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山梨県などが2012年を目標に準備を続けている富士山の世界文化遺産登録が、
準備の遅れから、少なくとも1年間先送りされることになった。12年登録のためには、
国連教育科学文化機関(ユネスコ)に出す推薦書の原案を今月末までに文化庁に出す必要が
あったが、山梨県の横内正明知事は28日、関係する県内自治体の首長らと開いた推進協議
会で、原案提出を来年7月に先送りすることを明らかにし、了承された。
当初は「5合目から山頂」となっていた遺産登録の対象候補が、専門家の指摘を受けて
「2合目から山頂」へと拡大。富士五湖についても対象範囲が広がったが、登録に必要な
文化財の指定を受けていなかった。指定には355件もの権利者から同意を取り付けなければ
ならないが、規制が強まることなどを懸念する貸しボート業者らから「営業面で支障が出る」
と反発が出ていた。
asahi.com 2010年7月29日7時1分
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