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・やせこけた幼い2人は、ワンルームマンションの一室で寄り添うように倒れていた。
大阪市西区で30日未明、幼児2人が遺体で見つかった事件。ごみが散乱する室内に
全裸で横たわり、一部白骨化するなど長期間放置されていた。母親とみられる女性
(23)は、同僚にネグレクト(育児放棄)を認め「ほったらかしているから、死んでいるかも」と
言い残したという。
「子育てをどうしたらいいか分からない。死にたい」。女性は勤務先の風俗店従業員に
相談し、約1週間前から欠勤していた。遺体発見の直前に、この従業員が電話を入れると
「ごみだらけやから見に行かんといて」と告げ、子供が死んでいることをほのめかした。
「ここ1カ月は夜泣きが聞こえなかった。もしかしたらとは思っていたが…」。同じ階に住む
バイト男性(27)は、こう言って肩を落とした。
現場の部屋は「ごみ屋敷同然」といい、ベランダには大量のごみが積み上げられていた。
ひどい異臭で、窓も開けられない状態だったという。
また、悲鳴に近い子供の泣き声が、昼夜を問わず廊下に響いていた。2軒隣に住む女性
(27)は「尋常じゃなく眠れないくらいだったが、6月ごろからやんでいた。もしかしたら
虐待かな、と管理会社に連絡した」と打ち明け、「本当にショックです。どうにかして
あげたかった」。
マンションがある南堀江地区は、大阪有数のファッション街。
大阪市の児童虐待ホットラインには今年3月以降、この部屋から「子供の泣き声がする」
という通報が相次いで寄せられていた。こども相談センターの職員らが5月中旬までに
計5回家庭訪問したが、インターホンに応答はなく、声も聞こえなかったため、連絡するよう
メモを残して立ち去っていた。センター担当者は「できる対応はした。結果は残念で、
重く受け止めている」とコメントした。
5月中旬には、マンション住民から虐待を疑う110番通報が寄せられていたが、現場に
向かった西署員も異常を確認できなかった。一方、女性の勤務先の風俗店は報道陣に
「何も分からない」と繰り返した。(抜粋)
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