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【新唐人2010年7月28日付ニュース】中国の不動産バブルははじけるのか。本日はハーバード大学の教授やエンロン事件を予測した投資家などにお伺いします。
あるドイツの新聞は、かつてIMFの経済顧問を務めたことのある、ハーバード大学のロゴフ教授の話として、中国バブルの崩壊を伝えました。
中国の経済学者、茅さんも「中国の不動産バブルは、近い将来崩壊するだろう」と予測します。
茅さんによると、2~3年前に出現した中国の不動産バブルは、一部富裕層が不動産の値上がりを待って売り抜けたのが原因です。
政府の景気刺激策による銀行の貸付金の増加も、バブルに拍車をかけました。
しかも、バブルは消化よりも崩壊する可能性のほうが高く、その上、崩壊したら長期的な不況を招く恐れがあると指摘します。
中国の著名経済学者 茅於軾「バブルが崩壊したら、その影響は長期化し、10~15年にわたるかもしれません。各産業がこの影響を受けます。
中国経済がここまで来たら、仕方がありません…消化するなど、不可能に近いです」
ロゴフ教授は、バブル崩壊後の中国経済成長率は2%にまで下がるとし、高度成長に慣れた中国にとって、これは深刻な経済危機だと指摘。
これには茅さんも同感します。
中国の著名経済学者 茅於軾「バブル崩壊後は、家の新規着工が減ります。中古物件が売れ残るから、そうなると、雇用に響きます。
建設業は雇用を創出しますから。家電や内装、家具業界も関係があるので、影響を受けます。だから雇用が大きく減り、GDPも下がります」
実際今、中国の建設業界は需要が低迷しているため、鉄鋼価格も下落しています。(>>2-以降へ続く)
記事引用元:新唐人電視台
URLリンク(www.ntdtv.jp)