06/09/24 14:00:22 GNGe1/CY
グエムル、開巻早々に白昼堂々と暴れまくる
ほどよいデカさ、トリッキーな動きの怪獣にシビれた
終盤は何故かレリック並みのしょぼい映像になっちゃって残念
邦画もたまには海外のスタジオに依頼してみてもいいんじゃないかなあ
114:名無シネマさん
06/09/24 14:18:05 bJ7jRmjQ
某映画みたいにボられるぞ。
115:名無シネマさん
06/09/24 14:20:08 pO5f8knN
>>113
>>邦画もたまには海外のスタジオに依頼してみてもいいんじゃないかなあ
グエルムの海外への外注のVFX予算は知りませんが、邦画でそれをやったら
見積書だけでスタジオ側がNOというのでは?
でも、東宝も『日本沈没』に20億円の予算をかけているのだから、ILMとまでは
言いませんが、SPEのVFX部門であるSPIに依頼してもいい気がする。
116:名無シネマさん
06/09/24 14:24:40 pO5f8knN
>>114
「某映画みたいにボられるぞ。」
すみません、その某映画は何でしょうか?
ヒントだけでも教えてください。
>>113
今考えると、ファイナル・ファンタジーに1億ドルの予算をかけるより、
その金でSPIを雇ったほうが良かった。
117:名無シネマさん
06/09/24 14:26:41 8WbW25aI
>>114
クライシス2050か
70億円も何に使ったんだろうね。
118:名無シネマさん
06/09/24 14:29:47 8WbW25aI
あと黒澤の「夢」もILMに外注していたな。富士山の噴火シーン。
あまりいい出来ではなかったが。
119:名無シネマさん
06/09/24 14:34:08 pO5f8knN
>>117
教えてくださってありがとうございました。
確かにボスフィルムとは思えない出来でした。
>>118
あれもILMとは思えない出来でした。
邦画の予算ではILMでもあんな出来なのでしょうか?
『宇宙家族カールビンソン』の「昭慶爆発だ!!」を思い出した(笑)。
120:名無シネマさん
06/09/24 14:55:08 aGRiTH75
>>115
予算ももちろんだけど、国内でずっとやってきた
プライドみたいなものも大きいんじゃないかしら?
頼んだら負けだと思ってる、みたいなw
グエムルの外注は、韓国に怪獣映画の伝統が
ほとんど無かったがための必然的な選択なんだよね
香港映画のジェネックス・コップも、ジョー・ヴィスコシルを招いて
クライマックスで見事な大爆発シーンを見せてくれてたなあ
121:名無シネマさん
06/09/24 15:26:34 McZU4v6W
憶測で書くけど、一般に作業を受注する会社では「お得意さん」には会社のエースをあてるのが普通。
イレギュラーに入ってきた仕事は二線級が担当することになる。
VFXはデジタルの技術を使うといっても、センスや粘り、作業の見通しの付け方は、かなり属人的と思われる。
だから、定評ある会社が作業を請け負っても仕上がりに差が出るのではなかろうか。
122:名無シネマさん
06/09/24 23:02:46 8Z1rq6Tj
>>117
記憶で書くけど 特撮はすばらしかったと思うよ
123:名無シネマさん
06/09/25 01:52:43 rzEp/CUN
>117
特撮シーン丸々一個完成させてから
「このシーンは必要ないね」
と平気でカットするから、そら金もかかるがな。(メイキングでやってた)
まあ向こうじゃ七十億っつっても
普通に大作値段だからなあ。
しかしあれ、NHKとかも金出して
素材を流用してたような気がする。
124:名無しシネマさん
06/09/25 02:40:32 A75Cram8
>>123
当時のNHKは70億円も出したのか。気前のいい時代だったんだな。
まあ、100億円以上出して、大コケしたスクウェア(当時)よりは少ないけれど。
125:名無シネマさん
06/09/25 08:23:20 mHSvvWzM
リチャード・エドランド「ホントにそれだけ懸けられたら良かったんだけどね」と言ってたような。
あと外注ってんで思い出すのは【REX 恐竜物語】【スウィートホーム】かな?
126:名無シネマさん
06/09/25 08:41:12 lrNkdx7C
>【REX 恐竜物語】
カルロ・ランバルディですな。ただこの人の名前を聞くとどうしても
キングコングの実物大コングを思い出してしまう…。
127:名無シネマさん
06/09/25 23:55:59 SevSAC0+
>>126
ランバルディは撮影が始まる前にアメリカに帰っちゃったそうですね。
そこで監督はどうしたかと言うと、恐竜の皮をはいで、子どもに着せた
128:名無シネマさん
06/09/26 00:01:43 C0ej6Lz6
>>123
>しかしあれ、NHKとかも金出して
つーかNHKエンタープライズがメインで金を出して
あと学研とか郵便局が金出した。
なんで騙されるかなあ
129:名無シネマさん
06/09/26 00:08:12 tGuZRhNH
そういえば、NHK もCG部門作ってたまに映画とかも担当してるけど、正直あそこってどうなんだろう。
スポーツ番組の背景とか大河ドラマ見てると、どうも(っつーか、かなり)イマイチな感じがするんだけど。
130:名無シネマさん
06/09/26 08:35:13 rVKvnUvz
>>127
結局、キングコングとほぼ同じ運命を辿ったわけですな…。
131:名無シネマさん
06/09/26 09:54:07 0hzrMExl
既に時代はジュラシックパークのCGに移り変わってたというのに…
公開が同時期だっただけに対抗心剥き出しの宣伝番組が痛かったなぁ
132:名無シネマさん
06/09/26 22:56:43 PJP0xUAK
>>127それ知らんかった。
ランバルディって適当な仕事しかしてないような。
【キングコング】はハッタリだし【未知との遭遇】はぎこちないし・・・。
【スウィートホーム】は予告で「ディックスミスはみんな知ってるよね」とやってて萎え。
SFX後進国だと思い知らされた。
133:名無シネマさん
06/09/26 23:14:45 /PSo5O+W
>>127
映画と同時期に撮影された小説版のCM撮影時には日本にいたよ。
ペタペタ歩く小さいREX人形をオペレートしてた。
アメリカに帰ったのは等身大の着ぐるみREX撮影の頃では?
134:名無しシネマさん
06/09/27 22:12:00 5N4lMGVY
>>125
そうですか、エドランドもそれほど金がかかったと思っていないわけですね。
NHKは無駄使いが多い。
>>132
同意です。ランバルディの仕事は日本では過大評価されすぎているような気がします。
そういえば、ディック・スミス氏は元気でしょうか?
>>海外のVFXの発注ですが、ミニチュアワークは現在の日本の出来は良くなりました。
ですが、キャラクター・アニメーションはまだまだ遅れています。
『デスノート』のリュークはSPIなどのハリウッドのVFXスタジオに外注で出したほうが
良かったと思います。
出来れば、その技術を日本のVFXスタジオ&アーティストに勉強させて、クオリティーを上げさせるという
こともできたような気がする。
日本でもWETAデジタルのような高いクオリティーのVFXを作って、活躍させたいですね。
135:名無シネマさん
06/09/27 22:49:21 xFu83XrN
>>132 >>134
「アカデミー賞受賞」と「ET」が大きかったのかも。
でも今じゃキングコングはリック・ベイカーの優れた仕事ぶりが強調されているし、
ETの表情がデジタル処理で修正されていたり、散々な感じ<ランバルディ
それはそうとスウィートホームはもうこのまま永久封印なんでしょうか?
136:名無シネマさん
06/09/28 17:47:34 x8ad3mXD
【円谷】東宝戦争映画総合スレ【松林】
スレリンク(rmovie板)l50
特撮無しでは成り立たぬ作品が多かった東宝戦争物について
特撮テクニック・裏話等々、何かありましたら書き込んでくださいな。宣伝失礼。。
137:名無シネマさん
06/09/29 12:04:53 qMCtmRHk
ワイルドスピードX3 、車の破片が思いっきりCG丸出しでちょっと興醒めだった。
>134
デスノート、予告でチラッと見ただけだけど、後編で出てくる死神はなんか紙っぽい質感で
ちょっと面白い出来だった。
リュークは確かにちょっとね。非現実の存在だからとはいえ。
138:名無シネマさん
06/09/29 12:37:56 DTTXkRLC
>ワイルドスピードX3 、車の破片が思いっきりCG丸出しでちょっと興醒めだった。
まぁ、↓の予告の最後のシーンよりは… 破片少な杉
URLリンク(www.apple.com)
139:名無シネマさん
06/09/29 23:26:31 CAsLmruV
>>137
そんなシーンてあったけ?
映画の楽しみ方や感じ方はひとそれそれだけど このスレなら
なぜ そう感じるのかとか 書ければいんだけどな
140:名無しシネマさん
06/09/30 13:15:16 hcuqVHiF
ワイルドスピードX3を見てきたけれど、渋谷のシーンは日本で渋谷の写真を撮ってデジタル化して
それを元に実写の車とデジタルの渋谷の背景とCGのモブシーンを合成したと見た。
日本の道としては幅が広すぎるし、何より日本ではあの撮影は無理。
また、渋谷のモブシーンは何か動きがCGのような気がする。マシッブを使っても不自然さは出るという事か。
141:名無シネマさん
06/09/30 17:43:43 9fUQp9+i
アレは確か、アメリカの交差点に看板とか置いて撮影したらしい。
142:名無しシネマさん
06/10/02 04:12:25 e0DsuqbO
>>141
やはりそうでしたか。教えてくださってありがとうございます。
ワイルドスピードX3は描かれているトンデモ日本は笑えますが、VFX的には面白い映画でした。
フィルム(作品)としても。
渋谷交差点の歩行者はマシッブを使っていると思いますが、撮り方や見せ方ではまだ不自然さが出てしまうのは
これからの問題点でしょう。
>>136
申し訳ありません、私の見た円谷英二の特撮映画はほとんど怪獣映画なので、戦争映画は詳しくありません。
拙い知識ですが、円谷英二がミニチュアの飛行機を逆に吊るしてカメラを上下逆に撮って、ワイヤーを気が付かせない特撮はどの映画でしょうか?
個人的には『ラドン』のミラーを使ったインキャメラのビルの特撮は長い間どうやって撮ったか解らなかった。
やはり、特撮、SFX,VFXはセンスが一番重要ということですね。
143:名無しシネマさん
06/10/02 04:16:52 e0DsuqbO
続き。
邦画のVFXは樋口真嗣、白組が中心になっていますが、中島哲也監督の『嫌われ松子の一生』
のVFXやHD撮影の色調センスも良いです。
福岡のデパートはフルCGですが、屋上の色彩感覚と、松子が大人になったときのくすんだデパートのVFXは見事でした。
日本でもティム・バートンのようにリアリティーよりもセンスでVFXを見せる監督が出てきたのは嬉しいです。
144:名無シネマさん
06/10/04 12:53:17 5WsKeE1E
しかしまあ、なんですな、エドランドは「エアフォ-ス・ワン」の酷いCGが原因でボスプロ潰したてえのは、事実なんすかね。
あないな大作映画でやっつけ仕事はいかんでしょう(笑)。いや、ワカランでもないですよ。あんな空中シ-ンばっかりなんて、俺だったら途中で放り出す自信ありますもん(なんじゃそりゃ)。
145:名無シネマさん
06/10/04 13:22:26 ge6jPiK2
デジタルだとリアリティや完成度上げようと思ってもアナログの頃の
ノウハウが殆ど通用しないから、あんなんなっちゃったんかねぇ
あとデジタル化に対応する為のスタジオの設備投資が経営に響いてたらしい
自分もエアフォ-ス・ワンが最後の仕事かと思ってたら、一応2001年まで
続いてたんだ… URLリンク(www.imdb.com)
ただ、1997年以前と後で関わってる作品の知名度、雲泥の差だから
これで信用無くしたってのは、やっぱ痛いよなぁ
146:名無シネマさん
06/10/04 14:04:37 ge6jPiK2
>それはそうとスウィートホームはもうこのまま永久封印なんでしょうか?
早いトコDVDで観たいねぇ 判決は下ったけど、まだ監督が息巻いてるからな~
URLリンク(urawa.cool.ne.jp)
URLリンク(www.eiga.com)
147:145
06/10/04 14:05:02 5WsKeE1E
でもダイクストラなんか魑魅魍魎のハリウッドメジャ-でうまいこと渡り歩いているでしょ。
なんかよう分からん仕事をこなしつつ(笑)。フィル・ティペットは言わずもがな。
きちんとしたスタンスや経営センスを持っていれば、アナログで培われたノウハウを活かせるわけですよ。
エドランドはそれが足らなかったのでしょうね。
148:145
06/10/04 14:27:50 5WsKeE1E
さんざ既出とはおもうけど、我らがリック・ベイカ-大先生のル-キ-作である例のタコくんですが
何回か観ましたが、そのたびにちゃぶ台(古いな)ごとひっくり返るワタクシであります(笑)。
フツ-天才と呼ばれる方々はデビュ-作で何らかの片鱗をお見せになるものなのですが、ナゼに御大にはそれがなかったのか
不思議でなりませんな、わはは。
149:名無シネマさん
06/10/04 14:40:40 DH60zmlx
おまえら昼間から仕事しないで2ちゃんねる?
150:名無シネマさん
06/10/04 15:30:35 ge6jPiK2
自分は遅い夏休み 今週雨振りまくりなので予定が潰れて鬱…orz
なので録り溜まってたビデオと買って封も切ってなかったDVDの消化中
151:名無しシネマさん
06/10/05 00:06:05 C52J9cgH
>>147
確かにILMから独立したVFXスーパーバイザーで、同じように会社を興して90年代につぶして
80年代に業績を残した人材でいうとダイクストラとエドランドは現在明暗が分れてしまった。
エドランドもダイクストラのようにSPIのようなVFXスタジオでスーパーバイザーに専任すれば良かったとお思います。
VFXマンの腕と経営手腕は別ということでしょうか。
ところで最近フリーランスのVFXスーパーバイザーが増えているような気がするのは私の勘違いでしょうか?
よく解らないのがジョン・ブルーノ。
ボスフィルムの仕事をやったと思ったらDDの立ち上げとスーパーバイザー。
最近は『エイリアンVSプレデター』『X-MEN3』のVFXスーパーバイザーを担当していましたが、ブルーノ氏の詳しいことが解る人がいたら
教えてください。
YAHOOやグーグルで検索しても情報が出てこないので。
152:名無シネマさん
06/10/06 00:48:21 n2tU4jbf
「ポセイドン 特別版」のDVD買ってきた
やはりセットでの撮影の紹介が殆どでCGのメイキングは僅かしか無かったが
ケガ人や死体のメイク、汚れたり破れたりしていく衣装など結構面白かった
ただ2枚組は1枚のより定価で¥1000高いが、その分の価値あったかと言うと…
個人的には撮影された素材がどんどんブラッシュアップされてフィニッシュの
映像に昇華していく様子を見れるのが一番楽しいんだが、そういうポスプロの
作業段階は画的に地味だから収録されないんだろうな~ orz
153:名無しシネマさん
06/10/06 01:12:18 qVymwK3P
>>152
そうですか、『ポセイドン 特別編』のDVDを買おうと思っていたのに、
肝心のVFXの解説が僅かしかないのですか。
映画自体の出来があまり良いとは言えないのですからワーナーにはVFXのメイキングを
充実させてほしかった。
同じワーナーでもマトリックス、AIは特典ディスクでVFXの解説がしっかりしているので、
DVDの製作担当で特典の出来が変わってしまうのでしょうか。
154:名無シネマさん
06/10/06 02:57:27 n2tU4jbf
DVD特典とはいっても映像揃えたり編集したりとそれなりに金がかかるわけで、結局は
それにどれだけ予算がさけるかって事でしょうね
ポセイドンのは巨大波の発生を科学的に検証したディスカバーチャンネルっぽい番組や
映画学科の学生に取材・編集させた撮影日誌みたいな映像をそのまま収録したりと
そのへん安くあげてる感じがした
特にこの映画に関しては大赤字だし、これ以上は金かけられなかったんだろな…
この映画観てからSHARP AQUOS北斎篇のCMの波がCGIなのか実写合成なのか気になってる
URLリンク(www.sharp.co.jp)
155:名無しシネマさん
06/10/06 03:24:22 qVymwK3P
>>154
特典映像も金がかかるのは仕方が無いですね。
でも、ルーカス、スピルバーグ、キャメロンの作品のDVDはVFXの解説は
充実しているのは、監督によるこだわりなのでしょうね。
残念ながらペーターゼンはそのこだわりが無かった。そういえばペーターゼンは
パーフェクトストームのDVDの特典映像もショボかった。
SHARP AQUOS北斎篇のCMの波は私にはCGIに見えますが、実際のところはどうでしょうか。
ボーンデジタル版シネフェックスで日本語版オリジナル企画で日本のCMのVFXも特集してほしいですね。
156:名無シネマさん
06/10/06 05:46:01 3eO6gzp/
あげ
157:名無シネマさん
06/10/06 20:44:17 5ktnVgAX
エドランドの渾身の作「エア・フォース・ワン」放送age
158:名無シネマさん
06/10/06 21:28:15 n2tU4jbf
来週は「ハムナプトラ2」… 出来の悪いCG使用映画放送月間かよ>金ロー
159:名無シネマさん
06/10/06 23:49:09 Hc65989B
蠍だけだろ。
160:名無シネマさん
06/10/07 01:55:27 O7ZP55hB
どっちもクライマックスの見せ場シーンだってのにあの出来だから問題なんだろ
そんで27日は「デスノート」か・・・
161:名無シネマさん
06/10/07 02:16:07 eqmcXGxN
>>157 >>158
共にボスフィルム、ILMにとって汚点とも言えるVFXショットが最後に
あるのが連続して放映されるとは……
>でも、ボスフィルムは倒産した後WETAデジタルに人材が移って、すばらしい仕事をしている。
エドランドが無能とは思えないが、エア・フォース・ワンのラストVFXショットの出来はなぜああなったのだろうか?
ダイクストラのようにフリーランスでVFXスーパーバイザー&デザイナーをやったほうが良いのか……
■デスノートはデジタル・フロンティアのキャラクター。アニメーションの出来が酷すぎる。
日本ではCアニメのクオリティーを上げることは出来ないのだろうか?
162:144
06/10/07 11:56:33 mHnMMIx2
問題の「エアフォ-ス・ワン」ですが、ラストの墜落シ-ンを除くと作品全体のCGレベルはあの当時のハリウッド大作映画の平均から若干落ちる程度なんですよね。
終盤前のF15二号機がエアフォ-スワンの盾になって爆破するシ-ンなんかはまずまずでしょう。
前年のシュワちゃんの「イレイザ-」や同年の「ボルケ-ノ」なんかと較べても、そんなに見劣りするわけじゃないんです。
ただ、これまた同年で大ヒットのヤン・デ・ボンの「ツイスタ-」があまりに別格だったので、あれを基準に考える人が多かったのは不幸だったかも。
なんであの最大の見せ場で、それまでのレベルから著しく落ちたCGになったのか。エドランドがホントにオッケ-を出したのか、はなはだ疑問ですなあ。
まあ、もっとも日本では、昨年のリメイク版「戦国自衛隊」ですらこれに毛が生えた程度でしたから、我が国のCGレベルの現状については、押して知るべしでしょう(大泣)。
163:名無シネマさん
06/10/07 14:11:58 eqmcXGxN
>>162
『エアフォース・ワン』のVFXは>>162の指摘のとおりラストの墜落シーン以外は良かった。
エアフォースワンと給油機のVFXの出来も当時の水準を満たしていた。
同年記録的な大ヒットになった『タイタニック』はフルCGのショットが意外に少なく、クライマックスの沈没シーンも
ミニチュアをタンクでハイスピード撮影してCGでいろいろなエレメントを加えるVFXで完成度は高かった。
推測ですがフルCGで崩壊FXをやってみたら当時の技術ではまだ駄目だった、ということもあるのでは?
『タイタニック』と同年の『スピード2』の海の上のフルCGのクルーズ船はそれほどの出来ではなかった。
当時はまだフルCGで巨大な物体を描くには早すぎたのでは。
問題はエドランドほどのベテランがなぜあのショットにOKを出したことなんですよね。
ミニチュアとCGの融合のほうが当時としてはベストだと思うのですが。
164:144
06/10/07 15:48:20 mHnMMIx2
>>163 おそらくフルCGで大丈夫だとの思い違いがあって、実際やってみたら全然ダメだった、しかし予算がもう・・・。
てなことで、あれを使わざるを得なかったのでしょう。制作会社としては、エライことになった、でもその他のCGはまずまずで
今さらラストだけを作り直す予算も時間もない。だったらイチかバチか公開してやれと、こうなったんじゃないですかね?
映画が大ヒットしたおかげで、エドランドだけが悪者ですんだ。あれがコケていたら、会社が傾いておそらく何人もの重役のクビが飛んだでしょうよ(笑)。
自業自得とはいえ、エドランドはホントに気の毒な事になりましたなぁ(遠い目)。
165:名無シネマさん
06/10/07 16:53:18 YI7xovsm
詳しいことはあんまり良く分からんけど、とにかく水しぶきがひどかった
166:名無シネマさん
06/10/08 03:40:35 /aJIGOuw
90年代後半はデジタルVFXが盛んになり、いろいろなVFXをフルCGでやってみたくて
『エアフォース・ワン』ではラストショットであの出来になってしまった、ということかな。
『タイタニック』はキャメロンやVFXスーパーバイザーのロブ・レガート、当時絶好調のDDが
上手く合わさって、あのVFXが出来上がったと思います。
また、『ハムナプトラ2』のサソリ怪人や『ポーラ・エクスプレス』のパフォーマンス・キャプチャー
で作り上げた、違和感が大有りのCGキャラクターなど、エドランド意外にも失敗はあるのですよね。
ペーターゼンも『ポセイドン』のVFXの出来は良かったけれど、映画の出来がオリジナルの長所を勘違い
したものだったので、彼にも責任は無いとは言えないとは思えない。
167:名無シネマさん
06/10/08 08:30:27 h9DejQq+
ワールド・トレード・センター
高高度からの俯瞰ショット以外は 作り物というのを感じさせない
こうゆう作品は一般的にはこのシーンがすごいとか評価されにくいんだるうな
168:名無シネマさん
06/10/08 09:47:51 /aJIGOuw
エドランド意外にも失敗はあるのですよね
訂正、エドランド以外にも失敗はありますね、でした。
誤字が多くて申し訳ありません。
>>167
WTCはまだ見ていませんが、予告編でも自然な仕上がりになっていますね。
ここでも指摘されていますがURLリンク(www.ritsumei.ac.jp)
VFXはインビジブルな方向で見せるのもこれからは主流になっていくのでは。
最近ではILMが手がけた『ジャーヘッド』『ミュンヘン』のインビジブルVFXは出来が良かった。
169:名無シネマさん
06/10/08 13:50:14 cOLuENKR
×こうゆう
○こういう
170:名無シネマさん
06/10/08 15:53:09 8ohnuiwW
>163
>『エアフォース・ワン』のVFXは>>162の指摘のとおりラストの墜落シーン以外は良かった。
えーーっ!?
合成とかガタりまくって興ざめなんですけど
CGより全編に渡ってそっちが気になった
171:名無シネマさん
06/10/08 16:52:13 h9DejQq+
>>170
TVの調整がおかしいのでは?
172:名無シネマさん
06/10/08 18:39:34 HDisMZQ7
肥えた目でテレビを見るのと、当時、劇場で観るのとでは、また違うと思う。
オールナイトで、どきわくしながら楽しみ、特にアラなど感じなかったが、
最後のアレは、当時ですらアレレ?って思った。
173:名無シネマさん
06/10/08 19:00:02 wIoS/1rc
テレビは明るいので特に目立つ。
174:名無シネマさん
06/10/08 19:01:09 /aJIGOuw
映画館ではリアルに見えるVFXがTVでみるとかなり違った印象で見えることが多い。
『トータル・リコール』の火星のVFXは映画館では良かったのに、ビデオでは作り物に見えた。
画面の大きさや、スクリーンとディスプレイによる視覚に対する違いだろうか?
175:名無シネマさん
06/10/08 19:12:52 h9DejQq+
以前のスレで特撮は 映画での上映で最適化されているからと
書いてあったような 色温度の違いなのか よくわからずに書くけど
176:名無シネマさん
06/10/08 19:52:13 c4G6mkFP
スレチかもしれんがドラゴンスレイヤーってレンタルとかしてる?
もう日本では見れないのか
177:名無シネマさん
06/10/10 19:43:52 4AHSpdix
>>176
ネットで検索してみましたが『ドラゴンスレイヤー』のDVDは現在発売されて
いないようですね。
大きなビデオレンタルショップで古いビデオを探すしかないのでは?
個人的にはディズニーに再販してもらいたいのですが。
しかし、当時のILMと在籍していたフィル・ティペットが心血を捧げて開発した
ゴーモーションが『ジュラシック・パーク』で完全に息の根を止められてしまったのは
悲しい。
『ET』でも出来が良くて、アンブリン・エンターテイメントのシンボルマークになっている
VFX技術なのに。
でも、日本ではストップモーションの技術は発展しなかったのは残念です。
着ぐるみも大好きですが、ストップモーションも発展してほしかった。
178:名無シネマさん
06/10/10 20:01:41 /DRvTqqE
米国版DVDでよければ。
URLリンク(www.fantasium.com)
179:名無シネマさん
06/10/10 22:10:49 Gr6js6e8
ゴーモーションが使われてる映画って何があるの?
180:名無シネマさん
06/10/10 22:16:46 /DRvTqqE
ジェダイの復讐
181:名無シネマさん
06/10/10 22:27:36 EgHOs6R+
エイリアン3
182:名無シネマさん
06/10/10 22:36:17 7X2OYGkm
昨晩ル・ブレ見たけど観覧車がごろごろ転がるシーンがなかなかよかった。
183:名無シネマさん
06/10/10 22:40:09 Gr6js6e8
まじで?どのシーンかぜんぜんわかんねぇわ。
AT-ST?
184:名無シネマさん
06/10/10 22:43:07 4AHSpdix
ロボコップでティペットがゴーモーションを使ったショットがあると聞きましたが、
どのVFXショットなのでしょうか?
>>181
『エイリアン3』はモーモーション名づけたテクニックで、ロッドパペットを
ブルースクリーンで動かして、背景となる映像に合成したものです。
原理はNHKの人形劇と同じで、合成のときに操っている棒を消します。
詳しいことは『エイリアン3 アルティメットエディション』の特典ディスクに
載っています。
同じテクニックは『ID4』のエイリアンも使っています。
185:名無シネマさん
06/10/10 22:43:20 Gr6js6e8
>>183は>>180へのレスね。
>>182
さっき録画してたの見てたw
観覧車はよく出来てたな。
台?から外れるシーンはミニチュアっぽいけどカットによってはCGだったとオモタ
186:名無シネマさん
06/10/10 23:37:21 OLYz9Sp9
>>184
ロボコップのモデルアニメをコマ送りで見るとちゃんとブレてるので、あんな低予算映画で
どうやったのだろうかと疑問だったがあれゴーモーションだったのか?
187:名無シネマさん
06/10/11 14:46:16 fVbPdbKn
モ、モ、モーモーション…!(;´Д`)ハァハァ
188:名無シネマさん
06/10/12 12:34:56 e03KomH0
>>184
へぇ…モーモーションて言うのか。
じゃあガメラ3冒頭の深海魚もモーモーションになるの?
189:名無シネマさん
06/10/12 23:08:40 uVBBmsgz
>>モ、モ、モーモーション…!(;´Д`)ハァハァ
ワロタ
190:名無シネマさん
06/10/12 23:24:15 1LzpE8gX
>>187 >>188 >>189
何が言いたいか良くわかりませんが、トイズプレス版『シネフェックス1号』や、
『エイリアン3 アルティメットDVD』の特典ディスクにはそう解説しています。
自分の目で確かめてください。
>>186
ある本で『ロボコップ』では部分的にゴーモーションを使用した、と書いてありました。
どこに使用したのかは解りませんが、私の推測ではED209を破壊したときのED209や
ロボコップの動きがゴーモーションではないでしょうか?
詳しいことを知っている方がいましたら、教えてください。
191:名無シネマさん
06/10/13 16:39:54 /9KhqprW
おちつけ
モーモーの部分をみんな言ってるのに
192:名無シネマさん
06/10/14 16:38:40 LZtap6JJ
ゴーモーションでは『ターミネーター2』の冒頭の未来戦争でエンドスケルトンの
シーンでケーブルパペットと併用してゴーモーションを使っているそうです。
『T1』のエンドスケルトンのときはファンタジーⅡは通常のストップモーション
でしたが『T2』では予算が上がったのでゴーモーションも使えたらしいですね。
193:名無シネマさん
06/10/14 19:58:20 t6vxjq0B
へぇ…全然気づかなかった世。
普通に全部パペットかと思った。相当完成度高いのかな>ゴーモーション
下手なCGより良かったりして?
194:名無シネマさん
06/10/14 22:25:26 yQnm+fwr
何らかの形でパペットが動いてブレが生じていたら、それがゴーモーションじゃね。
いわゆるドラゴンムーバーに接続されていたAT-STだけじゃなく
ランカーやスピーダーバイクもミューレンはゴーモーションの範疇にいれていたけど。
195:名無シネマさん
06/10/15 03:26:50 Iw0aloam
>>193
『T2』の未来戦争のVFXは、手前のエンドスケルトンはスタン・ウィンストンの
ケーブル操作のアニマトロニクス。
奥のほうがファンタジーⅡのゴーモーションで見せているので、ゴーモーションのショットが
違和感無く見せると事が出来たそうです。
これはSFX&VFXに精通したジェームズ・キャメロンだからこそ上手く見せることが
出来たVFXショットですね。
196:名無シネマさん
06/10/15 09:35:54 Iw0aloam
ゴーモーションで忘れてはならないのが、『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』
のトロッコのシーン。
あれはゴーモーションであのジェットコースターのようなスピード感ををトロッコ
追跡で出したものでした。
現在はゴーモーションを使っているVFXスタジオは無いけれど、こうやって見ると
80年代はゴーモーションを使った出来のいいVFXショットが結構ありますね。
197:名無シネマさん
06/10/15 11:16:29 T7x4Z1Q+
ティペット本人は「SW/帝国の逆襲」オープニングでトーン・トーンを空撮してるショットが一番自慢の出来だと話してたのを何かで読みました。>ゴーモーション
198:名無シネマさん
06/10/15 12:08:01 acmDkOl9
>>197
あのシーンは帝国の逆襲でもっともコストのかかっている所
らしいね。
初TV放送の時、日テレはそんな価値がわからないので番組のおしらせ
テロップをいれてトーントーンを半分見えなくしてしまっていた。
199:名無シネマさん
06/10/15 13:20:10 W8AMhfx+
>>197
あのショットは確かに凄いけど“ゴー”じゃなくて“ストップ”モーションじゃないの?
ティペットがフルフレームでアニメートしてサム・コムストックがマッチムーブしながら背景に縮小焼き付けしたらしい。
その後に続く小山を駆け上がるショットはトーントーンの全体的な移動のみモーションコントロールされててブレが生じているから
ゴーモーションのプロトタイプといってもいいのかな。
200:名無シネマさん
06/10/15 23:59:57 wbYMGj36
>>194
モーションコントロール用のモーターでモデルアニメにブレを作るのが
一応ゴーモーションの定義だと思う。ドラゴンスレイヤーの歩くとこや
ETの人形が自転車こいでるとこなど。
ランカーやスピーダーバイクの演技は手動のロッドパペットかと。
そしてトーントーンやインディのトロッコはモデルの移動だけモーターで
ブレが付けられモデルアニメそのものは手作業なのでこれは宇宙船等
と同じ通常のモーションコントロールに分類されると思う。
201:名無シネマさん
06/10/16 01:04:55 K2ScsUhy
結局ゴーモーションのきもは動きにブレを与える事。
ストップモーションしかなかったころは人形の前にガラスを置いて
ワセリンを塗って絵をぼかしてブレがあるように見せるなんて気の遠くなる作業を
したりしてたんだよね。昔の人は偉かった。
202:名無シネマさん
06/10/16 17:31:02 yH+3MLaz
あとコンピューター制御なので同じ動きを繰り返せるという利点があるね。
歩く動きならおそらく三、四歩モーションを作ればあとは何歩でも歩けるとか。
実際ブレを作る本番時には微速度撮影だろうけどテストで大雑把にリアル
タイムで動かしそれを見て細かく修正していく事も出来たはず。
反面ロッドの隠し方や消し方は面倒だったんではないかと。とにかく撮影
セッティングは時間がかかったろうからそれほど多くの特撮スタジオには
広まらなかったんじゃないかな。
203:名無シネマさん
06/10/17 14:07:39 hvpU8Pk7
スパイキッズ2にスケルトン軍団が出てくるけど、「なめらかで綺麗な動き」ではなく「ガクガクでブレまくりな動き」だったのは良かったなぁー。
もろにハリーハウゼンで味わい深い感じだった。
204:名無シネマさん
06/10/17 19:13:12 c0BAapV/
久々に来てみたが、相変わらずなんて素晴らしいスレなんだ。
205:名無シネマさん
06/10/17 19:30:25 pT6jC7mv
妖怪大戦争でもやってたなぁ。
CG自体のありがたみが薄れてきた今、
見た目のリアルさより、映画的なリアリティを前面に
出すというのは、選択肢としてはアリだけど、
真っ向勝負のモノも見てみたいなぁ。
206:名無シネマさん
06/10/17 21:31:44 NUkIkW4D
>>205
妖怪大戦争はCMで見たときはほんとにストップモーションだと思った。
でもアレって狙ってああしたのか?機械っぽさ+技術的限界でああなったんじゃないの
207:名無シネマさん
06/10/18 01:06:34 DWrgyPh3
>>206
ソースは無くしましたが、監督は意図的にCGでストップモーションの動きを
出すようにアニメーターに演出したそうです。
ストップモーション風のCGといえばティム・バートンは『マーズ・アタック』で、
火星人や円盤をストップモーションの動きで再現していました。それも天下のILMに。
これからのVFXはフォトリアル(写実的)な方向と、意図的に昔ながらのFXや特撮を
VFXで表現する方向に分かれるのでしょうね。
208:名無シネマさん
06/10/18 01:13:53 DWrgyPh3
>>207の続き。
『チーム・アメリカ: ワールド・ポリス』のトレイ・パーカー&マット・ストーン
は今度は着ぐるみ特撮に挑戦するそうです。これは楽しみにしています。
日本の怪獣映画も写実的な方向で無くても良いから、新作のゴジラが作られるとしたら、
スーツアクターの動きをモーションキャプチャーでキャプチャーして、CGでゴジラを描いてみたら
着ぐるみのよさを持ったCGで描かれるのではないでしょうか?
東宝もゴジラの新作を作るのならこのテクニックを試してもらいたい。
209:名無シネマさん
06/10/18 01:26:18 3pqSBHj6
>>207
三池GJ!
どうせならホントにストップモーションでやって欲しかったけどそこまでの予算は無いか
210:名無シネマさん
06/10/18 03:54:48 DWrgyPh3
>>209
多分、あのショットを作るだけのストップモーション・アニメーターの数が圧倒的に少ないのでは?
元より日本ではモデルアニメは盛んではなく、モデルアニメーターも少なかった。
NHKの『みんなの歌』はほぼ個人芸の世界だし、CGが発達して、日本でも出るアニメをやっていた人材は
ほぼCGへ行ってしまったと私は見ている。
ティム・バートンの作品のように本格的なストップモーション映画を作るだけの人材は日本ではきわめて貴重で、
コストもCGのほうが安いのが理由だと思う。
211:名無シネマさん
06/10/18 11:25:17 UB/AdqoB
>>208
ガメラ2でモーションキャプチャの試みはやってましたね。
CGのレベルが低かったせいか、あまり効果的ではなかった
気がします。
ストップモーションは日本の劇場映画の市場としてはまったく
無くなってしまったから人は育ちにくいでしょうね。真賀里さんなんかは
NTTドコモのドコモダケのCMでがんばっておられるようですが。
212:名無シネマさん
06/10/18 13:51:40 3pqSBHj6
CMでは液キャべがよく出来てると思う。
213:名無シネマさん
06/10/18 16:19:10 m93sfPug
DTV板から誘導されて来ました。マルチになりますがよろしくお願いします。
URLリンク(www.youtube.com)
「Kylie Minogue - Come Into My World」
なんですがプログラムカメラでの一発撮りで4週分を合成処理している
と思うんですが、4週とも背景が同じだからといって人物だけを切り取る
というのがどーしてできるのかわかりませんでした。
どうやってるのか分かるかたおられますか?
214:名無シネマさん
06/10/18 17:43:41 5Cjf7ibD
俺はあんまり詳しくないけど
↓でちょっとメイキング見れた(後半の映像)
mms://lonwle.interoutemediaservices.com/{a5719c13-f5ff-4522-af41-a4991dabe120}/{42964e2e-babf-4824-b958-c3ae9e067b94}/comeintomyworld_makingof_w8_250.wmv
普通に撮影してるなぁ、地道にロトスコープ作業か?
言葉がわからんかったんでそこにヒントがあるのかも
詳しい人待つか…すまね
215:名無シネマさん
06/10/18 18:55:27 8uzOa6LK
>>213
おもしろいなぁ 最初はわからんかった
216:名無シネマさん
06/10/18 21:54:32 JpdmJ/wh
>>208
日本映画の問題は、むしろ撮影方法に問題があるんじゃないか?
アメゴジやジュラパでもCG以外のパートがかなり多い。
217:名無シネマさん
06/10/18 22:04:18 3WT/AGrr
カメラや撮影テクニックこそが特撮なのに
日本は全く進歩しなかったね。
特殊カメラ持っている所もほとんど無いだろうね
218:名無シネマさん
06/10/18 22:23:11 UB/AdqoB
モーションコントロールもスティディカムもシュノーケルカメラも
レンタル料が高すぎてなかなか使えないみたいね。
海外のスポーツ中継なんか見ると普通にスティディカメラを持ったカメラマンが
写ったりするけど、日本じゃいまだに肩に乗せてるだけ。
219:名無シネマさん
06/10/18 22:31:15 3WT/AGrr
ステディカムはまあドラマでも普通に出てくるが
常識的に、物理的にも
人間もミニチュア、巨大モンスターも
同じカメラで撮影するアホさを回避して欲しいもんだ。
NHKの自然ドキュメンタリーで使ってる機材や、
たとえばその中での昆虫超接写カメラなんか
大変素晴らしい映像なんだが
○○マンやゴ○ラなんか、どうみてもスタジオに居る人間感覚で撮ってるよ。
220:名無シネマさん
06/10/18 22:46:14 JpdmJ/wh
>>218
NHKの聴取料は、どこに使われてるのやら。
221:213
06/10/18 23:11:48 6ZQ8abXH
>>214
そんなムービーがあったんですね…有難うございます。
職場で見続けてしまいました。
222:名無シネマさん
06/10/18 23:36:42 n7zM7oWt
ミシェル・ゴンドリーの撮るPVって
ハイテクからローテクまで、さながらSFX・VFX見本市だよね
223:名無シネマさん
06/10/19 00:25:31 gTNpp8cn
>>219
色々制約がありましてね
224:名無シネマさん
06/10/19 22:04:04 viMOiPZ9
リアルじゃないからクソみたいな煽りいれてるヤツラがいるだろ。
俺の特撮はそういうヤツラに対するFUCk YOUなんだ
225:名無シネマさん
06/10/20 04:30:17 ah3lOzGa
>>224
こいつに代表されるように
「ゴジラはあのままでイイ!ミニチュア丸出しでイイ!」
ってやつが少なからずいるんだよね。
226:名無シネマさん
06/10/20 20:46:08 dds6QXN5
>>225
あれは一つのジャンルであり様式だよ。文化なんだ。
クジラ食べるのと同じこと。
227:名無シネマさん
06/10/20 22:38:37 IQ8VwR6A
昭和29年のゴジラ1作目では、
ミニチュアセットの中でも
「その場にいる人間の目線」で常にゴジラを捉える
カメラアングルの工夫があったんだが、
そういう特撮上の演出という技法は
劣化し、廃れてしまってるよな。
228:名無シネマさん
06/10/20 22:47:40 8wnyldfz
まだまだあぶない刑事、色々と酷いな…
229:名無シネマさん
06/10/21 18:31:38 v4jR+tta
桃ちゃんが引退してもまさみちゃんを見ると桃ちゃんを思い出してまう
昨日のセーラー服と機関銃→見世物小屋 の流れ
230:名無シネマさん
06/10/22 01:51:17 iwp9mnqp
>>226
今日のウルトラマンメビウスを観て改めて思った。「これでいいんだ」と。
231:名無シネマさん
06/10/22 01:54:06 t9b70Agc
230はバカボンのパパ
232:名無しシネマさん
06/10/22 04:22:19 luXEpd4m
話はそれるが10月の末に日曜洋画劇場で放映される『亡国のイージス』だが、
本物のイージス艦やフルスケールオープンセットを使ったSFX&VFXは出来はいいのだが、
ラストのイージス艦が沈む特撮はいただけなかった。
にほん特撮&VFXの様式美は理解は出来るけれど、ある程度のリアリティーを維持した
VFXは出来ないと困るのでは?
233:名無しシネマさん
06/10/22 05:57:34 luXEpd4m
>>232の続き。
例えばチャウ・シンチーの『少林サッカー』『カンフー・ハッスル』もシンチーだからこそ出来る
演出があるのだが、VFX担当のセントロ・デジタル・ピクチャーズのVFXの出来は
ハリウッドの1流には及ばないものの、キャラクター・アニメーションの出来は日本よりは高い。
荒唐無稽の演出でもある程度のフォトリアルさがあるVFXを日本も育てるべきでは?
234:名無シネマさん
06/10/22 07:46:50 T8gL1jew
日本は白組以外パッとしないね。なぜだろう?
235:名無シネマさん
06/10/22 07:48:44 2hSeh9D6
LOTRはやっぱりいいな…
物語と特撮の融合のひとつの到達点だよ。
マッシブばかりに目が行ってしまうけどやっぱりミニ(ビガ)チュアが
いいんだよね。アイゼンガルドの崩壊シーンなんかホント幸せですよ。
押し寄せる大量の水、崩壊するアイゼンガルドのミニチュア、CGキャラクター。
このトリプルコンボの幸せな融合…
236:名無シネマさん
06/10/22 08:06:37 9XzBUqQz
大衆の見る目や欲求はどんどんレベル上がってくのに作る側が今(以前)のレベルをそれで良しとする限り
そのうち伝統芸能みたいになっちゃうんだろな>ミニチュア使ったスーツアクションやストップモーションアニメ
代々続く職人家系の誰かが人間国宝に指定されたり後継者不足で国が補助金出したりw
237:名無シネマさん
06/10/22 08:21:07 iC72rsjQ
>>236
大人の事情というのが、あるんでしょう
238:名無シネマさん
06/10/22 12:26:01 luXEpd4m
>>234
白組は日本では時間と予算をかけられるCMで仕事をして、映画でもポストプロに
時間を割いているのが大きいかと思われます。
香港のセントロ社もポストプロには時間をかけていると聞きました。
>>235
総合的なSFX、VFXを上手く指揮できる人材がVFXカンパニーの質を左右するということでしょうね。
ただ、最近心配なのがハリウッドもILM、WETA以外は大手VFXスタジオがミニチュア部門を経済的な
理由で廃止していることが多いのが気になる。
SPIは『スター・シップ・トゥルーパーズ』のときとてもいいモデルショップを持っていたのに
『スパイダーマン』の時には廃止して、外注でミニチュアを出していました。
また、デジタル・ドメインもマイケル・ベイがオーナーになったらモデルショップを廃止したそうです。
VFXスタジオもCGオンリーのプロダクションになるのが時代の流れとはいえ、辛いな。
239:名無シネマさん
06/10/22 13:00:20 koMEAEoS
>SFX映画評論
このサイトはじめてみたけど、映画の見方が分かってない人だね。
すごく可哀想。
240:名無シネマさん
06/10/22 13:09:01 s0DkqsQ5
白組の鬼武者3のムービーを超えるCG映像は
未だ存在しない
241:名無シネマさん
06/10/22 13:17:31 MwgYzQSW
視覚効果の知識が素人なのに、色々口出ししてくる感じでなんかイライラするレビューばっかり。
一般人に向けて書いてるのか?
いや、一般人は「SFX映画」なんて括りで扱うレビューなんか読まないわな。
242:名無シネマさん
06/10/22 13:51:33 s0DkqsQ5
>>241
ヲタ的な視点じゃないだけだろ
リアルタイムで深度合成するカメラとか試作した人だぞ
作れもしないのに用語振り回して、
悦に浸っているオタク達とは次元が違う
243:名無シネマさん
06/10/22 15:12:04 dhXB8UUb
>>239
人に同情するような書き方をして自分の優越を誇示するところが痛いなw
自己言及は承知で言うけどww
244:名無シネマさん
06/10/22 15:51:17 koMEAEoS
>>242
技術のある人なんだね。レビューの中にあまり技術的な話しがないから、
俺も素人だと思ったよ。
>>243
それに反応しちゃうきみも痛いよw
>SFX映画評論
気になったとこ。
・全体的に独自の視点が無い。たぶんソースがあってそれに合わせて
書いてる。雑誌かなにかだと思うけど。回りが良いと書いてるから良い
みたいな、ありがち視点。
・見出しにしては本文がとほほ。見出しで釣ってるんだろうけど、本文では
それほど見出し通りに切り込んではいかない。
・VFXが優れている、という書き方なんだけど、どう優れているのかには
触れていない(技術ある人なんでしょ?)。
・たぶんそれほど映画を見ていない。見てる本数は少ないとおもう。
以上。
245:名無シネマさん
06/10/22 16:18:53 2hSeh9D6
ローレライが二つ星だったのに他のレビューの中で
ボロカス言ってるサイトだからね。映画評は期待できない
246:名無シネマさん
06/10/22 17:52:54 luXEpd4m
SFX/VFX映画時評で私が引っかかったのは『ファイト・クラブ』でした。
期待に反してSFXのウェイトは大きくなかった。(略)
監督のデイビッド・フィンチャーは,マット・ペインティング出身というから、
どこかでディジタル・マット画を多用していたのかもしれないが,気が付かなかった。
尚、全文はここからURLリンク(www.ritsumei.ac.jp)
あの~、確かにフィンチャーはマットペインティング、ストップモーションの仕事をILMでやっていましたが、『ファイト・クラブ』では
ヴァーチャル背景をマトリックスと同じ年に、それ以上に上手く使っていて、私はそれに感心したのですが。
>どうもこのHPはずれているところがあります。
大口孝之さんが書いてくれればかなり良くなると思うのですが……
247:名無シネマさん
06/10/22 19:27:09 iC72rsjQ
>>244
サイトに書いてある情報は趣味の延長なんだろ
248:名無シネマさん
06/10/22 22:47:51 koMEAEoS
>>247
そうだね。次スレではリンクしないほうがいいね。
249:名無シネマさん
06/10/25 05:16:12 z8FBgcYx
このスレ初めて来たけど
なんか違うな
250:名無シネマさん
06/10/25 11:52:06 b1wp57Bh
よく見れば、ミニチュアだ!
251:名無シネマさん
06/10/25 16:22:55 ASIezGcD
ミニチュア特撮みてもミニチュアだしょぼいって思ったことないからなあ
現実とは違う現実を感じてるというか
252:名無シネマさん
06/10/25 17:17:35 i30h7qxo
モノホン撮っても、ミニチュア呼ばわりされることもあるらしいからな。
253:名無シネマさん
06/10/25 19:26:12 JxjfPsP1
全ての特撮はCGだと思っている人がいる
かつCGなら書けば済むじゃんと 思っている人がいる
あまりに自然な特撮はだれにもわからない(W
俺もだけど
254:名無シネマさん
06/10/25 20:41:14 i30h7qxo
それを言うなら、最近の「VFX」の濫用も駄目だろ。
25年くらい前は「SFX」がその地位にあったが…。
255:名無シネマさん
06/10/25 21:12:35 BBVMSTpL
Pマンの特撮は、色んな手法を使っていて面白いw
256:名無シネマさん
06/10/25 21:53:21 coCwBaYo
>>251
『アポロ13』でデジタル・ドメインがサターンⅤのミニチュアを作るとき、本物のサターンⅤは汚れていなくて、
そのまま再現したのではミニチュアがリアルに見えないのでわざとミニチュアに汚しを入れたそうです。
その記事をシネフェックスで読んで本物のリアルとSFXとVFXのリアリティーは違うということを知りました。
VFXは上手いウソを見せるというのも技術の一つなのですね。
>>254
私も昔はSFXの乱用をしていたから、今当時を見返すと恥ずかしいです。
>>253
タイタニックでオスカーを受賞したロブ・レガート氏は風のような自然なVFXを
目指している、という話を思い出しました。
257:名無シネマさん
06/10/26 00:35:05 orgmAuCi
SFXの乱用出来る立場にある人って・・・一体何者?
258:名無シネマさん
06/10/26 00:39:12 +l90qnHO
>本物のサターンⅤは汚れていなくて
昔の写真を見ると十分汚れているような気がしますが。
>ミニチュアがリアルに見えないのでわざとミニチュアに汚しを入れたそうです。
これはサターンⅤに限ったことではないですね。
スケールが違うので影を強調したりするのは、当たり前のテクニック、
なんですが日本人はここで思考停止しているマニアが多いです。
重要なのはカメラなんですよね。何ミリのレンズでどういう天候で
どこからカメラで撮影するのか、それに合わせてミニチュアが作られる。
そういう理由で、サターンⅤのミニチュアには汚しが入ったのでしょう。
ハリウッドのメイキングで驚くのは、そのへんの割り切りですね。
たいして作りこんでないミニチュアやセットも本編ではリアルに存在している。
259:名無シネマさん
06/10/26 01:00:02 AeX3EP4l
>>258
>>昔の写真を見ると十分汚れているような気がしますが。
シネフェックスの記事によると、雨や風に絶えたような汚れが無いということらしいです。
汚れといっても2001年とスター・ウォーズのミニチュアの汚しではだいぶ違います。
おそらくVFXクルーとしてはSWのような汚れを期待していたら、かなり違う汚れだった
ということではないでしょうか?
>>これはサターンⅤに限ったことではないですね。
スケールが違うので影を強調したりするのは、当たり前のテクニック、
なんですが日本人はここで思考停止しているマニアが多いです。
同感です。ターミネーター2のLA破壊のシーンのメイキングビデオを見たとき
「日本のゴジラ映画とミニチュアの出来は同じで、なぜフィルムになるとあれほど違うのか」
と驚きました。
映画としてのリアリティーをどうやって見せるかが問題では。
日本も最近はミニチュアワークは改善されましたが、今度TVで放映される「亡国のイージス」
のイージス艦沈没の特撮のように改善すべきところがまだ多いです。
基本のミニチュアワークのレベルを上げるのも日本の特撮&VFX業界の課題ではないでしょうか?
260:名無シネマさん
06/10/26 01:15:57 cD7EIiSt
ミニチュアの汚し、と言えば…。
汚れてりゃリアルだろう、と言う思いこみ(?)で無様な姿を晒した
平成ゼブンのウルトラホーク1号。
1、デザインがそもそも汚し向けでない
2、映画撮影に向かない、ディスプレイモデル向けの汚し塗装
のコンボでひどいことに…。
261:名無シネマさん
06/10/26 01:22:24 orgmAuCi
>>258
>何ミリのレンズで
これはコンテに合わせてカットごとにミニチュアを作るという事を意味するのだと
思いますが日本特撮でそれはほとんどありませんね。一つのミニチュアをどの
カットにも使い回すのが普通です。
>どういう天候で
アメリカと違い日本の天候は変わりやすくオープン撮影に向きません。いい天気
になるのを待つ事はスケジュール的にほとんどの場合無理です。ならばセットか
と言うとやはりホリゾントはカットに合わせて描かれる訳でもなく、太陽光並みの
照明がなされる事も無いでしょう。
日本人スタッフは思考停止している…と思考停止するのは簡単ですが私はもう
少し根深い事情があるように思いますね。まあただの客にはそんな事情は知った
こっちゃ無いですが。
262:名無シネマさん
06/10/26 01:42:20 9g66+ns9
自分はよくプラモとフォトデジカメとパソコンでそれっぽい画面作るけど、汚しについては確かに悩みどころです
生で見てもらう、写真にして見てもらう、WEB上で見てもらうそれぞれの場合、汚しの度合いはどう変えていくべきか
肉眼で十分汚したと思ったのに、写真にしたらうっすらとしか写ってなかった
その場合、しっかり写るようになるまで汚すのか、写真でうっすらだったらそれでいいのか
フィルム動画である特撮プロップとは違うのか、と
263:名無シネマさん
06/10/26 01:47:56 9g66+ns9
例えばガンヘッドのミニチュアはメイキング写真で見ると油の流れ出しその他でデロデロに汚れてるけど、
実際の映像だとそれほど目立たない(映像ではない別の写真でさえ既に目立たない
これは画面に映ってない=失敗なのか、汚さなかったらもっとのっぺり綺麗になってた失敗だった
264:名無シネマさん
06/10/26 01:55:12 9g66+ns9
失礼
これはせっかくの汚しが画面に映ってない=失敗だったのか、
汚さなかったらもっとのっぺりとした不自然なものになってた=あれだけの汚しがやっぱり必要だったのか、
薄暗い設定の舞台だったし、汚しは画面上で目立つべきではない=画面の通りで成功だったのか、などなど
自分はあの画面は良く出来てたと思いますが、そういった疑問は多いです
265:名無シネマさん
06/10/26 02:14:24 cD7EIiSt
飛行機のプラモデルなどでありがちな、やたら目立つ筋彫りは、
写真、映画を問わず、「本物のように見せる」という点ではマイナスだよね。
そこらへんが、模型的デフォルメと写実的デフォルメの違いなんだろうね。
ガンヘッドに関しては、あの汚しなら見えても大して問題なさそう見えるけど。
平成セブンはマジやばい、俺はあれで汚し信仰を捨てたw
ガンヘッドはそれ以前にミニチュアの巨大感が…。
266:名無シネマさん
06/10/26 02:23:32 9g66+ns9
巨大感あったと思うのだが・・・
267:名無シネマさん
06/10/26 08:09:28 ggH5KO4H
>日本人スタッフは思考停止している
アポロ13のサターンVのミニチュア作ったのは日本人ですけどね。
NHKの新電子立国で紹介されてたよ
268:名無シネマさん
06/10/26 09:09:11 oydLZ6Lb
つまり優秀な人材は海外に流出しているという事ですね。
269:名無シネマさん
06/10/26 09:36:48 cD7EIiSt
特撮の善し悪しは、ミニチュア自体の出来不出来もあるが、結局は撮り方次第だな。
270:名無シネマさん
06/10/26 09:41:10 +l90qnHO
>>267が象徴してますね。
撮影+ミニチュアってことが分かってない。
271:名無シネマさん
06/10/26 12:28:52 WwiftVm2
アメリカとかだとプリプロに一番時間をかけてるような気がする。
日本の場合、ポスプロでなんとかしちゃえ!!みたいな感じ。
272:名無シネマさん
06/10/26 13:14:07 GqHJZhEQ
↑
まさにその通り。
で、まずいのは、実際になんとかなったような気にさせる位の
技術はある、って事。
CM業界の方がプリプロには数倍力入れてるよ。
273:名無シネマさん
06/10/26 13:40:08 R2w2ldOI
まあ映画やドラマの本編よりもCMにスタッフも金もかけるような歪な構造の日本でろくな特撮映画が
出来るはずも無いんだよね
作る側もCMと映画を同列あつかいしてるし 目的が全然違うんだが
274:名無シネマさん
06/10/26 15:57:25 WwiftVm2
日本の場合、一つのプロダクションがCMだろうが映画だろうが、それこそVPまで作ってたりするけど、
アメリカなんかの場合そのへん、ちゃんと専業化されているのだろうか?
275:名無シネマさん
06/10/26 19:14:54 8QMaBkk1
日本沈没の発表から公開まで、ほんの1年くらいだったように思うが、
どれくらい十分に時間をかけられたのだろう。
ウルトラ兄弟の発表から公開まで2,3年は経ってるように思うが、
どれくらい十分に時間をかけられたのだろう。
276:名無シネマさん
06/10/26 20:23:24 AeX3EP4l
>>274
アメリカは以前はILM,DD,SPI,R&Hなどの大手VFXカンパニーが
CM、PV(プローモーションビデオ)のVFXを映画と平行して手がけていました。
しかし数年前にTV局の大きなストライキがあり、CMやPVのVFXはカナダ、オーストラリアなどの
コストの安い海外のVFXカンパニーに移ったそうです。
今でもハリウッドの大手VFXカンパニーはCM、PVの仕事をやっていますが、
仕事の量は以前に比べると微々たる物だそうです。
ハリウッドの大手VFXスタジオは映画の仕事でも収益を上げることが出来るので
経営は何とか大丈夫らしいです。(大変なところもありますが)。
>>275
『ウルトラ兄弟』は知りませんが『日本沈没』の最初の撮影は2005年のお盆で空港で撮影して、
日本を脱出する人たちのシーンはお盆の帰省ラッシュを撮影したのが最初だそうです。
日本沈没は邦画としてはポスプロには時間はかかっています。
>また、白組も『三丁目の夕日』のポスプロには時間をかけています。
邦画全体がもっとポスプロに時間をかけてほしいですね。
277:名無シネマさん
06/10/26 20:53:13 AeX3EP4l
>>276の続き。
CM,PVの仕事が減ったおかげで、SPIは『スターシップ・トゥルーパーズ』
のときに社内にあったモデルショップを維持できなくなり、『スパイダーマン』では
他のモデルショップにミニチュアを外注で出したそうです。
また、DDもマイケル・ベイがオーナーになってからモデルショップを閉鎖して、
CG専門のVFXスタジオにするそうです。
ソースはこちらURLリンク(blog.so-net.ne.jp)
>現在、ハリウッドでモデルショップがある総合的なVFXカンパニーはILMとWETAデジタル
とさびしい状況になりました。
278:名無シネマさん
06/10/26 20:56:10 E8j7B7na
>273
ろくな
ねえ
279:名無シネマさん
06/10/26 21:47:44 kedUzexn
てか、ガンヘッドの場合はどんなスタッフが撮ってもあの辺が限界でしょ。
ミニチュア自体がスケール感を出せるほど大きくなかったし
それを大きく写せるようなレンズもレンタル料が高かった上に性能的に十分じゃなかったんだから。
あの当時はまだイノビジョンさえ無かったんじゃない?
イノビジョンが存在したとしても実用に耐える開放値はf11くらい。
それプラス高速撮影って事になると物凄い光量が必要。
今みたいに高感度フィルムが実用に耐えた時代じゃないもんね。
恐らくミニチュアに仕込んだ電球などの電飾が写らなくなるほどライトを当てなくちゃならなかったんでは?
あの映画の特撮では電飾が良い雰囲気を出していたと記憶している。
あれが無くなったら画面からかなり生彩が失せたんじゃないかなぁ?
標準の機材を使った特撮としてはかなり良い線を行ってたと思うよ。
280:名無シネマさん
06/10/26 22:08:30 orgmAuCi
>>275
ウルトラ映画は人知れず毎年作られてるので全工程に一年以上かけて
るはずは無いでしょう。特に昨年のULTRAMANがこけて次のリアル系
ウルトラマンの企画が潰れ急遽作られたのがウルトラ兄弟企画だから
全然かかってないんじゃないかと。
もっと問題なのは低予算ながらリアル特撮とシリアスドラマに挑戦した
ULTRAMANが失敗作と判断された事ですな。スタッフが渾身の力を込
めて作っても受け入れる土壌が無いというのは悲しい事です。
281:名無シネマさん
06/10/26 22:57:20 AeX3EP4l
>>280
確か、今年に入ってメビウスが始まって『ウルトラ兄弟』の製作が決まりました。
確かに>>280さんの言うとおりでしょう。
>もっと問題なのは低予算ながらリアル特撮とシリアスドラマに挑戦した
ULTRAMANが失敗作と判断された事ですな。スタッフが渾身の力を込
めて作っても受け入れる土壌が無いというのは悲しい事です。
日本の特撮がハリウッドのSFX、VFX映画のような市民権を得るのが
難しいのを実証している事実ですね。
仮面ライダーもイケメン俳優や群像劇で何とか年齢層を上げていますが、
やはりVFX映画のような市民権を得てはいません。
ガンヘッドは失敗作ですが、あのての作品や『三丁目の夕日』のように自然なVFXを
使った映画がもっと成功するといいのですが。
果たして将来そこまで行くことが出来るだろうか。
282:名無シネマさん
06/10/26 23:40:07 WECr3R4P
>>281
>あのての作品や『三丁目の夕日』のように自然なVFXを
>使った映画がもっと成功するといいのですが。
現存するものを特撮で本当に自然にやってしまうと今度は話題にすらならない。
交渉人真下のミニチュア特撮なんて殆ど誰も話題にしないでしょ。
だけどちょっとCGっぽい部分が目に付いたりすると「日本の視覚効果は」という話になる。
亡国のイージスなんてその好例だね。
ラストの沈没シーンだけ抜き出してアレコレ言う人が公開時には多かったが
殆どバーチャルで作られた護衛艦vs.イージス艦に関しては完全にスルーだった。
「実物のイージス艦を使って航行シーンを撮った」という予備知識があるためか
本物のイージス艦とCGのイージス艦を入れ替えたカットが意外に多い事に関してもスルー。
その他、「VFX」という言葉に縁遠そうな映画、スウィングガール、フラガールなんかのVFXも話題にならない。
283:名無シネマさん
06/10/27 00:00:51 AeX3EP4l
>>282
>本物のイージス艦とCGのイージス艦を入れ替えたカットが意外に多い事に関してもスルー
それは気が付きませんでした。どうしても本物のイージス艦とCGのミサイルの組み合わせと、
ラストシーンの沈没シーンが印象に残ってしまって。
逆に言うと沈没シーンの失敗で『イージス』は損をしているのか。
スウィングガールは見て、自然なVFXがある程度解りました。
フラガールは見ていません。すみませんでした。
284:名無シネマさん
06/10/27 00:36:40 zrVJyMow
なんだ、だれもわかっちゃいねぇ。
あれは、敢えてあーゆー画をクライマックスに持ってきたんだよ!
つまり神谷監督のエアフォースワンへのオマージュなんだよ!!!
285:名無シネマさん
06/10/27 00:55:11 QdgTLmE9
スウィングガールズのVFXは分からんなぁ。アナログ特撮はあるけど
286:名無シネマさん
06/10/27 01:18:40 7o2wEXUG
>交渉人真下のミニチュア特撮
ってクモ以外になんかあるの?
287:名無シネマさん
06/10/27 07:26:45 w0RVMDm3
>>285
線路を歩いている女の子達が列車に追われて田んぼに飛び込む一連はデジタル合成。
一歩間違えたら人身事故になることだからJR側も役者の事務所も一発撮りは承知せんでそ。
>>286
普通の地下鉄もかなりのカット数がミニチュアで処理されている。
いくら神戸の交通局が協力的でも、地下鉄は軌道内に電気が流されているので
地下鉄が走っている間は軌道内には部外者は入れて貰えないのですね。
288:名無シネマさん
06/10/27 11:40:48 2nHQ31XX
>>276
>邦画全体がもっとポスプロに時間をかけてほしいですね。
ポスプロもそうだが…
プ リ プ ロ は さ ら に 時 間 不 足 で す !orz
289:名無シネマさん
06/10/27 13:53:44 ymnN6wpZ
>288は現場の人間か?
290:名無シネマさん
06/10/27 22:48:39 QdgTLmE9
まあそれ言い出すと脚本ももっと練れよって話になる訳で。こんな脚本で
製作スタートするなと。何から何まで時間不足ですなぁ。
291:名無シネマさん
06/10/27 22:58:41 aGjhmwMr
時間不足でもイン出来たらまだラッキーなわけで。
本当にイン出来るか分からないから人も集められない、
でも準備だけはコツコツと進めなくてはならない、
で、インが確定した時は既に問題山積み、
でも時間は足りないし、人数動員で切り抜けるほど予算がない。
・・・ちとスレ違いですな(w
でも以前よりポスプロに時間を割くようになったのは良い傾向だとは思う。
292:名無シネマさん
06/10/27 23:23:13 KbMJEWaw
ハリウッドの場合、プリプロの段階でこの映画のVFXの開発、
研究が出来るという利点があります。
先に、『妖怪大戦争』でストップモーションを使わずにCGでクリエイトしたのも
ポスプロに時間が避けないのも理由の一つでしょうね。
うろ覚えで申し訳ありませんが、昔『帝都物語』でストップモーションを担当した人が、
「ゴーモーションも使いたかったのですが、時間が無くて使えなかった」という趣旨のことを
言っていました。
日本特撮でモーションコントロールが普及しなかったのもポスプロの短さが関係しているのでしょう。
>>290
確かに邦画バブルで一見調子がいいように見える邦画ですが、現実はお手軽な
TV企画を使ったフィルム(映画)ならぬ番組を映画館で上映しています。
脚本を練る、ということをやらないとやばいのは目に見えています。
最も、最近のハリウッドも何でこんな脚本が通ったのかという作品が増えていますが。
>>291
でも以前よりポスプロに時間を割くようになったのは良い傾向だとは思う。
賛成。でも、調子が悪くなってポスプロを短くする可能性があるから邦画には不安を持っています。
293:名無シネマさん
06/10/27 23:41:42 7o2wEXUG
帝都物語は護法童子のSFXが酷かったのしかおぼえてないなー
無理やりアナログハイビジョンシステムを使うもんだからノイズは酷いし
テレシネのせいか輪郭が青くボケてるし。お金も時間もなかったろうなー
294:名無シネマさん
06/10/27 23:58:49 KbMJEWaw
>>293
アナログに限らず走査線方式のHDTVは合成が荒くなる傾向がありますね。
『仮面ライダークウガ』でもHDTVで製作しましたが、合成の出来は悪かった。
『SW EP2』以後のHD24Pは自然な合成が出来るようになりました。
現在の『仮面ライダーカブト』も24Pなので合成は上手いです。
HDを使うのは帝都物語の時は時期尚早だった。こうやって見ると24Pが完成するまで
SWにHDを導入を待っていたルーカスの判断は正しいことが解ります。
日本は新しい技術を使うのは好きですが、それを使いこなすのはあまり上手くない感じがします。
295:名無シネマさん
06/10/28 03:18:44 PD8q5NMK
早いうちから使ってたからノウハウがたまったんじゃないかな
帝都の映像も独特の雰囲気がいい効果だったし
VSモスラのコスモスもHDだったっけ
296:名無シネマさん
06/10/28 06:49:13 Qa/xrECP
>294
クウガは撮影だけHDだけどポスプロと編集はSDだった気が
297:名無シネマさん
06/10/28 13:35:38 JEBKpnyj
>>294
ルーカスはジェダイの復讐のあと、CG技術が発達したら
こんな事がしたいって事を大学や研究所に相談しに行ってる。
そうしたら教授たちに「そんな夢みたいなこと出来るわけないだろ」って鼻で笑われた。
(当時のログインにそういう記事が出ていた。記事は教授よりのスタンスだったけど)
結局ルーカスは自前で投資してILMのCG部門を作り現在の状況を自分で作り上げた。
HP24Pもルーカスの意向が強く働いたからこそ、あのクオリティが達成できたんじゃ
ないかと思います。
298:名無シネマさん
06/10/28 19:52:01 iBN1M6jY
イージスは大人の事情という反則必殺の判定を使わないと
判別できないシーンが多いんだが(こんなに都合よくヘリがこの位置に飛ぶかよとか)
出来の悪い所だけは延々いわれるんだよな。ローレライもそうだった
299:名無シネマさん
06/10/28 22:40:30 2AyvhtNY
スターウォーズのEP2、3で使われHDたカメラはハイスピードじゃないんだよなぁ。
そりゃCG映画のスターウォーズには必要ないかもしれないけどハイスピードの
HDが普及する前にフィルムに絶滅されちゃ困る。
ルーカスみたいに発言力ある人がハイスピード撮影の重要性をメーカーに広めて
くれないものか。現状じゃ需要が少なくて全然値が下がらないよ。
300:名無シネマさん
06/10/28 23:00:13 DncJh60A
ジェネシスはハイスピード可能じゃないの?
「スーパーマンリターンズ」スレで読んだ気がする。
301:名無シネマさん
06/10/28 23:17:25 ebi5GHQ0
まずこのスレの過去レス>>104を嫁
302:名無シネマさん
06/10/28 23:36:44 iBN1M6jY
人間を撮るカメラと高速撮影用カメラは
役割も求められる機能も違う。
必要に応じて使い分ければ良い、
万能選手である必要は無い。
HDでも高速撮影カメラは今現在ある。
303:名無シネマさん
06/10/28 23:52:12 UO/W5bMR
出始めのSONY24Pカメラはちょっとした問題があって、
アメリカの有名人じゃルーカスとあと2人くらいしか万歳しなかった。
他は見向きもしなかった・・・。
所詮ビデオ屋の発想の延長なので、
従来のメーカーがきちんとしたデジタルカメラを出すと、
映画界ではみんな、そっちに行った。
304:名無シネマさん
06/10/28 23:58:33 ebi5GHQ0
kwsk>ちょっとした問題,あと2人
305:名無シネマさん
06/10/29 00:18:46 NmbKWNdd
いまVFXオタのおじさんがシネフェックスとかググって
必死に探してるから
ちょい待てw
306:名無シネマさん
06/10/29 01:51:22 l4OsuyWc
とりあえずNHKの「プラネットアース」で使われているカメラは超スローモーション可能
ただし、一度撮影したらパソコンに取り込みが時間かかる
307:名無シネマさん
06/10/29 11:05:51 /p1pyJOS
>>306
これかな。
URLリンク(www.youtube.com)
308:名無シネマさん
06/10/29 13:39:21 XXMRSkjV
>>298
>出来の悪い所だけは延々いわれるんだよな。ローレライもそうだった
同意。それで他の良いところがあまり語られなくなったりするということが起こるわけだな、イージスみたいに
関係ないけど、アニメの作画が語れる時も似たところあるね。
綺麗とかハイクオリティな作画への賛美よりも、崩れた作画への批判の方が大きいという
>>283じゃないけど、イージスの特撮は例の沈没シーンで損している様なところあるからね。
イージスの場合は本物との判別がしにくい特撮が多いということもあるだろうけど
海戦シーンだって、実際に護衛艦が射撃していると思っている人も何気に多そう。
309:名無シネマさん
06/10/30 03:40:58 ZC2wOrNT
東京国際映画祭で「犬神家の一族」を観てきた
セルフリメイクなだけあって構図からライティングから前作のまま殆ど何も
変わってないのは金田一ファンの自分にとっては逆に嬉しい限りなのだが、
菊人形にすげられたスケタケの生首まで前作と同じく蝋人形っぽくて作り物
臭いのはこの手の造形物の特殊効果が30年間何も進歩してないという事なの
だろうか? それともこれもワザとなのか???
310:名無シネマさん
06/10/30 05:32:45 vkz5JaHk
イージスの沈没がひどいひどいと聞いていたから身構えていたら、「アレ、案外と良いじゃん」と思ってしまった。
艦内が水没するミニチュアや、爆発する艦橋なんてなかなか良いじゃない。
・・・いや、最後の最後、実景とミニチュア沈没を合成したカットはたしかにまずかったが。
けっこう大きなミニチュアで沈没を撮っていたんだから、技術が無いのに合成せんでも。
無理にコンテ通りに撮らず、俯瞰で撮った沈没を衛星画像っぽく処理するとか、臨機応変に対処すべきだったんでは。
メイキング写真で見る限り、合成前のミニチュアだけの方がよっぽどリアル。
>>266
最後の別のロボットと戦ったシーンが、かなり評判悪かったと記憶している。
他のシーンは、暗いシーンが多いこともあって、それなりに見られたと思うけど。
>>293
帝都はやたらでかいオープンセットと、関東大震災は良かった。
311:名無シネマさん
06/10/30 06:26:52 Kbn60uEZ
>>309
造形物は造形物。本物らしく撮ろうと誤魔化しを行わなければ造形物にしか写らない。
でも市川崑の映像のスタイルって「誤魔化し」を認めない方向性に向かってるよね。
小道具でも何でも常にクッキリと見せている。そのせいなんでは?
ところで生首の一部や佐清仮面の切れ目(前作のようにダブ付かせたくなかったので
切れ目を入れないと被れないほどピチピチだった)隠しにCGが使われたと聞いたが
そちらはどうでした?前作の風景に今の金田一を合成して歩かせたり
犬神家の全景をデジタルで作ったり地味ながらいろいろやってるらしいが。
312:名無シネマさん
06/10/30 07:45:06 ptK/9Ap9
>>310
イージスの問題はVFXの出来不出来の差が大きいことなんです。
指摘どおり、水没する艦内のミニチュア撮影の出来は良かった。
問題は全体の沈没シーン。
けっこう大きなミニチュアで沈没を撮っていたんだから、技術が無いのに合成せんでも。
あくまで個人的な推測ですが、イージスのVFXクルーはタイタニックのVFXを研究して
全体的な邦画VFXの底上げをしようとして、結果として荒いところが目立ってしまったのでは?
特撮監督の神谷誠氏は『日本沈没』の熊本城のVFXは上手く行っていた。
自分たちのレベルを上げたい。だが、ある部分では追いつかなかった、ということじゃないでしょうか?
313:名無シネマさん
06/10/30 11:03:25 gyoa6eTy
イージスは全体的にリアルに撮ってるとはおもう。
本物のイージス艦で、本物の制服を着て、本物の缶詰食って。
でも、そのまんまじゃ面白くもなんともないんだよね。
映画的な作り込みをすべきだったのでは?
エアフォースワンも一応、本物とまったく同じセット、みたいな
ことはいってるけど、格納庫とか司令室みたいな場所とか
雰囲気を出すためにデザインされているとおもう。
墜落、沈没シーンが力つきたのはどちらも同じか。
314:名無シネマさん
06/10/30 12:44:57 ZC2wOrNT
>>311
へ~、結構デジタル処理されてたんだ 全然気付かんかったよ>佐清仮面の切れ目,犬神家の全景
でも予告編↓落としてコマ送りで見てみたら、58秒あたりの金田一が走ってる引きのカットは合成臭いな
URLリンク(meta.yahoo-streaming.jp)
なんか昨日からこのAA、佐清に見えて仕方がない…>(゚д゚ )
315:名無シネマさん
06/10/30 20:40:15 nh0ltvSV
出来不出来の差が大きいのは担当した会社のレベル差なんだろうな
316:名無シネマさん
06/10/31 01:00:53 tEiq48VW
>>315
ハリウッドも90年代後半はVFXカンパニーのクオリティーの差が大きかった。
最近はILM,WETA,DD,SPI以外のVFXカンパニーも実力をつけているので
それほどの差は無い。
まだ、日本のVFX(J-VFX)は>>315の指摘どおり、クオリティーの差が激しいので
出来不出来の差が目立つのは仕方がないかと。
317:名無シネマさん
06/10/31 21:57:33 pEnfBzEN
父親たちの星条旗 艦隊の描写が ものすごい
とても作り物とは思えない。
318:名無シネマさん
06/10/31 23:54:21 puj9M4L5
>>317
擂鉢山総攻撃シーンは「凄い」と思ったよ。
まさに目を奪うばかりの迫力だった。
アングルとか、カット割なんかの演出も優れているのだと思うな。
イーストウッドが演出したのだろうか? 製作のスピルバーグがやったような気もするが。
VFXを手がけたのはデジタル・ドメイン。
しかし、あんな攻撃にさらされて日本軍が持ちこたえたとは信じられん。
319:名無シネマさん
06/11/01 00:50:01 5/uw8jeI
ライアン超えた?
あれを超える戦争映画は未だ無いが。
つかもうやってたのか・・・
320:名無シネマさん
06/11/01 01:00:58 5/uw8jeI
日本最高の某会社でもレンダ用PCは150台しかない。
ハワイのFFは700台か1300くらいあった。
ピクサーとかILMはどの位の規模なんだろね?
321:名無シネマさん
06/11/01 02:01:58 jYOlfuzS
>>320
日本のレンダ用のPCのインフラはそんなに少ないのか。
FFの時の設備投資を日本のVFXのインフラ整備にあててほしかった。
>>317-318
デジタル・ドメインは経営陣が変わって以来、ステルス以後仕事を見なかったが
『星条旗』で高いVFXクオリティーを見て安心しました。
しかし、あんな攻撃にさらされて日本軍が持ちこたえたとは信じられん。
日本から見た『硫黄島からの手紙』でイーストウッドとDDがどう描写するのかが楽しみです。
322:名無シネマさん
06/11/01 02:13:43 jYOlfuzS
『父親たちの星条旗』で誤って海に投げ出されて、流されていく兵士のシーンがあるけれど
あれは兵士を含めてフルCG?
それと、主人公がインタビューする元兵士の両手が無い人は本物、それとも
『フォレスト・ガンプ』と同じようにリムーバルしたものなのだろうか?
色調がDIでモノクロ風に見せているところが印象に残った。
323:名無シネマさん
06/11/01 10:22:14 tXqbqmdG
>321
マシンパワーが違うのに台数だけで語られてもな
だいたいFFの投資は赤出して無駄になったじゃないか
324:名無シネマさん
06/11/01 19:18:12 zzaSTY8C
CGなんぞAMIGAで充分だ!
…と言うのは冗談だが、あの時期に特撮をCG中心でやったバビロン5は大胆だったな。
ショボイけど。
325:名無シネマさん
06/11/01 20:10:17 w2jWOlXf
やっぱりコンピュータの技術自体は日本のほうが上なんだろうか
問題はそれをどのくらい使って何をどう作るのかで
イージス見た
沈没カットは4カットくらいあったけどどれがそう?
326:名無シネマさん
06/11/01 20:51:39 4cE8nUJP
CGはアメリカのほうがマシンパワーも技術も格段に上ですがな
日本は3年遅れと思って良い
日本は規模が小さいから会社の名前でなく
カット制作担当人物の力量で品質が変わる。
327:名無シネマさん
06/11/01 21:25:18 nsCFucSi
>日本は3年遅れと思って良い
もしこれが日本映画の現場の意見なら、まあ駄作揃いなのも当然か。
現場には下らんうんちく技術論を喋るやつしかいないとしたらね。
328:名無シネマさん
06/11/01 21:30:57 m6cbMNuW
年寄りが足を引っ張ってる印象があるな
現場知らんが
329:名無シネマさん
06/11/01 21:42:18 LHihsA3r
実写は老害が多いんだろうが
CGはゲーム見てCG始めた若い人ばかりで
ベテランが全然居ないよ。うまい人はゲームのキャラ物CGムービーに行くしね。
40台って極まれ、30後半でベテラン選手で監督、あとは20台オペレーターが
体壊して頑張ってる。辛くて長続きしないんだ
330:名無シネマさん
06/11/01 22:51:30 XYSYkFaE
昔のモデルアニメ映画を観ていると今のCGI 映画に通じるものを感じるんだよね。
クリーチャーの演技とか実写や人間との合成の構図など。この辺りのセンスが
昔から日本の映画人に培われてない事が今の遅れに繋がってるんじゃないか
と思う。PCのスペックでは取り戻せない致命的な差。
観客のニーズがハリウッド映画にある以上それを追いかけるのも大事だけど、
ここはもう開き直って日本独特の技術を個性として伸ばしていくためにCGを利用
するという方向性でもいいのかもしれない。
331:名無シネマさん
06/11/01 23:21:40 lx6Rzf26
幼い頃にスタートレックを観て育ったか、ウルトラマンを観て育ったかの違い。
332:名無シネマさん
06/11/02 00:02:55 jYOlfuzS
>>330
私は着ぐるみもモデルアニメも両方大好きだけれど>>330のようにモデルアニメが
着ぐるみと同時に栄えていたら、日本のVFXももっと栄えていたと思う。
まあ、番組の出来はともかく(笑)『スペクトルマン』の初期や『ミツルギ』のような作品も
成功していれば変わっていたと思う。
円谷英二も着ぐるみにこだわらず、モデルアニメを試してみたかったの、
邦画独特のポスプロの短さで断念しなければならなかったのは惜しい。
『帝都物語』もモデルアニメのポスプロをもっと時間をかけてほしかった。
>>331
ただ、>>331の指摘どおり、文化の違いも大きい。
一方で現在のウルトラマンでANIMEで培った板野サーカスが空戦シーンで生かされているのを見ると
こちらのセンスを伸ばしてほしいですね。
333:名無シネマさん
06/11/02 00:44:02 p2peGJML
東宝特撮でも、良く見りゃ着ぐるみ以外にも、マペットで表情を付けたり、小型モデルや作画合成で距離感をだしたりしていた。
まあ、こういう「小技」が出来たのは余裕のあった初期で、粗製乱造が進行すると、見られなくなっていくけどね。
しかし不思議なのは、マクロスは良くても、メビウスの板野サーカスは、どうにも納得ができないところだ。
やっぱり表現メディアの違いかね…。
334:名無シネマさん
06/11/02 03:18:22 v3w5+QJe
>333
見る側の感性、概念の違いでしょう
「アニメ臭いから駄目」とか言ってる人を見てるとそう思えてしまう
その人たちなりに人生歩んできたんだろうから一概に悪いとは言わないけど
335:名無シネマさん
06/11/02 04:02:39 p2peGJML
>>332
日本でも希に基本スタイルから外れた作品が出来るんだけどね。
大体が「徒花」か「異色作」で終わってしまうのが惜しい。
「ドゴラ」なんて、どちらかと言えば、SFパニック系の話ではあるんだが、
準備不足や、見る側の心構えの問題もあって駄目だった。
「ボーンフリー」なんかは、突き詰めればハリーハウゼンばりの大恐竜もの
になる筈だが、第2弾の「アイゼンボーグ」の後半には、「いつもの」
巨大ヒーローものに先祖返りorz
「マイティジャック」や「スターウルフ」も金は掛かるは、客受けは悪いわで
散々だったみたいだし。
いやあ、制作環境って大切ですねえ。
336:名無シネマさん
06/11/02 04:16:29 +j0cexZv
>>355
本多猪四郎、円谷英二が作った『ガス人間代一号』(だいの字が出なくてごめんなさい)も、
怪獣映画とは違う路線を目指して、いい出来だったのに興行的には振るわず、いつもの怪獣映画に
戻らずおえなかった。
東映も『大鉄人17』のような硬派なミリタリー路線も人気が出なかった。
日本のフィルムメーカーも保守的だけれど、観客はより保守的なのかもしれない。
これは私の推論ですが……
337:名無シネマさん
06/11/02 12:12:22 LEkvbf5X
>335
制作環境と言うか円谷プロが駄目なだけなんじゃないの?
「ボーンフリー」のどこをどう突き詰めればハリーハウゼンになるのか問いつめたいし
「MJ」は1時間ものにするにはシナリオが練れてなさすぎ
「スターウルフ」はゴールデンで放送するには退屈すぎた。
何かを継続させるには、当てる事が第一で
継続するからこそ新しく生まれてくる物がある。
平成仮面ライダーは個人的に嫌いだけど、新しい客をつかんだ事で
生まれてくる技術や継承される技術もあると思う。
話はグダグダだけどな。
338:名無シネマさん
06/11/02 23:32:54 WxFGa7Ys
最新のCG技術から40年前の特撮まで
幅が広いねえ。
339:名無シネマさん
06/11/03 02:15:54 wl5VhGBY
毎度毎度ゴジラかウルトラかライダーしか撮らせない出資者側の保守っぷりも
腹が立つのだが、数年に一度訪れる新企画のチャンスをことごとくドブに捨てる
作り手も情けない。ジュピター、ガンヘッド、ヤマトタケル、ミカヅキ…。
金が無いとか技術が無いとか言い訳する以前にもっと出来る事あるんじゃない
のかと。
340:名無シネマさん
06/11/03 02:18:16 6XndlyK9
技術は作り手が選ぶ必要があんだとおもう。
円谷が着ぐるみを選んだのは、人形アニメーションだと製作時間が
大幅にかかるからでしょ。日本の映画製作に適した方法を選んだとおもう。
ただそれはマイナスじゃなくて、着ぐるみという独自の方法はハリーハウ
ゼンなんかに対抗できる世界的な作品を生み出すわけでね。
人形アニメーションといえば、チェコのトルンカはディズニーに対抗
するためにノウハウがほとんど無いセルアニメーションは作らずに、
人形アニメーションを選んだ。そのもうひとつの理由として、当時は
共産主義だから給料は国から出て、制作にかける時間的余裕もあった。
ただし、ディズニーのような大人数のスタッフは雇えない、というわけ。
他にはサンダーバードとかね。ジェリー・アンダーソンがなんで人形を
使ったのかとか。最終的に実写(謎の円盤UFO)を作るわけだけど。
それを言ったらスターウォーズもあれだね。
状況で技術を選ぶという結論かな。仮面ライダーがつまらんのは、子供向け
で基本的な作り方は昔から変わってないからだろうね。子供には新鮮だよ。
キューブリック曰く、驚かせよってことか。
341:名無シネマさん
06/11/03 02:22:43 2qd6weN2
昔のウルトラマンとかの特撮は子供に見せると、
画面も暗くて汚いしダークな印象で
大抵泣き出す。
ゴジラなんかパッケージもホラーみたいだし
342:名無シネマさん
06/11/03 02:25:32 2qd6weN2
下手に実写でディテールを注ぎ込むと
怖くなるので、子供も見られるように、
見たい物しか画面に存在しないアニメやマンガっぽくなる。
343:名無シネマさん
06/11/03 02:30:46 2qd6weN2
ちなみにオレはセブンが怖い
344:名無シネマさん
06/11/03 02:39:11 4FHhRjrb
>>341
ここに、小1のときに観た「ゴジラ対ヘドラ」をきっかけに映画ファンになった
オッサンがいるわけだが。
345:名無シネマさん
06/11/03 04:10:00 6kNSVbK8
魔界大冒険で怖くて泣いたよ
346:名無シネマさん
06/11/03 04:21:47 i0wGTevQ
素敵じゃないか
347:名無シネマさん
06/11/03 08:31:57 HvYJgLWz
ジュピターもガンヘッドもそう悪くないとおもうのだが
当時リアルで見てなかったからこそまっさらな目線でそれに気がつけたのかもしれない
でもこういう視線て作品評価に何の役にも立たないんだよね・・・
348:名無シネマさん
06/11/03 08:46:49 ChOAF/xT
より高いレベルを望むどころか、ある程度のノウハウを継承
することすら困難なのじゃないかな。日本のSFXを商いに
している人たちは。
ここ数年、ライダーやウルトラが継続している状態が
かろうじて技術継承を途絶えさせない役割を果たしていると
考えられるのだが・・・素人目には。
VFXの方は、まだCMやゲーム関係で需要がありそうだから
ピンキリはあっても発展性を期待できるんじゃないかなー。
349:名無シネマさん
06/11/03 10:22:08 oN1A2mqV
初上映で100人もの観客に異常が起き、打ち切られた作品。
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
350:名無シネマさん
06/11/03 16:19:17 eP8djD59
寒天で海もどきつくったり
自走式の10メートル級戦艦で圧搾空気でドンパチとか
そういうのは継承する価値もない、クオリティが低すぎるわ。
そういう伝統にしがみついてるからダメなんだよな・・・
ベテラン操演者に絶大に支持されてる某監督は、
それでいいのか?とゼロから方法を検討しなおしたり
良いと思ったけど都合で出来ない現場の発案を
実行して良い成果を出している。
351:名無シネマさん
06/11/03 17:11:53 wl5VhGBY
極端だなぁ。
どんな技術もその時必要だから生み出されたのであり、いずれ必要になる時
のために絶やしてはならない。
使える技術はたくさんあるほどいい。適材適所だ。
352:名無シネマさん
06/11/03 23:23:25 irXr2ugo
確かにそうなのだが、>>350には同意してしまう。
すがってばかりで過去の成功を活かしきれてないんだと思う。
トヨタ車がベンツの真似ばかりしてて、
後から真似して作るのになんでかっこ悪いんだ?と
バカにされるのと似てる気がする。
353:名無シネマさん
06/11/04 02:48:03 zd4oL3Wj
個人的に>>350の意見には賛成します。
日本の特撮の場合、コストやポスプロでハリウッドには勝てないので、
独自の道を編み出さなければならないのに、円谷英二が技術が無くて仕方なくやった、
寒天の海を伝統として使う特技監督はナンセンスだと思う。
タイタニックでやったミニチュア撮影とCGウォーターとエレメントの融合をもっとクオリティーを上げて、
見せることが出来れば、ローレライや亡国のイージスのVFXは文句は言われなかったと思う。
354:名無シネマさん
06/11/04 03:04:57 L3OVwUi/
>350の意見も極端だと思うけど
それに同意する方もちょっと知識がなさすぎだw
>日本の特撮の場合、コストやポスプロでハリウッドには勝てないので、
って寒天の海が出来たわけではないよ。そもそも製作された年を考えてごらんなさいな。
だいたい継承するべきは、寒天の海や味噌汁の噴火を発想できる頭脳であって技術じゃない。
寒天の様な発想は80年代VFXまではアメリカでもあり得た話で
(あれは寒天が重要なんじゃなくて、高度の俯瞰になった時の海の質感を表現する素材が必要だったわけで
日本沈没で言えば糊、スター・ウォーズで言えば雪の代用品と言った風に形を変えて生きている)
味噌汁の噴火なんかはそれこそボリュームレンダリングで雲や煙のCGが完成するまで
当たり前のように90年代まで生き続けたわけです。
355:名無シネマさん
06/11/04 03:16:54 VwfEe1qN
水しぶきのために巨大ミニチュアをつくる円谷発想よりも
しぶきを白砂でやるセンスだよな
356:名無シネマさん
06/11/04 03:19:02 P9lqV4D/
伝統だからという理由で寒天の海を使う監督などいない。その時の予算や時間との
にらめっこでやむなくやってるだけの事。
実景の空撮やCGの海をどこの作品でも使えると思ったら大間違いだ。
357:名無シネマさん
06/11/04 03:26:17 zd4oL3Wj
そう言えば、ゴーストバスターズの1作目でマシュマロマンが踏み潰す消火栓
から出る水が、実は砂だったのには驚いた。
あのシーンは長年謎だったが、DVDの解説で初めてトリックを知った。
また、最近ではボウケンジャーでも滝のシーンを砂で表現していた。
やはり特撮、SFX、VFXはセンスで見せるものなのだな。
>>356
ID4のデストロイヤー出現のシーンの雲もタンクにインクをたらして作った
物ででした。最初に見たときはフルCGだと思いました。
自分の不明を恥じています。
358:名無シネマさん
06/11/04 03:30:22 L3OVwUi/
>355
一応、ウルトラセブンのウルトラホーク3号が滝から出動するシーンは
水では無く、砂なんですけどね。
これもまた円谷発想。
359:名無シネマさん
06/11/04 03:36:33 zd4oL3Wj
>>358
ごめんなさい、忘れていました。
でも、ウルトラシリーズといえば『ウルトラQ』『ウルトラセブン』の絵の具を使った
フィルムの逆回しのタイトルは今でも上手いと思う。
あと、作品の出来はともかく『ウルトラマン80』の空気感のあるミニチュア特撮も良いですね。
問題は作品の出来だったのですが……
360:名無シネマさん
06/11/04 11:10:06 d6Q2klRq
>350
某監督ってHのことだよね?
そのベテラン操演者の本図書館でちょっと立ち読みしたよ。
しっかりと内容は覚えてないけど、面白いことやる人だなという印象を覚えた
361:名無シネマさん
06/11/04 12:40:19 DvC07SIo
日本映画の糞CG・VFXが1カット3日程度で作られるのに対して、
メジャーなハリウッド映画はその10倍の期間(金)をかけてる。
英語圏じゃない日本映画はどうやったって興業収入が限られてるわけで、
この先も状況はかわらんだろな。
362:名無シネマさん
06/11/04 13:56:04 zd4oL3Wj
>>361
上のほうでも語られていたけれど、日本でモデルアニメが主流でないのも
CG技術が今ひとつになってしまう理由の一つになってしまうのでしょうね。
>まだ、後編は見ていませんが(込んでいるので)デスノートのリュークのCGの出来は悪かった。
怪獣映画や特撮ヒーロー物ならOKな出来でも、あの手の作品ではあのクオリティーは良くない。
日本にも優れたVFXアーティストはいるので、アメリカやヨーロッパ並みの予算はかけなくとも
それなりのキャラクターアニメーションを作り上げてほしいです。
363:名無シネマさん
06/11/04 15:00:19 yNcrmCE0
つまるところSFXはセンスなんですかそれとも予算なんですか?
どっちなんでしょう?
364:名無シネマさん
06/11/04 15:04:58 zd4oL3Wj
>>363
その両方がバランスよく取れているのが、理想です。
ダメ映画と知られる『パール・ハーバー』(PH)はいかにILMによるVFXが優れていても
映画としては産廃でしかない。
PHも大予算、VFXはILMの一級線のクルーと恵まれていましたが、フィルム(映画)としてはクズです。
センスと予算のバランスが取れている映画はハリウッドでもそれほど多くないのが現実ですね。
365:名無シネマさん
06/11/04 15:49:17 Ky0V9iYr
方法論じゃねえな。
作品なんだから作家、監督、作り手の才能と情熱しかないね。
366:名無シネマさん
06/11/04 16:05:34 zd4oL3Wj
例えとして、ジェームズ・キャメロンの初期作品『ターミネーター』『エイリアン2』
は当時のVFXのレベルから見てもVFXのクオリティーは低いものでした。
でも、完成した『T1』『A2』はVFXのレベルを忘れられる出来でした。
その後、キャメロンは『アビス』以後はVFXは常にトップレベルのクオリティーでフィルムを撮っています。
逆に言うと初期の2作品の出来が高くなかったら、その後のキャメロン作品のVFXを高く出来なかったわけです。
ただ、最近はILM、WETA、DD,SPIなどに発注すればVFXのクオリティーは高い物が出来るので
安易にフィルムメーカーたちがVFXに頼ってしまう、という現象が出ています。
これはVFXスタジオの問題というより、フィルムメーカーやスタジオの映画制作に対する姿勢の問題でしょうね。
367:名無シネマさん
06/11/04 16:24:00 smMcxnZs
T1やエイリアン2にCGなんてあった?あれVFXじゃなくてSFXだと思うけど
368:名無シネマさん
06/11/04 16:57:10 WVIdKTcB
CGの有無は呼称と関係ないのでは
SFXはプリプロ段階・撮影中の特殊効果
VFXはポスプロ段階の視覚効果…って認識で良いんでしょうか?
SPFXってのもありましたね
369:名無シネマさん
06/11/04 18:13:41 zd4oL3Wj
>>367
>>1を読んでSFX,VFXを考えてください。
確かにT1,A2はVFXよりSFXのほうが多いけれど、T1のエンドスケルトンの
ストップモーションはポスプロでFXを加えますので、VFXでしょう。
プラズマライフルのビームも光学合成ですがVFXです。
>『エイリアン2』は宇宙船をモーションコントロールで撮ったシーンやドロップシップのしpんがVFX。
(正直に言って当時のILMのレベルからは低かった)。
確かにCGは使ってはいませんが、オプチカルでもVFXは立派にあります。
>>368
詳しい解説に感謝します。
>SPFXってのもありましたね
ダグラス・トランブルはそのクレジットを使っていましたね。
今、トランブルは何をやっているのだろうか?
370:名無シネマさん
06/11/04 18:17:02 zd4oL3Wj
訂正。
>『エイリアン2』は宇宙船をモーションコントロールで撮ったシーンやドロップシップのしpんがVFX。
ドロップシップのシーンがVFX。
でした。誤字で迷惑をかけました。
371:名無シネマさん
06/11/04 18:39:54 smMcxnZs
作ってた80年代当時は、パンフ等でそれをVFXとは
呼んでいないよ。
2ちゃんねるだけじゃないかな。
広義じゃコンピュータ使うのがVFXだと思うよ。
オプティカル部門もSFXだった。
372:名無シネマさん
06/11/04 19:04:27 ttKrtvqd
トロンの電子バイクとかは、当時どう呼ばれてました?
コンピューターグラフィクスって言われてました?
373:名無シネマさん
06/11/04 19:14:33 zd4oL3Wj
URLリンク(www.generalworks.com)
を読むと、ILMでさえ当時はVFXとSFXの境があいまいだったのだな。
ブライアン・ジョンソンはSFXの人材でメカニカルFXを専門だったが、エドランドはVFX部門の
スーパーバイザーだった。
SFXとVFXがきちんと分かれて表記されたのは90年代後半からのような気がする。
うろ覚えだけれど『ID4』のエンドクレジットにはVFXという表記が出ていたような気がする。
意外にVFX,SFXの違いははっきりしないものだな。
374:名無シネマさん
06/11/04 19:59:50 y43Xvlye
>>359
あれは斬新なカットだな 特撮とは関係ないけど
セブンのオープニングで怪獣やらメカがシルエットで
でてくるのは 今見てもかっこいい
375:名無シネマさん
06/11/04 20:58:14 tU2T6oDr
>>374
あれは今の若い人にはどう映るんだろう アナクロな手法だから
376:名無シネマさん
06/11/04 21:13:55 8k7lDHBf
>>372
そういわれてたが、マニアはタダのアニメだと知ってた。
377:名無シネマさん
06/11/04 21:14:42 y43Xvlye
>>375
わからない ただ言える事は 、オープニングだけ
みても あんまり感動はないだろうな
いま思い出したけど、背景のマーブル模様? 途中で逆回転するんだよなぁ
378:名無シネマさん
06/11/04 21:24:39 y43Xvlye
>>375
見てみたけど インパクトはあると思うよ。
映像だけでなく 音声もすごいし
なにか異様なものが始まるという雰囲気は伝わると思う
379:名無シネマさん
06/11/04 22:25:52 yNcrmCE0
>>376
電子バイクはアニメじゃなくてCGだよ
まあ、あの映画のほとんどはハイコントラストフィルムで撮った絵に
台湾のアニメーターが色づけしたものだけど。
380:名無シネマさん
06/11/04 22:48:36 j9XZIgdX
マクドナルドのCMで、PCで描いたワイヤーフレームを
アニメーターがセルアニメに仕上げたのがあったよな。
スクラッチカードをF1マシンが削っていって「必ず当たりが隠れてる!」ってやつだったかな。
381:名無シネマさん
06/11/04 23:58:25 P9lqV4D/
>>369
正直あなたの呼び方には賛同できない。あなたがそう呼ぶのは勝手だが他人が
そう呼ばないからといって否定しないで欲しい。
382:名無シネマさん
06/11/04 23:59:15 jC2xrl64
なんちゃてワイヤーフレームCGと言えば「2001年宇宙の旅」
だが一番ぶったまげたのが「ニューヨーク1997」
ありゃ反則だろ…。
>>377
ウルトラセブンOPの影絵背景の「あれ」は、湖で波を撮ったものが素材だそうだ。
円谷のタイトル画面は結構凝ってて面白いな、ウルトラマンタロウの立体的なタイトルなんて、
CGIで番組タイトル出すようになってからのセンスを先取りしてる。
そこら辺は腐っても特技プロダクションだな。
383:名無シネマさん
06/11/05 00:18:32 YL3bDrWF
>>382
そこが特撮マンのアイデアってヤツですよ。
あの当時は、単なるワイヤーフレームCGでも
1秒100万円とか言われてた頃だったんだから。
384:名無シネマさん
06/11/05 00:22:02 keLSiPm0
>>381
そうかね?
SFX、VFXと言う言葉の意味を突き詰めれば>>369の言うとおりだと思うけど。
今は「特殊撮影」における「視覚効果」の割合が多いから、「VFXスーパーバイザー」
と言う肩書きの人が「特殊撮影監督」みたいな位置にいるだけで、昔から「視覚効果(VFX)」の
セクションは存在したよ。それを総括していたのはSFX分野の人だったかも知れないけど。
とにかく>>1-2 >>253-256 >>368を良く読め、と言いたい。
80年代辺りの「SFX」ってのは「特撮」に代わる新語として便利に使われていただけだと思う。
385:名無シネマさん
06/11/05 00:35:58 FXtIFpDx
>>384
おまえ、2chやWikiなんて適当だろうが・・・
VFX
特に、撮影現場での効果やフィルム上の光学合成(オプチカル合成)などの効果をSFX(Special Effects、特殊効果)
と呼ぶのに対し、主にフィルムをスキャナでデジタル化したものを光学処理と同様な処理などをコンピュータ上で行う、
コンピュータグラフィックスなどを加えた、撮影後のポスプロ段階に付け加えられる効果を呼ぶ。
PC使ったデジタル処理がVFX。だってさ
386:名無シネマさん
06/11/05 00:38:19 FXtIFpDx
マトリックスの映画パンフでも上記の感じでSFXとVFXを区別していた。
「ルーカスのSFX工房」とか読むと、80年代はVFXなんて出てこない。
387:名無シネマさん
06/11/05 00:59:58 fdIVDTGv
全部、中子真治が悪い。
388:名無シネマさん
06/11/05 01:09:12 JxE1Sdq2
言葉の定義なんかでもめてもつまらないんでやめようや
もともとスラングが発祥なんだから時代や人によって
使われ方が変わっているのは当たり前
389:名無シネマさん
06/11/05 01:47:38 fdIVDTGv
>>380
本調べてたら、これ出てきました。
URLリンク(www.jp01.net)
こんなのも当時ありましたなぁ。youtubeにupしてくんないかな、誰か。
URLリンク(www.jp01.net)
390:名無シネマさん
06/11/05 02:58:25 rweLgb2H
日本にVFXという言葉が無かった時代の映画をSFXと呼んで何が悪い、という
思いはあるな。何故今更呼び方を変えろと指図されにゃならんのかと。
あと>>366では全ての特撮をひっくるめてVFXと呼んでるだけなのに>>369では
SFXとVFXを使い分け、にもかかわらずポスプロ通してればVFXであると無理や
りこじつけてるように見える。
>>368に同意するのであればストップモーションもモーションコントロールもSFXで
あり、その素材を合成して仕上げる作業がVFXだと言うべきではないか? そもそも
シーン単位でSFXかVFXか区別する事自体ナンセンスではないか。
どんな特撮シーンであろうとビームが描かれていればVFXだ、と言い張るのも止め
はしないが他人に指図する説得力は感じられない。
391:名無シネマさん
06/11/05 04:12:23 fC/HDxZB
>>384
確かに日本でも東宝特技や円谷プロには視覚効果というクレジットはありました。
デジタル技術でポスプロを視覚効果をVFXと呼んでいいと見てよろしいでしょうか?
>>386
確かにそう表記されていました。
ワイヤーアクションもポスプロでリムーバルをしますが、SFXの範疇に入りますから。
ただ、いまだに迷っているのはブレット・タイムはSFXとVFXの表記があって、私にはいまだにどちらかにするか解りません。
一応VFXにしていますが。
>>381-390様
確かにご指摘どうり自分の考えを押し付けてしまって申し訳ありませんでした。
お詫びいたします。
スレッドを読んでいて考えさせれたのは、自分がSFX、VFX、特撮に対して知っているようで知らなかったことです。
この点は本当に恥ずかしいです。
皆様に間違いを指摘されて、反省しています。
>>1とは別にSFXとVFXの違いを明確に紹介したサイトは無いでしょうか?
探していますが、なかなか見つからなくて。
392:1
06/11/05 04:40:59 GvRoyvYH
テンプレのリンクに↓入れ忘れてた
IMAGICA専門用語辞書[五反田コレクション]
URLリンク(www.imagica.com)
日本において、この手のパイオニアであるイマジカのサイトでさえ↓のように曖昧なんだから
厳密に定義してるトコなんて無いんじゃない? URLリンク(www.imagica.com)
個人的には撮影方法というより時代で区別してる感じだな
メリエスにはじまり円谷プロあたりまでのフルアナログで全部を撮ってた頃>特撮
モーションコントロールカメラ等コンピューターで制御する機材を導入しだしてから>SFX
DIP、CGIなどコンピューターグラフィックスで映像を直接いじるようになって>VFX