06/08/25 01:59:56 XfyUgd1h
○参考サイト
SFX - Wikipedia :URLリンク(ja.wikipedia.org)
VFX - Wikipedia :URLリンク(ja.wikipedia.org)
SF MOVIE DataBank:アカデミー視覚効果賞受賞リスト :URLリンク(www.generalworks.com)
○映画に携わったSFX・VFX会社の調べ方
URLリンク(www.imdb.com) のSearch欄にタイトルを入力し、出てきた映画ページの
Overview>company credits をクリック、出てきたページのSpecial Effects の欄
○主なSFX・VFXスタジオHP
Industrial Light and Magic :URLリンク(www.ilm.com)
Digital Domain :URLリンク(www.digitaldomain.com)
Weta Digital :URLリンク(www.wetadigital.com)
Weta Workshop :URLリンク(www.wetaworkshop.co.nz)
Sony Pictures Imageworks :URLリンク(www.sonypictures.com)
Rhythm & Hues :URLリンク(www.rhythm.com)
Cinesite :URLリンク(www.cinesite.com)
Tippett Studio :URLリンク(www.tippett.com)
Stan Winston Studio :URLリンク(www.stanwinstonstudio.com)
Centro Digital Pictures :URLリンク(www.centro.com.hk)
白組 :URLリンク(www.shirogumi.co.jp)
○SFX・VFX映画批評サイト
SFX映画評論 :URLリンク(www.ritsumei.ac.jp)
3:名無シネマさん
06/08/25 03:11:03 XfyUgd1h
○特殊・視覚効果専門誌「CINEFEX」
本家 米国版HP :URLリンク(www.cinefex.com)
ボーンデジタル版HP :URLリンク(www.cinefex.jp)
トイズプレス版(絶版)CINEFEX ONLINE :URLリンク(www.toyspress.co.jp)
シネフェックス伝説 :URLリンク(sprocket.eek.jp)
4:名無シネマさん
06/08/25 06:21:50 gGybg/h1
ついでにここもリンクを入れておきます。
特殊映像博物館 URLリンク(www.tcat.ne.jp)
5:名無シネマさん
06/08/25 10:14:12 9O8l1F1z
>>1
「工」の字を撮影。
↓
「工」の字をどかして背景を撮影。
↓
真ん中の縦棒をペイントで消し、背景で埋める。
↓
消した縦棒を別で抜き出し素材化。3DCGのモデルに貼り付けてバーチャル環境で斜めに傾ける。
↓
残った「二」の字に合成、接点をマットペインティングで埋める。
↓
乙。
テンプレすげー。
6:名無シネマさん
06/08/25 18:37:23 URiGT6hY
>4
おおお、こういうサイトがあったんだ。
以前、立体映画や体感映画で検索したときは「文殊堂」
っていうサイトが見つかって、結構古い情報が揃ってたんだけど
いつのまにか無くなってしまってたんだよなぁ。
個人サイトで特殊な上映形態の映画を追いかけるのって
不可能だから、こういうサイトができてほしかったんだわ。
7:名無シネマさん
06/08/26 12:08:24 cdePfjcK
>>6
喜んでもらえて嬉しいです。大口孝之氏はいろいろな雑誌にVFXの解説をしている方なのでこのスレッドにはためになるHPだと思います。
それと、映画の内容は賛否両論ですが樋口真嗣版『日本沈没』のVFXを解説したところもリンクを張っておきます。
URLリンク(h50146.www5.hp.com)
です。
わだつみのVFXは『タイタニック』『AI』のときのドライ・フォア・ウェットではなくフルCGに移行していたのが驚きだった。
8:名無シネマさん
06/08/26 14:34:06 cbBBH9i5
>>7
わだつみのVFXに12枚のCG画がつかわれているところ
なんかおもしろいなあ。CGなんだから1回の計算で絵を作るのかと
おもいきや、背景、本体、照明、その他を別に作って合成するってのはまるで
ミニチュア撮影と同じやりかたですね。
この方が安く、早く作れるんでしょうか?
9:名無シネマさん
06/08/26 14:55:37 cdePfjcK
>>8
CGもアニメということを考えれば、2Dアニメでセル画(今は使っていないが)で潜水艇を書いて、背景や沈殿物を加えるという手法と同じではないでしょうか?
それと1回の計算で一つのCGを作るよりも12のエレメントを加えて処理したほうがマシーンに負担がかからないとか。
参加したスタッフに聞いてみたいものだ。
10:名無シネマさん
06/08/26 15:51:31 lhFKvKwT
>>8-9
関係者でなくてスマソですが。
>>7の場合で分かり易く言うと「奥の海底素材」と「わだつみ6500」とは
物理的に相関性があまり無いわけです。厳密に言うとあるわけだけど。
わだつみの影が奥の海底に落ちるわけでもなし、奥の海底がわだつみに写り込むわけでもない。
これを同一の仮想空間で一度にレンダリングさせて、両者の物理的関係をシミュレートさせるのは
ハッキリ言って時間の無駄って事になる。ならば別にレンダリングした方が良い。
あと両者に要求されるシミュレーションの程度が違うっていうのもありますね。
「わだつみ6500」は観客の目が集まる部分なので周囲からの照り返しや
写り込みなどの影響を再現するというかなり「重い」処理が必要になるわけですが
「奥の海底素材」をジッと観ている観客なんかいないわけだから
こちらの方は照り返しや写り込みなんかあまり気にしなくて良い。
わだつみのサーチライトや環境光の影響をどう受けるかだけ考えれば良いわけで
極端な場合には影を計算させる必要もない。こう割り切れば計算時間はずっと早くなる。
何にしても全ての素材を別々にレンダリングするというのは作業効率が良いわけです。
例えば事例の絵を一コマ何時間かかけて全て一発レンダリングで完成させたとする。
ところが「手前のマリンスノー素材」の部分が明るすぎてわだつみが目立たなかったら
また調整した後に同じ時間をかけてレンダリング。これを納得いくまで繰り返すとなると
時間がいくらあっても足りるものではない。CGというのはレンダリング時に
正確なマスク素材をアルファチャンネルに生み出すことが出来るので
ストイックに変な苦労をするよりも、まず別々に2Dの素材に仕上げてから
合成用のソフトの上で色やコントラストを調整した方が何かと早いわけですね。
一発レンダリングを続けて途中で根気が挫けるよりも、
その集中力をすべて素材の合成に注ぎ込んだ方が良い結果が出るわけだし。
11:名無シネマさん
06/08/26 16:05:25 cdePfjcK
>>10
詳しい解説ありがとうございました。
CGも1枚の絵を計算するよりも複数の画像を合成してレンダリングしたほうが効率が良いということが良くわかりました。
>>8
の言うとおり、ミニチュア撮影もCGの製作も基本的には同じなのか。感心しました。
12:名無シネマさん
06/08/26 19:42:51 6+B1DAYS
デイ・アフター・トゥモローのように、崩壊シーンをシミュレートして作ってますとか
売り文句にしてるようなシーンは、一発レンダリングなんだろうかなぁ。
あと、カーズなんかも背景はマットペインティングっぽいことを読んだけど、
フルCG映画でもノウハウの貯まる前には、カメラが動かないシーンでも
いちいちレンダリングしてたりしたんだろうか、などと想像してみたり。
13:名無シネマさん
06/08/27 04:59:49 EZjAsfp5
>>12
映画コムのHPをVFXで検索していたら、大口孝之氏の『デイ・アフター・トゥモロー』(DAT)の解説が載っていた。
URLリンク(www.eiga.com)に>>12の崩壊シミュレーションの解説がある。
もっと、詳しい解説があれば詳細の説明をおねがいします。
14:名無シネマさん
06/08/27 21:01:50 IjRae9eT
>>7
水槽で煙を表現する技法もまだまだ現役なんだ。
なんか嬉しいw
15:名無シネマさん
06/08/27 22:48:59 gk9FxLey
>フルCG映画でもノウハウの貯まる前には、カメラが動かないシーンでも
ものにもよるだろうけど全部モデリングしてたわけないよね。
夜空に浮かぶ月をわざわざモデリングしてたか?って考えればわかると思うけど、
2Dで済むところは昔から2Dでしょう。
カーズのエピソードは合理的に手抜きしてますよってぐらいの話なんでしょう。
いわゆるVFXの創世記に、一番活躍しているソフトはフォトショップである、と
言われていたのは有名だからね。
背景を最も巨大なテクスチャーと考えれば、今も昔も2Dの重要度はあまり変わりないと思う。
16:名無シネマさん
06/08/27 23:07:04 EZjAsfp5
>>15
結局、CGはアニメーションなんだな。動くシーンは動かす対象で力を入れる。動かない対象は背景でマットペイントでもすます。
ピクサーも元はアニメを作ることを目的だったからCGでもそのノウハウは代わらない。
逆に全画面フルCG製作のレンダリング処理のほうが遥かに手間が要るから、どこに手を抜くかが問題となる。センスが決め手となる。
17:名無シネマさん
06/08/27 23:12:37 EZjAsfp5
>>14
火山の噴火を水槽でインクで表現するのは円谷英二のころからやっていたけれど、CGとの融合でここまでのVFXが出来ることに驚きました。
ハリウッドなら火山灰もCGだけれど日本では20億円の予算では無理だから、昔ながらの方法とデジタル合成の癒合を使った、ということでしょう。
そういえば樋口氏は『ガメラ2』でも『ラドン』で使われたミラーを使ったインキャメラの特撮を上手く使っていた。特撮、VFXにセンスは重要ですね。
18:名無シネマさん
06/08/29 01:18:00 fBl9J2Ny
スーパーマンを3Dで観てきた。
悪くはないんだけど、基本的に2Dで観るように演出されてるから思ったより
効果的じゃなかったかな。確かに立体には見えるがスケール感がカットに
よってまちまちで、飛行機や船がなんか小さく見える時があった。
例えば特撮無しの本編パートの撮影を標準レンズ使って普通の視差で
撮ればIMAXシアターみたいなデカイ画面で観ると実物大に見えるはず。
しかし今回のような場合おそらく2Dで観て迫力出すのを前提にしてるため
広角で撮ってる、もしくはそういう画角でCGIを作っている故に立体にすると
小さく見えてしまった…という事なんだろうか?
または立体感を強調するために視差を大きくしてしまったか(視差が大きい
と巨人の目線になってしまう)。
演出で広角を使うのは仕方ないとして、素人考えだが視差を小さくすれば
自分が小人になったような目線になり被写体はでかく見えるはずだから
そっちの方で調整利かなかったのだろうか?
立体映画は前にIMAXでやってた宇宙ステーションものみたいなドキュメン
タリーだと滅茶苦茶リアルなんだけど、CG合成やミニチュアが絡む特撮
作品では色々と調整が難しんだろうとは思う。俺も何をどうやればベスト
なのかサッパリ想像付かない。
誰かその辺の基本原則みたいなものを説明出来る方いましたら教えて欲し
いです。
19:名無シネマさん
06/08/29 13:01:21 2ss5oDqa
3D映画って滅茶苦茶シビアだからなぁ。
今さらながら3D映画の原理を説明しておくと、人間の二つの目の距離に離した
二本のレンズを通して撮影する事によって右目用と左目用の映像を撮っている。
でも「二つの目の距離」とは言ってもテリー伊藤と幼稚園児とでは違うわけで
これは平均値でしかないのね。なので、平均値に近い人ほど実際の大きさに見えるし
飛び出し具合まで違ってくるという話を聞いたことがある。
同じ料金を払っているのに不公平な話ですね(w
ま、何が言いたいかというと「滅茶苦茶シビア」ってこと。
と言うわけで、こんなシビアなフォーマットを使って複雑な合成を使いまくるような
映画を撮ろうという試みは今までは少なかった。ミニチュア撮影からして頭痛いもんね。
35分の1のミニチュアを撮ろうとしたら、「二つの目の距離」も正確に縮小しなくてはならない。
100分の1ミリ単位でズレたとしても映写時には重大な結果を招いてしまう。
これを防ぐには出来るだけ縮尺の大きいミニチュアを使うのが手っ取り早い。
1分の1に近ければ近いほど実際の大きさに近く見え易いわけだし。
それ以前にレンズっていうのはそれなりのスペースを取るので、あまり縮尺を小さくすると
今度は二本のレンズが物理的に並べられないって事になる。
だけど、大きいミニチュアを作るって事は予算もベラボーに掛かってしまう。
そう考えるとあの『スペース・ハンター3D』なんかは「物凄い暴挙」に思えてしまいますね。
それに合成もシビアになる。今度は「二つのレンズの距離」以外の問題でね。
背景の前を飛ぶ宇宙船という簡単な合成でも、両者のコントラスト・色・それにフィルムの粒子を
完全に揃えないと2Dでは完璧に見えても3Dにしちゃうと宇宙船だけ浮いて見えてしまう。
下手すりゃ、背景の奥を飛んでいるようにしか見えなかったりするわけ。
この理由って説明しづらい。というかここまで来ると完全に理解の範疇外です(ナサケネー
まぁ、昔の『スターウォーズ』でも劇場では馴染んで見えたのに
ビデオだとスター・デストロイヤーだけ浮いて気になった、という体験をした事がある人は
どれだけハードルの高いことなのか、何となく判ると思う。
20:名無シネマさん
06/08/29 13:03:19 2ss5oDqa
粒子感を変えられないって事は合成の時に素材をいじったりし難い事なので
例えばスター・デストロイヤーの奥を飛ぶ小さいタイ・ファイターが欲しいとなると
(IMAXだと)高価な70mmフィルムを使って、完成画面と同じ大きさで取らなくてはならなくなる。
よくありがちな「マスクを切りやすいように大きめに撮って、合成の時に調整」みたいな事が出来ない。
縮小しちゃうと粒子感が全然変わるからね。って事は大きいスタジオを一杯に使って
画面の右端の上を飛んでいる豆粒みたいなタイ・ファイターを撮るというアホらしい羽目になる。
まぁこういう事情もあるので、『スペース・ハンター3D』では『スターウォーズ』的な撮り方をあまりせずに
出来るだけ一発撮りで済ませられるように「吊り」を多用していましたね。細かい合成は最小限。
なので、3Dの劇場以外で上映された2D版は「すんげー安っぽいB級映画」になってしまった。
普通ならアニメで済ます星雲なんかをわざわざミニチュアを使って撮ったり
レーザー・ビームのアニメを右目用、左目用に別々に描くという、非常に手の込んだものだったんだけど。
『ジョーズ3D』の場合はもっと楽に「合成した後に粒子を荒くして滅茶苦茶にする」という手法を使っていた。
「全てがモヤってて見えにくい」という海底の特性を巧く利用した感じでしたね。
21:名無シネマさん
06/08/29 13:06:20 2ss5oDqa
ま、上の問題はCGやデジタル合成の進歩で解決の方向に向かいつつあると思う。
IMAX-3Dで上映された『T-REX:現代によみがえる恐竜王国』はかなり自然に見えた。
とは言え、立体映画自体が絶対的に本数が少なく、ノウハウの蓄積され難いジャンルなので
特撮とかが絡まない映画でも一般の撮影方法の常識が全然通用しないという難しさは未だに残っている。
例えば、長く薄暗い廊下の向こうの入り口に立っている人がいるとする。
普通の映画なら入り口の外をハイライトにして、人物をシルエットにする。
それで手前に来るに従って廊下を暗くしていき、手前は真っ黒に近い状態にしておくと
普通なら「奥行きのある良い絵」になると思うんだけど、3D映画でこれをやるのはペケ。
何でかって言うと、手前の黒い部分というのは立体で見ても「ただの黒い部分」にしかならず
立体情報が欠けた箇所にしかならないのね。「奥行きを強調する黒み」には絶対にならない。
手前も観客に知覚できるくらいに明るくしておかないと奥行きが感じられないわけ。
「画面に奥行きを与える」っていうのは昔からの映画撮影での重要なテーマなんだけど
同じテーマででさえ、逆のアプローチを採らないと成り立たないものだったりするので
複雑な要素が絡む作品を完璧に立体に仕上げられるのはまだ先なんではないかと。
どうしてもやりたいっていうのならフルCGで、っていう状態かも知れない。
22:名無シネマさん
06/08/29 23:45:37 fBl9J2Ny
>あまり縮尺を小さくすると 今度は二本のレンズが物理的に並べられない
>って事になる
これに関してはもう10年以上前に35mmの立体カメラセッティングを見た事ある
のですが、一台を水平に置きもう一台をそのカメラの真上に垂直に置き二つの
レンズの間45度の角度にハーフミラーを付けそのハーフミラーの調整によって
視差を変えるという手法をとっていました。
つまりそのシステムなら視差を小さくしてミニチュア撮影も可能なのですが、
当時撮影の人に縮尺と視差の関係等を質問したところ実際には立体感を強調
するためわざと視差を小さくせずに撮っているとの事でした。なので出来上がり
を観たら案の定巨大感も何も無いリアルなスタジオ風景が立体的に体感でき
ました。
フィルムの粒子感については考えた事もなかったですがこれは現在のデジタル
カメラならば問題無いんじゃないでしょうか。スーパーマンでも使われてたみたい
ですし。
ただやはり撮影手法はまだ確立されてないんでしょうかね。レンズの画角と視差、
それにスクリーンの大きさなど色々複雑な相互関係がそんなに解明されてない
ように思います。それに個人差もあるでしょうが立体映画を観るのは普通の映画
の倍以上目が疲れるので映画作りの根本的フォーマットまで変えないといけない
気もしますし。
23:名無シネマさん
06/08/30 09:18:08 D8NYfymD
>>22
『スペース・ハンター3D』や『ジョーズ3D』の視覚効果撮影も同じようなセッティングでやってましたね。
こちらは二台のカメラを上から見て90°に向かい合わせる方法でやっていた。
ミニチュアの縮尺によってカメラの位置関係を微妙に調整せねばならず、いろいろ面倒だったようです。
ただ、この方法だと「カメラ」が馬鹿デカくなってしまうし、本来はレンズがあるべき位置に
大きなハーフミラーが居座る事になるので、『スターウォーズ』お得意のレンズ脇から宇宙船のモデルが
擦り抜けるように飛び込んでいくようなショットがモデルを大きくしないと撮りづらい。
『スペース・ハンター3D』の視覚効果を担当したのは、低予算専門のFantasy IIだったのですが
メイキングの写真ではミニチュアはさすがにA級作品にひけを取らない大きな物を使ってました。
その製作過程を知ったときに一番不思議だったのが、宇宙空間の星空の扱いでしたね。
無限の彼方に広がる星空っていうのは、理屈で考えれば右目と左目での見え方に違いはないはず。
なんだけど、両者の像を同一にしてしまうと観客の目には不自然に映ってしまうのだとか。
なので星空も「立体化」する必要があったのだそうで、こういう理屈や計算だけでは成り立たないっていうのが
立体映画の難しいところなのかも知れない。
IMAX-3Dで撮られた『Space Station 3D』で本物の星空が見られるのかな?と期待したりもしたんですが
ちょっと考えてみれば本物の星空なんて、長時間露光のためにカメラを固定できない宇宙空間で撮れるわけがない。
ま、こちらは「理屈や計算でもっと早く気付けよ」の範疇ですね(w
ちなみにデジタルカメラを使った合成の場合ですが、これは粒子感という問題からは解放されたものの
背景と物体を合成する際に、両者の解像度を微妙に調整しないと何となく不自然に思えてしまうのだそうで
未だに「完全に解決」と言えるところまでは行ってないらしい。まだまだ立体映画というのは未知の分野ですね。
24:名無シネマさん
06/08/30 18:03:43 4exUdfRy
22です。昨日思い出しながら書いててちょっと勘違いがあったので訂正。
ハーフミラーの調節で視差を変えるというのは間違いでした。ハーフミラーの
位置は変わらずどっちかのカメラの位置をずらしていたはずです。そうすれば
2台のカメラの光軸が完全に同一軸線上に来る事も人間の両目の幅より大きく
する事も可能です。
しかしハーフミラーはレンズ二つ分の幅よりも大きく覆っているので確かにカメラ
すれすれに通り抜けるというスリリングな絵作りは難しいでしょうね。カメラ自体
も35mmが2台セットで馬鹿でっかく100Kgと聞きました。今じゃ宇宙行くくらい
だから相当軽くなってると思いますが。
デジタル合成の不自然さは理由は分かりませんが感じますね。合成した後
細かい粒子を加えるとかフィルムのような微妙な揺れを付けるとかすればいい
んじゃないかなとか考えた事もあります。フィルムに元々意図的ではなく備わっ
ていた要素がそのまま自然さを表現していたんじゃないかと。
安いからってデジタルに移行するんじゃなくてもっとフィルムの良さを研究して
それを組み込んでから移行して欲しいもんです。
25:名無シネマさん
06/08/30 19:09:54 bvCr6r/Q
アイマックスの3Dエンカウンターだと
こうするとこんなふうに見えるよと、視点を
かえる実験をいろいろやってて面白かった。
26:名無シネマさん
06/09/02 02:17:11 G0DoECkB
URLリンク(www.eiga.com)
おーい、バンダイ版やトイズプレス版の立場は(笑)。
映画コム自体たまにVFXの解説記事を載せるのだから、そこら辺のフォローをしてほしい。
27:名無シネマさん
06/09/03 03:01:57 7yvb5RXy
今日見てきた『マイアミ・バイス』はHD24P撮影の作品でした。ラストの銃撃戦でHDの画質が良く出ていました。
トレーラーの爆発シーンのVFXが出来が悪かったのが残念。
>麻薬王のアジトの空撮シーンはナイヤガラの滝とマットペイント&実物大のセットの合成では?
ところで、ここのスレッドの住人から見てデジタル撮影についての意見はありますか?
28:名無シネマさん
06/09/03 03:39:35 qg7I6t7x
個人的には全然OK ただフィルムの感じ好きだしフィルム・グレインが無いと
なんか味気ないので、HDカムで撮るとしたら最終的にグレインノイズ加えて
ガンマもフィルムライクな感じにしてDLPできれば4KのSXRDでの上映がいい
調べたら、マイアミ・バイスで使われたカメラはSony HDW-F900だったけど
スーパーマンRで使われたGenesisは老舗のPanavisionが作っただけあって
被写界深度が35mmフィルムと同じに出来てるし、ARRIのARRIFLEX D-20も
レンズの選択とか今までどおりに使えるので、これまでHDカムに二の足を
踏んでたカメラマンとかも採用する人が増えるんじゃないかな? フィルムは
地球環境にも悪影響って事で、こういう流れが一旦できると一気に加速するし
URLリンク(www.panavision.com)
URLリンク(www.arri.com)
この手のデジタル・ネタは↓でも話されてるけど、どっちが適切なんだろうか?
映写・映写技師・デジタル上映について語ろう
スレリンク(movie板)
29:名無シネマさん
06/09/03 18:48:47 XWnLiHrJ
>>27
少なくとも4倍くらいのハイスピードが欲しい。
まあ既にあるんだけど高いのでもう少し安くなるといい。
30:名無シネマさん
06/09/03 21:07:04 6SZaaXdh
今更三丁目の夕日を見た。
当時の町並みがほぼ違和感なく再現されてたな。
地味にヤモリのCGが良くできてると思った
31:名無のシネマさん
06/09/04 01:08:29 PeWNO8Em
>>28
解説をありがとうございます。なるほどジェネシスは35mカメラに対応しているのですね。パンフレットを読むまでデジタル撮影だと気がつかなかった。
スーパーマンRのメイキングがあるサイトだけど、ジェネシスが従来のデジタル撮影よりも表現力が豊かなのが良くわかる。
URLリンク(event.entertainment.msn.co.jp)
それと、スーパーマンが360度回る撮影は特殊な撮影リグを開発したのも面白い。
32:名無のシネマさん
06/09/04 01:23:52 PeWNO8Em
>>30
私はセットエクステンションが自然なのと、上野駅構内のモブシーンが上手かったのが印象に残っている。
三丁目を見たとき、ようやく日本でも自然なVFXが使えるようになったのか、と感心した。
33:名無シネマさん
06/09/04 02:22:31 I9lx+UxF
>>32
モブシーンは結構批判も多いみたいだけどね。
私も良くできてると思ったけど。
上野駅の外観や、駅の前に立つ六子との合成も違和感なかった。
逆にいまいちだったのが冒頭の模型飛行機のシーン。
CGのすり替えが上手くいってないからか、少年がホントに投げたような感じがしなかった。
34:名無のシネマさん
06/09/04 02:27:31 PeWNO8Em
>>33
DVDでみるとモブシーンの動きが結構単調なのが解りますが、上野駅構内をフルCGで描いたところは邦画のVFXでは無かったので、映画館で見たときは気にならなかった。
モブシーンは白組ではマッシヴは買えなかったのでしょうか?
模型飛行機。ストップモーション風の動きを目指したかと思いましたが、やはりモーフィングによる切り替えが上手くいかなかったのか。
35:名無シネマさん
06/09/04 14:09:04 E0jOB/FR
昨日 放送してた「X-MEN」を久ぶりに見たらワイヤースタント、へろへろだったな…
先週 試写会で最新作の「ファイナル・ディシジョン」を見たんだけど、VFXの出来が
イイな~と思ったらメインでやってたのWETAだった(一番の見せ場である俯瞰での
ゴールデンゲートブリッジの破壊と浮遊シーンはフレームストアCFCだったけど)
CGワールドに載ってたんだが、ゴールデンゲートブリッジ上で車と人やミュータント
が入り乱れて動いてるシーンやアルカトラズでの軍隊とミュータントの戦闘シーンは
一部のエキストラ以外はMassiveで制御されたデジタルダブルだそうで、カメラが
結構 近くまで寄ったカットもあったけど全然 気付かんかった Massive大活躍だな
もう一つ読んでて気になったのが、同じくWETAのインハウスツールでBlast Code
という破壊シミュレーションソフトで、歪み>亀裂>粉砕の過程をシミュレートして
パーティクルとリジッドボディを同時に制御できるので大量に多様な物体を一度に
破壊するシーンで重宝したそうだが、これもいくいくはMassiveみたく市販するんだ
ろうか?(説明は本文と概念図だけで製作途中のCG画像が無かったのが残念
DVDのメイキングででも解説してくれると嬉しいんだが)
ただ、このソフトを使って作られたであろう人間が粉砕されるカットが「宇宙戦争」の
光線で灰になるのと同じく一気に粒子状にまで分解されてて、しかも人間を構成
してたのならもっと大量の粉になってしかるべきなのに、少量の粉が飛び散ってる
だけで一寸 萎えた 「インビジブル」で体内の臓器とかもCGでいい感じに作られて
たので今ならもっと生々しくてすごい映像が見れそうな気もするけど、この辺を
リアルに表現するとかなりスプラッターな感じになるから、あれが限界なのかも?
36:名無シネマさん
06/09/04 20:18:38 E0jOB/FR
もう既に市販されてたわ>Blast Code
インハウスツールでも無いっぽいし…
URLリンク(www.blastcode.com)
URLリンク(www.miq.co.jp)
37:名無シネマさん
06/09/05 00:44:30 Nc9lo+hA
おお、調査サンクス。
Blast Codeでスターウォーズ・旧シリーズのデススターや惑星の爆発シーンを作り直してほしいなぁ。
そんな単純な話でもないの?
38:名無シネマさん
06/09/05 19:59:30 /Ry0VpBN
ここに実際海外で働いてる人いないかな?
言語どうしてますか?
39:名無シネマさん
06/09/06 01:00:24 hZFi9Byb
>>38
同感ですね。私もVFXに興味がありますが英語が全く読めないので、洋書店でメイキング本や日本で出ていないシネフェックスを読むことが出来ない。
英語が解る人や海外でSFX、VFX関係で働いている人がいると助かります。
でも、これは贅沢な願いかもしれない。言葉の壁は大きいな……
40:名無シネマさん
06/09/06 01:44:19 hZFi9Byb
>>35
「X-MEN」を久ぶりに見たらワイヤースタント、へろへろだったな…
『X-MEN1,2』の監督ブライアン・シンガーはドラマの演出は良いのですが、アクション、VFXの見せ方に問題がある事で前のスレッドでも話題にされていました。
ワイヤーアクションは香港からのチームを招聘したらしいのですが、シンガー監督はアクションに対する明確なビジョンが無かったようです。
『X-MEN3』は9日から見ることが出来ませんが、監督が代わったことで、アクションの演出がどう変わったのかに興味があります。
41:名無シネマさん
06/09/06 15:43:48 8L+xKno/
>>37
コンセプト・イラストの段階では↓な感じの爆発だったのにね>デス・スター爆破
URLリンク(www.starwars.com)
これじゃ流石に破片が大ざっぱすぎてスケール感台無しだけど…
>>39
CINEFEXの日本版が休刊してる間は英語版で読んでたけど、こういう技術書に
近いタイプの本で使われてる英語はそんなに難しい事ないよ この手の本で
わざわざ英文学みたいに難しい比喩や言い回し、英語の諺とか使っても意味が
ないので、単純に誰が何をどうしたっていう事がくり返し書いてあるだけだから
ただ専門技術用語が多用されてるけど、それってその技術がどういうものなのか
知らないと日本語でも意味分かんないのは一緒で、日本版のCINEFEXでも用語
そのままカタカナに直してまんま直訳したんだろうなって感じの日本語としては
ちょっと変な文章がよく載ってたし…
竹書房版のSTARLOGが前号で休刊になってたのを、つい最近知ってショック
今月末の発売だと思って待ってたのに… >>4の大口さんがこれに連載してた
VFX ANALYSIS ENGINE、読み応えあって面白かったから毎号楽しみにしてた
けど数少ないこの手の情報源がまたひとつ減ってしまったよ orz
42:名無シネマさん
06/09/07 00:24:19 QvCwyeAp
>>41ありがとうございます。>>39ですが、英語はまるでダメですが出来るかぎり読めるように努力してみます。
でも、シネフェックスはトイズ版もボーンデジタル版も専門用語を直訳、または英語の表記そのままがいただけないのは同感です。
巻末に解説をつけてほしいです。
>>4ですが私も大口氏の連載が休刊で無くなってしまったのは残念です。出来ればボーンデジタル版シネフェックスに大口氏の連載をしてほしいです。
トイズ版の休刊の理由はいろいろあると思いますが、日本語版ならではの面白い独自の企画が無かったのも原因の一つだと思うので、ボーンデジタルにはがんばってほしいです。
43:名無シネマさん
06/09/07 00:40:34 QvCwyeAp
>>42の続き
トイズ版シネフェックスは結構がんばっていましたが、やはり解りにくいところがあり、なぜ大口孝之氏のようなVFXに詳しくてわかりやすい文章を書く人をライターに使わないのか不思議でした。
ボーンデジタル版や他のVFXのメイキング本も専門知識に詳しいだけでなく、解りやすいライターや編集部を育ててほしいです。
44:名無シネマさん
06/09/07 22:49:24 RsQ9URa/
トイズ版シネフェックスのワケ分からなさは中子真治以上だったな
45:名無シネマさん
06/09/08 00:21:10 vd8CDbcy
>>44
だからこそ、大口孝之氏のようなわかりやすいVFXの解説がほしいのですが、なぜかトイズ版は大口氏をスルーしていたし、ボーンデジタル版もどうなるのかな?
>>すみません現在、中子真治氏は何をやっておられるのですか?
46:名無シネマさん
06/09/08 01:17:30 AGqrGG6k
田舎に帰って家業をついでるらしい ちょっと前のなんでも鑑定団に出て
実際の撮影に使われた実物大T-800エンドスケルトン鑑定してもらってたよ
URLリンク(www.asahi-net.or.jp)
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
47:名無シネマさん
06/09/08 02:55:40 vd8CDbcy
>>46
ありがとうございました。中子真治氏は家業をついでしまったのですね。
新しい中子氏の本を読めないのは残念ですが、仕方がありません。
48:名無シネマさん
06/09/09 04:11:53 LAs1MH4A
皆さんから見て、尊敬できる、または凄腕のVFXスーパーバイザーは誰でしょうか?
>>私はデニス・ミューレン、ジョン・ブルーノ、ケン・ローストン、ロブ・レガート、ジョン・ダイクストラ、ダグラス・トランブル、リチャード・エドランドです。
49:名無シネマさん
06/09/10 15:49:08 AchBZ0/Y
裏方さんの場合名前が表に出ているからといってその人が実際どんな
仕事をしたかは一緒に仕事をしない限り分からないと思う。
単に部下の動かし方が上手いだけで実は腕かいいのは部下だったとか
もあり得る事。
日本の例で言うとドッカン昭ちゃんこと中野昭慶監督が実際火薬仕掛け
てる訳ではないし、ウルトラマンの着地で土砂が舞い上がる仕掛けも別に
佐川監督が考えた訳ではなかったり。
ハリーハウゼンやフィル・ティペットなど目に見えるテクなら素直に尊敬
できるが、ハリソン・エレンショーのマット画は素晴らしいなぁと思っていた
ら実は写真だったりするので油断できない。
何にせよ1人の人間の手で特撮が作られる事はほとんど無いので1人1人
を持ち上げるのは何か違うような気がしますね。
ダグラス・トランブルは間違いなく凄い監督だとは思いますが。
50:名無シネマさん
06/09/10 20:31:29 JoKPszVG
>>49
解説をありがとうございました。
特技監督もVFXスーパーバイザーもスタッフや今ある技術、人材ををどうやって総合的に監督するかが評価の対象になるのですね。
そうやって見ると円谷英二、レイ・ハリーハウゼン、ダグラス・トランブル、フィル・ティペットなどは個人の力であそこまで見せているのだから流石というか。
>>私は今週中見れないけれど『X-MEN3』のVFXはどうでした?
51:名無シネマさん
06/09/11 00:35:15 03anhuXI
>>50
X-MEN3のVFXは素人目で水準以上だと思いますね。
手数はすごく多い。全編、これVFXの嵐(少しオーバーです)。
スタッフロールは5段組でスタッフを表示しないと間に合わないほど。
52:名無シネマさん
06/09/11 01:33:24 OXrrSN8c
>>51
X-MENに限らず、最近のVFX大作はエンドロールのVFXクルーのクレジットが物凄く長い。
マトリックス、スター・ウォーズ、ロード・オブ・リング、ハリー・ポッターなどのVFX大作はエンドロールだけで10分はある。
あれを見ているとVFXの予算はほとんど人件費だというのが良くわかる。
>>長いエンドロールのおかげでマトリックス・リローデット、パイレーツ2のロール後の映像はほとんどの客は見ていないと思う。
そう考えるとナルニア国物語のエンドロールの処理は上手かった。
53:名無シネマさん
06/09/11 02:59:15 PNRgEm8F
>長いエンドロールのおかげでマトリックス・リローデット、
>パイレーツ2のロール後の映像はほとんどの客は見ていないと思う。
X-MENファイナル・ディシジョンもエンドロール後におまけ映像あるよ
このスレ見てるような人はVFXどこがやったのか見るためにロール
終わるまで席立たないだろうから見逃す事ってほとんど無いよね?
自分もムカつくぐらいの糞映画でない限りたいがい最後まで居るし
54:名無シネマさん
06/09/11 18:06:05 3+1No10F
【ありがとう】予告で阪神高速倒壊カット見たのですが、
道路に車は走ってないし、停電もおきないし、
単に高速道路が崩れるだけのカットでした。
この中途半端さの原因は何処にあるんでしょう?
55:名無シネマさん
06/09/11 18:11:49 OXrrSN8c
>>53
>>このスレ見てるような人はVFXどこがやったのか見るためにロール
終わるまで席立たないだろうから見逃す事ってほとんど無いよね?
私もそうですが、VFXに興味が無い人はエンドロールが始まった時に席を立つので、ナルニア国物語のような形が現在のところベストだと思います。
しかし、80年代の映画はエンドロールが長くても5分くらいだった。90年代以後10分くらいになった。
それだけデジタルVFXの処理作業が増えて、VFXクルーも多くなったということですか。
56:名無シネマさん
06/09/11 18:19:14 OXrrSN8c
>>55
訂正。私はここのスレッドの住人なのでエンドロールは最後まで見ます。問題は観客はエンドロールを最後まで見ない人が多いので
映画会社やフィルムメーカーには考えてほしい。
57:名無シネマさん
06/09/11 18:19:38 DhLZd1Wz
>>54
URLリンク(www.out-take.net)
そんなカットないよ。
とか思ったら他の映画だったのね。
URLリンク(www.arigato-movie.jp)
58:名無シネマさん
06/09/11 18:27:32 A6eCDVbp
>54
制作費15億つっても特撮監督がプロデューサー仙頭武則の兼任って事で(ry
59:名無シネマさん
06/09/11 19:31:18 e2jal9cH
予告の小さい画面では、結構よさそうに見えるけど・・・
ガメラの公開が震災のちょい後だったので、
クライマックスが冷静でいられなかった・・・
60:名無シネマさん
06/09/11 23:00:04 OXrrSN8c
>>58
特撮監督を佛田洋さんにしたほうがいいと思うが?
東映の映画のやることはよく理解できない。TVは良いのだが。
61:名無シネマさん
06/09/12 17:14:23 zRzyp6X9
>>54
神戸にある人と防災未来センターの展示映像はオススメ。川北監督の本気が見れます
62:名無シネマさん
06/09/12 21:52:48 szlFriMR
知るを楽しむ・私のこだわり人物伝 円谷英二-特撮の神様-
URLリンク(www.nhk.or.jp)
63:名無シネマさん
06/09/12 23:16:49 FFST7d/S
>>62
公共の電波で
「はっきりいってチャチなんですよ」って言ってすごかった
64:名無シネマさん
06/09/13 00:03:00 aJSor7Tj
>62
私のこだわり人物伝……なんていうから誰かと思ったら、唐沢俊一か。
このあたりの人材で特撮といえば岡田斗司夫って印象あるけど、喋りがオタそのものだからなあ。
65:名無シネマさん
06/09/13 00:20:34 JzWSwaLz
要旨を纏めるとGは能や歌舞伎と
同じく日本の伝統文化だってさ ~おわり~
はっきりいってリアルじゃない、人が入ってる気ぐるみだが、
そこにまた別の新しい次元の物がある。 だとさ
66:名無シネマさん
06/09/14 03:05:15 dTsfY2AF
唐沢氏とか岡田氏は文化論を語る人で
SFXの技術とかを語れるひとじゃないから
このスレむきじゃないでしょ。
67:名無シネマさん
06/09/14 12:42:45 Emqnk8/W
URLリンク(www.dstorm.co.jp)
68:名無シネマさん
06/09/14 23:32:14 h5XMjFsp
今日TVでやってた「ゴースト~NYの幻」でサムがドアをすり抜ける時、ドアの色に
体が変色するシーン等がCG(デジタル処理)なのかオプチカル処理なのか、一緒に
見てた先輩と議論になったんだけど、どっちなんだろ? 自分はあの当時デジタル
技術はあったものの、この映画のようにビッグ・バジェットじゃない作品ではまだ
使われてなかったように思うんだけど…
69:名無シネマさん
06/09/15 01:05:17 Q8AsG6xG
>>68
ゴーストで疑問に思っているんですが、コインが動く(ゴーストの主人公が動かして、生きている人間からはコインだけが動いて見える)VFXはデジタルリムーバルなのでしょうか?
あの時期(1990年)はデジタルリムーバルは実用化されていたのかどうか解らないもので、いまだに疑問に思っているので知っている方がおりましたら教えてください。
70:名無シネマさん
06/09/15 03:28:33 e4rBeIh1
ワイヤー・リムーバルが最初に使われたのは86年のハワード・ザ・ダックだから
90年のゴーストの時代には充分実用化されてたと思われ
ただ件のシーンは2001年宇宙の旅でも使われてたカメラの前に置いた透明な板に
物を貼り付けて撮ったのと同じトリックのような気がする(あくまで勘だけど)
URLリンク(en.wikipedia.org)
71:名無シネマさん
06/09/16 16:49:04 pjUNZ21A
>>70
ありがとうございました。
意外とデジタル・リムーバルは早かったのですね。でも、>>70さんの言うとおり2001年と同じ手法でも撮れますから、デジタルかオプチカルというのでそこに気をとられてしまったのがうかつです。
逆に言うと、デジタル以前でも2001年の0G描写のように作り手のセンスと見せ方で見事な効果を見せますから、フィルムメーカーのセンスというのは大きい。
>>今日、やっと『X-MEN3』を見てきます。
72:名無シネマさん
06/09/17 02:29:57 RfSadCVq
『X-MENファイナル・ディシジョン』を見てきました。
>>51の言うとおり、VFXクルーのクレジットが横、5段組みで表示されている。物凄い数のVFXクルーでした。
VFXとして興味深かったのは冒頭の20年前のシーンでパトリック・スチュワートやイアン・マッケランが若返るVFX。
パンフレットによるとLOLOというソフトが使われたそうですが、ポストプロダクションも大変だったと思う。
73:名無シネマさん
06/09/17 05:17:59 pfAD3pqE
劇場版ウルトラマンメビウス
フォトリアルなCGではなく、ゲームのムービーのような印象。
ただし、飛び回るウルトラマンと怪獣の多彩な攻撃、それを捉えつつ
縦横無尽に動き回るカメラワーク、最高。
アニメじゃん、と言われればそうかもしれないが、このセンスで
画を突き詰めていけば、日本でも凄いのが出来るんじゃないかと・・・
エンディングのポスプロ工房、シーンごとに社名が出ていたりして
興味深かったけど、途中で懐かしい画の方に集中してしまい、
読めなかった。
74:名無シネマさん
06/09/17 05:31:09 RfSadCVq
>>73
私の住んでいる浜松市ではメビウスは上映されていないので見れなくて残念ですが、フォトリアルとは違う方向性でVFXを見せる方向を出せれるようになったのはいい傾向だと思います。
日本の特撮、VFXではフォトリアルは限界がありますからチャウ・シンチーのような路線を日本で極めるといいものが出来ると思います。
X-MEN3のVFXの出来は高いレベルでしたが、あるキャラクターのクロックアップの描写は仮面ライダーのほうが上手かったです。
75:名無シネマさん
06/09/17 07:13:50 L7y02Nq7
日本の特撮は世界一だね
76:名無シネマさん
06/09/17 07:15:18 L7y02Nq7
ゴウレンジャー>Xmen3
77:名無シネマさん
06/09/17 12:24:06 RfSadCVq
そういえばX-MENファイナルで最終決戦でマグニートの前に立つ6人のX-MENはスーパー戦隊の演出だった。
パワーレンジャーを意識した演出かな?
VFXとは関係ないけれど。
78:名無シネマさん
06/09/17 14:45:11 K/IUAsbg
メビウスはCG監督に板野一郎がいるからアニメ感覚でやってるんでしょ。
樋口もアニメ畑出身だし、イージスも一部庵野が絵コンテやってる。
アニメから実写のCGに転向した人のほうが邦画実写映画には適しているのかも。
79:名無シネマさん
06/09/17 17:03:00 RfSadCVq
>>78
特撮、VFXの演出に限ればそうですね。
ただ、樋口氏、庵野氏、押井氏の実写映画監督作品はまるで駄目です。
作品全体の作り方はアニメと実写では監督によって向き不向きがあると思います。
VFX関係の演出は確かにアニメ畑の人材が上ですが。
80:名無シネマさん
06/09/17 17:04:05 L7y02Nq7
かの有名なトリニティのジャンプやポーズ、映画ステルスとか
全部アニメのパクリだしな。
81:名無シネマさん
06/09/17 18:31:20 CKvPS9rO
樋口真嗣監督には立て続けに期待を外される一方で、
順調に評価を上げている山崎貴監督や、
今後に期待されてるアベユーイチ監督など、
邦画の(特効方面の)未来は、そう暗くもない気がする。
82:名無シネマさん
06/09/17 18:48:31 RfSadCVq
山崎監督はジュブナイルや三丁目のような人情物はいい。ただしリターナーはトホホだったらアクション物には手を出さないでほしい。
それと、中島哲也監督もVFXを多用する人ではないが、HD撮影の上手さとCGの使い方も上手い。
何より作品としてのフィルムを取れる本当のフィルムメーカーである。
彼らに期待したい。そして自分のペースを崩さないでほしい。
83:名無シネマさん
06/09/17 18:50:21 RfSadCVq
ところで、ボーンデジタル版のシネフェックスを買いましたか?
私は買いました。詳しい感想はいずれ書きますが、他の方の感想も聞きたいです。
84:名無シネマさん
06/09/18 10:20:09 Yv0rknVm
昨日届いたよ>CINEFEX 巻頭のスーパーマンRよりポセイドンの解説記事のがよほど興味深かったわ
普通に考えても作るの大変そうなカットの連続だったけど、思った以上に手間ひまかかってて驚いた。
VFXにはILM,ムービングピクチャーカンパニー,CISハリウッド,ジャイアントキラーロボッツ、ハイドリックスが
参加してて、ブルースクリーン等のマスキング処理、背景セットやミニチュアをCGで拡張、海水やオイル,
炎や煙の流体シミュレーション、壊れて飛び散った物体を追加、デジタルダブルの合成などやってる作業は
似たようなものなのに、各社のアプローチがどれも異なってる点が面白かった
小道具とか膨大な数を各社で作成してたり、群集や流体のシミュレーションも各々が異なる技術協力相手と
新たなソフトを開発・移植したりしてて、ライバル企業なので難しいとは思うが各社でデータの使い回しとか
できてたら金銭的にも労力的にももう少し楽に出来たろうに…
こんだけ苦労して制作費$160Mもかけてるのに全世界で興収$180Mしか回収できてないってのが悲しいよな~
これでDVDまで売れないとなると大赤字だよ 元から買うつもりだったし、この本読んで俄然興味がわいたので
DVD特典のメイキングに期待したいところだが、ちゃんとした奴つけてくれるかなぁ? デイアフタートゥモローの
メイキングくらい詳細に解説してくれたら言う事無しなんだが 10/6が楽しみだ
URLリンク(www.amazon.co.jp)
85:名無シネマさん
06/09/18 12:07:37 y8ekEKwu
>>84
VFXのメーキングってあまり良いの無いよね。
今まで見た中で面白かったのは『コンタクト』『デイ・アフター・トゥモロー』
スターウォーズ関係、『亡国のイージス』くらいかな?
86:名無シネマさん
06/09/18 14:19:08 FomZxZgu
>>85
バッドボーズ2のVFXメイキングも割と詳しい。
DVDのメイキングに限った解説をしているページ
URLリンク(www.ritsumei.ac.jp)
87:名無シネマさん
06/09/18 15:37:44 5Cqr6bzp
>>85
「チーム★アメリカ」のおまけのメイキングは本編より楽しかったよ。
VFXではなく”特撮”だけど。
88:名無シネマさん
06/09/19 02:42:53 YqMpcNof
>>73
ウルトラ映画今日観てきたよ。
まあCGの質は正直見れたもんじゃないし動きも何やってるかワケ分から
なかったんだけど、はっきり言ってそんな事はどうでもいい映画でしたな。
30代のオッサンにとってはただひたすら目頭熱くなる映画だったよ。
着ぐるみのウルトラマンたちがジャンプした後CGに切り替わって飛び回る
辺りは自然で良かった。その後CGがアップになったりするとかなり苦しか
ったが。
アナログ特撮好きとしてはテレビより少しだけ豪華なセットや爆破が見れ
て満足。
敵星人の着ぐるみが爆破人形に切り替わって粉々に吹っ飛んだかと
思えばその手前にいたメビウスの着ぐるみがCGに切り替わって飛んで
行くという1カットはアナログとデジタルの上手い融合だと思った。
89:名無シネマさん
06/09/19 03:06:20 FIJ1xxSG
>>84
スーパーマンRはVFXの解説よりも
ブライアン・シンガー監督のリーヴ版への思い入れが良くわかる内容だった(笑)。
飛行シーンはラウスにリーヴの演技を叩き込むところは本当にこの人はX-MENよりもスーパーマンに思い入れがあったのが良くわかります。
>>他の記事の詳細はまた書きますが、今回のシネフェックスを読んでいると、MPC,フレームストアCFC、シネサイト、CISなどの
欧州のVFXカンパニーの活躍が目立ちました。
NZのWETAデジタルやオーストラリアのVFXスタジオ、そして欧州のVFXスタジオの完成度は高い。
日本のVFXスタジオもせめてWETAとまでは行かないが、欧州勢並みの力をつけてハリウッド映画にクレジットされて、肩を並べてほしい。
90:名無シネマさん
06/09/19 03:12:23 FIJ1xxSG
>>89の続き。
ポセイドンではILMのポセイドン号のCGも凄かったけれど、ポセイドン号の中のシーンで
ステンレスなどの反射物が多いシーンではブルースクリーン、グリーンスクリーンが使えず、フロントプロダクションの投射機の応用や、
グレースクリーンでロトスコープをしやすくするところが面白かった。
デジタル合成が発達してもブルー&グリーンスクリーン撮影が使えないシークエンスがあるのは盲点でした。
91:名無シネマさん
06/09/19 03:53:38 EsDWOipC
ワイルドスピード3の街中でのカーチェイスシーンはなかなか。
渋谷の交差点をドリフトで走るのだが、あんな場所で群衆整理は不可能と思われる。
それでいて、編集の巧みさも合って、夜間とはいえ本当にロケをしているようにしか見えない。
どういうテクニックなのか知りたい。
92:名無シネマさん
06/09/19 04:26:39 FIJ1xxSG
ジェネシス・カメラの解説も載っていたけれど、ジェネシスは画質はフィルムと変わらなくて良いカメラだと思うが、
ハイスピード撮影が出来ないのが問題ですね。
今までのHDカメラもハイスピード撮影が出来ないし、デジタルはフィルムと違って高速で回せばハイスピードで撮れないのが
これからの改善すべき課題。
それと、スーパーマンRは予定していて作ったミニチュアがありながらも、結局使わなかったのが多いのが、
時代の流れとはいえ、悲しかった。
キング・コングではかなりのミニチュアFXが多かったので、それが対照的に思える。
93:名無シネマさん
06/09/19 05:45:21 soFv06iN
スーパーマンで使ったデジカムは24 25 29 97 30 50 59 94 60と出来ます
バリカムも可変レート可能です
もっと調べてから書きこもう!
94:名無シネマさん
06/09/19 05:49:08 soFv06iN
さすがに600-300/秒の世界は無理だけども。
95:名無シネマさん
06/09/19 07:48:57 I+EvkBdm
>>91
CGと本物を巧みにあわせてるらしい
この作品 最後のクレジットのビジュアル エフェクトのリスト
かなり長い
96:名無シネマさん
06/09/19 15:20:25 Cg/9IG//
渋谷はセット、人物はほとんどCGと聞いた
97:名無シネマさん
06/09/20 22:19:47 UXzxlpSA
じゃあ結構金かかってる映画なのか?
98:名無のシネマさん
06/09/21 00:45:43 J3vODisp
>>93
自分の不勉強を恥じています。
これは言い訳ですが、『シネフェックス1号』のスーパーマンRの記事で、
20P2段目に「カメラに2種類のスピードしかついていなかったことです。
毎秒24フレームかオフのどちらかです」
私は英語が読めない上にVFXは好きですがここのスレッドの住人のように物凄く詳しいわけではないので、
この記事が全部正しいと思ってしまいます。その点をご了承ください。
これからも私の書く書き込みで間違っているところは多いと思います。
それを>>93様だけでなくほかの皆様も訂正してください。
そして、>>93様、訂正してくださってありがとうございました。
99:名無シネマさん
06/09/21 02:33:13 7YC9Fm2/
>>93
>24 25 29 97 30 50 59 94 60
ピリオドが抜けてて
29.97と59.94じゃないかなあ
100:名無シネマさん
06/09/21 02:54:11 0woVDlog
ノノノノ ナイスツッコミ!!>99
( ゚∋゚) n
 ̄ \ ( E)
フ 100get/ヽ ヽ_//
101:名無のシネマさん
06/09/21 03:33:44 J3vODisp
ダ・ヴィンチ・コードはVFXが多いのに驚いた。
カトリックを怒らせたのでVFXにたよらざらるおえないフィルムなのだが、
寺院の外見、内部もSFX/VFXだったのは見事だった。
しかし、監督のロン・ハワードはアポロ13以来ずっとVFXはDDだったのに、
ダ・ヴィンチ・コードは欧州のVFXスタジオだったのは、何か理由があったのだろうか?
102:名無シネマさん
06/09/21 08:07:55 oMrksvV1
× たよらざらるおえない
○ 頼らざるを得ない
△ 蛇夜裸猿汚恵内
103:名無シネマさん
06/09/21 08:09:08 eHNSFE5o
携帯でピコピコうちこんだのかな
104:名無シネマさん
06/09/21 08:56:28 0woVDlog
>>98
>『シネフェックス1号』のスーパーマンRの記事で、20P2段目に「カメラに2種類の
>スピードしかついていなかったことです。毎秒24フレームかオフのどちらかです」
確かに(正しくはシネフェックス2号だが)そう書いてあるので疑問に思って調べてみたら
こんなのがあった>URLリンク(www.panavision.com.au)
(4ページ)
Can Genesis run at variable speeds?
Yes, Genesis cameras can shoot and record at any fixed speed from 1 to 50 fps.
However, the camera does not ramp between speeds.
At what frame rate do you normally run Genesis?
the normal frame rate you choose will depend on the release requirements of your project.
Genesis offers the following fixed progressive frame rate: 23.98P _ 24P _ 25P _ 29.97P and 30P.
~
要は映画用かTV用で大まかに24,25,30コマ/秒の選択ができるって事らしい
一応50,60コマ/秒も可能だが、これらはインターレースなので映画では使えないから
最初に映画用に24コマ/秒でセッティングしたら、他のは意味がないため
ああいう言い方になったんだと思う
URLリンク(www.ecat.sony.co.jp)
また↑のようなオプションボードもあるので、コレを使えば細かいコマ数の切り替えや
ランプアップ/ダウンも可能だろうが、やはりハイスピード撮影は無理
シャッタースピードの制御さえできれば光学的に感光するフィルムカメラと違って
ただでさえ高解像度な画像データを更に大量に転送・記録しないといけないので
この技術がもっと高速化しないと600~300コマ/秒には程遠いんだろうな
ところで、ARRIのD-20は最高150コマ/秒までいけるらしいが実際のトコどうなんだろう?
CCDでなくCMOS使ってるし…>www.arri.com/infodown/cam/broch/d20_e.pdf
一応、機械翻訳っぽいけど日本語でGenesisを紹介してるページがあった
URLリンク(homepage.mac.com)
105:名無シネマさん
06/09/21 10:23:46 17KWorNA
NHKは今年の技研公開で8000コマ/秒の高感度ハイスピードカメラを出していたようですよ。
URLリンク(www.interq.or.jp)'06.htm
106:名無シネマさん
06/09/21 18:44:14 sHgWEX3e
これでいいだろ
URLリンク(rental.nacinc.jp)
1000コマのもあるけど、芝居場で使うのに300以上で何撮るのかワカラン。
300で十分別世界だし、人を撮るには1000コマ効果なんて見ても差が分からん。
107:名無シネマさん
06/09/21 19:24:42 JtZsU79C
映画用にはもうちょっと高解像度じゃないと。
108:名無シネマさん
06/09/21 19:26:58 u8ZCxN/T
>>106
エンターティメントでは必要ないけど、工学の世界では利用分野は
いくらでもあるよ
109:名無シネマさん
06/09/22 00:05:11 /jYGPufh
>>105
NHK技研は見に行った。 回っている扇風機の羽根が
ほとんど止まっている様に見えたのは凄かった。
ところでgenesisの25コマ、50コマは何のためにあるの?
110:名無シネマさん
06/09/22 00:14:34 sHiqrr5M
日本や米でのTV放送規格:NTSCは約30フレーム/秒だけど
欧州や豪のPALは25フレーム/秒なので50フィールド/秒
111:名無シネマさん
06/09/23 06:33:12 gGybg/h1
皆様、ジェネシスの解説をありがとうございました。
デジタル撮影の長所、短所が良く解りました。感謝します。
シネフェックスの記事を読んでも、完全に理解できるところがあるとは限らないので、
助かりました。
>>ポセイドンではILMの開発したシミュレーションソフトの計算が従来のハードでは処理できないので、
新しく処理が出来るハードを開発してしまうところは、ハリウッドのVFXスタジオの底力を感じました。
これで映画の出来が良ければ制作費の回収が出来たのですが……
>>>>101にも書いたダ・ヴィンチ・コードのVFXも見事でした。
次号はX-MEN3の特集なので、WETAのVFXと、冒頭のLOLOの解説が楽しみです。
広告では、リンクスやルーデンスは当然として、円谷プロもVFXアーティストを募集していたのが面白かった。
メビウスのアーティストはまだまだ不足しているのか。
東映や白組は募集をしていないのか?
112:名無シネマさん
06/09/23 08:19:55 lybUuMbb
あんたに関係無いからどうでもいいじゃん全角厨
113:名無シネマさん
06/09/24 14:00:22 GNGe1/CY
グエムル、開巻早々に白昼堂々と暴れまくる
ほどよいデカさ、トリッキーな動きの怪獣にシビれた
終盤は何故かレリック並みのしょぼい映像になっちゃって残念
邦画もたまには海外のスタジオに依頼してみてもいいんじゃないかなあ
114:名無シネマさん
06/09/24 14:18:05 bJ7jRmjQ
某映画みたいにボられるぞ。
115:名無シネマさん
06/09/24 14:20:08 pO5f8knN
>>113
>>邦画もたまには海外のスタジオに依頼してみてもいいんじゃないかなあ
グエルムの海外への外注のVFX予算は知りませんが、邦画でそれをやったら
見積書だけでスタジオ側がNOというのでは?
でも、東宝も『日本沈没』に20億円の予算をかけているのだから、ILMとまでは
言いませんが、SPEのVFX部門であるSPIに依頼してもいい気がする。
116:名無シネマさん
06/09/24 14:24:40 pO5f8knN
>>114
「某映画みたいにボられるぞ。」
すみません、その某映画は何でしょうか?
ヒントだけでも教えてください。
>>113
今考えると、ファイナル・ファンタジーに1億ドルの予算をかけるより、
その金でSPIを雇ったほうが良かった。
117:名無シネマさん
06/09/24 14:26:41 8WbW25aI
>>114
クライシス2050か
70億円も何に使ったんだろうね。
118:名無シネマさん
06/09/24 14:29:47 8WbW25aI
あと黒澤の「夢」もILMに外注していたな。富士山の噴火シーン。
あまりいい出来ではなかったが。
119:名無シネマさん
06/09/24 14:34:08 pO5f8knN
>>117
教えてくださってありがとうございました。
確かにボスフィルムとは思えない出来でした。
>>118
あれもILMとは思えない出来でした。
邦画の予算ではILMでもあんな出来なのでしょうか?
『宇宙家族カールビンソン』の「昭慶爆発だ!!」を思い出した(笑)。
120:名無シネマさん
06/09/24 14:55:08 aGRiTH75
>>115
予算ももちろんだけど、国内でずっとやってきた
プライドみたいなものも大きいんじゃないかしら?
頼んだら負けだと思ってる、みたいなw
グエムルの外注は、韓国に怪獣映画の伝統が
ほとんど無かったがための必然的な選択なんだよね
香港映画のジェネックス・コップも、ジョー・ヴィスコシルを招いて
クライマックスで見事な大爆発シーンを見せてくれてたなあ
121:名無シネマさん
06/09/24 15:26:34 McZU4v6W
憶測で書くけど、一般に作業を受注する会社では「お得意さん」には会社のエースをあてるのが普通。
イレギュラーに入ってきた仕事は二線級が担当することになる。
VFXはデジタルの技術を使うといっても、センスや粘り、作業の見通しの付け方は、かなり属人的と思われる。
だから、定評ある会社が作業を請け負っても仕上がりに差が出るのではなかろうか。
122:名無シネマさん
06/09/24 23:02:46 8Z1rq6Tj
>>117
記憶で書くけど 特撮はすばらしかったと思うよ
123:名無シネマさん
06/09/25 01:52:43 rzEp/CUN
>117
特撮シーン丸々一個完成させてから
「このシーンは必要ないね」
と平気でカットするから、そら金もかかるがな。(メイキングでやってた)
まあ向こうじゃ七十億っつっても
普通に大作値段だからなあ。
しかしあれ、NHKとかも金出して
素材を流用してたような気がする。
124:名無しシネマさん
06/09/25 02:40:32 A75Cram8
>>123
当時のNHKは70億円も出したのか。気前のいい時代だったんだな。
まあ、100億円以上出して、大コケしたスクウェア(当時)よりは少ないけれど。
125:名無シネマさん
06/09/25 08:23:20 mHSvvWzM
リチャード・エドランド「ホントにそれだけ懸けられたら良かったんだけどね」と言ってたような。
あと外注ってんで思い出すのは【REX 恐竜物語】【スウィートホーム】かな?
126:名無シネマさん
06/09/25 08:41:12 lrNkdx7C
>【REX 恐竜物語】
カルロ・ランバルディですな。ただこの人の名前を聞くとどうしても
キングコングの実物大コングを思い出してしまう…。
127:名無シネマさん
06/09/25 23:55:59 SevSAC0+
>>126
ランバルディは撮影が始まる前にアメリカに帰っちゃったそうですね。
そこで監督はどうしたかと言うと、恐竜の皮をはいで、子どもに着せた
128:名無シネマさん
06/09/26 00:01:43 C0ej6Lz6
>>123
>しかしあれ、NHKとかも金出して
つーかNHKエンタープライズがメインで金を出して
あと学研とか郵便局が金出した。
なんで騙されるかなあ
129:名無シネマさん
06/09/26 00:08:12 tGuZRhNH
そういえば、NHK もCG部門作ってたまに映画とかも担当してるけど、正直あそこってどうなんだろう。
スポーツ番組の背景とか大河ドラマ見てると、どうも(っつーか、かなり)イマイチな感じがするんだけど。
130:名無シネマさん
06/09/26 08:35:13 rVKvnUvz
>>127
結局、キングコングとほぼ同じ運命を辿ったわけですな…。
131:名無シネマさん
06/09/26 09:54:07 0hzrMExl
既に時代はジュラシックパークのCGに移り変わってたというのに…
公開が同時期だっただけに対抗心剥き出しの宣伝番組が痛かったなぁ
132:名無シネマさん
06/09/26 22:56:43 PJP0xUAK
>>127それ知らんかった。
ランバルディって適当な仕事しかしてないような。
【キングコング】はハッタリだし【未知との遭遇】はぎこちないし・・・。
【スウィートホーム】は予告で「ディックスミスはみんな知ってるよね」とやってて萎え。
SFX後進国だと思い知らされた。
133:名無シネマさん
06/09/26 23:14:45 /PSo5O+W
>>127
映画と同時期に撮影された小説版のCM撮影時には日本にいたよ。
ペタペタ歩く小さいREX人形をオペレートしてた。
アメリカに帰ったのは等身大の着ぐるみREX撮影の頃では?
134:名無しシネマさん
06/09/27 22:12:00 5N4lMGVY
>>125
そうですか、エドランドもそれほど金がかかったと思っていないわけですね。
NHKは無駄使いが多い。
>>132
同意です。ランバルディの仕事は日本では過大評価されすぎているような気がします。
そういえば、ディック・スミス氏は元気でしょうか?
>>海外のVFXの発注ですが、ミニチュアワークは現在の日本の出来は良くなりました。
ですが、キャラクター・アニメーションはまだまだ遅れています。
『デスノート』のリュークはSPIなどのハリウッドのVFXスタジオに外注で出したほうが
良かったと思います。
出来れば、その技術を日本のVFXスタジオ&アーティストに勉強させて、クオリティーを上げさせるという
こともできたような気がする。
日本でもWETAデジタルのような高いクオリティーのVFXを作って、活躍させたいですね。
135:名無シネマさん
06/09/27 22:49:21 xFu83XrN
>>132 >>134
「アカデミー賞受賞」と「ET」が大きかったのかも。
でも今じゃキングコングはリック・ベイカーの優れた仕事ぶりが強調されているし、
ETの表情がデジタル処理で修正されていたり、散々な感じ<ランバルディ
それはそうとスウィートホームはもうこのまま永久封印なんでしょうか?
136:名無シネマさん
06/09/28 17:47:34 x8ad3mXD
【円谷】東宝戦争映画総合スレ【松林】
スレリンク(rmovie板)l50
特撮無しでは成り立たぬ作品が多かった東宝戦争物について
特撮テクニック・裏話等々、何かありましたら書き込んでくださいな。宣伝失礼。。
137:名無シネマさん
06/09/29 12:04:53 qMCtmRHk
ワイルドスピードX3 、車の破片が思いっきりCG丸出しでちょっと興醒めだった。
>134
デスノート、予告でチラッと見ただけだけど、後編で出てくる死神はなんか紙っぽい質感で
ちょっと面白い出来だった。
リュークは確かにちょっとね。非現実の存在だからとはいえ。
138:名無シネマさん
06/09/29 12:37:56 DTTXkRLC
>ワイルドスピードX3 、車の破片が思いっきりCG丸出しでちょっと興醒めだった。
まぁ、↓の予告の最後のシーンよりは… 破片少な杉
URLリンク(www.apple.com)
139:名無シネマさん
06/09/29 23:26:31 CAsLmruV
>>137
そんなシーンてあったけ?
映画の楽しみ方や感じ方はひとそれそれだけど このスレなら
なぜ そう感じるのかとか 書ければいんだけどな
140:名無しシネマさん
06/09/30 13:15:16 hcuqVHiF
ワイルドスピードX3を見てきたけれど、渋谷のシーンは日本で渋谷の写真を撮ってデジタル化して
それを元に実写の車とデジタルの渋谷の背景とCGのモブシーンを合成したと見た。
日本の道としては幅が広すぎるし、何より日本ではあの撮影は無理。
また、渋谷のモブシーンは何か動きがCGのような気がする。マシッブを使っても不自然さは出るという事か。
141:名無シネマさん
06/09/30 17:43:43 9fUQp9+i
アレは確か、アメリカの交差点に看板とか置いて撮影したらしい。
142:名無しシネマさん
06/10/02 04:12:25 e0DsuqbO
>>141
やはりそうでしたか。教えてくださってありがとうございます。
ワイルドスピードX3は描かれているトンデモ日本は笑えますが、VFX的には面白い映画でした。
フィルム(作品)としても。
渋谷交差点の歩行者はマシッブを使っていると思いますが、撮り方や見せ方ではまだ不自然さが出てしまうのは
これからの問題点でしょう。
>>136
申し訳ありません、私の見た円谷英二の特撮映画はほとんど怪獣映画なので、戦争映画は詳しくありません。
拙い知識ですが、円谷英二がミニチュアの飛行機を逆に吊るしてカメラを上下逆に撮って、ワイヤーを気が付かせない特撮はどの映画でしょうか?
個人的には『ラドン』のミラーを使ったインキャメラのビルの特撮は長い間どうやって撮ったか解らなかった。
やはり、特撮、SFX,VFXはセンスが一番重要ということですね。
143:名無しシネマさん
06/10/02 04:16:52 e0DsuqbO
続き。
邦画のVFXは樋口真嗣、白組が中心になっていますが、中島哲也監督の『嫌われ松子の一生』
のVFXやHD撮影の色調センスも良いです。
福岡のデパートはフルCGですが、屋上の色彩感覚と、松子が大人になったときのくすんだデパートのVFXは見事でした。
日本でもティム・バートンのようにリアリティーよりもセンスでVFXを見せる監督が出てきたのは嬉しいです。
144:名無シネマさん
06/10/04 12:53:17 5WsKeE1E
しかしまあ、なんですな、エドランドは「エアフォ-ス・ワン」の酷いCGが原因でボスプロ潰したてえのは、事実なんすかね。
あないな大作映画でやっつけ仕事はいかんでしょう(笑)。いや、ワカランでもないですよ。あんな空中シ-ンばっかりなんて、俺だったら途中で放り出す自信ありますもん(なんじゃそりゃ)。
145:名無シネマさん
06/10/04 13:22:26 ge6jPiK2
デジタルだとリアリティや完成度上げようと思ってもアナログの頃の
ノウハウが殆ど通用しないから、あんなんなっちゃったんかねぇ
あとデジタル化に対応する為のスタジオの設備投資が経営に響いてたらしい
自分もエアフォ-ス・ワンが最後の仕事かと思ってたら、一応2001年まで
続いてたんだ… URLリンク(www.imdb.com)
ただ、1997年以前と後で関わってる作品の知名度、雲泥の差だから
これで信用無くしたってのは、やっぱ痛いよなぁ
146:名無シネマさん
06/10/04 14:04:37 ge6jPiK2
>それはそうとスウィートホームはもうこのまま永久封印なんでしょうか?
早いトコDVDで観たいねぇ 判決は下ったけど、まだ監督が息巻いてるからな~
URLリンク(urawa.cool.ne.jp)
URLリンク(www.eiga.com)
147:145
06/10/04 14:05:02 5WsKeE1E
でもダイクストラなんか魑魅魍魎のハリウッドメジャ-でうまいこと渡り歩いているでしょ。
なんかよう分からん仕事をこなしつつ(笑)。フィル・ティペットは言わずもがな。
きちんとしたスタンスや経営センスを持っていれば、アナログで培われたノウハウを活かせるわけですよ。
エドランドはそれが足らなかったのでしょうね。
148:145
06/10/04 14:27:50 5WsKeE1E
さんざ既出とはおもうけど、我らがリック・ベイカ-大先生のル-キ-作である例のタコくんですが
何回か観ましたが、そのたびにちゃぶ台(古いな)ごとひっくり返るワタクシであります(笑)。
フツ-天才と呼ばれる方々はデビュ-作で何らかの片鱗をお見せになるものなのですが、ナゼに御大にはそれがなかったのか
不思議でなりませんな、わはは。
149:名無シネマさん
06/10/04 14:40:40 DH60zmlx
おまえら昼間から仕事しないで2ちゃんねる?
150:名無シネマさん
06/10/04 15:30:35 ge6jPiK2
自分は遅い夏休み 今週雨振りまくりなので予定が潰れて鬱…orz
なので録り溜まってたビデオと買って封も切ってなかったDVDの消化中
151:名無しシネマさん
06/10/05 00:06:05 C52J9cgH
>>147
確かにILMから独立したVFXスーパーバイザーで、同じように会社を興して90年代につぶして
80年代に業績を残した人材でいうとダイクストラとエドランドは現在明暗が分れてしまった。
エドランドもダイクストラのようにSPIのようなVFXスタジオでスーパーバイザーに専任すれば良かったとお思います。
VFXマンの腕と経営手腕は別ということでしょうか。
ところで最近フリーランスのVFXスーパーバイザーが増えているような気がするのは私の勘違いでしょうか?
よく解らないのがジョン・ブルーノ。
ボスフィルムの仕事をやったと思ったらDDの立ち上げとスーパーバイザー。
最近は『エイリアンVSプレデター』『X-MEN3』のVFXスーパーバイザーを担当していましたが、ブルーノ氏の詳しいことが解る人がいたら
教えてください。
YAHOOやグーグルで検索しても情報が出てこないので。
152:名無シネマさん
06/10/06 00:48:21 n2tU4jbf
「ポセイドン 特別版」のDVD買ってきた
やはりセットでの撮影の紹介が殆どでCGのメイキングは僅かしか無かったが
ケガ人や死体のメイク、汚れたり破れたりしていく衣装など結構面白かった
ただ2枚組は1枚のより定価で¥1000高いが、その分の価値あったかと言うと…
個人的には撮影された素材がどんどんブラッシュアップされてフィニッシュの
映像に昇華していく様子を見れるのが一番楽しいんだが、そういうポスプロの
作業段階は画的に地味だから収録されないんだろうな~ orz
153:名無しシネマさん
06/10/06 01:12:18 qVymwK3P
>>152
そうですか、『ポセイドン 特別編』のDVDを買おうと思っていたのに、
肝心のVFXの解説が僅かしかないのですか。
映画自体の出来があまり良いとは言えないのですからワーナーにはVFXのメイキングを
充実させてほしかった。
同じワーナーでもマトリックス、AIは特典ディスクでVFXの解説がしっかりしているので、
DVDの製作担当で特典の出来が変わってしまうのでしょうか。
154:名無シネマさん
06/10/06 02:57:27 n2tU4jbf
DVD特典とはいっても映像揃えたり編集したりとそれなりに金がかかるわけで、結局は
それにどれだけ予算がさけるかって事でしょうね
ポセイドンのは巨大波の発生を科学的に検証したディスカバーチャンネルっぽい番組や
映画学科の学生に取材・編集させた撮影日誌みたいな映像をそのまま収録したりと
そのへん安くあげてる感じがした
特にこの映画に関しては大赤字だし、これ以上は金かけられなかったんだろな…
この映画観てからSHARP AQUOS北斎篇のCMの波がCGIなのか実写合成なのか気になってる
URLリンク(www.sharp.co.jp)
155:名無しシネマさん
06/10/06 03:24:22 qVymwK3P
>>154
特典映像も金がかかるのは仕方が無いですね。
でも、ルーカス、スピルバーグ、キャメロンの作品のDVDはVFXの解説は
充実しているのは、監督によるこだわりなのでしょうね。
残念ながらペーターゼンはそのこだわりが無かった。そういえばペーターゼンは
パーフェクトストームのDVDの特典映像もショボかった。
SHARP AQUOS北斎篇のCMの波は私にはCGIに見えますが、実際のところはどうでしょうか。
ボーンデジタル版シネフェックスで日本語版オリジナル企画で日本のCMのVFXも特集してほしいですね。
156:名無シネマさん
06/10/06 05:46:01 3eO6gzp/
あげ
157:名無シネマさん
06/10/06 20:44:17 5ktnVgAX
エドランドの渾身の作「エア・フォース・ワン」放送age
158:名無シネマさん
06/10/06 21:28:15 n2tU4jbf
来週は「ハムナプトラ2」… 出来の悪いCG使用映画放送月間かよ>金ロー
159:名無シネマさん
06/10/06 23:49:09 Hc65989B
蠍だけだろ。
160:名無シネマさん
06/10/07 01:55:27 O7ZP55hB
どっちもクライマックスの見せ場シーンだってのにあの出来だから問題なんだろ
そんで27日は「デスノート」か・・・
161:名無シネマさん
06/10/07 02:16:07 eqmcXGxN
>>157 >>158
共にボスフィルム、ILMにとって汚点とも言えるVFXショットが最後に
あるのが連続して放映されるとは……
>でも、ボスフィルムは倒産した後WETAデジタルに人材が移って、すばらしい仕事をしている。
エドランドが無能とは思えないが、エア・フォース・ワンのラストVFXショットの出来はなぜああなったのだろうか?
ダイクストラのようにフリーランスでVFXスーパーバイザー&デザイナーをやったほうが良いのか……
■デスノートはデジタル・フロンティアのキャラクター。アニメーションの出来が酷すぎる。
日本ではCアニメのクオリティーを上げることは出来ないのだろうか?
162:144
06/10/07 11:56:33 mHnMMIx2
問題の「エアフォ-ス・ワン」ですが、ラストの墜落シ-ンを除くと作品全体のCGレベルはあの当時のハリウッド大作映画の平均から若干落ちる程度なんですよね。
終盤前のF15二号機がエアフォ-スワンの盾になって爆破するシ-ンなんかはまずまずでしょう。
前年のシュワちゃんの「イレイザ-」や同年の「ボルケ-ノ」なんかと較べても、そんなに見劣りするわけじゃないんです。
ただ、これまた同年で大ヒットのヤン・デ・ボンの「ツイスタ-」があまりに別格だったので、あれを基準に考える人が多かったのは不幸だったかも。
なんであの最大の見せ場で、それまでのレベルから著しく落ちたCGになったのか。エドランドがホントにオッケ-を出したのか、はなはだ疑問ですなあ。
まあ、もっとも日本では、昨年のリメイク版「戦国自衛隊」ですらこれに毛が生えた程度でしたから、我が国のCGレベルの現状については、押して知るべしでしょう(大泣)。
163:名無シネマさん
06/10/07 14:11:58 eqmcXGxN
>>162
『エアフォース・ワン』のVFXは>>162の指摘のとおりラストの墜落シーン以外は良かった。
エアフォースワンと給油機のVFXの出来も当時の水準を満たしていた。
同年記録的な大ヒットになった『タイタニック』はフルCGのショットが意外に少なく、クライマックスの沈没シーンも
ミニチュアをタンクでハイスピード撮影してCGでいろいろなエレメントを加えるVFXで完成度は高かった。
推測ですがフルCGで崩壊FXをやってみたら当時の技術ではまだ駄目だった、ということもあるのでは?
『タイタニック』と同年の『スピード2』の海の上のフルCGのクルーズ船はそれほどの出来ではなかった。
当時はまだフルCGで巨大な物体を描くには早すぎたのでは。
問題はエドランドほどのベテランがなぜあのショットにOKを出したことなんですよね。
ミニチュアとCGの融合のほうが当時としてはベストだと思うのですが。
164:144
06/10/07 15:48:20 mHnMMIx2
>>163 おそらくフルCGで大丈夫だとの思い違いがあって、実際やってみたら全然ダメだった、しかし予算がもう・・・。
てなことで、あれを使わざるを得なかったのでしょう。制作会社としては、エライことになった、でもその他のCGはまずまずで
今さらラストだけを作り直す予算も時間もない。だったらイチかバチか公開してやれと、こうなったんじゃないですかね?
映画が大ヒットしたおかげで、エドランドだけが悪者ですんだ。あれがコケていたら、会社が傾いておそらく何人もの重役のクビが飛んだでしょうよ(笑)。
自業自得とはいえ、エドランドはホントに気の毒な事になりましたなぁ(遠い目)。
165:名無シネマさん
06/10/07 16:53:18 YI7xovsm
詳しいことはあんまり良く分からんけど、とにかく水しぶきがひどかった
166:名無シネマさん
06/10/08 03:40:35 /aJIGOuw
90年代後半はデジタルVFXが盛んになり、いろいろなVFXをフルCGでやってみたくて
『エアフォース・ワン』ではラストショットであの出来になってしまった、ということかな。
『タイタニック』はキャメロンやVFXスーパーバイザーのロブ・レガート、当時絶好調のDDが
上手く合わさって、あのVFXが出来上がったと思います。
また、『ハムナプトラ2』のサソリ怪人や『ポーラ・エクスプレス』のパフォーマンス・キャプチャー
で作り上げた、違和感が大有りのCGキャラクターなど、エドランド意外にも失敗はあるのですよね。
ペーターゼンも『ポセイドン』のVFXの出来は良かったけれど、映画の出来がオリジナルの長所を勘違い
したものだったので、彼にも責任は無いとは言えないとは思えない。
167:名無シネマさん
06/10/08 08:30:27 h9DejQq+
ワールド・トレード・センター
高高度からの俯瞰ショット以外は 作り物というのを感じさせない
こうゆう作品は一般的にはこのシーンがすごいとか評価されにくいんだるうな
168:名無シネマさん
06/10/08 09:47:51 /aJIGOuw
エドランド意外にも失敗はあるのですよね
訂正、エドランド以外にも失敗はありますね、でした。
誤字が多くて申し訳ありません。
>>167
WTCはまだ見ていませんが、予告編でも自然な仕上がりになっていますね。
ここでも指摘されていますがURLリンク(www.ritsumei.ac.jp)
VFXはインビジブルな方向で見せるのもこれからは主流になっていくのでは。
最近ではILMが手がけた『ジャーヘッド』『ミュンヘン』のインビジブルVFXは出来が良かった。
169:名無シネマさん
06/10/08 13:50:14 cOLuENKR
×こうゆう
○こういう
170:名無シネマさん
06/10/08 15:53:09 8ohnuiwW
>163
>『エアフォース・ワン』のVFXは>>162の指摘のとおりラストの墜落シーン以外は良かった。
えーーっ!?
合成とかガタりまくって興ざめなんですけど
CGより全編に渡ってそっちが気になった
171:名無シネマさん
06/10/08 16:52:13 h9DejQq+
>>170
TVの調整がおかしいのでは?
172:名無シネマさん
06/10/08 18:39:34 HDisMZQ7
肥えた目でテレビを見るのと、当時、劇場で観るのとでは、また違うと思う。
オールナイトで、どきわくしながら楽しみ、特にアラなど感じなかったが、
最後のアレは、当時ですらアレレ?って思った。
173:名無シネマさん
06/10/08 19:00:02 wIoS/1rc
テレビは明るいので特に目立つ。
174:名無シネマさん
06/10/08 19:01:09 /aJIGOuw
映画館ではリアルに見えるVFXがTVでみるとかなり違った印象で見えることが多い。
『トータル・リコール』の火星のVFXは映画館では良かったのに、ビデオでは作り物に見えた。
画面の大きさや、スクリーンとディスプレイによる視覚に対する違いだろうか?
175:名無シネマさん
06/10/08 19:12:52 h9DejQq+
以前のスレで特撮は 映画での上映で最適化されているからと
書いてあったような 色温度の違いなのか よくわからずに書くけど
176:名無シネマさん
06/10/08 19:52:13 c4G6mkFP
スレチかもしれんがドラゴンスレイヤーってレンタルとかしてる?
もう日本では見れないのか
177:名無シネマさん
06/10/10 19:43:52 4AHSpdix
>>176
ネットで検索してみましたが『ドラゴンスレイヤー』のDVDは現在発売されて
いないようですね。
大きなビデオレンタルショップで古いビデオを探すしかないのでは?
個人的にはディズニーに再販してもらいたいのですが。
しかし、当時のILMと在籍していたフィル・ティペットが心血を捧げて開発した
ゴーモーションが『ジュラシック・パーク』で完全に息の根を止められてしまったのは
悲しい。
『ET』でも出来が良くて、アンブリン・エンターテイメントのシンボルマークになっている
VFX技術なのに。
でも、日本ではストップモーションの技術は発展しなかったのは残念です。
着ぐるみも大好きですが、ストップモーションも発展してほしかった。
178:名無シネマさん
06/10/10 20:01:41 /DRvTqqE
米国版DVDでよければ。
URLリンク(www.fantasium.com)
179:名無シネマさん
06/10/10 22:10:49 Gr6js6e8
ゴーモーションが使われてる映画って何があるの?
180:名無シネマさん
06/10/10 22:16:46 /DRvTqqE
ジェダイの復讐
181:名無シネマさん
06/10/10 22:27:36 EgHOs6R+
エイリアン3
182:名無シネマさん
06/10/10 22:36:17 7X2OYGkm
昨晩ル・ブレ見たけど観覧車がごろごろ転がるシーンがなかなかよかった。
183:名無シネマさん
06/10/10 22:40:09 Gr6js6e8
まじで?どのシーンかぜんぜんわかんねぇわ。
AT-ST?
184:名無シネマさん
06/10/10 22:43:07 4AHSpdix
ロボコップでティペットがゴーモーションを使ったショットがあると聞きましたが、
どのVFXショットなのでしょうか?
>>181
『エイリアン3』はモーモーション名づけたテクニックで、ロッドパペットを
ブルースクリーンで動かして、背景となる映像に合成したものです。
原理はNHKの人形劇と同じで、合成のときに操っている棒を消します。
詳しいことは『エイリアン3 アルティメットエディション』の特典ディスクに
載っています。
同じテクニックは『ID4』のエイリアンも使っています。
185:名無シネマさん
06/10/10 22:43:20 Gr6js6e8
>>183は>>180へのレスね。
>>182
さっき録画してたの見てたw
観覧車はよく出来てたな。
台?から外れるシーンはミニチュアっぽいけどカットによってはCGだったとオモタ
186:名無シネマさん
06/10/10 23:37:21 OLYz9Sp9
>>184
ロボコップのモデルアニメをコマ送りで見るとちゃんとブレてるので、あんな低予算映画で
どうやったのだろうかと疑問だったがあれゴーモーションだったのか?
187:名無シネマさん
06/10/11 14:46:16 fVbPdbKn
モ、モ、モーモーション…!(;´Д`)ハァハァ
188:名無シネマさん
06/10/12 12:34:56 e03KomH0
>>184
へぇ…モーモーションて言うのか。
じゃあガメラ3冒頭の深海魚もモーモーションになるの?
189:名無シネマさん
06/10/12 23:08:40 uVBBmsgz
>>モ、モ、モーモーション…!(;´Д`)ハァハァ
ワロタ
190:名無シネマさん
06/10/12 23:24:15 1LzpE8gX
>>187 >>188 >>189
何が言いたいか良くわかりませんが、トイズプレス版『シネフェックス1号』や、
『エイリアン3 アルティメットDVD』の特典ディスクにはそう解説しています。
自分の目で確かめてください。
>>186
ある本で『ロボコップ』では部分的にゴーモーションを使用した、と書いてありました。
どこに使用したのかは解りませんが、私の推測ではED209を破壊したときのED209や
ロボコップの動きがゴーモーションではないでしょうか?
詳しいことを知っている方がいましたら、教えてください。
191:名無シネマさん
06/10/13 16:39:54 /9KhqprW
おちつけ
モーモーの部分をみんな言ってるのに
192:名無シネマさん
06/10/14 16:38:40 LZtap6JJ
ゴーモーションでは『ターミネーター2』の冒頭の未来戦争でエンドスケルトンの
シーンでケーブルパペットと併用してゴーモーションを使っているそうです。
『T1』のエンドスケルトンのときはファンタジーⅡは通常のストップモーション
でしたが『T2』では予算が上がったのでゴーモーションも使えたらしいですね。
193:名無シネマさん
06/10/14 19:58:20 t6vxjq0B
へぇ…全然気づかなかった世。
普通に全部パペットかと思った。相当完成度高いのかな>ゴーモーション
下手なCGより良かったりして?
194:名無シネマさん
06/10/14 22:25:26 yQnm+fwr
何らかの形でパペットが動いてブレが生じていたら、それがゴーモーションじゃね。
いわゆるドラゴンムーバーに接続されていたAT-STだけじゃなく
ランカーやスピーダーバイクもミューレンはゴーモーションの範疇にいれていたけど。
195:名無シネマさん
06/10/15 03:26:50 Iw0aloam
>>193
『T2』の未来戦争のVFXは、手前のエンドスケルトンはスタン・ウィンストンの
ケーブル操作のアニマトロニクス。
奥のほうがファンタジーⅡのゴーモーションで見せているので、ゴーモーションのショットが
違和感無く見せると事が出来たそうです。
これはSFX&VFXに精通したジェームズ・キャメロンだからこそ上手く見せることが
出来たVFXショットですね。
196:名無シネマさん
06/10/15 09:35:54 Iw0aloam
ゴーモーションで忘れてはならないのが、『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』
のトロッコのシーン。
あれはゴーモーションであのジェットコースターのようなスピード感ををトロッコ
追跡で出したものでした。
現在はゴーモーションを使っているVFXスタジオは無いけれど、こうやって見ると
80年代はゴーモーションを使った出来のいいVFXショットが結構ありますね。
197:名無シネマさん
06/10/15 11:16:29 T7x4Z1Q+
ティペット本人は「SW/帝国の逆襲」オープニングでトーン・トーンを空撮してるショットが一番自慢の出来だと話してたのを何かで読みました。>ゴーモーション
198:名無シネマさん
06/10/15 12:08:01 acmDkOl9
>>197
あのシーンは帝国の逆襲でもっともコストのかかっている所
らしいね。
初TV放送の時、日テレはそんな価値がわからないので番組のおしらせ
テロップをいれてトーントーンを半分見えなくしてしまっていた。
199:名無シネマさん
06/10/15 13:20:10 W8AMhfx+
>>197
あのショットは確かに凄いけど“ゴー”じゃなくて“ストップ”モーションじゃないの?
ティペットがフルフレームでアニメートしてサム・コムストックがマッチムーブしながら背景に縮小焼き付けしたらしい。
その後に続く小山を駆け上がるショットはトーントーンの全体的な移動のみモーションコントロールされててブレが生じているから
ゴーモーションのプロトタイプといってもいいのかな。
200:名無シネマさん
06/10/15 23:59:57 wbYMGj36
>>194
モーションコントロール用のモーターでモデルアニメにブレを作るのが
一応ゴーモーションの定義だと思う。ドラゴンスレイヤーの歩くとこや
ETの人形が自転車こいでるとこなど。
ランカーやスピーダーバイクの演技は手動のロッドパペットかと。
そしてトーントーンやインディのトロッコはモデルの移動だけモーターで
ブレが付けられモデルアニメそのものは手作業なのでこれは宇宙船等
と同じ通常のモーションコントロールに分類されると思う。
201:名無シネマさん
06/10/16 01:04:55 K2ScsUhy
結局ゴーモーションのきもは動きにブレを与える事。
ストップモーションしかなかったころは人形の前にガラスを置いて
ワセリンを塗って絵をぼかしてブレがあるように見せるなんて気の遠くなる作業を
したりしてたんだよね。昔の人は偉かった。
202:名無シネマさん
06/10/16 17:31:02 yH+3MLaz
あとコンピューター制御なので同じ動きを繰り返せるという利点があるね。
歩く動きならおそらく三、四歩モーションを作ればあとは何歩でも歩けるとか。
実際ブレを作る本番時には微速度撮影だろうけどテストで大雑把にリアル
タイムで動かしそれを見て細かく修正していく事も出来たはず。
反面ロッドの隠し方や消し方は面倒だったんではないかと。とにかく撮影
セッティングは時間がかかったろうからそれほど多くの特撮スタジオには
広まらなかったんじゃないかな。
203:名無シネマさん
06/10/17 14:07:39 hvpU8Pk7
スパイキッズ2にスケルトン軍団が出てくるけど、「なめらかで綺麗な動き」ではなく「ガクガクでブレまくりな動き」だったのは良かったなぁー。
もろにハリーハウゼンで味わい深い感じだった。
204:名無シネマさん
06/10/17 19:13:12 c0BAapV/
久々に来てみたが、相変わらずなんて素晴らしいスレなんだ。
205:名無シネマさん
06/10/17 19:30:25 pT6jC7mv
妖怪大戦争でもやってたなぁ。
CG自体のありがたみが薄れてきた今、
見た目のリアルさより、映画的なリアリティを前面に
出すというのは、選択肢としてはアリだけど、
真っ向勝負のモノも見てみたいなぁ。
206:名無シネマさん
06/10/17 21:31:44 NUkIkW4D
>>205
妖怪大戦争はCMで見たときはほんとにストップモーションだと思った。
でもアレって狙ってああしたのか?機械っぽさ+技術的限界でああなったんじゃないの
207:名無シネマさん
06/10/18 01:06:34 DWrgyPh3
>>206
ソースは無くしましたが、監督は意図的にCGでストップモーションの動きを
出すようにアニメーターに演出したそうです。
ストップモーション風のCGといえばティム・バートンは『マーズ・アタック』で、
火星人や円盤をストップモーションの動きで再現していました。それも天下のILMに。
これからのVFXはフォトリアル(写実的)な方向と、意図的に昔ながらのFXや特撮を
VFXで表現する方向に分かれるのでしょうね。
208:名無シネマさん
06/10/18 01:13:53 DWrgyPh3
>>207の続き。
『チーム・アメリカ: ワールド・ポリス』のトレイ・パーカー&マット・ストーン
は今度は着ぐるみ特撮に挑戦するそうです。これは楽しみにしています。
日本の怪獣映画も写実的な方向で無くても良いから、新作のゴジラが作られるとしたら、
スーツアクターの動きをモーションキャプチャーでキャプチャーして、CGでゴジラを描いてみたら
着ぐるみのよさを持ったCGで描かれるのではないでしょうか?
東宝もゴジラの新作を作るのならこのテクニックを試してもらいたい。
209:名無シネマさん
06/10/18 01:26:18 3pqSBHj6
>>207
三池GJ!
どうせならホントにストップモーションでやって欲しかったけどそこまでの予算は無いか
210:名無シネマさん
06/10/18 03:54:48 DWrgyPh3
>>209
多分、あのショットを作るだけのストップモーション・アニメーターの数が圧倒的に少ないのでは?
元より日本ではモデルアニメは盛んではなく、モデルアニメーターも少なかった。
NHKの『みんなの歌』はほぼ個人芸の世界だし、CGが発達して、日本でも出るアニメをやっていた人材は
ほぼCGへ行ってしまったと私は見ている。
ティム・バートンの作品のように本格的なストップモーション映画を作るだけの人材は日本ではきわめて貴重で、
コストもCGのほうが安いのが理由だと思う。
211:名無シネマさん
06/10/18 11:25:17 UB/AdqoB
>>208
ガメラ2でモーションキャプチャの試みはやってましたね。
CGのレベルが低かったせいか、あまり効果的ではなかった
気がします。
ストップモーションは日本の劇場映画の市場としてはまったく
無くなってしまったから人は育ちにくいでしょうね。真賀里さんなんかは
NTTドコモのドコモダケのCMでがんばっておられるようですが。
212:名無シネマさん
06/10/18 13:51:40 3pqSBHj6
CMでは液キャべがよく出来てると思う。
213:名無シネマさん
06/10/18 16:19:10 m93sfPug
DTV板から誘導されて来ました。マルチになりますがよろしくお願いします。
URLリンク(www.youtube.com)
「Kylie Minogue - Come Into My World」
なんですがプログラムカメラでの一発撮りで4週分を合成処理している
と思うんですが、4週とも背景が同じだからといって人物だけを切り取る
というのがどーしてできるのかわかりませんでした。
どうやってるのか分かるかたおられますか?
214:名無シネマさん
06/10/18 17:43:41 5Cjf7ibD
俺はあんまり詳しくないけど
↓でちょっとメイキング見れた(後半の映像)
mms://lonwle.interoutemediaservices.com/{a5719c13-f5ff-4522-af41-a4991dabe120}/{42964e2e-babf-4824-b958-c3ae9e067b94}/comeintomyworld_makingof_w8_250.wmv
普通に撮影してるなぁ、地道にロトスコープ作業か?
言葉がわからんかったんでそこにヒントがあるのかも
詳しい人待つか…すまね
215:名無シネマさん
06/10/18 18:55:27 8uzOa6LK
>>213
おもしろいなぁ 最初はわからんかった
216:名無シネマさん
06/10/18 21:54:32 JpdmJ/wh
>>208
日本映画の問題は、むしろ撮影方法に問題があるんじゃないか?
アメゴジやジュラパでもCG以外のパートがかなり多い。
217:名無シネマさん
06/10/18 22:04:18 3WT/AGrr
カメラや撮影テクニックこそが特撮なのに
日本は全く進歩しなかったね。
特殊カメラ持っている所もほとんど無いだろうね
218:名無シネマさん
06/10/18 22:23:11 UB/AdqoB
モーションコントロールもスティディカムもシュノーケルカメラも
レンタル料が高すぎてなかなか使えないみたいね。
海外のスポーツ中継なんか見ると普通にスティディカメラを持ったカメラマンが
写ったりするけど、日本じゃいまだに肩に乗せてるだけ。
219:名無シネマさん
06/10/18 22:31:15 3WT/AGrr
ステディカムはまあドラマでも普通に出てくるが
常識的に、物理的にも
人間もミニチュア、巨大モンスターも
同じカメラで撮影するアホさを回避して欲しいもんだ。
NHKの自然ドキュメンタリーで使ってる機材や、
たとえばその中での昆虫超接写カメラなんか
大変素晴らしい映像なんだが
○○マンやゴ○ラなんか、どうみてもスタジオに居る人間感覚で撮ってるよ。
220:名無シネマさん
06/10/18 22:46:14 JpdmJ/wh
>>218
NHKの聴取料は、どこに使われてるのやら。
221:213
06/10/18 23:11:48 6ZQ8abXH
>>214
そんなムービーがあったんですね…有難うございます。
職場で見続けてしまいました。
222:名無シネマさん
06/10/18 23:36:42 n7zM7oWt
ミシェル・ゴンドリーの撮るPVって
ハイテクからローテクまで、さながらSFX・VFX見本市だよね
223:名無シネマさん
06/10/19 00:25:31 gTNpp8cn
>>219
色々制約がありましてね
224:名無シネマさん
06/10/19 22:04:04 viMOiPZ9
リアルじゃないからクソみたいな煽りいれてるヤツラがいるだろ。
俺の特撮はそういうヤツラに対するFUCk YOUなんだ
225:名無シネマさん
06/10/20 04:30:17 ah3lOzGa
>>224
こいつに代表されるように
「ゴジラはあのままでイイ!ミニチュア丸出しでイイ!」
ってやつが少なからずいるんだよね。
226:名無シネマさん
06/10/20 20:46:08 dds6QXN5
>>225
あれは一つのジャンルであり様式だよ。文化なんだ。
クジラ食べるのと同じこと。
227:名無シネマさん
06/10/20 22:38:37 IQ8VwR6A
昭和29年のゴジラ1作目では、
ミニチュアセットの中でも
「その場にいる人間の目線」で常にゴジラを捉える
カメラアングルの工夫があったんだが、
そういう特撮上の演出という技法は
劣化し、廃れてしまってるよな。
228:名無シネマさん
06/10/20 22:47:40 8wnyldfz
まだまだあぶない刑事、色々と酷いな…
229:名無シネマさん
06/10/21 18:31:38 v4jR+tta
桃ちゃんが引退してもまさみちゃんを見ると桃ちゃんを思い出してまう
昨日のセーラー服と機関銃→見世物小屋 の流れ
230:名無シネマさん
06/10/22 01:51:17 iwp9mnqp
>>226
今日のウルトラマンメビウスを観て改めて思った。「これでいいんだ」と。
231:名無シネマさん
06/10/22 01:54:06 t9b70Agc
230はバカボンのパパ
232:名無しシネマさん
06/10/22 04:22:19 luXEpd4m
話はそれるが10月の末に日曜洋画劇場で放映される『亡国のイージス』だが、
本物のイージス艦やフルスケールオープンセットを使ったSFX&VFXは出来はいいのだが、
ラストのイージス艦が沈む特撮はいただけなかった。
にほん特撮&VFXの様式美は理解は出来るけれど、ある程度のリアリティーを維持した
VFXは出来ないと困るのでは?
233:名無しシネマさん
06/10/22 05:57:34 luXEpd4m
>>232の続き。
例えばチャウ・シンチーの『少林サッカー』『カンフー・ハッスル』もシンチーだからこそ出来る
演出があるのだが、VFX担当のセントロ・デジタル・ピクチャーズのVFXの出来は
ハリウッドの1流には及ばないものの、キャラクター・アニメーションの出来は日本よりは高い。
荒唐無稽の演出でもある程度のフォトリアルさがあるVFXを日本も育てるべきでは?
234:名無シネマさん
06/10/22 07:46:50 T8gL1jew
日本は白組以外パッとしないね。なぜだろう?
235:名無シネマさん
06/10/22 07:48:44 2hSeh9D6
LOTRはやっぱりいいな…
物語と特撮の融合のひとつの到達点だよ。
マッシブばかりに目が行ってしまうけどやっぱりミニ(ビガ)チュアが
いいんだよね。アイゼンガルドの崩壊シーンなんかホント幸せですよ。
押し寄せる大量の水、崩壊するアイゼンガルドのミニチュア、CGキャラクター。
このトリプルコンボの幸せな融合…
236:名無シネマさん
06/10/22 08:06:37 9XzBUqQz
大衆の見る目や欲求はどんどんレベル上がってくのに作る側が今(以前)のレベルをそれで良しとする限り
そのうち伝統芸能みたいになっちゃうんだろな>ミニチュア使ったスーツアクションやストップモーションアニメ
代々続く職人家系の誰かが人間国宝に指定されたり後継者不足で国が補助金出したりw
237:名無シネマさん
06/10/22 08:21:07 iC72rsjQ
>>236
大人の事情というのが、あるんでしょう
238:名無シネマさん
06/10/22 12:26:01 luXEpd4m
>>234
白組は日本では時間と予算をかけられるCMで仕事をして、映画でもポストプロに
時間を割いているのが大きいかと思われます。
香港のセントロ社もポストプロには時間をかけていると聞きました。
>>235
総合的なSFX、VFXを上手く指揮できる人材がVFXカンパニーの質を左右するということでしょうね。
ただ、最近心配なのがハリウッドもILM、WETA以外は大手VFXスタジオがミニチュア部門を経済的な
理由で廃止していることが多いのが気になる。
SPIは『スター・シップ・トゥルーパーズ』のときとてもいいモデルショップを持っていたのに
『スパイダーマン』の時には廃止して、外注でミニチュアを出していました。
また、デジタル・ドメインもマイケル・ベイがオーナーになったらモデルショップを廃止したそうです。
VFXスタジオもCGオンリーのプロダクションになるのが時代の流れとはいえ、辛いな。
239:名無シネマさん
06/10/22 13:00:20 koMEAEoS
>SFX映画評論
このサイトはじめてみたけど、映画の見方が分かってない人だね。
すごく可哀想。
240:名無シネマさん
06/10/22 13:09:01 s0DkqsQ5
白組の鬼武者3のムービーを超えるCG映像は
未だ存在しない
241:名無シネマさん
06/10/22 13:17:31 MwgYzQSW
視覚効果の知識が素人なのに、色々口出ししてくる感じでなんかイライラするレビューばっかり。
一般人に向けて書いてるのか?
いや、一般人は「SFX映画」なんて括りで扱うレビューなんか読まないわな。
242:名無シネマさん
06/10/22 13:51:33 s0DkqsQ5
>>241
ヲタ的な視点じゃないだけだろ
リアルタイムで深度合成するカメラとか試作した人だぞ
作れもしないのに用語振り回して、
悦に浸っているオタク達とは次元が違う
243:名無シネマさん
06/10/22 15:12:04 dhXB8UUb
>>239
人に同情するような書き方をして自分の優越を誇示するところが痛いなw
自己言及は承知で言うけどww
244:名無シネマさん
06/10/22 15:51:17 koMEAEoS
>>242
技術のある人なんだね。レビューの中にあまり技術的な話しがないから、
俺も素人だと思ったよ。
>>243
それに反応しちゃうきみも痛いよw
>SFX映画評論
気になったとこ。
・全体的に独自の視点が無い。たぶんソースがあってそれに合わせて
書いてる。雑誌かなにかだと思うけど。回りが良いと書いてるから良い
みたいな、ありがち視点。
・見出しにしては本文がとほほ。見出しで釣ってるんだろうけど、本文では
それほど見出し通りに切り込んではいかない。
・VFXが優れている、という書き方なんだけど、どう優れているのかには
触れていない(技術ある人なんでしょ?)。
・たぶんそれほど映画を見ていない。見てる本数は少ないとおもう。
以上。
245:名無シネマさん
06/10/22 16:18:53 2hSeh9D6
ローレライが二つ星だったのに他のレビューの中で
ボロカス言ってるサイトだからね。映画評は期待できない