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>>1からのつづき
◆PC生活に潜む罠
ではなぜ、暴行は年々増加傾向にあるのか。
セロトニンは、運動や太陽光を浴びることで分泌が促進される。有田教授は、パソコンが爆発的に普及した「IT革命」や、
ネットカフェなど24時間営業店の増加で人々が運動不足と昼夜逆転生活になり、セロトニン欠乏に陥っているとみる。
警察庁の犯罪情勢では、暴行での年齢別摘発人数は、過去10年で30代で3倍。40代で4倍。有田教授は「体を動かし、
太陽光を浴び、人と触れあう。日常的に継続すれば克服できるでしょう」と話す。
セロトニン欠乏は駅員への暴行の一つの要因と考えられ、「客商売のため、駅員は殴り返してこない」という概念から、
駅員がターゲットになっているという指摘もある。相次ぐ暴行を受け、民鉄協などでは今月、暴力防止の啓発ポスターを
制作。ひびの入った家族の写真が、「ほんの一瞬、たった一度の暴力行為が、大切なものをすべて壊す」と訴える。
「キレる」仕組みを知り、予防することが生活を守る一歩になりそうだ。
■増える中高年の犯行
民鉄協が把握した鉄道係員への暴力行為の件数は、19年度(751件)、20年度(752件)と比べ、昨年度は869件と
大きく伸びた。発生場所は改札が45.2%で最も多く、ホーム(29.6%)、車内(12.1%)と続いた。
一方、警察庁の統計によると、過去10年で暴行による摘発人員は30~50代で大幅増。30代は12年が1502人、
21年が4846人。40代は12年が1125人、21年が4244人。50代は12年が1255人、21年3318人-となっている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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