03/09/08 23:03 WmjoAUbw
>>715,>>717は、それなりに興味深い考察ではある。
>>716が、自分では考える力が無いので他人の褌で相撲を取ろうとしているのも
何気に笑えるものがある。
でも大事な点を見落している。
最初にガイシャが、犯人の別荘から電話局にかけた電話だ。
これは、個人から局へかけた通話ゆえ、個人間の通話記録と異なり、
記録が確実に残ると思われる。
この辺から、謎解きしていった方がミステリとしては、納得が行く仕上がりに
なったものと思われる。
しかし、「構想の死角」というミステリの最大の疵は、いかに陪審員制とはいえ、
最後の犯人の自白(とまで言えるかも疑問)だけでは、公判維持が無理なのが
見え見えなこと。
あれだけ穴が多い犯行なのだから、犯人の別荘、自動車等を科学捜査し、
物証を得て追い詰めて行くという展開が妥当である。