原恵一 最新作 河童のくれた贈り物 公開決定at CINEMA
原恵一 最新作 河童のくれた贈り物 公開決定 - 暇つぶし2ch124:名無シネマ@上映中
07/02/16 03:41:36 gpkXiI2k
某ブログに原画に参加したと言う人がコメントつけてる。

映画は2時間強の長尺でしたが、意外なほど長さを感じませんでした。
むしろ終わりに近づくにつれ、「もう終わりなのか、もっと観ていたいのに」という気持ちが沸き起こってきました。
初号ではエンドロールがついていなかったため、本編終了とともに上映も終わりでした。
エンドロールがあれば、余韻に浸れる分、さらにいい映画になるでしょう。

某氏が「30分足りない」と言っていた件は、実際には3時間近くあったフィルムを2時間に編集したことを言っているのでしょう。
アニメーション映画は、コンテ上で尺を決め極力無駄な作画をしない、というのが通常です。
しかしながらこの作品では、監督がコンテを書いているうちにどんどん話が膨らんでいき、なんと3時間近くにもおよんだということです。
本来ならこういう状況になる前にプロデューサーから「ストップ!」がかかるはずなのですが、そのまま作業を継続させたことは驚異といわざるを得ません。
「切る」とわかっているフィルムを作ることは贅沢のきわみです。
古今東西、このような作り方をされたアニメは聞いたことがありません。
監督への信頼の表れといっていいでしょう。

一つ難点をあげれば、全体的に作画のバランスがとれていないことでしょうか。
カットごとに顔が変わったり、等身が違ったりするのはきびしいものがありました。
ただこれはプロの目線で見たものなので、一般の人には気にならないかもしれません。
初号の後でもリテーク作業をしているようなので、公開時には改善されているとは思いますが・・・

全体を通していえることは、非常に映画としてまとまっている、ということです。
見終わった後、本当にすがすがしい気分になれます。
とはいえ、決して「感動」だけを前面に押し出しただけのほのぼのした作品でありません。
劇中「殺し」のシーンもいくつか出てきますが、容赦ない表現で観る者をドキリとさせてくれたりしています。

オマケですが、河童以外にも「妖怪」が出てきます。
こちらも河童同様、これまでの妖怪のデザインとはちょっと変わっていておもしろいです。



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