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★クマに襲われたカナダ人女性、「死んだふり」で命拾い
[コディ(米ワイオミング州) 28日 ロイター] イエローストーン国立公園にも近い
米モンタナ州ギャラティンのキャンプ場で28日未明、男女3人が野生のクマに襲われたが、
そのうちの1人は「死んだふり」をして命拾いした。
1人が死亡した今回のクマ襲撃で助かったのは、カナダからの旅行者デブ・フリールさん(58)。
テント内で就寝中、クマにかまれて目が覚めたという。搬送された病院のベッドで電話取材に応じ、
恐怖心と戦いながら危機を切り抜けた当時の様子を語った。
最初は「一瞬のうちにクマの歯が腕に食い込むのを感じ、骨が折れたのが聞こえた。悲鳴を上げたが、
それがクマを怒らせたらしく、さらに歯を食い込ませてきた」という。「それで死んだふりをしようと
決めた。ぬいぐるみ人形のように、すべての筋肉をだらりとさせた」と話した。
パニックと戦いながら落ち着きを失わなかったことが、生死を分けるカギだったようだ。フリールさんは、
体をリラックスさせるとクマのあごからも力が抜けるのが分かり、間もなく「自分を離して歩き去った」
と説明。その試練は35─40秒間の出来事で、隣のテントで寝ていた夫でさえ気づかなかったという。
初めて訪れた地で遭った災難だったが、キャンプの経験が豊富なフリールさんは「クマを恐れてはいない。
敬意を持っている」と語っている。
7月29日18時9分配信 ロイター
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