。
・・・いや、最後の最後、実景とミニチュア沈没を合成したカットはたしかにまずかったが。
けっこう大きなミニチュアで沈没を撮っていたんだから、技術が無いのに合成せんでも。

無理にコンテ通りに撮らず、俯瞰で撮った沈没を衛星画像っぽく処理するとか、臨機応変に対処すべきだったんでは。
メイキング写真で見る限り、合成前のミニチュアだけの方がよっぽどリアル。

>>266
最後の別のロボットと戦ったシーンが、かなり評判悪かったと記憶している。
他のシーンは、暗いシーンが多いこともあって、それなりに見られたと思うけど。

>>293
帝都はやたらでかいオープンセットと、関東大震災は良かった。

311:名無シネマさん
06/10/30 06:26:52 Kbn60uEZ
>>309
造形物は造形物。本物らしく撮ろうと誤魔化しを行わなければ造形物にしか写らない。
でも市川崑の映像のスタイルって「誤魔化し」を認めない方向性に向かってるよね。
小道具でも何でも常にクッキリと見せている。そのせいなんでは?
ところで生首の一部や佐清仮面の切れ目(前作のようにダブ付かせたくなかったので
切れ目を入れないと被れないほどピチピチだった)隠しにCGが使われたと聞いたが
そちらはどうでした?前作の風景に今の金田一を合成して歩かせたり
犬神家の全景をデジタルで作ったり地味ながらいろいろやってるらしいが。

312:名無シネマさん
06/10/30 07:45:06 ptK/9Ap9
>>310
イージスの問題はVFXの出来不出来の差が大きいことなんです。
指摘どおり、水没する艦内のミニチュア撮影の出来は良かった。
問題は全体の沈没シーン。

けっこう大きなミニチュアで沈没を撮っていたんだから、技術が無いのに合成せんでも。

あくまで個人的な推測ですが、イージスのVFXクルーはタイタニックのVFXを研究して
全体的な邦画VFXの底上げをしようとして、結果として荒いところが目立ってしまったのでは?
特撮監督の神谷誠氏は『日本沈没』の熊本城のVFXは上手く行っていた。
自分たちのレベルを上げたい。だが、ある部分では追いつかなかった、ということじゃないでしょうか?




313:名無シネマさん
06/10/30 11:03:25 gyoa6eTy
イージスは全体的にリアルに撮ってるとはおもう。
本物のイージス艦で、本物の制服を着て、本物の缶詰食って。
でも、そのまんまじゃ面白くもなんともないんだよね。
映画的な作り込みをすべきだったのでは?
エアフォースワンも一応、本物とまったく同じセット、みたいな
ことはいってるけど、格納庫とか司令室みたいな場所とか
雰囲気を出すためにデザインされているとおもう。
墜落、沈没シーンが力つきたのはどちらも同じか。

314:名無シネマさん
06/10/30 12:44:57 ZC2wOrNT
>>311
へ~、結構デジタル処理されてたんだ 全然気付かんかったよ>佐清仮面の切れ目,犬神家の全景
でも予告編↓落としてコマ送りで見てみたら、58秒あたりの金田一が走ってる引きのカットは合成臭いな
URLリンク(meta.yahoo-streaming.jp)

なんか昨日からこのAA、佐清に見えて仕方がない…>(゚д゚ )

315:名無シネマさん
06/10/30 20:40:15 nh0ltvSV
出来不出来の差が大きいのは担当した会社のレベル差なんだろうな

316:名無シネマさん
06/10/31 01:00:53 tEiq48VW
>>315
ハリウッドも90年代後半はVFXカンパニーのクオリティーの差が大きかった。
最近はILM,WETA,DD,SPI以外のVFXカンパニーも実力をつけているので
それほどの差は無い。
 まだ、日本のVFX(J-VFX)は>>315の指摘どおり、クオリティーの差が激しいので
出来不出来の差が目立つのは仕方がないかと。

317:名無シネマさん
06/10/31 21:57:33 pEnfBzEN
父親たちの星条旗 艦隊の描写が ものすごい 
とても作り物とは思えない。 


318:名無シネマさん
06/10/31 23:54:21 puj9M4L5
>>317
擂鉢山総攻撃シーンは「凄い」と思ったよ。
まさに目を奪うばかりの迫力だった。
アングルとか、カット割なんかの演出も優れているのだと思うな。
イーストウッドが演出したのだろうか? 製作のスピルバーグがやったような気もするが。
VFXを手がけたのはデジタル・ドメイン。

しかし、あんな攻撃にさらされて日本軍が持ちこたえたとは信じられん。

319:名無シネマさん
06/11/01 00:50:01 5/uw8jeI
ライアン超えた?
あれを超える戦争映画は未だ無いが。
つかもうやってたのか・・・

320:名無シネマさん
06/11/01 01:00:58 5/uw8jeI
日本最高の某会社でもレンダ用PCは150台しかない。
ハワイのFFは700台か1300くらいあった。
ピクサーとかILMはどの位の規模なんだろね?

321:名無シネマさん
06/11/01 02:01:58 jYOlfuzS
>>320
日本のレンダ用のPCのインフラはそんなに少ないのか。
FFの時の設備投資を日本のVFXのインフラ整備にあててほしかった。

>>317-318
デジタル・ドメインは経営陣が変わって以来、ステルス以後仕事を見なかったが
『星条旗』で高いVFXクオリティーを見て安心しました。

しかし、あんな攻撃にさらされて日本軍が持ちこたえたとは信じられん。

日本から見た『硫黄島からの手紙』でイーストウッドとDDがどう描写するのかが楽しみです。


322:名無シネマさん
06/11/01 02:13:43 jYOlfuzS
『父親たちの星条旗』で誤って海に投げ出されて、流されていく兵士のシーンがあるけれど
あれは兵士を含めてフルCG?
 それと、主人公がインタビューする元兵士の両手が無い人は本物、それとも
『フォレスト・ガンプ』と同じようにリムーバルしたものなのだろうか?

色調がDIでモノクロ風に見せているところが印象に残った。

323:名無シネマさん
06/11/01 10:22:14 tXqbqmdG
>321
マシンパワーが違うのに台数だけで語られてもな
だいたいFFの投資は赤出して無駄になったじゃないか

324:名無シネマさん
06/11/01 19:18:12 zzaSTY8C
CGなんぞAMIGAで充分だ!
…と言うのは冗談だが、あの時期に特撮をCG中心でやったバビロン5は大胆だったな。
ショボイけど。

325:名無シネマさん
06/11/01 20:10:17 w2jWOlXf
やっぱりコンピュータの技術自体は日本のほうが上なんだろうか
問題はそれをどのくらい使って何をどう作るのかで

イージス見た
沈没カットは4カットくらいあったけどどれがそう?


326:名無シネマさん
06/11/01 20:51:39 4cE8nUJP
CGはアメリカのほうがマシンパワーも技術も格段に上ですがな
日本は3年遅れと思って良い
日本は規模が小さいから会社の名前でなく
カット制作担当人物の力量で品質が変わる。

327:名無シネマさん
06/11/01 21:25:18 nsCFucSi
>日本は3年遅れと思って良い
もしこれが日本映画の現場の意見なら、まあ駄作揃いなのも当然か。
現場には下らんうんちく技術論を喋るやつしかいないとしたらね。

328:名無シネマさん
06/11/01 21:30:57 m6cbMNuW
年寄りが足を引っ張ってる印象があるな
現場知らんが

329:名無シネマさん
06/11/01 21:42:18 LHihsA3r
実写は老害が多いんだろうが
CGはゲーム見てCG始めた若い人ばかりで
ベテランが全然居ないよ。うまい人はゲームのキャラ物CGムービーに行くしね。
40台って極まれ、30後半でベテラン選手で監督、あとは20台オペレーターが
体壊して頑張ってる。辛くて長続きしないんだ

330:名無シネマさん
06/11/01 22:51:30 XYSYkFaE
昔のモデルアニメ映画を観ていると今のCGI 映画に通じるものを感じるんだよね。
クリーチャーの演技とか実写や人間との合成の構図など。この辺りのセンスが
昔から日本の映画人に培われてない事が今の遅れに繋がってるんじゃないか
と思う。PCのスペックでは取り戻せない致命的な差。
観客のニーズがハリウッド映画にある以上それを追いかけるのも大事だけど、
ここはもう開き直って日本独特の技術を個性として伸ばしていくためにCGを利用
するという方向性でもいいのかもしれない。

331:名無シネマさん
06/11/01 23:21:40 lx6Rzf26
幼い頃にスタートレックを観て育ったか、ウルトラマンを観て育ったかの違い。

332:名無シネマさん
06/11/02 00:02:55 jYOlfuzS
>>330
私は着ぐるみもモデルアニメも両方大好きだけれど>>330のようにモデルアニメが
着ぐるみと同時に栄えていたら、日本のVFXももっと栄えていたと思う。
まあ、番組の出来はともかく(笑)『スペクトルマン』の初期や『ミツルギ』のような作品も
成功していれば変わっていたと思う。
 円谷英二も着ぐるみにこだわらず、モデルアニメを試してみたかったの、
邦画独特のポスプロの短さで断念しなければならなかったのは惜しい。
『帝都物語』もモデルアニメのポスプロをもっと時間をかけてほしかった。

>>331
ただ、>>331の指摘どおり、文化の違いも大きい。
 一方で現在のウルトラマンでANIMEで培った板野サーカスが空戦シーンで生かされているのを見ると
こちらのセンスを伸ばしてほしいですね。


333:名無シネマさん
06/11/02 00:44:02 p2peGJML
東宝特撮でも、良く見りゃ着ぐるみ以外にも、マペットで表情を付けたり、小型モデルや作画合成で距離感をだしたりしていた。
まあ、こういう「小技」が出来たのは余裕のあった初期で、粗製乱造が進行すると、見られなくなっていくけどね。

しかし不思議なのは、マクロスは良くても、メビウスの板野サーカスは、どうにも納得ができないところだ。
やっぱり表現メディアの違いかね…。

334:名無シネマさん
06/11/02 03:18:22 v3w5+QJe
>333
見る側の感性、概念の違いでしょう
「アニメ臭いから駄目」とか言ってる人を見てるとそう思えてしまう
その人たちなりに人生歩んできたんだろうから一概に悪いとは言わないけど

335:名無シネマさん
06/11/02 04:02:39 p2peGJML
>>332
日本でも希に基本スタイルから外れた作品が出来るんだけどね。
大体が「徒花」か「異色作」で終わってしまうのが惜しい。
「ドゴラ」なんて、どちらかと言えば、SFパニック系の話ではあるんだが、
準備不足や、見る側の心構えの問題もあって駄目だった。
「ボーンフリー」なんかは、突き詰めればハリーハウゼンばりの大恐竜もの
になる筈だが、第2弾の「アイゼンボーグ」の後半には、「いつもの」
巨大ヒーローものに先祖返りorz
「マイティジャック」や「スターウルフ」も金は掛かるは、客受けは悪いわで
散々だったみたいだし。
いやあ、制作環境って大切ですねえ。

336:名無シネマさん
06/11/02 04:16:29 +j0cexZv
>>355
本多猪四郎、円谷英二が作った『ガス人間代一号』(だいの字が出なくてごめんなさい)も、
怪獣映画とは違う路線を目指して、いい出来だったのに興行的には振るわず、いつもの怪獣映画に
戻らずおえなかった。
東映も『大鉄人17』のような硬派なミリタリー路線も人気が出なかった。
日本のフィルムメーカーも保守的だけれど、観客はより保守的なのかもしれない。
これは私の推論ですが……

337:名無シネマさん
06/11/02 12:12:22 LEkvbf5X
>335

制作環境と言うか円谷プロが駄目なだけなんじゃないの?
「ボーンフリー」のどこをどう突き詰めればハリーハウゼンになるのか問いつめたいし
「MJ」は1時間ものにするにはシナリオが練れてなさすぎ
「スターウルフ」はゴールデンで放送するには退屈すぎた。

何かを継続させるには、当てる事が第一で
継続するからこそ新しく生まれてくる物がある。
平成仮面ライダーは個人的に嫌いだけど、新しい客をつかんだ事で
生まれてくる技術や継承される技術もあると思う。
話はグダグダだけどな。

338:名無シネマさん
06/11/02 23:32:54 WxFGa7Ys
最新のCG技術から40年前の特撮まで
幅が広いねえ。

339:名無シネマさん
06/11/03 02:15:54 wl5VhGBY
毎度毎度ゴジラかウルトラかライダーしか撮らせない出資者側の保守っぷりも
腹が立つのだが、数年に一度訪れる新企画のチャンスをことごとくドブに捨てる
作り手も情けない。ジュピター、ガンヘッド、ヤマトタケル、ミカヅキ…。
金が無いとか技術が無いとか言い訳する以前にもっと出来る事あるんじゃない
のかと。

340:名無シネマさん
06/11/03 02:18:16 6XndlyK9
技術は作り手が選ぶ必要があんだとおもう。

円谷が着ぐるみを選んだのは、人形アニメーションだと製作時間が
大幅にかかるからでしょ。日本の映画製作に適した方法を選んだとおもう。
ただそれはマイナスじゃなくて、着ぐるみという独自の方法はハリーハウ
ゼンなんかに対抗できる世界的な作品を生み出すわけでね。

人形アニメーションといえば、チェコのトルンカはディズニーに対抗
するためにノウハウがほとんど無いセルアニメーションは作らずに、
人形アニメーションを選んだ。そのもうひとつの理由として、当時は
共産主義だから給料は国から出て、制作にかける時間的余裕もあった。
ただし、ディズニーのような大人数のスタッフは雇えない、というわけ。

他にはサンダーバードとかね。ジェリー・アンダーソンがなんで人形を
使ったのかとか。最終的に実写(謎の円盤UFO)を作るわけだけど。
それを言ったらスターウォーズもあれだね。

状況で技術を選ぶという結論かな。仮面ライダーがつまらんのは、子供向け
で基本的な作り方は昔から変わってないからだろうね。子供には新鮮だよ。

キューブリック曰く、驚かせよってことか。

341:名無シネマさん
06/11/03 02:22:43 2qd6weN2
昔のウルトラマンとかの特撮は子供に見せると、
画面も暗くて汚いしダークな印象で
大抵泣き出す。
ゴジラなんかパッケージもホラーみたいだし

342:名無シネマさん
06/11/03 02:25:32 2qd6weN2
下手に実写でディテールを注ぎ込むと
怖くなるので、子供も見られるように、
見たい物しか画面に存在しないアニメやマンガっぽくなる。

343:名無シネマさん
06/11/03 02:30:46 2qd6weN2
ちなみにオレはセブンが怖い

344:名無シネマさん
06/11/03 02:39:11 4FHhRjrb
>>341
ここに、小1のときに観た「ゴジラ対ヘドラ」をきっかけに映画ファンになった
オッサンがいるわけだが。

345:名無シネマさん
06/11/03 04:10:00 6kNSVbK8
魔界大冒険で怖くて泣いたよ

346:名無シネマさん
06/11/03 04:21:47 i0wGTevQ
素敵じゃないか

347:名無シネマさん
06/11/03 08:31:57 HvYJgLWz
ジュピターもガンヘッドもそう悪くないとおもうのだが
当時リアルで見てなかったからこそまっさらな目線でそれに気がつけたのかもしれない
でもこういう視線て作品評価に何の役にも立たないんだよね・・・

348:名無シネマさん
06/11/03 08:46:49 ChOAF/xT
より高いレベルを望むどころか、ある程度のノウハウを継承
することすら困難なのじゃないかな。日本のSFXを商いに
している人たちは。
ここ数年、ライダーやウルトラが継続している状態が
かろうじて技術継承を途絶えさせない役割を果たしていると
考えられるのだが・・・素人目には。
VFXの方は、まだCMやゲーム関係で需要がありそうだから
ピンキリはあっても発展性を期待できるんじゃないかなー。

349:名無シネマさん
06/11/03 10:22:08 oN1A2mqV
初上映で100人もの観客に異常が起き、打ち切られた作品。
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)

350:名無シネマさん
06/11/03 16:19:17 eP8djD59
寒天で海もどきつくったり
自走式の10メートル級戦艦で圧搾空気でドンパチとか
そういうのは継承する価値もない、クオリティが低すぎるわ。
そういう伝統にしがみついてるからダメなんだよな・・・
ベテラン操演者に絶大に支持されてる某監督は、
それでいいのか?とゼロから方法を検討しなおしたり
良いと思ったけど都合で出来ない現場の発案を
実行して良い成果を出している。

351:名無シネマさん
06/11/03 17:11:53 wl5VhGBY
極端だなぁ。
どんな技術もその時必要だから生み出されたのであり、いずれ必要になる時
のために絶やしてはならない。
使える技術はたくさんあるほどいい。適材適所だ。

352:名無シネマさん
06/11/03 23:23:25 irXr2ugo
確かにそうなのだが、>>350には同意してしまう。
すがってばかりで過去の成功を活かしきれてないんだと思う。

トヨタ車がベンツの真似ばかりしてて、
後から真似して作るのになんでかっこ悪いんだ?と
バカにされるのと似てる気がする。

353:名無シネマさん
06/11/04 02:48:03 zd4oL3Wj
個人的に>>350の意見には賛成します。

日本の特撮の場合、コストやポスプロでハリウッドには勝てないので、
独自の道を編み出さなければならないのに、円谷英二が技術が無くて仕方なくやった、
寒天の海を伝統として使う特技監督はナンセンスだと思う。

タイタニックでやったミニチュア撮影とCGウォーターとエレメントの融合をもっとクオリティーを上げて、
見せることが出来れば、ローレライや亡国のイージスのVFXは文句は言われなかったと思う。

354:名無シネマさん
06/11/04 03:04:57 L3OVwUi/
>350の意見も極端だと思うけど
それに同意する方もちょっと知識がなさすぎだw

>日本の特撮の場合、コストやポスプロでハリウッドには勝てないので、
って寒天の海が出来たわけではないよ。そもそも製作された年を考えてごらんなさいな。
だいたい継承するべきは、寒天の海や味噌汁の噴火を発想できる頭脳であって技術じゃない。
寒天の様な発想は80年代VFXまではアメリカでもあり得た話で
(あれは寒天が重要なんじゃなくて、高度の俯瞰になった時の海の質感を表現する素材が必要だったわけで
日本沈没で言えば糊、スター・ウォーズで言えば雪の代用品と言った風に形を変えて生きている)
味噌汁の噴火なんかはそれこそボリュームレンダリングで雲や煙のCGが完成するまで
当たり前のように90年代まで生き続けたわけです。



355:名無シネマさん
06/11/04 03:16:54 VwfEe1qN
水しぶきのために巨大ミニチュアをつくる円谷発想よりも
しぶきを白砂でやるセンスだよな

356:名無シネマさん
06/11/04 03:19:02 P9lqV4D/
伝統だからという理由で寒天の海を使う監督などいない。その時の予算や時間との
にらめっこでやむなくやってるだけの事。
実景の空撮やCGの海をどこの作品でも使えると思ったら大間違いだ。

357:名無シネマさん
06/11/04 03:26:17 zd4oL3Wj
そう言えば、ゴーストバスターズの1作目でマシュマロマンが踏み潰す消火栓
から出る水が、実は砂だったのには驚いた。
あのシーンは長年謎だったが、DVDの解説で初めてトリックを知った。

また、最近ではボウケンジャーでも滝のシーンを砂で表現していた。
やはり特撮、SFX、VFXはセンスで見せるものなのだな。
>>356
ID4のデストロイヤー出現のシーンの雲もタンクにインクをたらして作った
物ででした。最初に見たときはフルCGだと思いました。
自分の不明を恥じています。


358:名無シネマさん
06/11/04 03:30:22 L3OVwUi/
>355
一応、ウルトラセブンのウルトラホーク3号が滝から出動するシーンは
水では無く、砂なんですけどね。
これもまた円谷発想。

359:名無シネマさん
06/11/04 03:36:33 zd4oL3Wj
>>358
ごめんなさい、忘れていました。
でも、ウルトラシリーズといえば『ウルトラQ』『ウルトラセブン』の絵の具を使った
フィルムの逆回しのタイトルは今でも上手いと思う。

あと、作品の出来はともかく『ウルトラマン80』の空気感のあるミニチュア特撮も良いですね。
問題は作品の出来だったのですが……

360:名無シネマさん
06/11/04 11:10:06 d6Q2klRq
>350
某監督ってHのことだよね?
そのベテラン操演者の本図書館でちょっと立ち読みしたよ。
しっかりと内容は覚えてないけど、面白いことやる人だなという印象を覚えた

361:名無シネマさん
06/11/04 12:40:19 DvC07SIo
日本映画の糞CG・VFXが1カット3日程度で作られるのに対して、
メジャーなハリウッド映画はその10倍の期間(金)をかけてる。
英語圏じゃない日本映画はどうやったって興業収入が限られてるわけで、
この先も状況はかわらんだろな。


362:名無シネマさん
06/11/04 13:56:04 zd4oL3Wj
>>361
上のほうでも語られていたけれど、日本でモデルアニメが主流でないのも
CG技術が今ひとつになってしまう理由の一つになってしまうのでしょうね。
>まだ、後編は見ていませんが(込んでいるので)デスノートのリュークのCGの出来は悪かった。
怪獣映画や特撮ヒーロー物ならOKな出来でも、あの手の作品ではあのクオリティーは良くない。
日本にも優れたVFXアーティストはいるので、アメリカやヨーロッパ並みの予算はかけなくとも
それなりのキャラクターアニメーションを作り上げてほしいです。

363:名無シネマさん
06/11/04 15:00:19 yNcrmCE0
つまるところSFXはセンスなんですかそれとも予算なんですか?
どっちなんでしょう?

364:名無シネマさん
06/11/04 15:04:58 zd4oL3Wj
>>363
その両方がバランスよく取れているのが、理想です。

ダメ映画と知られる『パール・ハーバー』(PH)はいかにILMによるVFXが優れていても
映画としては産廃でしかない。
PHも大予算、VFXはILMの一級線のクルーと恵まれていましたが、フィルム(映画)としてはクズです。

センスと予算のバランスが取れている映画はハリウッドでもそれほど多くないのが現実ですね。

365:名無シネマさん
06/11/04 15:49:17 Ky0V9iYr
方法論じゃねえな。
作品なんだから作家、監督、作り手の才能と情熱しかないね。

366:名無シネマさん
06/11/04 16:05:34 zd4oL3Wj
例えとして、ジェームズ・キャメロンの初期作品『ターミネーター』『エイリアン2』
は当時のVFXのレベルから見てもVFXのクオリティーは低いものでした。
でも、完成した『T1』『A2』はVFXのレベルを忘れられる出来でした。
その後、キャメロンは『アビス』以後はVFXは常にトップレベルのクオリティーでフィルムを撮っています。
逆に言うと初期の2作品の出来が高くなかったら、その後のキャメロン作品のVFXを高く出来なかったわけです。

ただ、最近はILM、WETA、DD,SPIなどに発注すればVFXのクオリティーは高い物が出来るので
安易にフィルムメーカーたちがVFXに頼ってしまう、という現象が出ています。
これはVFXスタジオの問題というより、フィルムメーカーやスタジオの映画制作に対する姿勢の問題でしょうね。

367:名無シネマさん
06/11/04 16:24:00 smMcxnZs
T1やエイリアン2にCGなんてあった?あれVFXじゃなくてSFXだと思うけど

368:名無シネマさん
06/11/04 16:57:10 WVIdKTcB
CGの有無は呼称と関係ないのでは

SFXはプリプロ段階・撮影中の特殊効果
VFXはポスプロ段階の視覚効果…って認識で良いんでしょうか?

SPFXってのもありましたね

369:名無シネマさん
06/11/04 18:13:41 zd4oL3Wj
>>367
>>1を読んでSFX,VFXを考えてください。
確かにT1,A2はVFXよりSFXのほうが多いけれど、T1のエンドスケルトンの
ストップモーションはポスプロでFXを加えますので、VFXでしょう。
プラズマライフルのビームも光学合成ですがVFXです。
>『エイリアン2』は宇宙船をモーションコントロールで撮ったシーンやドロップシップのしpんがVFX。
(正直に言って当時のILMのレベルからは低かった)。
確かにCGは使ってはいませんが、オプチカルでもVFXは立派にあります。

>>368
詳しい解説に感謝します。

>SPFXってのもありましたね

ダグラス・トランブルはそのクレジットを使っていましたね。
今、トランブルは何をやっているのだろうか?

370:名無シネマさん
06/11/04 18:17:02 zd4oL3Wj
訂正。
>『エイリアン2』は宇宙船をモーションコントロールで撮ったシーンやドロップシップのしpんがVFX。

ドロップシップのシーンがVFX。
でした。誤字で迷惑をかけました。

371:名無シネマさん
06/11/04 18:39:54 smMcxnZs
作ってた80年代当時は、パンフ等でそれをVFXとは
呼んでいないよ。
2ちゃんねるだけじゃないかな。
広義じゃコンピュータ使うのがVFXだと思うよ。
オプティカル部門もSFXだった。

372:名無シネマさん
06/11/04 19:04:27 ttKrtvqd
トロンの電子バイクとかは、当時どう呼ばれてました?
コンピューターグラフィクスって言われてました?


373:名無シネマさん
06/11/04 19:14:33 zd4oL3Wj
URLリンク(www.generalworks.com)
を読むと、ILMでさえ当時はVFXとSFXの境があいまいだったのだな。
ブライアン・ジョンソンはSFXの人材でメカニカルFXを専門だったが、エドランドはVFX部門の
スーパーバイザーだった。
SFXとVFXがきちんと分かれて表記されたのは90年代後半からのような気がする。
うろ覚えだけれど『ID4』のエンドクレジットにはVFXという表記が出ていたような気がする。

意外にVFX,SFXの違いははっきりしないものだな。

374:名無シネマさん
06/11/04 19:59:50 y43Xvlye
>>359
あれは斬新なカットだな 特撮とは関係ないけど
セブンのオープニングで怪獣やらメカがシルエットで
でてくるのは 今見てもかっこいい


375:名無シネマさん
06/11/04 20:58:14 tU2T6oDr
>>374
あれは今の若い人にはどう映るんだろう アナクロな手法だから


376:名無シネマさん
06/11/04 21:13:55 8k7lDHBf
>>372
そういわれてたが、マニアはタダのアニメだと知ってた。

377:名無シネマさん
06/11/04 21:14:42 y43Xvlye
>>375
わからない ただ言える事は 、オープニングだけ
みても あんまり感動はないだろうな 

いま思い出したけど、背景のマーブル模様? 途中で逆回転するんだよなぁ


378:名無シネマさん
06/11/04 21:24:39 y43Xvlye
>>375
見てみたけど インパクトはあると思うよ。
映像だけでなく 音声もすごいし

なにか異様なものが始まるという雰囲気は伝わると思う


379:名無シネマさん
06/11/04 22:25:52 yNcrmCE0
>>376
電子バイクはアニメじゃなくてCGだよ
まあ、あの映画のほとんどはハイコントラストフィルムで撮った絵に
台湾のアニメーターが色づけしたものだけど。

380:名無シネマさん
06/11/04 22:48:36 j9XZIgdX
マクドナルドのCMで、PCで描いたワイヤーフレームを
アニメーターがセルアニメに仕上げたのがあったよな。
スクラッチカードをF1マシンが削っていって「必ず当たりが隠れてる!」ってやつだったかな。

381:名無シネマさん
06/11/04 23:58:25 P9lqV4D/
>>369
正直あなたの呼び方には賛同できない。あなたがそう呼ぶのは勝手だが他人が
そう呼ばないからといって否定しないで欲しい。

382:名無シネマさん
06/11/04 23:59:15 jC2xrl64
なんちゃてワイヤーフレームCGと言えば「2001年宇宙の旅」
だが一番ぶったまげたのが「ニューヨーク1997」
ありゃ反則だろ…。

>>377
ウルトラセブンOPの影絵背景の「あれ」は、湖で波を撮ったものが素材だそうだ。
円谷のタイトル画面は結構凝ってて面白いな、ウルトラマンタロウの立体的なタイトルなんて、
CGIで番組タイトル出すようになってからのセンスを先取りしてる。
そこら辺は腐っても特技プロダクションだな。

383:名無シネマさん
06/11/05 00:18:32 YL3bDrWF
>>382
そこが特撮マンのアイデアってヤツですよ。
あの当時は、単なるワイヤーフレームCGでも
1秒100万円とか言われてた頃だったんだから。

384:名無シネマさん
06/11/05 00:22:02 keLSiPm0
>>381
そうかね?
SFX、VFXと言う言葉の意味を突き詰めれば>>369の言うとおりだと思うけど。
今は「特殊撮影」における「視覚効果」の割合が多いから、「VFXスーパーバイザー」
と言う肩書きの人が「特殊撮影監督」みたいな位置にいるだけで、昔から「視覚効果(VFX)」の
セクションは存在したよ。それを総括していたのはSFX分野の人だったかも知れないけど。

とにかく>>1-2 >>253-256 >>368を良く読め、と言いたい。
80年代辺りの「SFX」ってのは「特撮」に代わる新語として便利に使われていただけだと思う。

385:名無シネマさん
06/11/05 00:35:58 FXtIFpDx
>>384
おまえ、2chやWikiなんて適当だろうが・・・

VFX
特に、撮影現場での効果やフィルム上の光学合成(オプチカル合成)などの効果をSFX(Special Effects、特殊効果)
と呼ぶのに対し、主にフィルムをスキャナでデジタル化したものを光学処理と同様な処理などをコンピュータ上で行う、
コンピュータグラフィックスなどを加えた、撮影後のポスプロ段階に付け加えられる効果を呼ぶ。

PC使ったデジタル処理がVFX。だってさ

386:名無シネマさん
06/11/05 00:38:19 FXtIFpDx
マトリックスの映画パンフでも上記の感じでSFXとVFXを区別していた。
「ルーカスのSFX工房」とか読むと、80年代はVFXなんて出てこない。

387:名無シネマさん
06/11/05 00:59:58 fdIVDTGv
全部、中子真治が悪い。

388:名無シネマさん
06/11/05 01:09:12 JxE1Sdq2
言葉の定義なんかでもめてもつまらないんでやめようや
もともとスラングが発祥なんだから時代や人によって
使われ方が変わっているのは当たり前

389:名無シネマさん
06/11/05 01:47:38 fdIVDTGv
>>380
本調べてたら、これ出てきました。
URLリンク(www.jp01.net)

こんなのも当時ありましたなぁ。youtubeにupしてくんないかな、誰か。
URLリンク(www.jp01.net)

390:名無シネマさん
06/11/05 02:58:25 rweLgb2H
日本にVFXという言葉が無かった時代の映画をSFXと呼んで何が悪い、という
思いはあるな。何故今更呼び方を変えろと指図されにゃならんのかと。

あと>>366では全ての特撮をひっくるめてVFXと呼んでるだけなのに>>369では
SFXとVFXを使い分け、にもかかわらずポスプロ通してればVFXであると無理や
りこじつけてるように見える。
>>368に同意するのであればストップモーションもモーションコントロールもSFXで
あり、その素材を合成して仕上げる作業がVFXだと言うべきではないか? そもそも
シーン単位でSFXかVFXか区別する事自体ナンセンスではないか。
どんな特撮シーンであろうとビームが描かれていればVFXだ、と言い張るのも止め
はしないが他人に指図する説得力は感じられない。

391:名無シネマさん
06/11/05 04:12:23 fC/HDxZB
>>384
確かに日本でも東宝特技や円谷プロには視覚効果というクレジットはありました。
デジタル技術でポスプロを視覚効果をVFXと呼んでいいと見てよろしいでしょうか?

>>386
確かにそう表記されていました。
ワイヤーアクションもポスプロでリムーバルをしますが、SFXの範疇に入りますから。
ただ、いまだに迷っているのはブレット・タイムはSFXとVFXの表記があって、私にはいまだにどちらかにするか解りません。
一応VFXにしていますが。

>>381-390様
確かにご指摘どうり自分の考えを押し付けてしまって申し訳ありませんでした。
お詫びいたします。
 スレッドを読んでいて考えさせれたのは、自分がSFX、VFX、特撮に対して知っているようで知らなかったことです。
この点は本当に恥ずかしいです。
 皆様に間違いを指摘されて、反省しています。

>>1とは別にSFXとVFXの違いを明確に紹介したサイトは無いでしょうか?
探していますが、なかなか見つからなくて。

392:1
06/11/05 04:40:59 GvRoyvYH
テンプレのリンクに↓入れ忘れてた
IMAGICA専門用語辞書[五反田コレクション]
URLリンク(www.imagica.com)

日本において、この手のパイオニアであるイマジカのサイトでさえ↓のように曖昧なんだから
厳密に定義してるトコなんて無いんじゃない? URLリンク(www.imagica.com)

個人的には撮影方法というより時代で区別してる感じだな
メリエスにはじまり円谷プロあたりまでのフルアナログで全部を撮ってた頃>特撮
モーションコントロールカメラ等コンピューターで制御する機材を導入しだしてから>SFX
DIP、CGIなどコンピューターグラフィックスで映像を直接いじるようになって>VFX

393:名無シネマさん
06/11/05 05:07:24 fC/HDxZB
>>382
円谷のタイトル画面は結構凝ってて面白いな、ウルトラマンタロウの立体的なタイトルなんて、
CGIで番組タイトル出すようになってからのセンスを先取りしてる。
そこら辺は腐っても特技プロダクションだな

円谷プロはウルトマン80までOP、特撮の出来が良かった。
平成以後は、今ひとつですね。
 80のOPもガラスをパチンコで割ったもの逆回転させて上手かった。
タロウもオプチカルであのタイトルは上手いですね。
 でも、円谷は昔の上手い特撮技術が現在に上手く継承されないのが欠点です。

394:名無シネマさん
06/11/05 05:22:36 e3ieb85L
すんげえ横レスだけどさ
珍走がナンバープレートに青色のスプレー吹き付けたり
市販の青色プラ板張ったりしてんじゃん

これって青は白黒カメラに写らないっていうのが
間違って伝わってるとかw

395:名無シネマさん
06/11/05 20:42:13 TuhVc7eN
今とちがって、情報のない時代、スターログのSFXの解説(2001年等)にはワクワクしたもんだ。

396:名無シネマさん
06/11/05 20:50:47 SJ6wiomz
スターログの 創刊号はもっていたけどなぁ
ときおりエンタープライズのブループリント(図面みたいなもの)
みたいなものがついてうれしかったけどなぁ


397:名無シネマさん
06/11/05 21:47:47 rweLgb2H
>>395
あの中子本の訳分からん文章を解読した挙句実は書いていない事が判明した
トラベリングマットの作り方が詳しく解説されてたのは嬉しかったな。

398:名無シネマさん
06/11/06 01:14:35 2bFpvJmH
>>394
スプレーの方はよく分からないが。(視認性低下が目的か)
プラ板の方は、赤外線ランプを使う写真設備に写らないようにした、
偏光フィルターになってたはず(赤外線を透過しないようになっている)

399:名無シネマさん
06/11/06 04:03:13 Nluyd7kX
そういう話聞くと真っ先に「これ特撮に使えないかな」と思っちゃいますよね

400:名無シネマさん
06/11/06 19:45:21 PXSm+3QM
今日、米版のCINEFEXを立ち読みしたらILMの広告(?)で謝辞と共にスタッフの
名前がズラ~っと一覧で載ってた。 YUSEI UESUGIの名は見つけられたけど
他に何人の日本人がいるんだろうか? 他にもスタン・ウィンストンの仕事を
まとめた本やVFX関係のスタジオ、機材、ソフトウェアの広告とかも載ってて
その辺、日本版のCINEFEXには無いページなんでちょっと残念…

401:名無シネマさん
06/11/06 20:46:48 Ncq5oC/R
>>400
それは、凄い!!
日本語版『シネフェックス』はバンダイ、トイズプレス、ボーンデジタル版とも
そのような広告が無かった。
ボーンデジタル版も日本のVFXスタジオの広告があったけれど、日本語版ならではの
特集を充実させてほしい。
流石に3度目の休刊は勘弁してほしい。

日本にも大口孝之氏のようなVFXライターがいるのだから、ボーンデジタル版は大口氏の
記事を載せてもいいと思うのだが、どうだろうか?
休刊になった竹書房版『スターログ』の大口氏の連載コーナーが面白かったので、ぜひやってほしい。

402:名無シネマさん
06/11/07 00:32:04 5LlKJeBj
星条旗見たけど、戦艦、上陸艇、戦闘機
どれをとっても、ほとんど違和感を感じることがなかった。
戦艦からの硫黄島砲撃も迫力あるし、戦闘機の座席からの視点も効果として面白かったな。
VFXだけでなくロケも大掛かりなのに、これで制作費5500万ドル(imdb)とは驚いた。

403:名無シネマさん
06/11/07 00:34:43 ys8R+t8M
あと艦隊の俯瞰シーンもすごいけどね 豆粒みたいな航空機が飛んでるし?
ある意味スターウォーズよりすごい


404:名無シネマさん
06/11/07 02:14:30 WsjSZJJk
海いっぱいの船っていうのはトロイでも見たがあっちはデジタル臭くって
ダメな感じがしたが星条旗は自然だったなあ。何が違うのか。

405:名無シネマさん
06/11/07 03:37:42 I4LSVGYJ
>>402
>戦闘機の座席からの視点
円谷英二が好んだ手法だよな。
俺も好きだ、飛行機の主観ショット。

406:名無シネマさん
06/11/07 04:43:57 Qfxv/j+1
>>402
BOX OFFICE MOJOだと制作費$90Mになってるけど、それでも少ないな
URLリンク(www.boxofficemojo.com)
艦隊のデータとか硫黄島でもそのまま使えるし、その分VFXの予算をシェアしてる
のかな?とも思ったが、硫黄島の方は制作費$15M?!
URLリンク(www.boxofficemojo.com)

407:名無シネマさん
06/11/08 22:37:02 m5NQNJWk
>>394
亀レスだが
URLリンク(www.racers.jp)
スプレーも、赤外線カット効果のあるものが存在する。
何も知らずに青いラッカー吹いてる奴も居るんだろうけど。

408:名無シネマさん
06/11/09 01:02:04 xSNJMPMJ
>>402
映像的には映画館で見る価値ありですかね。

ストーリーはDVDでもそれなりに見られるけど(もちろん劇場のほうがいいけどね)
映像や音響が素晴らしい映画というのは多少ドラマ性が
欠けていても映画館で見るべきだ。
と、「宇宙戦争」見てしみじみ感じた。



409:名無シネマさん
06/11/09 20:43:31 VEkDp3FP
URLリンク(up2.viploader.net)
こういう写真とるのが楽しいです


410:名無シネマさん
06/11/10 00:09:53 8EaKdQt1
>>409
自分で作ったの?


411:名無シネマさん
06/11/10 00:30:35 r7wmAnKO
そうです
ピント位置変えながら撮って合成したり

412:名無シネマさん
06/11/10 00:31:26 rdEKyvxF
いい趣味だな。

413:410
06/11/10 00:43:46 8EaKdQt1
>>411
かっこいい 雰囲気が良く出ている
ウルトラマンとかサンダーバード思い出したよ

実際に作っている ということがGJ!
これからもガンガレ 他の作品UPちろ


414:名無シネマさん
06/11/10 02:03:46 feZVQIGu
>>409
うはは、80年代のSFX映画の雰囲気だw
やはりミニチュア撮影は独特な魅力があるね。

415:名無シネマさん
06/11/10 02:26:54 wuWE4LUN
書いてる本人がどこまで分かって書いてるのか今ひとつ不明な記事だ
URLリンク(www.eiga.com)

416:名無シネマさん
06/11/10 02:40:24 aLlS6BQu
>>415
同感。確かにデジタルカメラの説明ならおかしいことが多い。

>2Kという通常のHDよりも画素数の多いフォーマットで、
しかも非圧縮で記録しているという。

スター・ウォーズEP2で使われたHD24Pは2Kだから、HDの画素数が
多いフォーマットではないはず。むしろ非圧縮のことが注目されるのでは?
スーパーマンRで使われたジェネシスも2Kで、以前のHD24Pよりも画質は
向上している。
映画コムは大口孝之さんも執筆しているのだから、彼に書かせたほうがよかったのでは?

417:名無シネマさん
06/11/10 03:10:16 u0ny+DDz
>>409
80年代の雑誌投稿みたいだ。
いや、褒めてるんだよ?
あの時代は何か「ハリウッドみたいな特撮」目指して
みんながカンガッテた空気か好きだ。

418:名無シネマさん
06/11/10 12:50:49 CjcFBR67
>>409
横山宏や小林誠だな。
あの頃は模型雑誌は映画を目指して作っていた。
それが美少女アニヲタ向けになり、
ガンダムとエヴァンゲリオンが残り、
今はよくわかんねえ。

419:名無シネマさん
06/11/11 20:03:06 YmnpvJua
>>418
一応、モデルグラフィックスの『ガンダムセンチネル』も映画としての
写真を作っていた。
ILMのSFX風写真という感じでセンチネルもあった。
でも、それが最後になってしまい現在に至る形になった。


420:名無シネマさん
06/11/12 02:08:08 1QYeR5eE
ガンダム・イボルヴでやっているCGアニメももっと時間と金をかけて
フォトリアルに出来ないだろうか?
 センチネルのCGヴァージョンとして。

421:名無シネマさん
06/11/12 09:39:50 BvxVtcro
>>420
可能か不可能か という問題ならできると
思うけど リアル路線はFFのの二の舞になりそいな



422:名無シネマさん
06/11/12 16:56:43 Qyk/3+S7
>>421
FFって言うから、ファンタスティック4かと思ったw

CGに関して言えば、どうも日本ではソリッドなピカピカ質感が「きれい」
と思われるみたいだね。
これはゲーム方面での話だが、洋PCゲーの丁寧に書き込まれたテクスチャを、
「汚い」と断じ、スパロボなんかのプリレンダムービーを、「きれい」と有り難がるやつらが居て、
辟易したことが…。
ガンダム関連はよく分からないが、80年代に流行ったような「MSV」的なディティールアップや解釈は、
今は流行らないみたいだね…。

まあ、FF映画の時よりは技術も進んでるし、多少は見れる物が出来ると思う、
客が入るかは別にして…。

423:名無シネマさん
06/11/12 17:12:20 8TOgn7eD
その辺は何を作るかによるんじゃないかな?
スパロボなんかはアニメ原作だからピカピカしてる方が似合うと思うし、写実的にやっちゃうと逆に変になるのでは


424:名無シネマさん
06/11/12 18:31:07 fplxObk9
「サンダーバード」の昔から「機体は汚す」がお約束なのじゃ。
いつから常識が覆ったのか。嘆かわしい。

425:名無シネマさん
06/11/12 18:57:02 Qyk/3+S7
>>423
「似合う似合わない」で、言えばそうだが、それを「きれい」と感じ、細密、フォトリアルな方を
「汚い」と感じる感性が問題。

>>424
汚しだけでなく、設定にない注意書きやハッチ、センサー類の増設など、
80年代のガンダムモデルの世界は面白いよ。正に大河原イラスト、MSVの世界。
まあ、この辺は「ディスプレイ模型、イラストのリアル」の範疇かも知れないけど。
スレ違いにならないよう、映画の話に繋げると「ロボジョックス」は前述の日本の80年代
ロボモデルの土壌から生まれた物らしい。

426:名無シネマさん
06/11/12 19:04:49 BvxVtcro
人物を写実的にやろうと思うと ものすごく大変だと思うが
それに少しでも変なところがあると気持ち悪い映像になるような?

それにフォトリアルにやりたいと言うのであれば それこそ実写でやった方が
いいかも?

でも実写映画にCGアクターを合成するみたいな所から進歩するかも

ちなみにシーモヌという映画あって その作品ではコンピュータで
作られたシーモヌという女優がいるわけなんだが、あまりの綺麗なもので
それこそCGみたいに見えるけどなぁ






427:名無シネマさん
06/11/12 22:10:40 gNBwfVQu
シモーヌだろ・・・このスレこういうの多いな

428:名無シネマさん
06/11/12 22:39:47 1oVvROus
ああ
デビルマン映画の女の敵かと思った

429:名無シネマさん
06/11/12 22:54:26 BvxVtcro
>>427
たしかに変だ スマン 


430:名無シネマさん
06/11/14 17:04:52 H6sBATwS
>422
まあ、確かにテクスチャは見方によってはキモいこともあるし……。
最近のゲームはレンダリングとかシェーダで見せる方向に向かってるから、あんま洋ゲーも和ゲーもデザイン
以外は割と似た感じになってきてると思う。
任天堂の次のマリオなんかは、全体的にベルベット風のシェーダをかけていて、今まであんまり見たことのない
独特のメルヘンな雰囲気が出ていて面白いよ。

>425
バンダイでガンプラ作ってる人が言ってたんだけど(元々この人も有名なモデラー)、ガンプラ出始めの頃は
「プラモデルの王道はスケールモデル!」って感じで、戦車とか造り慣れている人が、正に兵器感覚でガンプ
ラを組んでたらしい。
で、翻って今の若い世代は物心付いた頃には既に完成度の高いガンプラがあるもんだから、もうそれが「完成
形」、人形としてのキレイさを求める傾向があるんだってさ。

431:名無シネマさん
06/11/14 17:59:52 eioy/Ujq
関係ないけど、松本零士はプラに汚しをいれるのが好きで、新谷かおるは綺麗なままのが好きで、
新谷氏が作ったやつに松本氏がわざわざ汚しを入れる→新谷氏が綺麗に塗り直すの攻防があったって話を思い出した。


432:名無シネマさん
06/11/15 05:31:14 eUXHqwe/
>>430
>バンダイでガンプラ作ってる人が言ってたんだけど(元々この人も有名なモデラー)、ガンプラ出始めの頃は
「プラモデルの王道はスケールモデル!」って感じで、戦車とか造り慣れている人が、正に兵器感覚でガンプ
ラを組んでたらしい。
で、翻って今の若い世代は物心付いた頃には既に完成度の高いガンプラがあるもんだから、もうそれが「完成
形」、人形としてのキレイさを求める傾向があるんだってさ。


そうなのか。私は汚しのあるほうが好きですが、プラモと言うよりフギュアとしてみてる人が多いと言うことですか。
ガンプラにもセンチネルは航空機。08小隊は戦車風という描き方がありましたが、フィギュアの一つとして見られると
言うことになるのか。
>『マトリックス・レボリューションズ』のAPUを見ていると、ガンダムというよりボトムズの世界をCGで描かれていたので
日本でもある程度ノウハウと技術と制作費があればパワードスーツを描けると思うのですが、意外と日本はそういうことに
時間と予算をかけないのが欠点だと思う。
 ATのような等身大に近い兵器をCGで描けるようになれば日本のVFXの全体のレベルも上がると思うのですが。

433:名無シネマさん
06/11/15 12:04:27 QJH095/j
ちょいレベル下がったね。
模型に詳しい人が少ないんだな。

434:名無シネマさん
06/11/15 16:49:48 MLMIQSZQ
何様?

435:名無シネマさん
06/11/15 18:32:54 8jTomg3K
>>433
したり顔って、お前のことだなw

436:名無シネマさん
06/11/15 18:56:52 QJH095/j
>>434
>>435
痛いなお前らw
無視できんのか。
SEXヲタは痛いやつばっかだと思われるぞw

437:名無シネマさん
06/11/15 20:44:35 1rBlwAHz
>>436
お前が痛い

438:名無シネマさん
06/11/16 02:30:16 aiLNbvk+
プロップとプラモはどう違うのかを詳しく語れる人はおらんのかな
時代によって変わってきた部分とか

439:名無シネマさん
06/11/16 02:52:51 7rEbhJsz
どう違うのか、って言われてもなあ。

とりあえずプロップでも、結構既製品の流用が多い。
一から作ると、お金がかかるからね…。
ウルトラセブンに出てくるゴース星人の地中ミサイルは今井のジェットモグラだ、とか。
まあ、ウルトラセブンはよほど予算が苦しかったらしく、「灰皿UFO」とかが出てくる世界だしね…。

あとスターウォーズのミレニアムファルコンのミニチュアは、ディティールアップのためのパーツはプラモから
取ってるらしい、見る人が見ると、どのプラモからどのパーツを取ってきてるか分かるらしいw

440:名無シネマさん
06/11/16 03:01:23 LRfM975N
>>439
スター・ウォーズのブロップでは、撮影の用のミレニアム・ファルコン、Xウィング、
Yウィングのミニチュアのコックピットのキャノピーが無いのには驚いた。
映りこみの対策と聞いたが、それでも自然に見えるのは見事だった。
>日本は無理やりキャノピーを作って不自然に見えるミニチュアが多い。
日米のミニチュアの撮影に対する違いを感じた。

441:名無シネマさん
06/11/16 04:12:02 aiLNbvk+
>439
例えば墨入れ
プラモで立体感つけるために汚しや影の表現として入れるけど、プロップでも入れるものなのか
その場合プラモ同様地の色を暗くした色を使うのか、プラモよりも濃い目の色にするのか薄めにするのか、とか

プラモ的手法で作られたというトウキョウ3の墨入れはフラットブラックのようだけど、パーツの角のとこにまで黒が溜まってた
影としてはやや不自然に見えるけど、20年前はこういう塗りが正しかったのか、
汚しの表現だったのか、宇宙のコントラストを狙ったのか、とか
当時を知らない世代なので疑問が多いです

442:名無シネマさん
06/11/16 04:45:47 X1mdpTHL
まあしかし
その海外のノウハウを日本に持ってきて
撮影中にライトの熱で溶かしてしまったのも懐かしい話だ。
持ってくるなら撮影ノウハウも一緒に持ってこなければならないのに。

443:名無シネマさん
06/11/16 04:55:31 7rEbhJsz
ジュピターのあれはまさに宇宙的wコントラストを狙った物。

しかしあの映画も、モーションコントロールが導入されたが、工業用ロボット転用の不完全なエセモーションコントロールの悲しさで、
出来はイマイチだったな。
正直「吊り」で撮ったシーンの方が出来が良い…。
そう言えばあのミニチュア達は、約二十年後「超星神グランセイザー」」に再登場(オガワも物持ちが良いね)するが…
「さよならジュピター」の時よりずっと合成の出来が良いし、それどころか多重合成で大量に画面に登場する、
このあたり、技術の進歩を感じさせて興味深いね…。

444:名無シネマさん
06/11/16 11:44:50 9YuzcugA
ちなみに本物の国産モーションカメラはその後いつ作られてどんな作品に使われたんですか

445:名無シネマさん
06/11/16 17:45:23 7rEbhJsz
正確な時期は分からないけど、イマジカにはもうあったんじゃない?
劇映画には余り使われなくて、CMとかタイトルとかで。
あの文字がウニューンと残像を引く効果もモーションコントロールの得意技。
78年のスーパーマンのOPなんかがそうだね…余談だけどこの前のスーパーマンリターンズでは、
最近では余り見られなくなった(使い古されたとも言う)この手法を再現してて、微妙に感動。

ちなみに、ガンヘッドのラストシーンもアボット君だそうだ。

446:名無シネマさん
06/11/16 19:45:06 JNXql7zy
某作品を見てから安易な汚し信仰を捨てた。
汚せばいいなじゃなくて、ものによって度合いを変えるべきだと気づかせてくれた。

447:名無シネマさん
06/11/16 20:05:40 Pvf/IehY
ありがとうBBJ!

448:名無シネマさん
06/11/16 20:15:07 7rEbhJsz
>>446
作品名kwsk
>>260氏の作品とは違いますか…?
あれはヒドス

>>438
>>265にもあるように、飛行機のプラモ等の、ディスプレイモデルにあるような筋彫りは、
映画や写真で、本物らしく見せるにはマイナスだな。
既製品プラモの素組でも、筋彫り埋めて、自然光の下で撮ると結構いい感じになるよ。

449:名無シネマさん
06/11/16 20:34:06 9YuzcugA
スジ彫りはどうしても縮尺どおりに彫れないからかな?
太すぎるとオーバースケールになるし、細すぎると写らない
なら鉛筆その他で描いてしまった方がいいと

>445
アボットはジュピターのすぐ後に解体されてもとのアマダの機械の予備機になったと聞いてましたが・・・

450:名無シネマさん
06/11/16 20:55:43 MjRYzCyb
SWは筋彫りしてるかは知らないけど
物の閉塞感、細部が詰まってるように影を入れている


451:名無シネマさん
06/11/16 22:09:49 B7+eXe50
スターウォーズのXウィングとかのミニチュアは、
昔デパートの展示会で見たときにはずいぶん黄ばんだような
色味で塗装してあったなぁ。
ブルーバックで撮影したときにちょうどよく見えるように、と
そこまで計算ずくだったんだろうけど。

452:名無シネマさん
06/11/16 22:10:54 B7+eXe50
投稿してみたらIDまでXウィングっぽい。
チョットウレシい

453:名無シネマさん
06/11/16 23:45:55 qm6GEwda
日本のまともなモーションコントロールは1987年に開発された
イマジカのC-CAMだと思う。
アボット君は普通のカメラを載せると重すぎて動かないので
一番軽い奴を探してきてのっけたそうな。


454:名無シネマさん
06/11/17 01:14:47 UDFmzj8Q
>>451
>ブルーバックで撮影したときにちょうどよく見えるように、と

ではなく「ブルーバックの青を拾い難い色」という事であの色になったのです。
なので、撮影が終わって現像所から帰ってきた生素材は
やはり見たとおり実物大の大道具とは違う赤や黄の成分が多い色で上がってくる。
合成の時にフィルターによる補正を行わないと本来見えるべき色にならんわけ。
補正は必要なんだけど、背景の青を拾い難いし青とのセパレートが比較的容易なのでマット素材を作りやすい。
スターウォーズ初期の宇宙船の色は「ルーカスの意図」と関係はあるんだけど
それ以上に「撮影や合成をやり易い色」が重要な要因だったりする。
明るいつや消しグレーの機体が多かったのは「ブルーを拾い難い」が重要課題であった為なのですね。
なので、同時期に作られたSFものの宇宙船はつや消しグレーのものが多かった。
『宇宙空母ギャラクティカ』なんかもその例ね。

本番テイクからマット素材を作らず、マット素材用の露光を行う時間的余裕のあった
『未知との遭遇』や『ブレードランナー』等では必ずしもその制約に縛られる事は無かったけど。
最初から殆ど合成を必要としなかった『ブラックホール』の宇宙船などは言うに及ばず。
写り込みの多かった『スタートレック』のミニチュアがILMに引き渡された途端に
光沢を思いっ切り落とされたのは二つの技法の違いを分かり易く証明しているんじゃないかと思う。
ILMによるU.S.S.リライアントは殆どつや消しに近い塗装でしたね。

455:名無シネマさん
06/11/17 01:55:56 WhL7Ikbi
ブレードランナーなんかは通常+雄マスク+雌マスクで3回も
露光していたみたいね。スピナーに白い紙張って撮影している
写真がCIENFEXに出てたな

456:名無シネマさん
06/11/17 02:29:05 QZFp3dq0
そういった制約はその後の技術の進歩で解消されて行ったんですか
マスク素材なんかはデジタル合成なら必要なさそうに思えますが

457:名無シネマさん
06/11/17 15:53:43 JclJGaz2
3Dソフトでレンダリングしたもの以外は自動でアルファチャンネルが付く事は無い
合成用にカメラで撮影したものは必ずマスク素材を作れるような素材を一緒に撮影しておく必要がある
その用意をして無ければそれこそ手作業でパスを書いてマスクを抜いているんだよ 今も昔も変わらん

458:名無シネマさん
06/11/17 19:58:32 Nlma0vxY
ブルーやグリーンを切り抜くように指定すればカット内の全コマ切り抜いてくれるものかと思ってました

459:名無シネマさん
06/11/17 20:12:09 8DcONI9s
いまならソフトの進化でほぼフルオートで青くらい抜けるが、
写りこみだけはどうしようもない、手で消すしかない。
これ案外ミス多い、グラサンとかな。

460:名無シネマさん
06/11/17 20:20:04 Nlma0vxY
写りこみを消すにはブルーやグリーンからある程度離して、照明を当ててやるんでしたっけ
プラモをグリーン画用紙と室内照明で撮ってるとよく写りこむ・・・

461:名無シネマさん
06/11/17 21:00:15 JclJGaz2
>>459
ちなみに457の「マスク素材を作れるような素材」とはブルー(グリーン)バック撮影等の事
CGを甘く見てる撮影現場は時間が無いとブルーバック撮影を端折ったりするので後で
合成班はえらい目にあったりする

462:名無シネマさん
06/11/17 21:35:33 xcSxBmWl
>>461
そう言うことか、457だとデジタルでもオプチカルの時のようにマスク用に、何回か同じ動きで撮り直す
ように読めた…。
しかし、ポスプロへのしわ寄せは勘弁願いたいもんだね。

そう言えば、ジュピターの時のモーションコントロールカメラは、同じ動きを繰り返せなかったらしい…。
それってモーションコントロールの意味半減じゃんorz

463:名無シネマさん
06/11/17 21:52:45 Nlma0vxY
本物ほど精密には
でしょう

464:名無シネマさん
06/11/17 22:00:05 pCeqbnSH
同じ動きを繰り返せないどころか、露出やピントも再現できない。

465:名無シネマさん
06/11/17 22:12:27 TDnDvBD0
サイボット・ゴジラと同じで、宣伝目的がメインで、モーションコントロールカメラの
実際がよくわからないまま、勢いで作っちゃった感じか。

466:名無シネマさん
06/11/17 22:26:15 3Lo+T6xd
サイボット・ゴジラをキャンペーンで見た覚えがあるけど、いまでもあるの?

467:名無シネマさん
06/11/17 22:27:39 L9T7f0ZE
URLリンク(pink.ap.teacup.com)

468:名無シネマさん
06/11/17 22:56:26 xcSxBmWl
サイボットゴジラもコンピュータ制御で同じ動きが何度も…と言われていたが。
実際はトラブル続きでNG連発、仕方がないから既に撮ったフィルムを、コマ単位でいいとこ取りをして、
アニメーション的に仕上げたそうな。
こんな物に金使うくらいなら、もっと他の部分に予算回せよと言いたい。

469:名無シネマさん
06/11/17 23:22:27 Nlma0vxY
>468
その情報のソースは?
GFWの特典DVDには「コンピュータに記憶させてから動かすよりも、操作しながら撮影したほうが早かったから、スタッフ何人かで操作しながら撮った」とはいっていたが
コマ単位で取るとなると、サイボットのみで戦闘機も特殊効果も入ってない、画面固定のカットでやるしかないと思うんだけど、
それっぽいカットは無いような気が

470:名無シネマさん
06/11/17 23:39:24 WhL7Ikbi
モーションコントロールで撮ることが手段じゃなくて目的になっちゃっていたんでしょうね。
当時はモーションコントロールさえ使えばハリウッド並みの絵が取れると
みんな(?)思っていた。


471:名無シネマさん
06/11/17 23:45:06 xcSxBmWl
>>469
カドムウム弾飲んで胸が動く所。
>>470
不完全な物しか用意できなかったのは、予算等の都合でしょう。
少なくとも現場の人間は、それじゃダメと分かってはいたと思う…多分。


それと、真意のほどは不明だが、サイボットゴジラは、アメリカの金持ちが身請けしたとかしないとか。

472:名無シネマさん
06/11/17 23:54:25 qfF7l00Q
サイボットゴジラは、着ぐるみと(それに合わせた)
ミニチュアセットと全くスケールが異なるので
結局首から上しか写されず。

だったら、首から上だけのメカニカルを作ればいいじゃん、
エイリアンみたいに。
と当時思った。

473:名無シネマさん
06/11/18 01:00:53 BDIqjIZL
サイボットゴジラは10年ちょっと前東宝スタジオのイベントで見たよ。
ちゃんと動いてた

474:名無シネマさん
06/11/18 01:03:30 E4l6SfIm
>471
確認してみたけどコマを繋いだというよりコマ落としっぽく見える
バストアップから胸部分にズームというカットだけど途中から繋いでるのかな?


475:名無シネマさん
06/11/18 20:37:53 eUFdgfhj
>>471
>少なくとも現場の人間は、それじゃダメと分かってはいたと思う…多分。

川北鉱一氏はジュピター以前に実験的なモーションコントロール装置を作っていたそうです。
普通の撮影用の移動車をステッピングモーターで走らせる程度のものだったらしいけど。
要はモーションコントロールされているのは台車だけで
その台車に三脚をロープか何かでガチガチに縛るという方式。
見てくれは禿しくトホホだし、前後に動くという簡単な動きしか出来なかったらしいが
カメラの方にアタッチメントを装着すればちゃんと微速度撮影にも対応出来て
モーションコントロールの基本である「動きの反復性」も高いものだったそうです。
ジュピターの話が来た時、川北氏は「ノウハウも無い事だし、最初から高望みはしないで
これを発展させたものを使ってはどうか」と提案したらしいが総監督の小松氏はアボットを強く推した。
で、結果的にはこちらの方を採用。小松氏の頭の中では「MC=クレーンがウイーンと動く」
というイメージが強かったんですかね。見てくれがトホホな簡易MCは受け入れ難かったのかも知れない。
こちらを採用していればモデルが溶けるほどの光量は必要なかったと思うだけどね。
工業用ロボットというのは「皿からネジを拾ってネジ穴に」という動きは完璧にこなすんだけど
皿からネジ穴へ移動する間の軌道の精密さは度外視されている場合が多い。
車の組み立てにその種の精密さは必要ないもんね。
「工業用ロボットをMCに」という発想は一見賢そうに見えるが、実はとんでもない袋小路だったのかも知れない。

476:名無シネマさん
06/11/18 20:47:25 srtrZ3jD
>>475
たしかに 工業用ロボならA地点からB地点まで移動するのは
座標指定だけで住みそうだけど その軌道はどうでもいい要素?
なのかもしれない ようするにB地点にいくのが最優先事項
のように思えるもんな


477:名無シネマさん
06/11/18 22:12:51 cjbsa20+
>>475
ジュピターのモーションコントロールって、そこまで複雑な動きはしないし、そのシステムでやった方が良かったような…。
イマジカのC-CAMだって、アニメ台をコンピュータ制御にしたもので、大仰なアームは付いていない。

モーションコントロールと言えば、大阪城物語の冒頭には驚いた、ロケの背景にミニチュアの大仏がハメ込まれるが、
これがアングル固定でなく、前から後ろにグルーと回り込むんだ。
当然ミニチュアとロケの背景の動きを、シンクロさせなければいけないが、これが少々荒いが、上手く行っている。
人力モーションコントロールと言うわけだ、感動したよ。

478:名無シネマさん
06/11/19 02:59:05 MWvs0Nir
エラゴンの新予告も公開され、15,30秒CMがテレビで放送されるようになったが
ドラゴンのサフィラが高速で飛ぶシーン、つるんつるんのビニール人形みたいに
見えて不安になる。もとは宝石みたいな光沢を、生物らしく処理したそうだが…

eiga.comの記事によると
>>原作では宝石のサファイアのように輝くダークブル
 ーの鱗だが、映画では青っぽい色の皮になっている。「原作のままだったらサフィラがアニメっ
 ぽく見えてしまうだろう。このように変更されたことでサフィラが本当の生物のように見える」。

もっと生物らしい処理をしたほうがよかったんじゃないだろうか。

479:名無シネマさん
06/11/19 10:33:16 ifhRRwaj
私も昨日『プラダを着た悪魔』を見た時に『エラゴン』の予告編を見てきたけれど、
>>478の意見に賛成。
予告の宣伝文句ではILMのVFXを売り出していたけれど、ハリー・ポッターの
ドラゴンのほうが出来が良かったように見える。
完成したフィルムを見ないと完全に断定は出来ないが……
ILMもWETAに押されている状況なのでがんばってほしいが……

480:名無シネマさん
06/11/19 12:07:47 ifhRRwaj
>>462-477
URLリンク(www.toei.co.jp)
これを読んでいると、昔は日本ではモーションコントロールを理解できなくて
使っていたのが、今ではTV特撮番組でも自然に使われるようになったのには
時代の流れをと技術の発達を感じる。
>>477
うろ覚えで聞いたけれど、円谷プロの『スターウルフ』でも>>477で言っていた
人力モーションコントロールが使われたと聞いたけれど本当でしょうか?

481:名無シネマさん
06/11/19 12:35:08 rfwV0T2F
殺し屋1でも塚本監督とボディビルダーを人間モーションコントロールでやってた・・・っけ?

482:名無シネマさん
06/11/19 13:44:55 bo3Xr3S4
>>475
この話は初めて聞いたな。川北氏は大雑把と言うか大胆なところが魅力だが
ああ見えてちゃんと奥深くまで理解し考えた上での結果だったという事か。

483:名無シネマさん
06/11/19 17:24:31 Wk6rBTNE
>>480
スターウルフも宇宙船を合成で撮ってるけど、あれは基本真っ黒な背景に二重露光でしょ?
(そう言えばスペース1999もそうだったような)
所々マスク切らなきゃいけない所もあるが、背景は固定でしょ。
大阪城物語の合成が凄いのは、三次元的な動きをする背景(しかもロケ)と合成素材の動きをシンクロさせたって所だ。
知る限りじゃ、スターウルフにそう言うシーンはない、全部見た訳じゃないから何とも言えないけど。
もちろん、「宇宙船を合成で撮った」って意味なら、そうだと言えるけど。
スタートレックは殆どの宇宙船を(ロミュランバードオブプレイ等を除いて)マスク切って合成してた。
60年代のテレビ特撮としちゃ破格の作品。

484:名無シネマさん
06/11/19 19:59:08 m+hVtZ65
ジュピターといえば宇宙船が発進してトンネル常の通路を通っていくシーンが2,3回あったけど
なんとなくここはブレもついてて本物のモーションカメラっぽい映像になってたように思う


485:名無シネマさん
06/11/20 00:31:22 42ymjYpv
ジュピターって今観てもホントつまんない映画なんだけどあんだけ丁寧に時間かけて
撮られた特撮ってその後無いよなぁ。つくづくもったいない。

486:名無シネマさん
06/11/20 01:58:33 88fnwsnt
ジュピターが盛大にコケたお陰で、その後丁寧に時間かけた特撮映画が作られなくなったんだよ。
せめてガンヘッドが当たってくれればなあ…。
古くはゴラス、緯度0もそうだと言えそうだが。
この辺の映画がヒットしてりゃ、日本の特撮も多少は違った方向に向かったろうになあ。
日本沈没くらいか、当たったのは。

487:名無シネマさん
06/11/20 02:56:16 gv4BRbDr
結局客が悪いんだな
あと俺はジュピターそこそこ面白いんだが、当時を知らないから真っ直ぐに見れてるんだろうな

488:名無シネマさん
06/11/20 03:09:04 1AkNGQPU
あれが当たって量産されてたら、それこそ世界の笑い者になってたよ。
コケて良かったんだよ。

489:名無シネマさん
06/11/20 03:16:12 88fnwsnt
ジュピターのトホホな部分は、さすがに踏襲されないと思われ。

490:名無シネマさん
06/11/20 08:30:31 2G0P66do
ジュピターは脚本段階では色々詰め込みすぎて2時間でも足りない程の
ボリュームだったそうなので、刈り込んで刈り込んだ結果、
ああも消化不良な感じになったんだろうね。
まぁ一番不味かったのはジュピター教団と無重力SEXだが。

しかし今の邦画の趨勢だと特撮SFはもう難しい。にほちんの立ち位置は
あくまで「国家の危機を題材にした泣ける映画」だし。
今後はにほちんや三丁目orYAMATOみたいに「日本」を前面に出して泣ける要素を
盛り込んだものなら活路が切り開けるのでは、と思ったり。
昨今の愛国心の高まりも利用してw

491:名無シネマさん
06/11/20 18:16:27 1uRQPOxv
>>487
>結局客が悪いんだな
それだけは無い。

492:名無シネマさん
06/11/20 18:46:38 tRZvXQRD
いまこそ、山崎監督の手で「はだしのゲン」完全映画化を!

493:名無シネマさん
06/11/20 19:08:58 LyDhZZE7
( ・∀・)つURLリンク(www.gigigi.net)

494:名無シネマさん
06/11/20 23:32:08 onwLMrzP
日本のSF映画は藤子・F・不二夫のマインドを上手く生かしたら、
ハリウッドに負けないSF映画が出来ると思う。
その意味では山崎貴監督の作品には期待しているが、リターナーのような映画だと
トホホ、な出来になるので気をつけてほしい。

>>475
亀レスだけれど、川北紘一特技監督も独自にモーションコントロールを開発していたのは
初めて知りました。
総監督の小松左京氏のSFX、VFXの無知と勘違いがあのジュピターのVFXの出来になってしまったとは。
個人的には川北特技監督は光学合成の光線やカメラワークのよさがありますが、VSキングギドラ以後はカメラワークは
ワンパターンになってしまったのが残念。
ところで、『ゴジラVSビオランテ』でビオランテが芦ノ湖に出現するシーンの合成は上手かったけれど、
あれはビスタビジョンで合成したの?
>>それと日本だと宇宙を舞台としたSF映画はアニメの専売特許になってしまったのも、
クールなFX(エフェクト、SFX、VFXを含む)が宇宙空間の描写に向いていないのも大きいでしょう。
だから日本では『プラネテス』のようなSF映画を実写で撮れない。


495:名無シネマさん
06/11/20 23:53:08 onwLMrzP
URLリンク(www.ritsumei.ac.jp)
映画の感想は人それぞれだが、映画の伝えたいことを理解していないのは、
いかがなものか?
不妊の原因は単なるマクガフィンだし、ネガティブな未来も現在の状況から見れば
当然に見えるが?
まさか、60年代までのピカピカな未来社会を期待しているのだろうか?
単に、VFXの解説だけをやれば良いのに、変な感想を持ってくるのがここのHP
の欠点。

496:名無シネマさん
06/11/21 06:08:56 fkpzjV7S
匿名でイチャモンつけんなよジジィ。メールすれば?カス


497:名無シネマさん
06/11/21 07:43:17 uOKI3aC2
いまテレビで「どろろ」が紹介されてたが、カメラワークがTV特撮ヒーロー物の域を出ていなくて萎えた。

498:名無シネマさん
06/11/21 10:02:35 +1PwYvj0
>>494
>芦ノ湖
昔読んだ文献によると、70mm合成らしいが…。取りあえず普通の35mm合成でないことは確か。

川北監督の悲願である、地球防衛軍のリメイクはいつになることやら…。
ゴジラの休止期間中の穴埋めにでも、やればいいのに、と思うんだが。

499:名無シネマさん
06/11/21 17:34:50 RLgraTEN
小松氏くらいの頭脳だと映像を脳内で補完してしまうからなあ 情報要素が入っているだけで満足してしまえる
頭の回転の速い人がいい映像を作れない原因でもある


500:名無シネマさん
06/11/21 20:54:34 1AWv1L7+
>495
なんで生まれなくなったのか……ってのは、セオとジュリアンや、ジャスパーとその奥さんの経歴を考えれば
分かりそうなもんだけどなあ(勿論科学的な説明ではないけど)。
SFXばっかり見ていたんだろうか……。

501:名無シネマさん
06/11/21 21:36:31 WfqqAGYD
話は変わるけど東通ECGって年代ごとに進歩してたんですか
色が滲まないとかブレがでないとか
あるいはもっと見えないところで

502:名無シネマさん
06/11/21 21:46:03 +1PwYvj0
ECGはビデオ→フィルム変換のシステムのことではなかったか。
ビデオ合成の方も含めたシステムだったのか?
どっちにしろ、ビデオ規格での合成には限界があるからなあ。
ハイビジョンならともかく。

503:名無シネマさん
06/11/22 03:27:04 IGGZHgHA
>>502
80年代から90年代の東映スーパー戦隊の合成と、21世紀に入ってからの
スーパー戦隊をみると、合成の質が比べられないほど向上している。
>>502の言うとおり、ECGの合成はビデオの限界を破れなかった。
そうやって見るとHDの質の高さが良く分かる。

504:名無シネマさん
06/11/23 12:13:26 rfw2vqS/
>>503
またレベル下げてるw

505:名無シネマさん
06/11/24 15:38:56 W4hWXeY9
オマエの一言で書き込みが無くなったよ。荒らし成功おめでとう

506:名無シネマさん
06/11/24 21:11:04 4XB2NfFZ
>>433を見てくださいよ。
くだらんやり取りの後に書き込みのレベルが上がってますよね。
あんたみたいなレベル下げるやつを排除しながら、スレを伸ばしているんちゃうの?
このスレの住人は。

507:名無シネマさん
06/11/24 22:34:41 n9wpUz9/
そんなことはない、本当のところはあんたみたいな空気読めない奴を、無視してスレを伸ばしてるのさ。
あああ反応しちまった。
前回はスルーしたのに…もしかして吊られたのだろうか、特撮スレだけに。

508:名無しシネマさん
06/11/26 04:24:05 PHdRCpVE
トゥモロー・ワールドだけれど、地味で目立たないが意外と高度なVFXを使っていると見ました。
自動車内で主人公が襲われる展開ですが、1カットに見えて数カットを合成したものとしか思えません。
狭い車内での物理的に撮影不可能のなカメラワークを、見ていると確実にあの一見1ショットに見えるショットは
複数のショットをモーフィングやCGで補正して、作ったのではないでしょうか?
これに関する、詳しい説明がパンフレットに無かったのが残念です。
シネフェックスで特集してくると、いいのですが……

509:名無シネマさん
06/11/26 19:23:39 CIZ3ym1i
特撮とは 趣がことなるが、おもしろいので紹介
本物なんだけど模型にしか見えない
ちなみに月刊アスキーもこの人の作品が使われている

本城直季
URLリンク(dc.watch.impress.co.jp)

510:名無シネマさん
06/11/26 19:49:50 sXHGbvKj
これって単に上と下にぼかしフィルタ入れてるだけなんだよな。
ソフトウェアでも実現できそう。

511:名無シネマさん
06/11/26 19:59:40 CIZ3ym1i
>>510
他のスレ読んだら フォトショでできるようだ
URLリンク(aska-sg.net)

でも こんなことはどうでもよくて 古より伝わる 模型を使った特撮
はいかにリアルに見せるかという考えがあると思うのだが

これはそれの逆のことをやってるみたいでおもしろいなと
本物と模型撮影の違いは カメラと被写体の空気感のありなしではと思っているが
これは そういうのがまったくないというのもおもしろい


512:名無シネマさん
06/11/26 21:04:20 oEaTsgkk
パンフォーカスは重要だという事ですな。

513:名無シネマさん
06/11/26 23:25:31 LIITL5hW
>>510
この人のこのスタイルの写真は、
こういう中途半端なレンジの被写界深度を作るために
かなり特殊なカメラとレンズを使ってる、と以前読んだことがあるぞ。

さらに、樹木の質感とか全体の色味やコントラストとか、
デジタル的にもかなりいじってるらしいが。

514:名無シネマさん
06/11/26 23:34:53 q2CjU7J4
>>513
オメー、あまりにも適当なこと言うなよ
ぐぐれ

515:名無シネマさん
06/11/26 23:36:40 CjLvdK1t
俺はテレビで見たんだけど、番組上では手の込んだことはやってなかったように見えた。

516:名無シネマさん
06/11/26 23:47:38 +xuaqQ2r
( ・∀・)つ URLリンク(www.synthereal.com)

517:名無シネマさん
06/11/27 06:28:59 cnOwHLJN
>>514
実はそんなに適当でもない。
シフトレンズというものを使えば実現可能ですよ。
URLリンク(fumi1.paslog.jp)

518:名無シネマさん
06/11/27 22:13:13 +Thona0O
テレビでは 4×5のカメラとアオリを使ってやっていたけどなぁ



519:名無シネマさん
06/11/28 07:47:28 S0JiYwdQ
>>509
久しぶりに来ましたが、>>509のリンク先は面白い。
特撮、SFX,VFXの逆をやる形ですね。
普通の写真に手を加えるだけで、このようなものが出来るとは。

520:名無シネマさん
06/11/28 08:10:13 oWF3kOFj
ピントの合う範囲が狭いと模型に見えて、
広いと本物に見える。物自体に力を入れるより、
ピントやライティングの方が重要

521:名無シネマさん
06/11/28 15:30:22 vx9qDHFT
昔からある大判カメラを使ったあおりですよね。
しかし、フォトショップでぼかし入れるだけで作ってるとは
お気軽ですな。

そういえば、NHKのウルトラマンみたいな円谷作品のメイキングを
深夜に見たんだけど、ハイビジョンなら被写界深度が広いので、
手前のミニチュアも後ろの怪獣も、全部ピントが合ってて特撮に
適してると力説してたけど、ハイビジョンじゃなくても、前景と
後景にピントを合わせた映像を合成しちゃえばいいんじゃないか?
とちょっとおもった。まあハイビジョンでも模型は模型に見えるけどね。

522:名無シネマさん
06/11/28 18:31:03 /UPwZ/SG
合成は手間かかるし前後に動くものの合成は難しいと聞いた

ジュピターでトウキョウ3が真っ直ぐ手前に迫ってくるカットがあったけど
コクピットだけ実物大とか大スケールミニチュアにして合成すれば、キャノピーを通ってコクピットの中にカメラが入っていく絵が撮れると思ったんだけど、
実際やってる作品ありますか?

523:名無シネマさん
06/11/28 19:24:50 OlXV6Cuw
日本では、どうかなぁ。
ぱっと思いつくのは、ホワット・ライズ・ビニース (2000)とか
ミッション・インポッシブル(1996)とか
時代的に、ミニチュアじゃなくCGの遠景から
実写の近景につないでるんだろうけど

524:名無シネマさん
06/11/28 20:23:46 zyOHW72d
>>521
カメラが動いてないカットなら数年前のガメラとかゴジラでもやってたと聞いた事が。
>>522
テレビのウルトラマンでたまにやってるよ。合わせるの大変だからCGの飛行機に
セットのコクピットだけど。まあいざやってみると絵的に嘘臭くてあまり面白くは
なかった気が。

525:名無シネマさん
06/11/28 20:48:18 vGTgZWoo
ガメラは貧乏だったけど
ゴジラ2000はどうでも良い所でそこそこ凄い合成してるよ

526:名無シネマさん
06/11/29 00:09:15 HPQpx5l+
>>525
むしろ、私は『ゴジラ×メガギラス』のお台場の水路(だよね)を泳ぐ
ゴジラの合成ショットの上手さは良かった。
あの空撮シーンはHDカメラでしょうか?

でも、『ゴジラVSメカゴジラ』のHDTVの合成はしょぼかったが。

527:522
06/11/29 00:25:07 h2TEr//Z
>>524
トウキョウ3であの構図なら、機首部分と本体が地続きになってるところが写らないから出来ると思ったんですけどね
大型の機首部分を撮る時に、カメラの移動スピードを少し早めに設定すれば、ぐわっと迫ってくるように見えるのではと

同じことはミネルヴァへの入港カットでも考えました
メインモデルのミネルヴァ正面→貨客ブロック→大型モデルのミネルヴァというカットわりだったけど
大型モデルのデッキ部分とミニチュアの奥の部分を合成して迫っていけばと

528:名無シネマさん
06/11/29 01:01:48 DYF56krE
ミニチュアに、いろんな方法で中の人を写し込むだけなら、けっこう行われているね。
「空の大怪獣ラドン」でミニチュアのビルの中に、人がいたのに気づいた時は驚いたもんだけど。

522みたいに外→中をシームレスにやるショットだとあんまり無いね、これは宇宙船の窓じゃなくて、
潜水艦の隔壁越しだけど、K-19では近い表現をやってたね。

529:名無シネマさん
06/11/29 02:18:30 Q5WoHpX2
成功しているシーンほど気づかないんでしょうなあ。

530:名無シネマさん
06/11/29 08:16:33 sjiHfA+s
>>529
あまりに自然すぎてわからない!


531:名無シネマさん
06/11/29 08:29:07 d3pONVMi
アメリカのミニチュア特撮の専門家が
「本物とそっくりにしたらだめ。
わざと模型と判る部分を残さないと」
と言っていたと、日曜洋画劇場で淀川長治が言ってた

532:名無シネマさん
06/11/29 08:32:10 HPQpx5l+
>>528
『ラドン』のビルの人の合成は鏡を使ったインキャメラ方式で、
後にデジタルが発達したガメラ2の時にも使って有効でした。
使い方では昔ながらのやり方が現代でも通用する例ですね。

533:名無シネマさん
06/11/29 13:18:29 Q5WoHpX2
>>531
淀川さんがそういうこと言った記憶がないなあ。

史実の映画化なんかだと、セットをわざと大きく作るとか小さく作るかして、
映画的な効果を狙うために事実とは違うとか、そんなような話しはよくしていたような気がする。


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