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東京都足立区の住宅で、全国長寿の上位で都内最高齢の111歳だった加藤宗(そう)現(げん)さんと
みられるミイラ化した遺体が見つかった事件で、加藤さんに現在まで振り込まれていた妻の遺族年金
計約950万円のうち、約610万円が引き出されていたことが30日、警視庁千住署への取材で分かった。
同署は家族が引き出したとみて、詐欺容疑で捜査している。
同署によると、加藤さんは妻が死亡した平成16年8月以降、妻が加入していた公立学校共済組合の
遺族年金を月額約16万円を受給していた。年金は加藤さんの口座に振り込まれていた。
同署が加藤さんの口座を調べたところ、残高は約340万円で、約610万円が引き出されていた。
このうち今年7月中旬には6回計約270万円が引き出されていることが判明している。
加藤さんは自室で約30年前に死亡したとみられており、家族が不正受給を継続し、口座から現金を
引き出していたとみられる。
加藤さんは遺族年金を受給するまで、老齢齢福祉年金を年間約40万円受け取っており、日本年金機構は
「制度開始の昭和36年から受け取っていた可能性が高い」と指摘している。
加藤さんとみられる一部ミイラ化した白骨遺体は28日、自宅のベッドで発見された。孫の女性(53)は
同署に対し、「祖父は三十数年前に即身成仏するということで部屋に閉じこもっていた」と説明している。
ソース
産経新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)