07/02/06 11:27:04 fMcnR95N
映画では「俺はシロを信じる!」だけだったけど、
原作では「何を信じる?」と問われて「シロ」と答えたあとで、
シロが植えたリンゴの種のことを語り始める。
こんな町にリンゴの種を蒔いて芽が出るはずはないと、ひそかにシロを
バカにしていたと、でも芽は出たと。
そうして、イタチに「おまえについていくぐらいなら俺は死ぬ」と言う。
イタチの言葉にある真実があることも自分の中にイタチがいることも
知っている、でも自分はシロと生きていくし自分の中のイタチに屈する
ぐらいなら死を選ぶ、と、もの凄くハッキリした意志をクロは見せている。
映画ではそれが省かれているから、再会のシーンも意味がはっきりせず、
あれこれ憶測を生むんだろうな。