06/08/29 23:45:37 fBl9J2Ny
>あまり縮尺を小さくすると 今度は二本のレンズが物理的に並べられない
>って事になる
これに関してはもう10年以上前に35mmの立体カメラセッティングを見た事ある
のですが、一台を水平に置きもう一台をそのカメラの真上に垂直に置き二つの
レンズの間45度の角度にハーフミラーを付けそのハーフミラーの調整によって
視差を変えるという手法をとっていました。
つまりそのシステムなら視差を小さくしてミニチュア撮影も可能なのですが、
当時撮影の人に縮尺と視差の関係等を質問したところ実際には立体感を強調
するためわざと視差を小さくせずに撮っているとの事でした。なので出来上がり
を観たら案の定巨大感も何も無いリアルなスタジオ風景が立体的に体感でき
ました。
フィルムの粒子感については考えた事もなかったですがこれは現在のデジタル
カメラならば問題無いんじゃないでしょうか。スーパーマンでも使われてたみたい
ですし。
ただやはり撮影手法はまだ確立されてないんでしょうかね。レンズの画角と視差、
それにスクリーンの大きさなど色々複雑な相互関係がそんなに解明されてない
ように思います。それに個人差もあるでしょうが立体映画を観るのは普通の映画
の倍以上目が疲れるので映画作りの根本的フォーマットまで変えないといけない
気もしますし。